ゆれる

ゆれる

小説・文芸
621円 (税込)

3pt

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「ディア・ドクター」「夢売るふたり」「永い言い訳」など、
濃密な人間関係を題材に作品を生み出し続けてきた映画監督・西川美和氏の小説処女作

田舎を嫌って都会に出た奔放な弟・猛と、田舎に残り実家を継いだ実直な兄。
対照的な二人の関係が、幼馴染みの女性の死をきっかけに、大きく揺らぎはじめる……。
2006年に公開され数々の映画賞を受賞した同名映画を監督自らが初めて小説化。
文学の世界でも第20回三島由紀夫賞の候補になるなど、大きな評価を受けた。解説・梯久美子

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春文庫
  • タイトル
    :
    ゆれる
  • タイトルID
    :
    423486
  • ページ数
    :
    240ページ
  • 電子版発売日
    :
    2017年02月03日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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ゆれる のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    原作を読んで映像化されたものを観ると物足りなさと自分の中で描いていた俳優と違うこともありなかなか満足できる作品に出逢えていないという話を同級生としていたらこの本と映画を薦められた。原作、脚本、監督を作者一人が作り込むと一体感が生まれるのが納得てきました。shukawabestありがとう。

    0
    2024年03月24日

    Posted by ブクログ

    大学生の時に観て、邦画の面白さを教えてくれた作品。小説が原作ではなく、映画を小説化したものです。
    田舎に残った兄と自由奔放な弟。その兄が吊り橋から女性を突き落としてしまう。目撃者は弟とだけ。
    果たして本当に兄が突き落としたのか、それとも事故か。
    まさしくタイトルの通り、弟を始め登場人物の感情が揺れている。映画よりも小説の方がその変化が饒舌に語られていて、貪るように読んでしまった。
    また映画をやるようで楽しみです。

    #読書 #読書倶楽部 #読書記録
    #ゆれる
    #西川美和
    #ノベライズ
    #2016年88冊目

    0
    2016年09月29日

    Posted by ブクログ

    やはり西川美和はただ者ではなかった。
    あの邦画史上に輝く名作『ゆれる』の小説版である。小説では映画では描かれなかった背景事情や心理が精緻に描写され、他方映画では小説よりも読者に考えさせる余地を多く残し、お互いに補完して一つの世界を作りながら、それぞれ一つの作品として屹立している。
    多くは語るまい。が、どちらかと問われれば(彼女の本業である)映画の方に軍配が上がること、映画を先に観ることを勧めることを記しておく。

    0
    2016年01月20日

    Posted by ブクログ

    家族内の不和は、それまで上手くいってた均衡がひょんなことで崩れることで起きるということを実感した。この話の場合は、誰からも認められるいい人であった稔の変化。話が進むに連れ、登場人物達の独白が問題の核心に触れ始め、見ているこちらまで揺さぶられるものがある。

    0
    2012年11月07日

    Posted by ブクログ

    一言で言うと兄弟愛。
    だが今作の”それ”は、ポップなものではなく、ディープでグロく、それでいて美しいものであると感じた。

    0
    2026年10月08日

    Posted by ブクログ

    最後の最後まで真相は明かされず、おそらく読者の数だけそれぞれの解釈があるのだと思う物語です。
    タイトル通り、吊り橋の物理的な「ゆれる」から、兄弟間の「ゆれる」、幼馴染との関係の「ゆれる」、そして読んでいる自分自身が物語を進めるにつれて、どんどん大きくなるゆれを感じました。
    結末がはっきりしないので、読み終わった後もモヤモヤ感は残りますが、そももやもやの余韻を楽しめる一冊でした。

    0
    2026年04月24日

    Posted by ブクログ

    古い作品だけど、映画を観て本を読んだ。
    映画だけでは分からない登場人物の心理描写が本を読んだら良く分かるから、映画を観ても本を読むことをお勧めします。
    地味でいい人のお兄さんと、派手で好きに生きている弟。お兄さんはいろんなことを我慢していい人になっていた。
    でも、1回のきっかけで爆発してしまった。
    お兄さんは自由に生きるために行ってしまったんだと思いたい。

    0
    2025年09月08日

    Posted by ブクログ

    生まれ故郷を飛び出し写真家として成功をおさめる弟。実家のガソリンスタンドを父親に望まれるまま引き継いだ兄。自分の感情を表現する弟。鈍いふりを続けた兄。
    二人に関わる幼馴染の女性は、若い頃、弟と関係を持ち、現在は、兄に望まれている。二人の関係は、その女性の死の真相をめぐり逆転していく。家族の支配者が変わった時、そして不在となった時、ギリギリの家庭は、崩壊を迎えてしまう。
    兄弟の支配と嫉妬は、終わりを迎えても、次の関係を築く事ができなかった。
    ご自身の映画のノベライズとのことで、田舎を行く道、法事の親戚の集まり、ひなびた渓谷と、読み始めから、知っているような情景のイメージに入り込めました。兄弟の隠していた感情の描写が印象的で、苦しさが伝わってきました。

    0
    2023年03月30日

    Posted by ブクログ

    6人の視点で語られる内容は饒舌で内容を理解するには集中が必要だった。人間の色々な思いが交錯して理解するのが難しい。2人の父親もまた兄弟で弟という立場。兄と弟の幼少時期からの複雑な関係性。そしてへ互いの本当の気持ちが裁判の法廷で明らかになっていく。

    0
    2019年12月15日

    Posted by ブクログ

    人は内にどんなものを秘めているのか。
    それは誰にもわからない。もしかしたら自分自身でさえわかっていないのかもしれない。
    同じものを見ても人それぞれ捉え方は違ってくる。
    隣の芝生は青いとは言うけれど、どんなに近い存在でも同じなのだろう。
    いや、近い存在だからこそ羨む気持ちはもっともっと大きくなってしまうのかも。
    人とは多面体で出来ている。
    一方から見ただけでは理解することは出来ないし、ときには他者から見た自分に身動きがとれなくなってしまうこともある。
    傷つけられた心は、どうすれば癒されるのだろう。
    傷つけ返したとしても何も得るものはないような気がするのだけれど。
    心理描写が素晴らしかった。
    繊細に、丁寧に、物語に乗せて痛みが伝わってくる。
    読んでよかった。素直にそう思える物語だった。

    0
    2017年03月17日

ゆれる の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春文庫
  • タイトル
    :
    ゆれる
  • タイトルID
    :
    423486
  • ページ数
    :
    240ページ
  • 電子版発売日
    :
    2017年02月03日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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