妖女のねむり

妖女のねむり

作者名 :
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作品内容

廃品回収のアルバイト中に見つけた樋口一葉の手になる一枚の反故紙。小説らしき断簡の前後を求めて上諏訪へ向かった真一は、妖しの美女麻芸に出会う。目が合った瞬間、どこかでお会いしましたねと口にした真一が奇妙な既視感に戸惑っていると、麻芸は世にも不思議なことを言う。わたしたちは結ばれることなく死んでいった恋人たちの生まれかわりよ。今度こそ幸せになりましょう。西原牧湖だった過去のわたしは、平吹貢一郎だったあなたを殺してしまったの……。前世をたどる真一と麻芸が解き明かしていく秘められた事実とは。名匠が幻想味あふれる物語に仕掛けた本格ミステリの罠。/解説=松浦正人

ジャンル
出版社
東京創元社
掲載誌・レーベル
創元推理文庫
ページ数
366ページ
電子版発売日
2016年01月29日
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
2MB

    Posted by ブクログ 2018年02月17日

    夢見心地とはこのことだろう
     輪廻転生によって、運命の再会を果たした真一と麻芸。前世から現世、そして来世へと時は巡っていきます。波乱の展開を経て、様相が大きく変わりますが、夢から醒めることはありません。再生の先に待つのは、奇跡か、それとも悲劇かーー
     氏の才が集結した幻想ミステリの極致。

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    Posted by ブクログ 2016年07月09日

    導入の樋口一葉の遺稿というフックにまずグッときた。転生についてのタネ明かし、そして思想にとり憑かれたあの登場人物周りの描写が最後カチカチとハマって一つの絵になるような謎解きにグワーってなりました。ラストも美しい……

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    Posted by ブクログ 2015年02月20日

    「生まれ変わり」という幻想的なテーマを使いながらも、奇術師らしい仕掛けに溢れた本格ミステリの傑作でした。主人公が随所で感じる既視感で、輪廻転生は事実ではないかと読者に思わせてしまうあたりも秀逸。
    そして魅力的なヒロイン。ミステリでここまで可愛らしいヒロインがいたでしょうか?なんて現を抜かしていると、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年09月01日

    実に上手い。正直、この話はいったいどう着地するのかと不安に思いながら読んでいましたが、広げた大風呂敷が見事に畳まれる様子は実に見事。
    序盤の唐突な展開には若干戸惑いましたが、そこだけ乗りきったら一気読みでした。

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    Posted by ブクログ 2013年05月05日

    超常現象を扱っていながら、すっきりとこれを解いてみせます。でかい風呂敷を、あっという間に畳まれてしまったようです。殺人事件の顛末より、こちらの決着のつけ方が興味深いですね。奇術師でもある作者ならではの作品です。

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    Posted by ブクログ 2011年12月27日

    夢の中をうろうろするうちに、ガツンと目眩ましを喰らった感じ。
    しかも、二、三発。そんな読書体験でした。

    廃品回収の古新聞にまぎれて、樋口一葉の筆跡らしき紙の切れ端を発見。その出所を探るうちに、前世やら輪廻転生やらが絡んできて...
    おいおい、この話どうなるんだよ、と思いながら一気読み。大満足のミス...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年11月08日

    前世の恋人をモチーフにした、幻想的な物語がやがて… 

    伏線と回収が、まるで精巧な寄木細工のように、小さな一片まで余さずぴたりとはまりこむ。
    セルフ重箱の隅をつつくような「えっ、こんなとこまで?」という細やかな仕掛け。
    伏線のお残しはゆるさしまへんで! …てな向きには、たまらない作品です。

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    Posted by ブクログ 2016年04月01日

    「生まれ変わり」をテーマに据えつつ展開される前半はとてもロマンチック。前世では不幸があり結ばれなかった二人が、前世の謎を探るうちに明らかになる事実。
    ラストでの怒濤の解決編と、しっとりと締めるラスト1行。素敵でした。

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    Posted by ブクログ 2013年05月17日

    輪廻転生がでてきて前半部では「この本はまさかのSF?」かと匂わせつつも最後の集約はさすが。
    主人公の既視感の決着のつけかたは上手い!

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    Posted by ブクログ 2010年07月01日

    米澤穂信さんが、影響を受けた本として紹介していたので読んでみた。導入の部分にだけ、『断章』と共通点があるが、全体的な構成などでは直接似たようなところはないように思う。後はネタバレ                                                             ...続きを読む

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