無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
Posted by ブクログ 2019年07月10日
関ヶ原小説の中で、間違いなく秀逸な作品だと思う。
巨匠二人(阿部龍太郎、葉室麟)の解説が、全て表していると思う。阿部さんの解説にある"時間と空間を自在に移し....."、は、平面である書の紙面に奥行きを感じて読んでいた感覚に重なるところであり、とても共感するところがあった。
現代...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年08月30日
群像劇で関ヶ原の合戦を描いた歴史小説。分厚い小説であるが、慶長5年9月15日に関ヶ原で起きた合戦そのものを描く。岩井三四二『とまどい関ヶ原』(PHP研究所、2010年)は合戦前後の政治的な駆け引きが中心であるが、『修羅走る関ヶ原』は合戦そのものである。NHK大河ドラマ『どうする家康』の予習になる。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年03月19日
小早川が最初から裏切るだろうことが予測されているという展開が特徴的かな。
複数の視点から、関ヶ原の一日を描くのは良い試みだと思います。
結構、裏エピソードみたいな感じのシーンが多かったですしね。
ただ、もうちょっと視点を減らしてもよかったのではないかという気がします。
なんというか、視点の切り替えが...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年03月13日
司馬遼太郎の『関ヶ原』が、そこに至るまでの経緯も著しているのに対し、この作品は関ヶ原の戦いそのものを、それぞれの武将の視点で描いている。
石田三成から、徳川家康、黒田長政、福島正則、宇喜多秀家、大谷吉継、島左近、等々、名だたる武将ばかりでなく、土肥市太郎、松野重元、明石全登等々、一般にはあまり知られ...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。