ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
4pt
用心棒が赴くところにドラマがある――。故あって人を斬り脱藩。己れの命を危険にさらし、様々な人の楯となって生きる浪人青江又八郎の苛烈な青春。江戸は元禄、巷間を騒がす赤穂浪人の隠れた動きが活発になるにつれ、請け負う仕事はなぜか浅野・吉良両家の争いの周辺に……。凄まじい殺陣の迫力と市井の哀歓あふれる十話。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
1~1件目 / 1件
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
久しぶりの藤沢作品。藩の家老の不正を知り、それに加担していた許嫁の父を斬って脱藩した主人公。江戸でひっそり用心棒稼業で食い繋ぎ、藩から送られてくる刺客を倒してなんとか生き延びる。口入屋から紹介される仕事をこなしながら、浅野家と吉良家の争いに少しずつ巻き込まれ、ひょんなことから吉良方の用心棒となってし...続きを読むまい、いよいよ討ち入り前日となる。江戸の生活、武士や浪人の生活、人相などがとてもリアルに描かれている。続編もあるようなので楽しみ。
これはおもしろい。短編ものとしてもおもしろかったが、次第に赤穂浪士と吉良の対立という一筋の話が見えてき始め、又八郎の国元のお家騒動も展開を見せていくので、徐々にページを捲る手がはやまっていった。キャラクターもそれぞれがたっていたのが、さらに良い。 さて、二つの大きな筋の話が完結したあと、さらにどう話...続きを読むを展開させるのか、次作が楽しみ。
拙者、還暦直前でございますが、この歳になって生まれてはじめて藤沢周平さんの作品を手に取りました。そしていま最初の作品、「用心棒日月抄・犬を飼う女」を読み終わったところです。 率直にいって『もっと早くに出会いたかった!』 この作品はもちろん、今後も藤沢周平さんの作品を読み進めようと思います。(20...続きを読む23/12/12)
コロナ禍で、仕事と子育てだけの日々が続くなか、 現実逃避がしたく、昔の日本を味わいたいと思い、この本を読むようになりました。 江戸の生活や季節が細やかに表現されて、読むだけでその時代に行ける感じがし、とても満足です。 4作シリーズになっており、繰り返し読んでは、江戸に逃避した気分を味わっています...続きを読む。
クマさんにお勧め頂いた本作 読み始める前にシリーズ物と知り早まったかなと思いました 早まってなかったです! 連作短編という形態がテレビ時代劇感にあふれていて好きなやつでした そして縦軸に日本人に馴染み深い赤穂浪士のもってくる仕掛けがエグい そして関わりの程度がちょうどいい深さなんよね 赤穂浪士の...続きを読む物語を壊さない程度の踏み込み具合、うまいなぁ~うまい! なんかね、全てにおいてちょうどいいんよね 主人公青江又八郎の剣の腕とか、登場人物とか、江戸の町の悲喜こもごもとか、なんかこうちょうどいいんよね やりすぎ感がないのよ 分かって頂けるだろうか、分かって頂きたいこのちょうどよさを
江戸での浪人暮らしの糊口をしのぐため、主人公・又八郎が口入屋で紹介される用心棒にまつわる連作短編。時は元禄、又八郎の身辺から遠い所で浅野内匠頭の刃傷事件が起こる。しかし、用心棒を引き受けていくうちに、だんだんと赤穂事件の核心に吸い込まれるように近付いていく様がドラマチックに描かれる。口入屋で偶然会っ...続きを読むた浪人・細谷が、また名脇役としていい味を出している。続編も積読なので、2020年末に向けて楽しみたい。
脱力系時代小説の最高峰か、これは。(^^) 最初の数ページで江戸に連れて行く描写力と、キャラクターの力加減が絶妙なブレンド。 職業、金銭、貞操、全部ゆるめ。斬り合いだけ、真剣。 作品全体で「間」をうまく作ってるんだね。 ファンが多いのも分かる。
藤沢周平、用心棒もの、第一弾。雇われ用心棒の読み切りものかと思いきや、赤穂浪士の話に絡んで、数珠つなぎで物語が展開し、ワクワクする。
すぐれた時代エンタメ小説である。この人の小説の主人公はみな男らしくてやさしくて強い。その意味で安心して読める。
初めて藤沢氏の作品を読んだのですが、文字が小さくて辛いことはさておき、とても面白い。 脱藩して江戸に出てきた浪人が、生活のために口入屋からもらう仕事は日当の高さから用心棒が多いのですが、何故かそこに赤穂浪人の姿がチラホラ見える。 吉良邸への討ち入りが終わり、又八郎が国元に戻ると許嫁は恨むどころか祖母...続きを読むの世話をしながら帰りを待っていて、再仕官も叶い、何の問題もないはずなのに今後もシリーズが続くということは、国元で悲しい出来事が起こるのだろうか。 魅力的な密偵おりんとの再会を期待します。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
用心棒日月抄
新刊情報をお知らせします。
藤沢周平
フォロー機能について
「新潮文庫」の最新刊一覧へ
「歴史・時代」無料一覧へ
「歴史・時代」ランキングの一覧へ
たそがれ清兵衛
決闘の辻
春秋の檻 獄医立花登手控え(一)
市塵(上)
長門守の陰謀
クラシック リバイバル 日本名城紀行1
藤沢周平 とっておき十話
闇の歯車
「藤沢周平」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲用心棒日月抄 ページトップヘ