ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
7pt
幕府旗本の家に生まれた山岡鉄舟は、幼い頃から剣、禅、書の修行に励み、おのれを鍛えた。徳川慶喜の意向を受け、西郷隆盛と談判。和議をまとめ、江戸無血開城への道をつくった。朝敵であったにもかかわらず明治天皇の教育係にも任じられる。名誉、官位、金銭に執着することなく、生涯、清貧をつらぬいた。志高く、他人を思いやり、それでいて図太く堂々たる山岡鉄舟の人生は、日本人としての生き方とは何かを問いかける。
ブラウザ試し読み
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
試し読み
1~2件目 / 2件
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
2014/1/20-2/8 山岡鉄舟 人というものついおのれを過信し他人を見くだす悪癖がある。おのれが正で他人が邪、おのれが清く、他人が穢れているて思いがちだ。世の多くの人間が、そう慢心して生きておる。とかく人とは愚かなものよ。 まずは人に勝ちたいという気持ちを無くすことから始めよ。修行は人に勝つ...続きを読むためではなく、おのれの徳を積むためにする。徳の積み方が分からぬ者は、おのれを見つめよ。 おのれに恥じぬよう精神を満腹にして生きよ!
江戸無血開城の真の立役者である山岡鉄太郎 の生き様を見事に描いた歴史小説。 タイトルの「命もいらず名もいらず」というのは、幕末に西郷隆盛と江戸総攻撃を中止するよう談判した際に、西郷が鉄舟の人物を評して「命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は、始末に困りもす。そういう始末に困る人物でなければ、艱...続きを読む難を共にして、国家の大業は為せぬということでございます」と語った言葉から来ている。
幕末三舟のひとり、山岡鉄舟。 この人の評伝には疑義もあるようです。 が、山本兼一版鉄舟が魅力的であることには変わりはありません。
山岡鉄舟の生涯を描いた物語、上巻の舞台は幕末。 幼き頃より人並外れた頑固さと男気の良さを持ち、それでいて優しく素直な鉄舟…冒頭から既に惹かれてしまいました。 彼がこれからどういう風に生きていくのか、何を起こしていくのか、知れば知るほど惹かれます。 新しい時代になろうとしつつある幕末で、名誉ばかりを求...続きを読むめる者達が溢れる中、鉄舟の真っ直ぐな生き方に胸を打たれました。 そんな鉄舟の妻もまた、強かで凛とした素晴らしい女性。 浅利又七郎義明に弟子についたところで、下巻の明治編へ続きます。
幕末という激動の時代にどこまでも自分に正直に生きた男。山岡鉄舟を描いた物語。 「自分の為にはなる事をしろ。それが天下の役に立つ。」と言う父の遺言を胸に自分がなすべき事をひたすら真っ直ぐにやり遂げる。故に時代が山岡鉄舟を表舞台へと求める。 この小説を読んでまず感じたのは山岡鉄舟はスゴイ男だと言う事で...続きを読むす。今の時代にここまで真っ直ぐ歩く事が出来るの人が何人いるだろうか。。 徳川幕府末期であるこの時代は武士が武士らしさを失くしてしまった時代であり、今まで虐げられた人々が立ち上がりつつある時代であった。どこまでも武士として男として自分が決めた事は最後までやり遂げる意思の強さは感服しました。 物語の中で清河八郎が登場するが、清河八郎との出会いも偶然ではなく必然だったのだろう。 清河八郎が望むのは倒幕。そしてその魁となる事で名を残すことだった。 古来から武士の本懐は命を賭して功名を得る事であるはずだが、命も惜しまず名も惜しまずとはどうゆう意味なのか。。 下巻からはいよいよ倒幕。そして明治維新へと時代は進む。その時に山岡鉄舟は何をなしたのか。先が楽しみです。
なぜか買ってから本屋で見かけない。。。読み応えあるいい小説なんだけどなあ!「利休にたずねよ」の著者!
山岡鉄舟の小説。 歴史ものだが難しい言葉も少なく読みやすい。 歴史小説にありがちな退屈な幼年期もない。 ただエピソードをつなげた感があるのでまとまりがイマイチない。 愚直すぎる主人公。ただ貫き通す。
勝海舟に信頼され、西郷隆盛の親友で、清水の次郎長に先生と言われた、山岡鉄舟の一生。まさにラストサムライ。全てにおいて「本気」だから魅了される。書き手より書かれ手の凄さに惹かれた。
結局大事に動くには日頃の心がけが大事・・・。 薄紙を重ね合わせることであっても、愚直にやらないと、と改めて痛感させていただきました。
山岡鉄舟の生涯を描いた作品の上巻。「幕末篇」。坂本竜馬が人気だけれど、鉄舟にも注目したい。実に真っ直ぐな男である。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
命もいらず名もいらず
新刊情報をお知らせします。
山本兼一
フォロー機能について
「歴史・時代」無料一覧へ
「歴史・時代」ランキングの一覧へ
黄金の太刀 刀剣商ちょうじ屋光三郎
花鳥の夢
合戦の日本史
火天(かてん)の城
銀の島
狂い咲き正宗 刀剣商ちょうじ屋光三郎
「山本兼一」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲命もいらず名もいらず 上 幕末篇 ページトップヘ