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Posted by ブクログ 2018年01月08日
偶然、話題の西郷どんが出てきたりした。幕末から明治を築いた、山岡鉄舟の生涯。
明治時代、激動すぎるけど、曾祖母が生まれた時代だと思うと感慨深い。
この時代の人たちは、肝が据わっている。温々と育った私たちとは、まるで違う。
意志が弱い私は、特にその違いに衝撃を受けたのでした。
どんな人も受け入れる...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年02月15日
2014/2/8-2014/2/15
命もいらず名もいらず、官位も金もいらぬ人は始末に困るもの也。此の始末に困る人ならでは、艱難を共にして国家の大業は成し得られる也。(西郷隆盛)
みんな負けを認めると自分が自分でなくなってしまう様な不安を感じる。
勝負は時の運。勝っても驕らず負けても卑屈にならずい...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年11月20日
「人のために、全力をつくす」という信条で行動した、山岡鉄舟の生き方に感服した。しっかりとした信念があるから、体だけでなく、心も強い。だからこそ、勝海舟、西郷隆盛、清水次郎長、明治天皇といった人達からの信頼を得たのだろう。それにしても、自分の足と馬しかなかったのこの時代に、よくもまあ、あちこちいったり...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年01月16日
江戸無血開城に向けてしたためた勝海舟の書を授かり、益満を伴って駿府におわす西郷隆盛のもとへ。道中、清水の次郎長と出会い、助力を得て見事大役を果たすが、その男っぷりが小気味よい。幕臣であって維新後は宮中に仕出する。仕事はもちろん剣に禅に書に、まあ忙しい。すべてに全力を注ぐ性分は、伝記がそのまま小説だ。...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年06月18日
幕末で天才・高杉晋作と並んで好きな無私の人「山岡鉄舟」。二人とも『春風』のよう。江戸城無血開城を実質的に地ならしし、天皇の侍従として「忠臣とは山岡の真似をすればよい」と言わしめた鉄舟。
西郷隆盛の鉄舟評「命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は、始末に困るものなり。この始末に困る人ならでは、艱難...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年05月04日
上巻が如何に修行した、ということに対し下巻は如何に修行をさせたのか、ということがテーマかと思って楽しみに読んだ。
まあ面白かったが
もう少し西南戦争の西郷隆盛との話や明治天皇との話を書いてほしかった気もします。
鉄舟のイデオロギーを如何に磨き上げたか、ということは細かく書かれていたが、組...続きを読む
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