修羅走る 関ヶ原

修羅走る 関ヶ原

869円 (税込)

4pt

4.0

時は慶長五年九月十五日。昨夜来の雨は上がれど、濃霧が立ちこめる関ヶ原。一大決戦の秋を迎えていた。未明、小早川秀秋の裏切りの気配を伝える密使が石田三成の下にやって来る。三成は裏切りに備え、万全を期す。一方、徳川家康は、豊臣恩顧の福島正則らの動向に不安を募らせる。東西両軍、命運を賭けた戦いの火蓋が切って落とされた! 日本史上最大、関ヶ原の合戦。その長い一日を描く戦国巨編。

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修羅走る 関ヶ原 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2019年07月10日

    関ヶ原小説の中で、間違いなく秀逸な作品だと思う。
    巨匠二人(阿部龍太郎、葉室麟)の解説が、全て表していると思う。阿部さんの解説にある"時間と空間を自在に移し....."、は、平面である書の紙面に奥行きを感じて読んでいた感覚に重なるところであり、とても共感するところがあった。
    現代...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年07月12日

    関ヶ原に流れる時間を、東軍西軍双方の武将が描き出していく。
    一つの出来事を様々な人物から描き出す「決戦」シリーズとはまた違い、大変、良かった!

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    Posted by ブクログ 2023年08月30日

    群像劇で関ヶ原の合戦を描いた歴史小説。分厚い小説であるが、慶長5年9月15日に関ヶ原で起きた合戦そのものを描く。岩井三四二『とまどい関ヶ原』(PHP研究所、2010年)は合戦前後の政治的な駆け引きが中心であるが、『修羅走る関ヶ原』は合戦そのものである。NHK大河ドラマ『どうする家康』の予習になる。
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    Posted by ブクログ 2019年08月11日

    話の始まりは、意外性もなく淡々としていたが、進むにつれて人々の想いが強く伝わってくる。また、関ヶ原に行きたい。

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    Posted by ブクログ 2017年08月30日

    映画「関ヶ原」の予習のために購入。
    これを読むと生死をかけた土壇場にこそその人の真の姿が明らかになると痛感する。

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    Posted by ブクログ 2018年03月19日

    小早川が最初から裏切るだろうことが予測されているという展開が特徴的かな。
    複数の視点から、関ヶ原の一日を描くのは良い試みだと思います。
    結構、裏エピソードみたいな感じのシーンが多かったですしね。
    ただ、もうちょっと視点を減らしてもよかったのではないかという気がします。
    なんというか、視点の切り替えが...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2016年03月13日

    司馬遼太郎の『関ヶ原』が、そこに至るまでの経緯も著しているのに対し、この作品は関ヶ原の戦いそのものを、それぞれの武将の視点で描いている。
    石田三成から、徳川家康、黒田長政、福島正則、宇喜多秀家、大谷吉継、島左近、等々、名だたる武将ばかりでなく、土肥市太郎、松野重元、明石全登等々、一般にはあまり知られ...続きを読む

    0

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