【感想・ネタバレ】妖異博物館のレビュー

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Posted by ブクログ

 舟幽霊、轆轤首、人魂、化け猫、河童、など、江戸期から明治期にかけて書かれた不思議話を蒐集、分類した妖怪博物学の名著。昭和38年に刊行されたが、その内容は現代に至っても時代遅れの感はない。むしろ時を経たことで、かえって素晴らしいものである、と再認識してしまうほどの完成度だ。

 水木しげるの妖怪事典にはまった人にはお薦め。

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2012年03月05日

Posted by ブクログ

江戸時代の随筆から怪異譚を集め、妖怪や怪事ごとに分類した一冊。ただただ興味深く面白いです。『続妖異博物館』もお薦め。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

江戸時代の随筆から不思議な話を集めたアンソロジー。
謎の山伏に「未来と過去のどちらがみたいか?」と尋ねられて「未来が見たい」と答えると、崖に生えた松に首をくくられたまま30年間放置され、その後子孫の家に暮らすという話が面白かった。

山伏(天狗)がなぜこんな事をするのか、さっぱりわからないところが不気味で良い。

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2011年10月15日

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