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徳川慶喜の意向を受け、西郷隆盛と談判、和議をまとめて江戸無血開城への道をつくった山岡鉄舟。清貧をつらぬき、志高く図太く生きた、最後のサムライ。その堂々たる生涯を直木賞作家が描く、渾身の超大作。
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Posted by ブクログ
偶然、話題の西郷どんが出てきたりした。幕末から明治を築いた、山岡鉄舟の生涯。 明治時代、激動すぎるけど、曾祖母が生まれた時代だと思うと感慨深い。 この時代の人たちは、肝が据わっている。温々と育った私たちとは、まるで違う。 意志が弱い私は、特にその違いに衝撃を受けたのでした。 どんな人も受け入れる...続きを読む山岡鉄舟、読んでいる途中より、読み終わってから感動しました。
2014/2/8-2014/2/15 命もいらず名もいらず、官位も金もいらぬ人は始末に困るもの也。此の始末に困る人ならでは、艱難を共にして国家の大業は成し得られる也。(西郷隆盛) みんな負けを認めると自分が自分でなくなってしまう様な不安を感じる。 勝負は時の運。勝っても驕らず負けても卑屈にならずい...続きを読むること。 まず、自分の気持ちがすっきりしている時に、しっかりと方針を思い定めておいて、あとは小さな事は気にせず、ずんずん物事を進めていく事が大切。 良く生きた。そう思えば、心は春風に吹かれてる様に気持ちがいい。
「人のために、全力をつくす」という信条で行動した、山岡鉄舟の生き方に感服した。しっかりとした信念があるから、体だけでなく、心も強い。だからこそ、勝海舟、西郷隆盛、清水次郎長、明治天皇といった人達からの信頼を得たのだろう。それにしても、自分の足と馬しかなかったのこの時代に、よくもまあ、あちこちいったり...続きを読む来たりしたもんだ。そして、酒の飲み方が尋常ではない。明治篇の出だし第4章は感動である。
最後のサムライとも言われる山岡鉄舟の史実をもとにしたフィクションである 西郷隆盛・勝海舟・清水の次郎長などとの交流も魅力的に描かれており、まるで大河ドラマを読んでいるような感じがする 谷中の全生庵にも行ってみたくなった
一刀流の奥義を印可をもらうシーンで一刀流の奥義を伝えられるのだが、結構普通。伊藤一刀斎といえば、バガボンドのやんちゃなイメージがあったのだが、「敵の実相をみて、その無相を明察すべし」とは。
命もいらず、名もいらず、官位もいらず。 まさに幕末の無血開城の立役者である。生き方に一本筋が通っている。 明治維新、近代日本の幕開けにとり、まさに影の立役者であり、欠くことのできない人物である。
江戸無血開城に向けてしたためた勝海舟の書を授かり、益満を伴って駿府におわす西郷隆盛のもとへ。道中、清水の次郎長と出会い、助力を得て見事大役を果たすが、その男っぷりが小気味よい。幕臣であって維新後は宮中に仕出する。仕事はもちろん剣に禅に書に、まあ忙しい。すべてに全力を注ぐ性分は、伝記がそのまま小説だ。...続きを読むさすがに酒量が日に3升、本気で飲めば9升ってのは盛りすぎだろうが、書については各所に遺るだけに100万枚も遠からず。我欲を捨てて我事に打ち込む、とにかく凄まじい山岡鉄舟のあっぱれな生涯。
幕末で天才・高杉晋作と並んで好きな無私の人「山岡鉄舟」。二人とも『春風』のよう。江戸城無血開城を実質的に地ならしし、天皇の侍従として「忠臣とは山岡の真似をすればよい」と言わしめた鉄舟。 西郷隆盛の鉄舟評「命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は、始末に困るものなり。この始末に困る人ならでは、艱難...続きを読むを共にして国家の大業は成し得られぬなり。」は有名だが、鉄舟のいう武士道は、日本の精神的原理、武士だけでなくすべての国民が踏み行うべき道。 神渡良平「春風を斬る-山岡鉄舟伝」とは違う感覚だが、山兼ならもっと人物を物語として掘り下げて欲しかった。面白い伝記だが、有名なエピソードをちりばめすぎて物語としての面白さには少し欠ける。
上巻が如何に修行した、ということに対し下巻は如何に修行をさせたのか、ということがテーマかと思って楽しみに読んだ。 まあ面白かったが もう少し西南戦争の西郷隆盛との話や明治天皇との話を書いてほしかった気もします。 鉄舟のイデオロギーを如何に磨き上げたか、ということは細かく書かれていたが、組...続きを読む織にどう生かしたかというのがいささか物足りなく思いました。
この豪快な人物について自分は書家くらいの印象しかなかった事を恥じる。今の世に山岡鉄舟がいたら何と言うだろう。 嘆くか、落胆するか...いやとてつもない力を発揮し国を動かすであろう。歴史は言ったモノ勝ちなのか?勝海舟は時流を旨く見極め乗った男であったか。 そして何よりも鉄舟の妻、英子を讃えたい。
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