蝶々殺人事件

蝶々殺人事件

946円 (税込)

4pt

原さくら歌劇団の主宰者である原さくらが「蝶々夫人」の大阪公演を前に突然、姿を消した……。数日後、数多くの艶聞をまきちらし文字どおりプリマドンナとして君臨していたさくらの死体はバラと砂と共にコントラバスの中から発見された! 次々とおこる殺人事件にはどんな秘密が隠されているのだろうか。好評、金田一耕助ものに続く由利先生シリーズの第一弾! 表題作他「蜘蛛と百合」「薔薇と鬱金香」を収録。

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蝶々殺人事件 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年02月21日

    再読。犯人が分かっていても横溝正史は面白い。趣味嗜好は人それぞれ。探偵さんはそこも解ってくれて救われる。

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    Posted by ブクログ 2023年03月05日

    以前テレビでも観た気がした。

    トリックとかその筋道とかすごくよくできてるなあ、と思った。
    表題作以外はあまり好きではなかったかな。

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    Posted by ブクログ 2022年03月06日

    表題作「蝶々殺人事件」を含む三篇。
    緻密なトリックが素晴らしかった。殺害場所はどこなのか、どうやって運ばれたのかなど予想の遥か先を行く展開に心踊りました。
    読者への挑戦があったのも新鮮。
    横溝先生、クロフツやカーがお好きだったんですね。
    蜘蛛と百合では珍しく女に誑かされ我を忘れ、由利先生に悪態をつく...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年06月17日

    長編「蝶々殺人事件」と短編「蜘蛛と百合」「薔薇と鬱金香」の
    計3編収録。
    以下、ネタバレしない範囲でザックリと。

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    「蝶々殺人事件」

     戦後再会した探偵・由利麟太郎と新聞記者・三津木俊助。
     二人は過去の難事件を回想し、残された資料を元に
     三津木が小説を書いてはどうかとい...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年10月07日

    トリックに凝りすぎて何が何だか分かんなくなっちゃった。

    予備知識無しに読んだら金田一耕助が出てこなくてびっくりしちゃった。

    3作品書かれてたけど、後の二話はオマケ感があったな。

    昔の推理小説感たっぷりでした。

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    Posted by ブクログ 2022年12月30日

    坂口安吾が絶賛していたというから、読んでみた。金田一耕助シリーズから離れると、ある意味展開が自由になって良いなと思いました。内容は面白かったけど、表紙の絵はどうかと思う・・・

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    Posted by ブクログ 2021年12月29日

    「由利麟太郎」探偵ものの3作品、300ページほどの表題作が1947(昭和22)年、短い2作「蜘蛛と百合」「薔薇と鬱金香」は共に1936(昭和11)年の作である。
     表題作は金田一耕助ものの最初の作品『本陣殺人事件』と同時期のもので、トリックに凝ったかなりややこしい話。怪奇趣味やそれに伴う濃厚な情緒は...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年07月31日

    ドラマ化をきっかけに初由利先生に挑戦。

    これでもかというほど横溝正史のエッセンスが高い熱量を
    もって詰め込まれていました。
    少々暑苦しいくらいです。
    特に表題作より蜘蛛と百合が強烈な印象として残りました。

    ただ何となく戦前の空気感が馴染まないせいなのか
    まだ最高峰まで到達していないせいなのか
    ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年07月08日

    由利先生シリーズ。表題作の長編と、短編2つ収録。
    プリマドンナの死体がコントラバスケースの中から発見されるという派手な事件だが、被害者がどこで殺されてどのように運ばれたのかを検証していく過程はけっこう地味で、『樽』を彷彿とさせる。暗号あり、変装ありでミステリ的な要素をみっしり詰め込んだ感じ。
    しかし...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2022年02月15日

    ★3.4
    金田一シリーズから横溝正史繋がりで読んだ由利先生のシリーズ。全体的に面白かったけど、好きな探偵ではなかった…
    あと、作中のアパートでおばさんに目撃された「走り去った男の人」は誰?

    0

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