作品一覧

  • のっこり万平十手捌き
    3.5
    1巻520円 (税込)
    本所深川一帯をあずかる人情肌の岡っ引き・万平。普段は、童顔でのんびりした雰囲気から「のっこり万平」などと渾名され、どうにも頼りなさが否めない。だが、ひとたび事件のにおいを嗅ぎつけるや、形相が一変。たんなる事故や八方塞がりかにみえる難事件でも、ほんの些細な探索の糸口から粘り強く下手人を捜し当てる。そんな万平を待ち受けていたのは……。痛快&人情捕物帖。
  • はぐれ用心棒 仕置剣
    4.0
    1巻712円 (税込)
    飯炊き下手な独り身の男ばかりが住み、夕餉どきには飯のこげる匂いが立ちこめるため“おこげ長屋”と呼ばれる浜町堀の裏長屋。元南町奉行所の定町廻り同心・伏木真九郎と、養子縁組をしくじって家を出た御家人の次男・蓮見健吾は、大家の為五郎から用心棒の仕事をもらい、細々と暮らす長屋の住人。ある日、二人のもとに刀傷を負った浪人が転がりこんできた。男は倉内又之助。藩のお家騒動の罠にはまり、脱藩してきたらしい。だがこの又之助、なかなかの剣の遣い手で、度重なる真九郎たちの危地を救うことに…。理不陣な理由でそれぞれの居場所を失った三匹の浪人が、立ち向かう悪の数々。ところが、その背後には又之助を狙う刺客の影が…。痛快時代長編。
  • 旗本風来坊
    3.0
    1~3巻693~715円 (税込)
    草間大作は直参旗本一千石の総領息子。ある日、吉原でいやがる芸妓に無理強いしようとしていた商人と用心棒を相手に大立ちまわりを演じた大作は、その現場を幕府目付に見咎められ、父の平蔵から内勘当を申し渡されてしまった。屋敷を出て両国米沢町の料理屋の二階に厄介になった大作だったが、この勘当にはある条件がつけられていた。世のため人のため三千両を善行に使い切れば、勘当をとくというのだ。暴れん坊として名を馳せる大作。騒動はつぎつぎと舞い込み、厄介ごとの解決に大金を使うものの、その金はなぜかすぐに大作のもとに戻ってきて……。剣は凄腕、正義に重きを置く快男児の活躍を描く爽快時代長編。
  • 包丁浪人
    3.8
    1~4巻605円 (税込)
    旗本の三男から一転、一介の浪人となった刀根新三郎(とねしんざぶろう)。長屋の連中からも慕われ、侍には珍しく料理の腕もある新三郎のところへ、さまざまな人間が相談にくる。奉公先の金子(きんす)を盗んだとされる手代、仇討(かたきう)ちの武士……。持ち込まれる難題を料理と剣で見事に解決。河豚、湯奴、蕎麦、鴨鍋など垂涎(すいぜん)の料理が満載。風情あり、情あり、そして食欲をそそる新シリーズ第1弾。
  • 慟哭の剣~用心棒・桐之助 人情お助け稼業(一)~
    3.0
    1~2巻605円 (税込)
    独楽(こま)まわしの忠吉(ただきち)が死体で見つかった。一向に動かない町方にかわって調べを始めた見世物芸人の用心棒・呉羽(くれは)桐之助。天下無敵・無外流(むがいりゅう)の達人でありながら、芸人たちの相談にのる桐之助が忠吉の部屋から見つけたのは、旗本の悪行を直訴する訴状だった。事件に巻き込まれるなか、情に脆(もろ)い桐之助の剣が悪を斬る。賑やかな脇役を揃え、著者渾身の新シリーズ第1弾。
  • おいらか俊作江戸綴り 1 若竹ざむらい
    3.5
    1~5巻440円 (税込)
    信州猪田藩藩士で一刀流の遣い手滝沢俊作は十八歳の時、若君の近習に抜擢され江戸藩邸へ。しかし、二年が経ったある日、同僚を殺害という身に覚えのない罪で藩を追放される。ひょんなことで知り合った浪人の万請け負いの仕事を手伝うのだが、未だ慣れぬ江戸の町を右往左往する……。待望の新シリーズ第一弾!

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  • 宵待ち同心三九郎
    -
    1~3巻628~641円 (税込)
    南町奉行所の定町廻り同心・刈葉三九郎は、夕方から遅くまで酒を呑むのがこの上ない愉悦と感じていた。そんな刈葉を知る者は、陰で「宵待ち同心」と揶揄していた。刈葉が、いつものごとく酔って月夜をそぞろ歩きしていた時、楓川の傍にいる女に出逢った…

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  • 福豆ざむらい事件帖 魔除け印籠
    -
    1~2巻612円 (税込)
    藩の馬廻り役を辞して江戸に出た福来丈太郎は、日本橋の裏長屋で印籠を作る浪人となった。長屋の連中から“福豆の旦那”と慕われ、向かいに住む下っ引きの峰吉が様々な面倒ごとを持ち込んでくるが、丈太郎には江戸で妻子の仇を討つという密かな目的が…。

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  • うつけ与力事件帖 皐月の空
    3.7
    1~4巻622~631円 (税込)
    同僚の勤務態度を諫言したことが裏目に出て、定町廻りから番方若同心へ格下げになった矢車京太郎。当番方与力・栗原平之助の下で務めることになるのだが、この平之助は陰では「うつけ与力」と仇名され、与力仲間からも役立たずと評判の男だった…

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ユーザーレビュー

  • 淡雪の小舟~包丁浪人(四)~

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    内容(ブックデータベースより)

    日本橋小舟町界隈では今日もどこかで騒ぎが持ち上がる!
    故あって長屋暮らしの素浪人・刀根新三郎。
    料理上手の彼は町の人々に慕われ、様々な相談ごとにかかずらう。商家娘の恋に始まり、辻斬りの下手人探しまで・・・。
    そして、想い人のおえんに縁談が!?
    キスの刺身、無花果の天ぷら、淡雪豆腐など季節を彩る美味と共に、人情と風情に満ち溢れた時代シリーズ第四弾!

    令和7年11月8日~11日

    0
    2025年11月11日
  • おいらか俊作江戸綴り 4 形見酒

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    内容(ブックデータベースより)

    俊作は、大道芸人の征吉に知り合いの女の用心棒を頼まれる。渋々引き受けた俊作だが、これが間違いのもと。いきなり大勢の刺客に襲われ、女と逃げまわる羽目に。実は、この女は、元盗賊だったのだ。女を襲う刺客たちの目的とは? シリーズ第4弾。

    令和6年4月10日~12日

    0
    2024年04月12日
  • 旗本風来坊 助太刀始末

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    芦川淳一 著「助太刀始末」、旗本風来坊シリーズ№3、2016.4発行、由紀の縁談、助太刀始末、算盤ざむらいの3話です。暴れん坊の草間大作22歳、正義を重んじる快男児も、許婚の由紀の前では「たじたじ」です(^-^)

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    2016年11月09日
  • 仇討献立~包丁浪人(三)~

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    内容(ブックデータベースより)

    ”包丁浪人”刀根新三郎の元にやって来た瓜実顔の美人、
    お幸。彼女の夫、鏡太郎が用心棒の仕事に出た切り戻ってこないと言う。早速、件の武家に”料理番”として潜り込んだ新三郎だったが、行方を探る中で物騒な謀り事に気付き・・・。
    「武家の料理番」他三篇の短編を収録。
    料理と人情、そして華麗な剣技が魅力の新三郎が活躍する「美味しい」時代シリーズ第三弾!

    令和7年11月4日~6日

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    2025年11月06日
  • 卵とじの縁~包丁浪人(二)~

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    内容(ブックデータベースより)

    食い逃げで窮地に陥っていた栄吉を助けた
    ”包丁浪人”の途ね新三郎。
    聞けば、栄吉は掛川の料亭の若旦那だったが
    惚れた女を追って江戸へ出て、無一文になったとか。
    また、新三郎の「お節介の蒸」が騒ぎ出した・・・。
    「卵とじの妙味」など三篇の美味しい短編を収録。
    家を出た旗本の三男坊・新三郎が県と料理で難題を克服する、「美味しい」時代シリーズ待望の第二弾!

    令和7年10月2日~4日

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    2025年10月05日

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