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江戸時代に空を飛ぼうとした男がいた!
近江国友の鉄砲鍛冶の一貫斎は旺盛な好奇心から、失敗を重ねながらも反射望遠鏡を日本で最初に作り上げる。
「日本のダ・ヴィンチ」と呼ばれた男、稀代の発明家の生涯。
直木賞作家、山本兼一さんの遺作が文庫で登場。
近江国友村の鉄砲鍛冶である一貫斎は村の訴訟に巻き込まれ江戸に出ることになった。
太平の世に鉄砲の注文は減り、村は景気が悪く寂れた状況にあった。
江戸に出た一貫斎は持ち前の好奇心で交友を広げ、オランダ渡りの新式鉄砲の修繕を依頼される。
見事に鉄砲を直した一貫斎は独自の工夫によって改良型まで作ってしまう。
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ 2020年02月21日
後世において幕末のダビンチと言われた鉄砲鍛冶の人生を描いたもの。空気砲や無尽灯、万年筆、天体望遠鏡などを次々と製品化し、実現はしなかったが、潜水艦や気球なども発想している。なんと言っても職人気質・諦めない・細部に渡る丁寧な仕事、他人への感謝など、起業家に必須の思考や行動をぶれずにやり通す。作者の山本...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年08月19日
鉄砲鍛冶の一貫斎は、何事にも理屈、道理があると信じており、技術を学び、よい道具をつくって世の人々を幸せにすることを目標にして生きている。
夢をまことにするのが一貫斎の仕事だ。
失敗するから成功する。失敗には原因があり、それを見つけて改めれば成功すると確信している。そして成功とは、それを信じて努力を重...続きを読む
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