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2017年2月、国有地払い下げ報道に端を発し、日本中の注目を集めた森友学園事件。その渦中にいた籠池泰典・諄子夫妻は、同年7月、大阪地検特捜部により逮捕され、2018年5月に保釈が認められるまで大阪拘置所で300日を超える異常な長期拘留を強いられた。拘留中、諄子氏は毎日溢れ出る自らの思いを手紙に書き、担当弁護士に送り続けた。その数、400通以上。検事の苛烈な取り調べ、看守によるいじめ、孤独な独房生活を記す一方、昭恵夫人との交流、稲田朋美議員など政治家との関係、自らの生い立ち、夫への愛、愛する息子の死など、これまでの人生を包み隠さず記している。本書はそれらの中から抜粋し、まとめたものである。獄中から発せられた諄子氏の「心の叫び」とは――。
...続きを読むPosted by ブクログ 2018年11月18日
たぶん,この人の政治思想には同感はしないと思う。それを前提として読み進めると,ある時点で安倍晋三がウソをついていることが明瞭に見えるときがくる。それ以後,安倍晋三はもとより,森友問題あるいはそれ以外の問題でウソをついている人間を文章の中で告発していくようになる。
状況から一歩身を引いて(それが拘置所...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年10月26日
「稲田朋美さんが防衛大臣を辞めて防衛省を去る際、記者の方から
ふいに辞任の心境を聞かれ、「空です」と答えられました。その時、
私は「違う」と思いました。
稲田さんが防衛大臣辞任の際に口にした「空」は、何も答えられ
ない、考えていない、という心境を「空」という言葉で表現したの
だと想像しま...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年11月17日
2017.7.31大阪地検の取調室で「逮捕」され、未決拘禁者として大阪拘置所で保釈迄の約300日を過ごした籠池諄子氏が弁護士に宛てた手紙をもとに獄中記として刊行したものです。2018.10発行。さらっと一読しました。拘置所の暮らしが大変なことはよくわかりました。本は、木村秋則「奇跡のリンゴ」、鈴木宗...続きを読む
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