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  • 感染捜査
    小説・文芸
    3.9
    1~2巻1,012円 (税込)
    東京五輪開催を目前に控えた2020年6月、お台場の飲食店で複数の惨殺遺体が発見された。同じ頃、東京湾上の豪華客船でも同様の事案が発生。狂犬病の亜種と思われる新種ウイルスが原因と判明する。感染者の発症率は100%。しかもゾンビ化し人間を襲い食らう。乗客、警察官と海上保安官選抜者からなる「感染捜査隊」を乗せた同船は、硫黄島近海に隔離されることとなったが――。女性刑事と海保出身の隊長が繰り広げる死闘に瞠目せよ!
  • イノベーションの科学 創造する人・破壊される人
    ビジネス・実用
    4.6
    1巻1,012円 (税込)
    経済成長の起爆剤として期待されるイノベーション。 将来への新しい希望であると同時に、「創造的破壊」と言われるように、人々のスキルや生活の基盤を壊す側面もある。 本書は「人」の観点から検討し、創造の促進は元より、破壊の打撃を軽減する方策を考察する。 創造する人、破壊される人の特徴とは? 抵抗と格差を縮小する教育投資、ミドル・シニア層のリスキリングとは? 希望と幸せのための二つのリスク・シェアとは?  ■目 次■ はじめに 第1章 イノベーションとは何か 1 「創造的破壊」としてのイノベーション 2 不確実性がつきもの 3 創造の恩恵と破壊のダメージには時間差がある   第2章 創造する人の特徴 1 創造性は才能なのか、環境なのか 2 動機づけ次第で創造性が変わる 3 誰がイノベーションを生み出すのか 4 「創造的破壊」の張本人は誰か   第3章 破壊される人は誰か 1 誰が破壊されやすいのか 2 どのような人が破壊されてきたのか 3 破壊されるインパクト   第4章 新しいモノゴトへの抵抗 1 抵抗を生むイノベーション 2 政府はどちら側につくのか 3 抵抗がなくなる条件   第5章 アメリカ型をマネするな 1 世界をリードするイノベーション大国 2 広がる格差と増える絶望死 3 どこかに正解がある?   第6章 自己責任化する社会 1 リスクの取り方、分散の仕方 2 個人が引き受ける破壊リスク 3 広がる自己責任と、狭まる「他者への責任」 第7章 創造と破壊のためのリスク・シェア 1 政府の再分配 2 リスク・シェアのさまざまな可能性 3 イノベーションを方向づける   おわりに 謝辞 参考文献 註記
  • ばらまき 選挙と裏金
    自民党衆院議員が妻の参院選出馬に際し、地元の議員らに現金を自ら配って回った前代未聞の買収事件。その額は100人で計2871万円にのぼる。なぜ、この事件は起きたのか。本当の“巨悪”は誰なのか。広島の地元紙が総力を挙げて「政治とカネ」の取材を続けるうち、買収の資金源とも目される自民党の巨額「裏金」問題へと繋がってゆき…。政権中枢の巨額「裏金」疑惑に広島の地元紙「中國新聞」が切り込んだ渾身の調査報道。『ばらまき 河井夫妻大規模買収事件全記録』の内容に、22年以降の取材の経過を大幅に加筆。買収資金として安倍政権幹部4人が裏金を提供した疑いを示すメモを手がかりに、政権中枢の闇に迫る。巨大な権力の壁にひるまず、真相に迫り続けた取材の裏側を描く執念のノンフィクション!――「事件はまだ終わっていない」
  • 風致の島
    小説・文芸
    5.0
    1巻1,012円 (税込)
    東南アジアでの巨大リゾート開発推進のため日本のスーパーゼネコンから現地役員として「島」に乗り込んでいた青木は、資金として投入された莫大な裏金の一部を着服して会社を離れ、計画が頓挫した後も島で隠遁生活を送っていた。現地で飼い殺しにされている元同僚の西村から、カジノを中心とする新たな開発計画の存在を聞いた青木は、その利権に食い込むため動き出す。 一方で青木は、島の男の二番目の妻になっていた日本人の女ミチコを「飼って」いた……。 金、酒、官能、暴力、逆転に次ぐ逆転……大藪春彦賞作家が描くすべてが“過剰”な物語。
  • 「性格が悪い」とはどういうことか ――ダークサイドの心理学
    ビジネス・実用
    3.3
    1巻1,012円 (税込)
    ダークな性格として、典型的なものは「マキャベリアニズム」「サイコパシー」「ナルシシズム」「サディズム」の四つである。それぞれの特性、測定方法を紹介、また仕事の相性、職場での行動、人間関係、異性との付き合い方等を分析し、どんな問題に結びつきやすいか、さらにその気質は遺伝なのか、環境なのかにも迫る。「悪い」性格が社会に残っていることには理由があり、どんな人にもダークな面はあることも明らかにする。
  • 無意味なものと不気味なもの
    小説・文芸
    3.4
    1巻1,012円 (税込)
    「あれはいったい何だったのだろう――?」 過去の人生において遭遇した、明確な恐怖とは言いがたい、けれど忘れることのできない記憶や小説。 大ヒット作『恐怖の正体』(中公新書)で話題を呼んだ作家・精神科医である著者が、精神の根源に触れるそうした〈恐怖寸前〉の〈無意味で不気味なものたち〉に惹かれて渉猟した、異色の文学エッセイにして読書案内。 刊行以来、ホラーや幻想文学の実作者を中心に、多くの読者から絶賛を得てきた名著に、書き下ろしの新章を増補した新版。 誰もが体験しながら、ふだんの日常においては意識の底に沈められがちな〈あれ〉を求めて……読めばきっと、あなたも語りたくなる。 推薦・澤村伊智 解説・朝宮運河 【目次】 文庫版のためのまえがき まえがき 1 隠蔽された顔――N・ホーソーン『牧師の黒のベール』 2 本物そっくり――河野多惠子『半所有者』 3 糞と翼――パトリック・マグラア『長靴の物語』 4 姿勢と連想――古井由吉『仁摩』 5 受話器を握る怪物――H・P・ラヴクラフト『ランドルフ・カーターの陳述』 6 孤独な日々――日影丈吉『旅は道づれ』 7 南洋の郵便配達夫――J・M・スコット『人魚とビスケット』 8 描きかけの風景画――藤枝静男『風景小説』 9 墜落する人――レイ・ブラッドベリ『目かくし運転』 10 救われたい気持ち――高井有一『夜の音』 11 果てしない日々――クレイ・レイノルズ『消えた娘』 12 世界の構造――富岡多惠子『遠い空』 13 グロテスク考――カースン・マッカラーズ『黄金の眼に映るもの』 14 うふふ。――車谷長吉『忌中』 16 昆虫的――内田百閒『殺生』+ブルーノ・シュルツ『父の最後の逃亡』 16 入り込んでくる人――庄野潤三『黒い牧師』 あとがき 解説 朝宮運河 〈本書は、無意味なものと不気味なものにまつわる探求報告であり、「あれはいったい何だったのだろう」という呟きの執拗な反復である。もし読者諸氏にも「あれはいったい何だったのだろう」との文言が病原菌のように感染すれば、著者としては嬉しい。寂しさがまぎれ、この世界に生を営んでいくことの不安を、幾分なりとも忘れさせてくれそうだからである。……〉(「まえがき」より)
  • マリーナ バルセロナの亡霊たち
    ある日の放課後。寄宿学校に通う15歳のオスカルは、荒廃した城館に迷い込み、そこに住む少女マリーナと親しくなった。彼女に導かれ人知れぬ墓地を訪れると、黒い蝶が彫られた墓碑に赤いバラを添える貴婦人の姿が。好奇心で後を追うオスカルとマリーナ。しかしその先には霧の都バルセロナの覗いてはならない秘密が隠されていた――。物語の魔術師とも呼ばれるスペインの巨匠、カルロス・ルイス・サフォンが描く幻想と怪奇に満ちた幻の初期作。後に続く「忘れられた本の墓場」シリーズ四部作の原点!
  • 命の砦
    小説・文芸
    4.4
    1巻1,012円 (税込)
    混雑のピークに同時多発火災が発生、大爆発の危機が迫る。 史上最悪の事態に女消防士・神谷夏美が戦いに挑む! 聖夜の新宿駅地下街を焼き尽くす!放火犯の“計画”とは? 傑作パニック小説第3弾! 銀座第一消防署の消防士神谷夏美に非常招集がかかった。午後六時半、クリスマスセールで賑わう新宿駅地下街が同時多発的に放火されたのだ。 迷路のような地下街はたちまち火の海と化し、地上への出口も炎上、数万人が閉じ込められる。さらに、臨場直前、水との化学反応で爆発する物質の存在が判明する! このままでは新宿駅が壊滅の危機に。万策尽きた夏美たちは……。
  • 棘の街
    小説・文芸
    4.2
    1巻1,012円 (税込)
    地方都市・北嶺で起きた誘拐事件。県警捜査一課の敏腕刑事・上條元は、事件の捜査中、身代金受け渡しの場でとある重大なミスを起こしてしまう。結果、被害者は殺害され犯人は逃亡、事件は未解決となった。 事件発生から1年後、被害者の白骨遺体の発見を機に、北嶺署に異動して再び事件を追い始めた上条は、ある一人の少年と出会う。彼との出会いをきっかけに、事件は思わぬ方向に動き始める――。心揺さぶる傑作警察小説。
  • 福沢諭吉 変貌する肖像 ――文明の先導者から文化人の象徴へ
    小説・文芸
    3.3
    1巻1,012円 (税込)
    福沢の思想は毀誉褒貶にさらされてきた。それは福沢の議論の変化というよりも、福沢をとりまく世論の側の変化によるものといえる。福沢を評価した徳富蘇峰は、晩年には福沢が日本の伝統的な良風美俗を破壊したと罵倒。戦後は丸山眞男から原則ある実学思想家として賞賛されるも、朝鮮蔑視の脱亜論者として批判もされ、他方で1980年代半ば以降は1万円札の肖像となり、文化人の象徴となった。福沢評価の変遷をたどり、その過程を詳細に考察。福沢の実像を浮かび上がらせる。
  • 古代豪族 大神氏 ――ヤマト王権と三輪山祭祀
    ビジネス・実用
    4.0
    1巻1,012円 (税込)
    大神(おおみわ)氏はヤマト王権の国家祭祀を担った氏族である。平城京や平安京などの都城が築かれる以前、五世紀後半から六世紀代は三輪山周辺が政治の舞台であった。そうした時代に、大神氏は三輪山の神に対する祭祀を職掌として台頭した。また大神氏の祖先は日本で最初の疫病を鎮めたと伝えられており、その伝承を語り継いで後世まで命脈を保ってきた。その信仰は現在の大神神社にまでつながっている。大神氏の最新研究によって、古代の王権や祭祀のあり方を明らかにする。
  • わが人生処方
    小説・文芸
    3.5
    1巻1,012円 (税込)
    常識的な叡智が底流する独自の人生論、書物への惜しみない愛情を綴った読書論、そして著者の中核をなす佳篇「余生の文学」……。大人の風格漂う人生と読書をめぐる極上の随想を初集成。巻末に吉田暁子・松浦寿輝対談「夕暮れの美学」を併録する。
  • 東シナ海 漁民たちの国境紛争
    ビジネス・実用
    5.0
    1巻1,012円 (税込)
    尖閣から日本漁船が消える日。 最前線では毎日なにが起きているのか? 漁業から日中台の国境紛争の現実が見える。 現地調査を続ける漁業経済学者による、渾身の論考! 漁業は国際情勢を映し出す鏡だ。 尖閣諸島での「唯一の経済活動」、それが漁業である。 海の上に線は引けない。漁業活動は食糧安全保障に直結しているばかりか国土維持活動ともなっている。 日本の排他的経済水域(EEZ)は世界有数とされているが、実は東シナ海では関係国と相互承認している日本のEEZはほとんどない。 東シナ海だけではない。日本海でも、オホーツク海でも水域の画定はされていないのだ。 尖閣諸島水域を中心に東シナ海の操業は中国、台湾に席巻されてままならず、そもそもインドネシア人に日本の漁業界は既に人材も依存してしまっている。 なぜ危機的な状況に陥ったのか? 日々の食卓の裏にある国境産業の現実を赤裸々に描く! ■国境産業は国家の化粧、国力を測るリトマス試験紙である ■日本漁船団は排他的経済水域すら失いかねない ■遠洋漁業は「流動的国土」。中国は遠洋強国となった ■日本は台湾に尖閣諸島の排他的経済水域を明け渡した ■東シナ海には二〇〇カイリ時代は到来しなかった ■外国人船員が国境の最前線に立っている ■外国人依存が日本漁業の思考停止を加速させた ■華僑・華人の漁業は南洋で拡大している ■日本漁業国有化論という問題提起 【目次】 まえがき 東シナ海での出会い 序章 日本の生命線 第一章 追いつめられる東シナ海漁業 第二章 東シナ海で増す中国・台湾の存在感 第三章 東シナ海に埋め込まれた時限爆弾 第四章 日本人が消える海 第五章 軍事化する海での漁業 終章 日本漁業国有化論 あとがき――さまよう小舟 主要参考文献
  • 1984
    小説・文芸
    4.2
    1巻1,012円 (税込)
    1984年、世界は〈オセアニア〉〈ユーラシア〉〈イースタシア〉という3つの国に分割統治されていた。オセアニアは、ビッグ・ブラザー率いる一党独裁制。市中に「ビッグ・ブラザーはあなたを見ている」と書かれたポスターが張られ、国民はテレスクリーンと呼ばれる装置で24時間監視されていた。党員のウィンストン・スミスは、この絶対的統治に疑念を抱き、体制の転覆をもくろむ〈ブラザー同盟〉に興味を持ちはじめていた。一方、美しい党員ジュリアと親密になり、隠れ家でひそかに逢瀬を重ねるようになる。つかの間、自由と生きる喜びを噛みしめるふたり。しかし、そこには、冷酷で絶望的な罠がしかけられていたのだった――。 全体主義が支配する近未来社会の恐怖を描いた本作品が、1949年に発表されるや、当時の東西冷戦が進む世界情勢を反映し、西側諸国で爆発的な支持を得た。1998年「英語で書かれた20世紀の小説ベスト100」に、2002年には「史上最高の文学100」に選出され、その後も、思想・芸術など数多くの分野で多大な影響を与えつづけている。
  • 現代中国の秘密結社 マフィア、政党、カルトの興亡史
    天安門事件、新型コロナ流行、香港デモ、薄熙来事件、アリババ台頭、孔子学院――。激動する国家にうごめく「秘密結社」を知らないで、どうやって現代中国がわかるのか? 清朝に起源を持ちいまなお各国に存在するチャイニーズ・フリーメーソン「洪門」、中国共産党の対外工作を担う「中国致公党」、カルト認定され最大の反共組織と化す「法輪功」など。大宅壮一ノンフィクション賞作家が、結社の行う「中国の壊し方」と「天下の取り方」に迫り、かれらの奇怪な興亡史を鮮やかに描き出す。
  • 誰彼 新装版
    小説・文芸
    3.8
    1巻1,012円 (税込)
    謎の人物から死の予告状を届けられた教祖が、その予告通りに地上80メートルにある密室から消えた! そして4時間後には、二重生活を営んでいた教祖のマンションで首なし死体が見つかる。死体は教祖なのか? なぜ首を奪ったのか? 連続怪事の真相が解けたときの驚愕とは?
  • モンテ・クリスト伯 上
    小説・文芸
    4.3
    1~3巻1,012~1,056円 (税込)
    陰謀によって結婚直前に牢獄に囚われの身となった青年エドモン.14年後脱獄した彼は,モンテ・クリスト伯となって,次々と復讐をとげていった….正義と愛にあふれる壮大なロマン.

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  • 復讐の毒鼓 1
    完結
    少年・青年マンガ
    4.3
    全6巻1,012円 (税込)
    双子の兄が殺された――。怒りに燃える弟は、兄に成りすまして学校に復学する。兄を殺した「ナンバーズ」を壊滅させるために。 各所で絶賛されていた「復讐の毒鼓」、待望の単行本化!
  • ルポ 入管 ──絶望の外国人収容施設
    2014年、カメルーン人男性が医師の診察を受けられず、東日本入管センター内で死亡。2018年、同センターでインド人男性が自殺。翌年、大村入管ではハンストによりナイジェリア人男性が餓死した。いったい、入管施設で何が起きているのか。東京五輪や外国人労働者の受け入れ拡大に合わせて、在留資格のない外国人の取り締まりが強化され、次々に入管施設に収容されている。2019年に出入国在留管理庁へと格上げされ、ますます大きな権力を振るう「入管」の実態に迫る。
  • もう終わりにしよう。
    ジェイクとわたしは付き合いたてのカップル。これから彼の両親が住む農場に、挨拶をしにいくところだ。けれどわたしは、ふたりの関係を終わりにしたいことを彼に隠していた。打ち明けられないまま目的地が近づくなか、携帯の留守電に、謎の男からの着信が――「答えを出すべき問いは、ただひとつ」。そして、ある寄り道が決定的な悲劇へと……。こじれ始めたふたりに訪れる驚愕の真実。孤独がもたらす心理に迫るスリラー
  • 避けられた戦争 ──一九二〇年代・日本の選択
    ビジネス・実用
    4.3
    1巻1,012円 (税込)
    1920年代の日本は、国際連盟の常任理事国に選ばれ、不戦条約にも調印し国際平和をリードする大国として世界の期待を集めていた。だが、30年代になると日本は一転して国際協調を捨て、戦争への道を歩んでいく。当時、戦争を避ける選択はありえなかったのだろうか。日米関係を中心に長年研究を積み重ねてきた碩学が、その最新の知見を、従来の日本近代史の豊富な実証研究の蓄積へと接合。20年代日本にとって本当は存在していた「戦争を避ける道」の可能性を掘り起こす。
  • 新実存主義
    心と脳は同じものなのか。心はすべて物理的な理論で説明がつくのか。心と脳はなぜ「サイクリングと自転車」の関係に似ているのか――。『世界はなぜ存在しないのか』で「世界」を論じた気鋭の哲学者がつぎに切り込むのは「心」。脳科学全盛の時代に、実存主義と心の哲学をつなげ、21世紀のための新たな存在テーゼを提示する。

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  • レイシズム
    日本人論の「古典」として読み継がれる『菊と刀』の著者で、アメリカの文化人類学者、ルース・ベネディクトが、1940年に発表し、今もロングセラーとなっている RACE AND RACISMの新訳。 ヨーロッパではナチスが台頭し、ファシズムが世界に吹き荒れる中で、「人種とは何か」「レイシズム(人種主義)には根拠はあるのか」と鋭く問いかけ、その迷妄を明らかにしていく。「レイシズム」という語は、本書によって広く知られ、現代まで使われるようになった。 「白人」「黒人」「黄色人種」といった「人種」にとどまらず、国家や言語、宗教など、出生地や遺伝、さらに文化による「人間のまとまり」にも優劣があるかのように宣伝するレイシストたちの言説を、一つ一つ論破してみせる本書は、70年以上を経た現在の私たちへの警鐘にもなっている。 訳者は、今年30歳の精神科医で、自らの診療体験などから本書の価値を再発見し、現代の読者に広く読まれるよう、平易な言葉で新たに訳し下ろした。グローバル化が急速に進み、社会の断絶と不寛容がますます深刻になりつつある現在、あらためて読みなおすべきベネディクトの代表作。
  • 探偵の現場
    10年前は男性依頼者が1割だったのに対し、現在では4割超が男性依頼者へと変わっている。時代や社会の変化とともに、依頼内容や調査方法にも変化が。獲物は絶対に逃がさない、探偵の調査実録。
  • 砂漠の影絵
    小説・文芸
    4.0
    1巻1,012円 (税込)
    2004年6月、イラクの武装組織に日本人5人が拉致された。商社勤務の橋本優樹はバグダッドへ向かう途中だった。組織の要求は、自衛隊のイラクからの撤退だ。日本政府はその要求を拒否、予告された処刑の日が迫ってくる。憎しみ合いと、殺し合いの果てにたどり着くのはどこなのか。人と人は分かり合えないのか。人間の生き方を問う、渾身の傑作長編小説。
  • 大尉の娘
    小説・文芸
    3.4
    1巻1,012円 (税込)
    心ならずも地方連隊勤務となった青年グリニョーフは、要塞の司令官の娘マリヤと出会い、やがて相思相愛になる。しかし実父には反対され、プガチョーフの反乱が起こり、マリヤも囚われ、グリニョーフも捕虜になってしまう……。実直な老従僕、憎き恋敵、謹厳な“義父”とおおらかで勇敢な“義母”、情に厚い反乱の首謀者プガチョーフらを配し、最後に劇的な結末が訪れる歴史ロマンス。みずみずしい新訳で甦るプーシキン晩年の傑作。
  • カイロ~Cairo~ 1
    BL
    2.0
    1巻1,012円 (税込)
    太陽神「ラー」の息子「ホルス」は人類の世話を命じられ 人間界ではファラオ「カイロ」と呼ばれた。 不死鳥ゆえ、365日食っちゃ寝と妄想ばかりを繰り返している毎日。 ある日、忠臣「イムホテプ」に合コンを提案され、ファラオで あることを隠しデートをするのだが… 恋愛経験ゼロの「カイロ」、不純物ゼロの「メル」、 ストーカー「ツタンカーメンズ」 セクシーイケメン達の爆笑ラブコメ、いよいよスタート!
  • 12階から飛び降りて一度死んだ私が伝えたいこと
    ビジネス・実用
    3.4
    1巻1,012円 (税込)
    東京・新宿でバーの経営や人気イベントを手がけ、経営者や漫画家として活躍していたモカさんは、鬱病を悪化させ、29歳の時、マンションの屋上から飛び降りた。奇跡的に生還後は、社会への「貢献」を意識し、600人以上の「生きづらさ」を抱える人に無償でお悩み相談をしている。デザイナー、プログラマー、元男性のトランスジェンダーでもある彼女の多才かつ献身的な活動を、取材する記者がまとめる。本人の描き下ろし漫画も。
  • 無垢なる者たちの煉獄 上
    小説・文芸
    4.0
    1~2巻1,012円 (税込)
    十四年の刑期を終えたラファエルは、出所するとすぐに弟ウィリアムとともに新しい<仕事>に取り掛かった。すべては計画通りに進んでいた。だが、三千万ユーロの宝石を手に飛び出したとき、ラファエルたちを待ち受けていたのは警官隊だった。激しい銃撃戦が繰り広げられ、最愛の弟が瀕死の重傷を負ってしまう。 追っ手を逃れ、瀕死のウィリアムを一刻も早く治療しなければならない。警察の非常線をかいくぐり、ラファエルたちは村はずれの古びた屋敷に逃げ込んだ。広大な敷地に建つその家にいたのは夫の帰りを待つ妻のサンドラがひとりだけ。理想的な隠れ家のはずだったが、帰宅した屋敷の主は純粋なほどに残酷なシリアルキラーだった……。 フランスを代表するミステリー作家が紡ぐ極上のサイコスリラー、ついに日本上陸。
  • 重役養成計画
    小説・文芸
    1.0
    1巻1,012円 (税込)
    平凡な一社員の大木泰三は、ある日重役候補生の一人に選ばれた。派閥に属さず立身出世とは無関係の彼に、虚々実々の毎日が始まる――。現代のサラリーマンへの痛烈な批判を含みながらユーモラスに描く快作。
  • 崩壊 朝日新聞
    ビジネス・実用
    4.0
    1巻1,012円 (税込)
    さらに転落・崩壊し続ける朝日よ、さらば!! 「従軍慰安婦」捏造をはじめ、戦前から今日まで続く「虚報」を生み出す「条件反射」的な「パブロフの犬」のような記者が、なぜ生まれるのか? 朝日新聞きっての敏腕老記者が、社員、OBを痛憤の徹底取材! その歴史的真因を衝く! そして、慰安婦問題からモリ・カケ報道まで、虚報のオンパレードを続ける朝日に鉄槌をくわえる一書。ベストセラーの『偽りの報道--冤罪「モリ・カケ事件」と朝日新聞』の原点ともいうべき著書。待望のWAC BUNKO化!
  • 馬渕睦夫が読み解く 2019年世界の真実 ──いま世界の秩序が大変動する
    ビジネス・実用
    5.0
    1巻1,012円 (税込)
    元駐ウクライナ大使の馬渕睦夫の最新著作 「リベラル」「ネオコン」「国際金融資本」(グローバリズム)の闇を暴く! 2018年──「反グローバリズム」からの逆襲が始まった! そして2019年、世界はこうなる!
  • 韓国・北朝鮮はこうなる!
    ビジネス・実用
    4.0
    1巻1,012円 (税込)
    米朝首脳会談は、単なる茶番劇・政治ショーだったのか? それとも「北朝鮮非核化」のために一歩前進したのか? これからやってくる「朝鮮半島クライシス」を、二人のコリア・ウォッチャーが緊急分析。そして提言を! 呉善花→このままだと、韓国は北朝鮮に呑み込まれ、南北連合国家下で金正恩大統領が誕生するかもしれません。ならば、韓国は貧しい低開発国に転落してしまいます。北朝鮮・金正恩王朝は、21世紀の「アパルトヘイト国家」「アウシュビッツ国家」「収容所国家」なのです。その人権弾圧を指弾することなく、その存続を許しては、北東アジアの平和が守られるわけはありません。 加藤達也→韓国と北朝鮮は日本の孤立化を狙っています。これからは、まともな韓国人は、「脱北者」ならぬ「脱南者」となって日本やアメリカに押し寄せてくるかもしれません。戦争は避けたい。しかし、米朝に謀られた「平和」は、日本のすぐとなりに、核と中距離弾道ミサイルを持つ「ならず者国家」がそのまま残ることを意味しかねません。どうか本書を手にとって、一緒に考えてください……。
  • 偽りの「都民ファースト」
    ビジネス・実用
    3.0
    1巻1,012円 (税込)
    今、東京都政はほんとうに 「都民ファースト」なのか 詭弁と先送りで地方自治を弄ぶ 小池都知事の政治手法を 前鳥取県知事と元検事が 徹底的に検証する はじめに 小池東京都知事の姿勢を問う 片山善博 豊洲移転をストップさせた小池氏の知事としての責任 豊洲市場問題を弄んではいけない 都議選にかまけている閑などない 都知事としてなすべきこと 第一章 編集部編 小池劇場はこうして始まった 小池百合子氏の突然の出馬表明 小池氏の「都知事選出馬表明」記者会見 小池氏と自民党都連の対立 小池氏の正式出馬表明 標的は、都議会のドンと石原元知事 小池氏の圧勝に終わった都知事選 裏切られる小池知事への期待 「都民ファーストの会」発足 千代田区長選と都議会公明党との接近 小池都知事の都幹部と石原元知事に対する責任追及 「都民ファーストの会」の代表就任と自民党離党 第二章 片山善博氏・郷原信郎氏対談【第一部】 小池都知事よ、まず隗より始めよ 都民が求めた「都議会改革」とは 有権者の心をつかんだ「都議会改革」というキーワード 都政の宿痾となっていた「政策推進総本部」 都庁の無謬主義と事なかれ主義 すり替えられた東京大改革のミッション 都知事の仕事はパートタイムでできるものではない まず隗より始めよ 第三章 片山善博氏・郷原信郎氏対談【第二部】 都知事としての責任と自覚 何をやりたいのかまったくわからない小池都政 移転の是非の判断に「情報公開問題」を持ち込む愚 問題を混迷させた小池劇場 政治情勢が生んだポピュリズムの申し子 本質をとらえないメディアの責任 任期を3年半と区切った真意は何か 二足の草鞋はおやめなさい 前任者への責任転嫁では済まない 第四章 片山善博氏・郷原信郎氏対談【第三部】 小池都政の先にある東京都の危機 都政を一輪車にしてはならない 鶴の一声による移転延期は民主主義の手続き違反 都政をポピュリズムに晒してはならない 法的根拠のない専門家会議 情けない東京都議会 東京ばかりではない地方自治の問題点 首長と議会の関係は是々非々で PTの正当性に疑問 なぜ、安心の基準を示さないのか ビュリダンのロバ 第五章 片山善博氏・郷原信郎氏対談【第四部】 変わりつつある小池都政の評価 不見識な突然の「築地再生案」 小池氏が住民訴訟の対象に? 自らの権限と責任を自覚すべき都議会議員 求められているのは「見せる化」ではなく、「見える化」 求められるメディアの役割 おわりに 「小池劇場」の“暴走”が招く「地方自治」の危機 郷原信郎 独裁的な権限行使に走っている小池知事 違和感だらけの石原氏への損害賠償請求の話 安全ではなく安心を強調する小池知事 元知事に対する損害賠償請求訴訟の問題点 独裁化で地方自治は崩壊する
  • 尖閣だけではない 沖縄が危ない!
    ビジネス・実用
    3.0
    1巻1,012円 (税込)
    沖縄を覆う 驚愕の真実 沖縄独立への衝撃のシナリオ。それを背後で操る中国。沖縄は文化的、経済的にも中国に侵食されだした。 このままだとチベットやウイグルのようになってしまう── ・実は沖縄関連予算は合 せて一兆二千億円にのぼる ・本当は住民の誘致で出来た米軍基地 ・皇室に助けられた戦前の沖縄……
  • 親鸞と聖徳太子
    ビジネス・実用
    4.0
    1巻1,012円 (税込)
    日本で一番信者数の多い浄土真宗。宗祖・親鸞の浄土教信仰は、法然から教えられたものではあったが、あくまで出家の立場を保ち、しかも戒律を厳格に守った法然は自らの生き方のモデルにはなり得なかった。六角堂に籠もる以前から、あるいはその時点から、聖徳太子に対する信仰が親鸞に存在したなら、非僧非俗の聖徳太子こそが親鸞の生き方のモデルといえる。80歳を超えてから、親鸞は法然の教えを『西方指南抄』につづるとともに、聖徳太子を讃える和讃を作り続けた。それは、自らの信仰の根本を改めて認識する作業だった。親鸞の信仰は、法然からだけ与えられたものではなく、日本仏教の基礎を築いた聖徳太子こそ、その核心に位置づけられていたのだ。親鸞が残した和讃や妻・恵信尼の手紙、『本願寺聖人伝絵』などから、浄土真宗の源流は聖徳太子にあることを読み解いていく。
  • 佐高信の昭和史
    ビジネス・実用
    3.0
    1巻1,012円 (税込)
    昭和2年、東京渡辺銀行破綻。昭和金融恐慌の引き金となったこの破綻の内実を、著者は東京渡辺銀行オーナー嫡孫・渡辺邦夫氏に直接取材し真実に迫る。緻密な取材により、エポックとなる事件や人物、組織の軌跡を辿り、リベラルな視点から昭和を捉え直したジャーナリストならではの昭和史。現代の視点から昭和を読み解き、現代日本に警鐘を鳴らす。解説・東京新聞記者望月衣塑子
  • お前らの墓につばを吐いてやる
    小説・文芸
    4.1
    1巻1,012円 (税込)
    伝説の作家がアメリカ人を偽装して執筆して戦後間もないフランスで大ベストセラーとなったハードボイルド小説にして代表作。人種差別への怒りにかりたてられる青年の明日なき暴走をクールに描く暗黒小説。
  • 止まった時計 麻原彰晃の三女・アーチャリーの手記
    オウム真理教が起こした地下鉄サリン事件から20年。あの頃、教祖・麻原彰晃の後継者としてメディアを賑わせた、ひとりの女の子を覚えているだろうか。アーチャリー正大師、当時11歳。社会から隔絶された地に育った彼女は、父の逮捕後も、石もて追われ、苦難の道を歩んだ。本書は、アーチャリーとしてではなく松本麗華として歩むために、父の逮捕の日から止まっていた時計を、自らの手で動かそうとする苦闘の記録である。
  • 長く暗い魂のティータイム
    奇想ミステリー「ダーク・ジェントリー全体論的探偵事務所」シリーズ第二弾! 今回、史上もっともうさんくさい私立探偵ダーク・ジェントリーが謎解きを挑むのは……なんと「神」です。
  • ダーク・ジェントリー全体論的探偵事務所
    お待たせしました!伝説の英国コメディSF「銀河ヒッチハイク・ガイド」の故ダグラス・アダムスが遺した、もうひとつの傑作シリーズがついに邦訳。前代未聞の奇想ミステリー。
  • 城下の人 新編・石光真清の手記(一)西南戦争・日清戦争
    小説・文芸
    4.0
    1~4巻1,012~1,320円 (税込)
    明治元年に生まれ、日清・日露戦争に従軍し、満洲やシベリアで諜報活動に従事した陸軍将校の手記四部作。第一部は、故郷熊本で西南戦争に遭遇した後、陸軍士官学校に入り、日清戦争に従軍するまでを綴る。未公開だった手記『思い出の記(抄)』及び小説『木苺の花』を併せて収録する。
  • 怪奇探偵リジー&クリスタル
    小説・文芸
    4.7
    1巻1,012円 (税込)
    1938年、ロサンゼルス。私立探偵エリザベス・コルトと、助手の少女クリスタルは、それぞれの“特殊な身体”と知恵を駆使し、奇怪な事件の数々に立ち向かう! パルプマガジンの表死絵そっくりな惨殺死体、幻の特撮映画上映中に消えた人々、甦る十七世紀イギリスの錬金術……。型破りな謎と解決法、全編を貫くマニアックな薀蓄に驚嘆必至の5篇を収録。物語を愛するすべての人に贈る痛快で風変わりなミステリー!解説:菊地秀行
  • ロスト
    小説・文芸
    4.3
    1巻1,012円 (税込)
    「ムラセアズサを預かっている。これはイタズラではなく、正真正銘の営利誘拐だ」村瀬梓が勤めるコールセンターに掛かってきた犯行電話。身代金の要求額は1億円、輸送役は100人の警官。なぜ、家族ではなく会社。なぜ、1億円。なぜ、100人も必要なのか。警察と"関係者"たちは、ピュワイトを名乗る犯人に翻弄されていく。「罪」に期限はあるのか――乱歩賞作家が圧倒的な読み味で描く、受賞後第一作、大藪賞候補の文庫化。
  • 死刑 その哲学的考察
    ビジネス・実用
    4.1
    1巻1,012円 (税込)
    人の命を奪うのが、死刑という刑罰だ。その存廃をめぐり、今なお意見は鋭く対立し、決着をみることはない。凶悪犯にはやはり、死刑をもって対処すべきなのか。賛否それぞれの根拠を問い、多くの人が死刑を支持する真の理由を探究。道徳の根源まで遡りながら、道徳とは何かを明らかにし、さらに政治哲学的な考察へと向かう。これまでの論争を根底から刷新する、究極の死刑論の誕生!
  • DNAの98%は謎 生命の鍵を握る「非コードDNA」とは何か
    ビジネス・実用
    3.8
    1巻1,012円 (税込)
    サルとヒトで遺伝子はほとんど同じなのに、なぜ見た目はこんなにも違うのだろう? ヒトゲノムのうち遺伝子部分はわずか2%。遺伝子ではない「98%」にヒトの秘密が隠されていた! かつてはゴミ扱いされた"ジャンクDNA"が生命の謎を解き明かす。
  • 御社の商品が売れない本当の理由~「実践マーケティング」による解決~
    ビジネス・実用
    3.6
    1巻1,012円 (税込)
    「19の呪縛」を解き、売れない時代に売れるしくみをつくる!――「目的は利益」ではない/「営業だけの仕事」ではない/「マーケティングは売ること」ではない/「はじめに商品ありき」ではない/「ターゲットは幅広くねらう」べきではない/「よければ売れる」ものではない/「広告宣伝さえすればよい」わけではない/「戦略で勝負がつく」とは限らない――石井淳蔵氏(日本マーケティング学会初代会長)推薦
  • おんさのひびき 新装版 上
    完結
    少年・青年マンガ
    4.5
    全2巻1,012円 (税込)
    母子家庭で暮らす順基、真っ直ぐな優等生少女マコ、そして、自らの“人生”を生きようとするエト。『銃座のウルナ』で第21回文化庁メディア芸術祭[優秀賞]を受賞した伊図透が、ライフワークとして描きつづける燦めきに溢れた青春シリーズ。描き下ろし作を加えた新装版!
  • 淫雨 ~捧げられた花嫁~【イラスト入り】
    幻の遺跡を探す留学生の聡史とラダは、蠱惑的な色香の青年と出会った。以来、ラダは青年に魅入られてしまう。聡史は友人のシンディアの協力を得て、ラダの心を取り戻そうとするが、見つけたのはとても淫靡な「儀式」だった。ラダの前で初心な身体が快感を受け入れるようシンディアに身体中を舐め解される聡史。与えられる快感と羞恥に耐えながらも、快楽に抗いきれず、花芯が徐々に張りつめる。未通の蕾が猛る雄に貫かれる瞬間、ラダの瞳に映ったのは!?
  • 悪徒
    小説・文芸
    4.3
    1巻1,012円 (税込)
    偽名を使い、多数の人を殺めてきた腕利きの榎波は、暴力団員が起こした動物惨殺事件を見逃すことが出来なかった。激情に駆られながらも、冷徹に暴力団員を射殺した榎波だったが、その完璧さが彼の運命を大きく狂わせていく。榎波の手口が他の伝説の暗殺者・花井と酷似していたことから、花井を追うことになった“影の弁護士”藤立。本来絡み合うはずのない二人が、再び出会うとき、未曾有の犯罪を巡る追跡劇がはじまる。 ※本書は二〇一二年十一月に小社から単行本で刊行された『ライフ・アンド・デス』を改題して文庫化したものが底本です。
  • 統計でウソをつく法
    ビジネス・実用
    3.7
    1巻1,012円 (税込)
    世の中には統計が氾濫している。「平均」とか「相関関係」とか言って数字やグラフを示されると、怪しい話も信じたくなる。しかし、統計数字やグラフは、必ずしも示されている通りのものではない。目に見える以上の意味がある場合もあるし、見かけより内容がないかもしれないのだ。統計が読み書きの能力と同じぐらい必要になっている現在、「統計でだまされない」ためには、まず「統計でだます方法」を知ることが必要だ!
  • 暗殺者の反撃 上
    “グレイマン(人目につかない男)”と呼ばれる暗殺者ジェントリーは、かつてCIA特殊活動部で極秘任務を遂行していたが、突然解雇され、命を狙われ始めた。それ以来、彼は刺客の群れと死闘を繰り広げてきたが、ついに今、反撃に転じる。CIAが抹殺を図る理由を突き止めるべく、故国アメリカに戻ってきたのだ。が、それを知ったCIA国家秘密本部本部長カーマイケルは、辣腕の女性局員を配下に入れて、グレイマン狩りを開始する!
  • 最後の敵
    小説・文芸
    3.3
    1巻1,012円 (税込)
    悩める青年、与夫は、精神分析医の麻子と出会う。そして鬱屈した現実がいま変貌する。「あなたの戦うべき相手は、進化よ」……壮大な構想、炸裂する想像力。日本SF大賞受賞の名作、復活。
  • マジョンナ 三家本礼 Extra Works
    少年・青年マンガ
    5.0
    1巻1,012円 (税込)
    映画『血まみれスケバンチェーンソー』DVD&BD発売記念! ホラーコミック界の雄・三家本礼、ヤングガンガンに発表した表題作など、幻となっている単行本未収録作をガガッと加え、その圧倒的な魅力をギューっと一冊に凝縮! 問答無用のスペシャル作品集!
  • 冥闇
    事件の真相を謎解きする「殺人クラブ」とは? 7歳のときに母と二人の姉を惨殺されたリビー。彼女の目撃証言によって兄のベンが殺人犯として逮捕される。それからから24年、心身に傷を負い、定職にも就かず、殺人事件の哀れな犠牲者として有志からの寄付金を食いつぶしながら、無気力に生きるリビーのもとへ、有名殺人事件の真相を推理する同好の士である「殺人クラブ」から会への出席依頼が。集まりに参加し、殺人クラブのメンバーが自分の家族に起こった忌まわしい事件に関心を抱いていることを知り、リビーは謝礼金を目当てに、事件の真相を探りはじめる……。  現在のリビーの視点と、事件当日の兄ベンと母パティの視点から物語が交互に語られ、やがて悲劇的な真実が明らかにされる衝撃のダーク・スリラー。
  • シャーロック・ホームズの思考術
    ホームズはなぜ初対面のワトスンがアフガニスタン帰りと推理できたのか? バスカヴィル家のブーツからなぜ真相を見出だしたのか? ホームズ物語を題材に、名推理を導きだす思考術を、最新の心理学と神経科学から解き明かす。注意力や観察力、想像力をアップさせる脳の使い方を知り、あなたもホームズになろう!
  • 日本の思想
    ビジネス・実用
    3.9
    1巻1,012円 (税込)
    現代日本の思想が当面する問題は何か。その日本的特質はどこにあり、何に由来するものなのか。日本人の内面生活における思想の入りこみかた、それらの相互関係を構造的な視角から追求していくことによって、新しい時代の思想を創造するために、いかなる方法意識が必要であるかを問う。日本の思想のありかたを浮き彫りにした文明論的考察。

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  • 灰色の犬
    小説・文芸
    3.7
    1巻1,012円 (税込)
    県警捜査四課のエースだった片桐誠一は、情報漏洩の疑いで左遷された。十年後、濡れ衣を晴らす機会が訪れるが、上司から拳銃のやらせ捜査を命じられ、かつての捜査協力者だった暴力団幹部の刀根剛に協力を求める。しかし刀根は組を追われる寸前で、誠一の息子、遼平は職を失い多重債務に苦しんでいた。三人は巨大組織を相手に絶体絶命の窮地を脱出できるのか!?
  • ハルビン・カフェ
    小説・文芸
    4.3
    1巻1,012円 (税込)
    裏切り、嫉妬、権力への欲望。男は、粛清の名のもとに血を流し、女は、愛のために決断をする……各紙誌で絶賛され、第5回大藪春彦賞を受賞した、打海文三が真価を発揮した最高傑作!
  • 日本共産党の深層
    ビジネス・実用
    3.3
    1巻1,012円 (税込)
    「赤旗のライバルは、読売であり、朝日だ!」と豪語する「しんぶん赤旗」の編集幹部。結党91年、治安警察法下の大正11年7月に東京・渋谷で非合法政党として産声をあげた共産党の本質とは何か。 「ブラック企業は許しません!」ドコドン。「原発のない日本をつくりましょう!」ドコドン。「反自民」の受け皿政党として、平成25年夏の参院選の“第三の躍進”を受け、日本共産党は現在、民主連合政府樹立を視野に入れている。「いよいよ本格的な“自共対決”の時代を迎えた」と志位和夫委員長は強調する。昭和8年真冬、治安維持法下の作家小林多喜二の拷問死をはじめ、戦前・戦後の歴史的考察から今日までの「日本共産党の深層」を党最高幹部への丹念な取材を重ね、いま解き明かす。
  • 赤い橋の殺人
    小説・文芸
    3.5
    1巻1,012円 (税込)
    19世紀中葉のパリ。急に金回りがよくなり、かつての貧しい生活から一転して、社交界の中心人物となったクレマン。無神論者としての信条を捨てたかのように、著名人との交友を楽しんでいた。だが、ある過去の殺人事件の真相が自宅のサロンで語られると、異様な動揺を示し始める。
  • ピグマリオン
    強烈なロンドン訛りを持つ花売り娘イライザに、たった6ヵ月で上流階級のお嬢様のような話し方を身につけさせることは可能なのだろうか。言語学者のヒギンズと盟友ピカリング大佐の試みは成功を収めるものの……。英国随一の劇作家ショーのユーモアと辛辣な皮肉がきいた傑作喜劇。(『PYGMALION』改題)
  • 身代わり島
    小説・文芸
    3.3
    1巻1,012円 (税込)
    鳥羽湾に浮かぶ本郷島が舞台となった大ヒットアニメーション映画「鹿子の夏」のイベントを開催させるべく、島を訪れた5人。イベントに賛成している島民たちと話し合いを進めている矢先、メンバーの一人が他殺体となって発見される……。
  • 神隠し・隠れ里 柳田国男傑作選
    ビジネス・実用
    3.2
    1巻1,012円 (税込)
    自らを神隠しに遭いやすい気質と定義したロマン主義者であり、一方で、社会を冷徹に見通し、たとえば普通選挙の実現を目指すなど変革者でもあった柳田。30もの論考から、その双極性を見通すアンソロジー。
  • 数えずの井戸
    小説・文芸
    4.0
    1巻1,012円 (税込)
    数えるから、足りなくなる――。暗く冷たい井戸の端で、「菊」は何を見たのか。それは、はなかくも美しい、もうひとつの「皿屋敷」。怪談となった江戸の「事件」を独自の解釈で語り直す、傑作怪談!
  • 夢盗人の娘
    〈永遠の戦士 エルリック5〉 流浪の皇子エルリックとフォン・ベック伯爵ウルリック、そして〈夢盗人〉の娘ウーナが活躍する、新3部作ついに開幕! 第二次大戦前夜、白き肌とルビー色の瞳をもつフォン・ベック伯爵ウルリックの居城に、SS将校となった従兄のゲイナー公爵が訪ねてきた。ベック家に古えより伝わる〈黒の剣〉レーヴンブランドをヒトラーに渡せというのだ。拒絶したウルリックはただちに収容所に連行され、拷問を受ける。やがて反ナチ組織に属するウーナという娘の助けで脱走したウルリックは、敵の追撃をかわし、地下世界ムー・ウーリアへと逃れるが…… /掲出の書影は底本のものです
  • ストームブリンガー
    〈永遠の戦士 エルリック〉第4巻。ひかわ玲子(作家・本書解説者)絶賛!--「ああ、わが青春のエルリックよ! これを読めるようになるまで、生きていてよかった」 最愛の妻を何者かに拉致されたエルリック。魔剣ストームブリンガーを手に探索の旅に出るが、〈新王国〉の地は、〈混沌〉と手を結んだパン・タン=ダリジョール連合軍に侵略されつつあった。戦乱の渦中に否応なく巻きこまれるエルリック。だがこれらは、迫り来る〈混沌〉と〈法〉の怖るべき戦いの前哨戦にすぎなかったのだ!「魂の盗人」「闇の三王」「忘れられた夢の隊商」の3中篇と、表題長篇『ストームブリンガー』収録。 /掲出の書影は底本のものです
  • 無罪請負人 刑事弁護とは何か?
    小説・文芸
    4.3
    1巻1,012円 (税込)
    多くの著名事件を手がけ「無罪請負人」の異名を取る辣腕弁護士が、日本の刑事司法の問題や特捜検察の腐敗ぶり、世論を真実から遠ざけるメディアの問題点などを提起する。
  • はじめてのゲーム理論 2つのキーワードで本質がわかる
    ビジネス・実用
    3.4
    1巻1,012円 (税込)
    経済学の分析道具として発展したゲーム理論は生きるための多くの知恵も与えてくれる。「利己的な人」を想定したナッシュ均衡と、「全員の利益」を最大化するパレート効率性が一致しないジレンマ。その解決のために考えられるさまざまなメカニズム・デザインと、理想のルール設計は不可能であるとする不可能性定理──人間社会の限界をも示唆するゲーム理論を学んで、したたかに生きよう。(ブルーバックス・2012年8月刊)
  • mina-mo-no-gram
    完結
    少女・女性マンガ
    3.8
    全1巻1,012円 (税込)
    いつも息苦しかった日常生活のリフレイン。二度と戻りたくない、青春のど真ん中。あなたの記憶が呼び覚まされる、エモーショナルでパセティックな別れ、痛み…。気鋭のふたりが試みた喪失と記憶の長編傑作、奇跡の誕生。
  • アノネ、 上巻
    完結
    少女・女性マンガ
    4.0
    全2巻1,012円 (税込)
    あの世界大戦中……。隠れ家で生活する花子は秘密の部屋で謎の青年と出会う。「アンネの日記」から着想を得た、完全フィクション・ストーリー!!
  • タイム
    小説・文芸
    4.0
    1巻1,012円 (税込)
    23年前「幼女悪戯」の無実の罪を着せられた青年が留置場で自殺し、数日後、その恋人が謎の死を遂げた。彼女は死の直前、西暦2000年に開封されるというタイムカプセルに無念の想いを綴った手記を託していた。一方、世捨て人のように生きているゴーストライターの松尾、あくなき上昇志向に燃えるエゴイストの桐原、さらに彼らの仲間2人は、秘密を抱いたままそれぞれの道を歩んでいた。やがて4人は運命に操られるが如く再会。だが、歳月は、かつての若者たちを容赦なく裁断する!
  • グリム童話(上)
    小説・文芸
    3.0
    1~2巻1,012~1,023円 (税込)
    グリム兄弟はドイツ語辞典(つまりドイツの「国語辞典」)を編纂したことからもわかるように、自分たちが使っているドイツ語の生きた姿をとどめることに力を注ぎました。彼らがまだ学者の卵だったころ、小さな街の薬局で働いていた住み込みのマリーおばさんから昔話を聞いたことから話の採集が進み、『グリム童話集』として集大成されると世界中に広まり大ロングセラーとなりました。(上)には幼い兄妹の冒険譚「ヘンゼルとグレーテル」など32編を収録しました。
  • ビリー・バッド
    18世紀末、商船から英国軍艦ベリポテント号に強制徴用された若きビリー・バッド。新米水兵ながら誰からも愛される存在だった彼を待ち受けていたのは、あたかも邪悪な謀略のような「運命の罠」だった……。緊張感みなぎるストーリー展開と哲学的な考察につらぬかれた現代性。アメリカ最大の作家メルヴィル(『白鯨』)の遺作にして最大の問題作が、いま鮮烈な新訳で甦る。
  • 丸山眞男の時代 大学・知識人・ジャーナリズム
    ビジネス・実用
    3.9
    1巻1,012円 (税込)
    戦後の市民による政治参加に圧倒的な支配力を及ぼした丸山眞男。そのカリスマ的な存在感の背景には、意外なことに、戦前、東大法学部の助手時代に体験した、右翼によるヒステリックな恫喝というトラウマがあった。本書は、六〇年安保を思想的に指導したものの、六〇年後半には学生から背を向けられる栄光と挫折の遍歴をたどり、丸山がその後のアカデミズムとジャーナリズムに与えた影響を検証する。
  • スワロウテイル序章/人工処女受胎
    小説・文芸
    4.5
    1巻1,012円 (税込)
    男女別の自治区で性別の違う人間と共に暮らす人工妖精たち。その一体である揚羽は、全寮制の看護学園で同室の連理や義妹の雪柳らと学園生活を謳歌していた。人間に害をなす人工妖精を密かに殺処分する“青色機関”の一員という裏の顔を持つ揚羽は、学園内の連続事件に死んだはずの科学者・不言志津江の陰謀を見出す。それは揚羽の人生に今後降りかかる過酷な運命の予兆でもあった。人気シリーズの前日譚たる連作中篇集。
  • ハサミ男
    小説・文芸
    3.9
    1巻1,012円 (税込)
    美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯「ハサミ男」。3番目の犠牲者を決め、綿密に調べ上げるが、自分の手口を真似て殺された彼女の死体を発見する羽目に陥る。自分以外の人間に、何故彼女を殺す必要があるのか。「ハサミ男」は調査をはじめる。精緻にして大胆な長編ミステリの傑作! 【2005年公開映画「ハサミ男」原作】(講談社文庫)
  • 超常現象をなぜ信じるのか 思い込みを生む「体験」のあやうさ
    ビジネス・実用
    4.4
    1巻1,012円 (税込)
    「自分の目で見たこと」は信じてよいか?UFO、虫の知らせ、星占い……。科学的には証明できないことも、実際の体験をとおして信じてしまう。しかしその「体験」は、本当のできごととは限らない!超常現象の実在を信じてしまうのは、人の思考システムの本質がかかわっている。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • クラインの壷
    小説・文芸
    4.4
    1巻1,012円 (税込)
    現実も真実も崩れ去る最後で最恐の大傑作。200万円で、ゲームブックの原作を謎の企業「イプシロン・プロジェクト」に売却した上杉彰彦。その原作をもとにしたヴァーチャルリアリティ・システム『クライン2』の制作に関わることに。美少女・梨紗と、ゲーマーとして仮想現実の世界に入り込む。岡嶋二人の最終作かつ超名作。そのIT環境の先見性だけでも、刊行年1989年という事実に驚愕するはず。映画『トータル・リコール』の前に描かれた、恐るべきヴァーチャルワールド!(講談社文庫)
  • さらば長き眠り
    小説・文芸
    4.2
    1巻1,012円 (税込)
    四〇〇日ぶりに東京に帰ってきた沢崎を待っていたのは浮浪者の男だった。男の導きで、沢崎は元高校野球選手からの調査を請け負う。十一年前、八百長試合の誘いがあったのが発端で彼の義姉が自殺した真相を突き止めてくれというが……沢崎シリーズ第一期完結の渾身の大作。「世紀末犯罪事情」収録
  • 大人のための算数練習帳 : 論理思考を育てる文章題の傑作選
    ビジネス・実用
    3.4
    1巻1,012円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 数学に必要な論理的思考を育てる文章題20。「鶴亀算」「植木算」「旅人算」……。算数で習った文章問題には、論理的思考能力を育む要素がぎっしり。算数と代数の解答を見くらべながら考える力を身につける。(ブルーバックス・2004年2月刊)
  • スリーピング・マーダー
    若妻グエンダはヴィクトリア朝風の家で新生活を始めた。だが、奇妙なことに初めて見るはずの家の中に既視感を抱く。ある日、彼女は観劇中、芝居の終幕近くの台詞を聞いて突如失神した。彼女は家の中で殺人が行なわれた記憶をふいに思い出したというが……ミス・マープルが回想の中の殺人に挑む。

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  • 葬儀を終えて
    リチャードは殺されたんじゃなかったの――アバネシー家の当主リチャードの葬儀が終わり、その遺言公開の席上、末の妹のコーラが口にした言葉。すべてはその一言がきっかけだった。 翌日、コーラが惨殺死体で発見される。要請を受けて調査に乗り出したポアロが一族の葛藤の中に見たものとは?

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  • パーカー・パイン登場
    「あなたは幸せ? そうでないならパーカー・パイン氏に相談を」。こんな広告をみて夫の浮気に悩む夫人が彼の事務所を訪れるが……。「中年夫人の事件」をはじめ、人生に退屈した軍人の話や、旅先で起こる殺人事件の話など、統計学に優れた心の治療専門医が活躍をみせる短篇十二篇を収録。

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  • 不夜城
    小説・文芸
    4.1
    1巻1,012円 (税込)
    アジア屈指の大歓楽街――新宿歌舞伎町。様々な民族が巣喰うこの街で、器用に生き抜いてきた故買屋・劉健一。だが、かつての相棒・呉富春が戻ってきたことから事態は一変した。富春は、上海マフィアのボス元成貴の片腕を殺し逃亡を続けていたのだ。健一は元に呼び戻され、三日以内に富春を連れてこいと脅される。同じ頃、謎の女が、健一に仕事を依頼してきた。彼女が売りたいと口にした意外なものとは――。生き残るために嘘と裏切りを重ねる人間たちを濃密な筆致で綴った危険な物語。
  • 狂王の庭
    小説・文芸
    3.4
    1巻1,012円 (税込)
    「この庭をあなたに捧げる――。」昭和27年、東京都下国分寺。広大な敷地に、全財産を投じてルートヴィヒ二世さながら華麗でシュールな西洋庭園を造った異端児・青爾。妹の婚約者である彼に引きつけられる美しい人妻・杳子。没落する華族社会を背景に、虚無と孤独と耽美の極地で、激しく求め合う男と女を描ききった、世紀の恋愛巨編。
  • 制服を着たインモラル
    BL
    3.5
    1巻1,012円 (税込)
    大好きな初恋のひと『花梨さん』から突然知らされた驚愕の事実。「ごめん、オレ、男なんだ」……は? お、と、こ? ぐいっと引っ張られた手に、花梨さんの股間を握らされると……ぎゃぁぁぁぁ!! ついてる!! そんなのアリかよぉぉぉ!!――前代未聞の恋愛大災害に見舞われた純情メガネ男子・イサヤ(17歳)に明日はあるのか!? BL界の異端児がおくる、奇想天外のありえざる爆笑ハッピー初恋小説!!
  • 予告殺人
    その朝、新聞の広告欄を目にした町の人々は驚きの声を上げた。「殺人お知らせ申しあげます。10月29日金曜日、午後6時30分より……」いたずらかと思われたが、しかし、それは正真正銘の殺人予告だった。時計の針が予告時間を指したとき、銃声が! 大胆不敵な殺人事件にミス・マープルが挑む。

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  • 夏のレプリカ REPLACEABLE SUMMER
    小説・文芸
    3.9
    1巻1,012円 (税込)
    T大学大学院生の簑沢杜萌は、夏休みに帰省した実家で仮面の誘拐者に捕らえられた。杜萌も別の場所に拉致されていた家族も無事だったが、実家にいたはずの兄だけが、どこかへ消えてしまった。眩い光、朦朧とする意識、夏の日に起こった事件に隠された過去とは? 『幻惑と死と使途』と同時期に起こった事件を描く。
  • 平の将門
    将門は著者の最も食指を動かした人物の一人である。反逆者としての歴史の刻印を除きたい気持ちもあったが、純粋で虚飾のない原始人の血を将門にみたからだ。都にあっては貴族に愚弄され、故郷では大叔父国香に父の遺領を掠められ、将門はやり場のない怒りを周囲に爆発させる。それは天慶の乱に発展し、都人を震撼させる。富士はまだ火を噴き、武蔵野は原野そのままの時代だった。
  • オペラ座の怪人
    値引きあり
    小説・文芸
    3.8
    1巻1,016円 (税込)
    怪人の噂が囁かれるパリ・オペラ座で死体が見つかり、美しき歌姫は演目中に姿を消す。怪人が歌姫に抱く狂おしいほどの愛はさらなる惨劇を招き、オペラ座は死の迷宮と化す――ノンフィクション風の小説手法に、ミステリー、怪奇、ユーモア、ロマンスを織り込み、容貌も能力も人間離れした異形の怪人エリックの人間的な悲劇を描く傑作小説を待望の新訳で!
  • 一人交換日記
    完結
    少年・青年マンガ
    3.9
    全2巻1,017円 (税込)
    話題作『さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ』の 永田カビが、過去と未来の永田カビに向けて綴る、 親との確執、初めての一人暮らし、愛のこと、そして ・その後・の生活――。セキララエッセイコミック!
  • 「大和」  撃滅の巨砲
    完結
    小説・文芸
    4.0
    全1巻1,018円 (税込)
    決戦場はマリアナ沖にあらず! ―軍令部はすでにマリアナ諸島近海で米機動部隊を待ち構え、艦隊同士による決戦を挑もうとする「Z作戦」を策定していたが、昭和一九年三月、海軍大臣に再任された米内光政大将は当作戦の図上演習を実施。惨敗という結果を得てしまった。 そこで敢行されたのが、長距離爆撃機「銀河」を搭載した空母三隻でマーシャル沖を奇襲する、「新Z作戦」であった! 陸奥湾を出撃した第一機動艦隊は、見事、在泊の米空母八隻を撃沈、作戦は成功を見る。 が、三隻の空母を逃してしまい、これが猛然と反撃。しかもメジュロ環礁にはまだ新型米戦艦七隻も残っていた。ついに決死の砲撃戦が生起し、「大和」「武蔵」の巨砲が火を噴く! 渾身の書下ろし戦記シミュレーション!!
  • 燃える波濤【1】
    小説・文芸
    -
    1~5巻1,018円 (税込)
    1980年代、イランのホメイニ師が急死した。その直後、権力抗争による内乱が発生する。米ソ二大国はすぐさま軍事介入を試み、首都テヘランを目指すのだった。 一方、中国では労働者による大規模なストライキが各地で続発。政権打倒を目指す不穏な動きが垣間見られた。 激動する世界情勢に対応するため、日本は米国の核の傘からの脱出を企図した「新武装中立国家」という新たな道を歩き始めようとする。 そんな中、原因不明の爆発によって一機の民間輸送機が志布志湾に墜落する。パイロットは奇跡的に一命を取り留めるも、記憶が無くなっただけでなく、何者かに命を狙われているのだった。 第1回日本冒険小説協会大賞受賞のベストセラー、ついに復刊! この作品は1989年11月に徳間書店より刊行された『燃える波濤(1)』を改装したものです。
  • ゆすり、たかりの国家
    ビジネス・実用
    4.0
    1巻1,018円 (税込)
    いま、南北コリアを起点に発生している危機は、日本を滅亡に導く恐れがある。われわれ日本人は、白村江の戦いや元寇以来の危機的状況であることを直視しなくてはならない。
  • 軍事と政治 日本の選択 歴史と世界の視座から
    ビジネス・実用
    4.3
    1巻1,018円 (税込)
    日本がアメリカに「見捨てられる」? 憲法改正の前になすべきこととは? 新しい「国民安全保障」を緊急提言。キーワードは「軍による安全」「軍からの安全」「政治からの安全」! 中国の軍事的膨張、北朝鮮の脅威、トランプ大統領が言及した日米同盟への不満……。激動の国際秩序のなか、日本の選択とは? 船橋洋一、五百旗頭薫、戸部良一、細谷雄一ら第一線の研究者が徹底討議、政府と軍、国民の三者が築く「国民安全保障国家」のあり方を提言する。 【本書の内容】 ・日本の安全保障のアキレス腱は「政治」にあり ・軍事組織、政府、国民の三者関係を考える ・政党政治と軍部との関係 ・歴史の分岐点 近衛内閣はどこで挫折したのか? ・戦後体制のなかの自衛隊 ・ネガティブ・コントロールからポジティブ・コントロールへ ・東日本大震災、湾岸戦争から学ぶ ・サイバー攻撃、宇宙戦争──新しい危機 ・民主主義の“模範”イギリスが抱える問題 ・海外での軍事貢献、国民はどう捉えるか ・インドネシア 民主化と国軍の関係 ・「ナショナル・セキュリティ」が脅かされるとき
  • 欲望の名画
    ビジネス・実用
    4.1
    1巻1,018円 (税込)
    フェルメールが「真珠の首飾りの女」で描いたのは虚栄か、快楽か、物欲か、それとも……。月刊「文藝春秋」の人気連載がついに新書化! 絵画に隠されたメッセージを紹介し、画家の意図や時代背景までを鮮やかに読み解いてきた中野京子さんによる最新刊。今回のテーマは「欲望」。激しい愛情、金銭への異常な執着、果てない収集癖、飽くなき野心……。人はあらゆる欲望を絵画に込めてきた。細部に描かれた小さな情報も見逃さず、名画に込められた意図を丁寧に読み解く。 26の絵画を5つのキーワードで徹底解説 第1章 愛欲 ドラクロワ「怒れるメディア」 ミレイ「オフィーリア」 ビアズリー「踊り手の褒美」 ダ・ヴィンチ「最後の晩餐」 他 第2章 知的欲求 ラ・トゥール「ポンパドゥール夫人」 ラファエロ「サン・シストの聖母子」 ブリューゲル「子供の遊び」 他 第3章 生存本能 ゲラン「モルフェウスとイリス」 レーピン「ヴォルガの船曳き」 他 第4章 物欲 クリムト「ベートーヴェン・フリース」 フェルメール「真珠の首飾りの女」 ボス「守銭奴の死」 第5章 権力欲 ホルバイン(子)「ヘンリー八世像」 メンツェル「フリードリヒ大王のフルートコンサート」他
  • 目くらましの道 上
    イースタ署のヴァランダー警部は、夏の休暇を楽しみにしていた。つきあっているバイバと旅行に行くのだ。そんな平和な夏の始まりは、一本の電話でくつがえされた。不審な女性がいるとヴァランダーが呼ばれて行った先の菜の花畑で、少女が焼身自殺。身元も自殺の理由も不明。目の前で少女が燃えるのを見たショックに追い打ちをかけるように、事件発生の通報が。殺されたのは元法務大臣。背中を斧で割られ、頭皮の一部を髪の毛ごと剥ぎ取られていた。これがすべての始まりだった。CWAゴールドダガー賞受賞の傑作。スウェーデン警察小説の金字塔。
  • 殺人者の顔
    雪の予感がする一月八日の早朝、小さな村から異変を告げる急報がもたらされた。駆けつけた刑事たちを待っていたのは、凄惨な光景だった。被害者のうち、無惨な傷を負って男は死亡、虫の息だった女も「外国の」と言い残して息を引き取る。片隅で静かに暮らしていた老夫婦を、誰がかくも残虐に殺害したのか。ヴァランダー刑事を始め、人間味豊かなイースタ署の面々が必死の捜査を展開する。曙光が見えるのは果たしていつ……? マルティン・ベック・シリーズの開始から四半世紀――スウェーデン警察小説に新たな歴史を刻む名シリーズの幕があがる!
  • ミスター・メルセデス 上
    小説・文芸
    3.9
    1~2巻1,018円 (税込)
    「恐怖の帝王」がデビュー40年目にして初めてミステリーを書いた! 暗い霧雨の朝。仕事を求める人々の列に、何者かが駆る暴走車が突っ込んだ。多数の死傷者を残して車は走り去り、事件は未解決に終わった。 そして今、退職刑事ホッジズのもとに犯人からの挑戦状が届く。 「こいつをこの手で捕らえてやる」。決意したホッジズは、孤独な調査を開始する――。 退職刑事VS卑劣な殺人鬼。米最高のミステリー賞・エドガー賞を受賞した巨匠の傑作。

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