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Posted by ブクログ
私はこの作品が凄く気に入った。その時代に生きた人の息遣いを感じた。
江戸時代の人情と助け合いの良さをうまく表現していると思う。
とある事情を抱える浪人が悪事を懲らしめ、依頼人を助ける用心棒の勧善懲悪もの。
その用心棒を中立の立場で、忠臣蔵での各陣営の動きを絡ませたのが面白い。
個人的には立ち合い(決闘)のシーンが分かりやすく、読んでてよかったと思った。
時代小説を読みなれていないと、役職と各人の名前や用語は取っつき辛いけれども
短編集に近いので、主要人物の名前を押さえておけば大丈夫だと思う。
500ページを超えるが、割とサクサク読めたので、是非お勧めしたい。
Posted by ブクログ
クマさんにお勧め頂いた本作
読み始める前にシリーズ物と知り早まったかなと思いました
早まってなかったです!
連作短編という形態がテレビ時代劇感にあふれていて好きなやつでした
そして縦軸に日本人に馴染み深い赤穂浪士のもってくる仕掛けがエグい
そして関わりの程度がちょうどいい深さなんよね
赤穂浪士の物語を壊さない程度の踏み込み具合、うまいなぁ~うまい!
なんかね、全てにおいてちょうどいいんよね
主人公青江又八郎の剣の腕とか、登場人物とか、江戸の町の悲喜こもごもとか、なんかこうちょうどいいんよね
やりすぎ感がないのよ
分かって頂けるだろうか、分かって頂きたいこのちょうどよさを
Posted by ブクログ
用心棒日月抄(1978年)
【あらすじ】
『小説新潮』1976年9月号から1978年6月号に掲載。1978年新潮社刊。1984年新潮文庫: ISBN 978-4101247014。
東北の小藩の馬廻り役の青江又八郎は、家老大富丹後の一派が藩主毒殺計画を遂行中との密談を、偶然に耳にしてしまう。許婚の父親に相談したが、その父親は大富一派に与しており、青江に斬りかかってきたため、青江は返り討ちにしてしまった。青江はやむを得ず脱藩し江戸に向かう。江戸では浪人として、人足仕事や用心棒などで糧をえる青江であったが、同時に大富一派からの追っ手に立ち向かうことになる。
青江は、最終話で家老一派と対立する間宮派の要請によって帰藩し、大富丹後を上意討ちにする。許婚と結婚し平和な日々が続くかと思われたのだが、実は帰参の旅の途中に出会った大富静馬(家老大富丹後の甥)と女刺客・佐知の登場が次作への伏線になっている。
本作品は元禄年間の生類憐れみの令や赤穂浪士を背景に用い、赤穂浪士の吉良邸討ち入りを外部から描く趣向を持っている。
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