クラークの作品一覧

「クラーク」の「幼年期の終わり」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 幼年期の終わり
    4.2
    1巻836円 (税込)
    地球上空に、突如として現れた巨大な宇宙船。オーヴァーロード(最高君主)と呼ばれる異星人は姿を見せることなく人類を統治し、平和で理想的な社会をもたらした。彼らの真の目的とは何なのか? 異星人との遭遇によって新たな道を歩み始める人類の姿を、SFの巨匠クラークが哲学的に描いた傑作。初版刊行から36年後、現代に合うように著者が物語に調整をほどこした新版、初の邦訳!

ユーザーレビュー

  • 幼年期の終わり

    Posted by ブクログ

    70%ほどかから一気に盛り上がり、凄まじいクライマックスにつながっていく。

    まだ現代ほど、情報もSF的な物語も少ない時代によくもこれほどに、時間も空間も共におおきなスケールで善悪にも分類できない、悲しくも嬉しくも神々しくもある結末を描いていることに感動した。

    0
    2025年07月18日
  • 幼年期の終わり

    Posted by ブクログ

    三体が好きなら絶対に読むべき一冊。
    こういう古典を読んで巻末の広告に出ている本はこれもまた間違いなく面白いというオマケつき。

    0
    2025年05月09日
  • 幼年期の終わり

    Posted by ブクログ

    第二部で描かれている、合理性を信奉し自ら家畜になっていく人類の様子はまさしく生権力の話そのもので興味深かった。ラストについてはまだあまり頭の整理ができていない。

    0
    2024年04月03日
  • 幼年期の終わり

    Posted by ブクログ

    SFを超えた哲学小説
    という帯と、SFの古典ということで
    ぜひ読みたいと思い手に取りました。

    とりあえず、面白い!哲学的!でもわかりやすく
    難しい知識も必要ないのに深い!
    最後の展開、よく考えつくなーー
    素晴らしい創造力です。

    今のSFではもっと科学的なものを発展して
    創造されたものが多い気がしますが、
    根底に、平和を愛する気持ちや
    哲学があり
    今のSFを読みなれてる人は、ところどころ
    古いと思うかもしれないけれど
    私は本当に大好きです。

    途中平和になりすぎたことが退屈にならないか?
    ってとこで
    最近読んだ 暇と退屈の倫理学 という本のことを
    思ってました。
    なので、それをどう捉えてるの

    0
    2024年03月21日
  • 幼年期の終わり

    Posted by ブクログ

    最高。壮大で、美しく、暖かく、切ない。読み終えたあと、「幼年期の終わり」というタイトルが示す意味が、じんわりと心に沁みた。不思議な読み味の名作SF。ハヤカワから出ているものよりこちらの訳のほうが読みやすかった。
    三島由紀夫がこの小説に触発され「美しい星」を書いたというエピソードはどこに書いてあったんだっけな…

    0
    2024年03月05日

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