その血は瞳に映らない

その血は瞳に映らない

小説・文芸
2,090円 (税込)

10pt

横浜のアパートに住む鈴原咲玖良と娘の優璃が、同じアパートの住人・緑川に襲われ、母親は死亡、娘も負傷した。すぐ逮捕された緑川は死刑になりたかった、と供述。ニュースサイト記者・千弦は、犯人の動機に疑問を抱き、優璃と共に事件を取材する。不審な行動をとる緑川の弁護人や思惑を秘めた関係者の証言に振り廻される千弦たち。被害者と加害者が入れ替わりながら、新たな悲劇を生んでゆく。SNSの闇を抉る傑作長編ミステリー。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    光文社
  • タイトル
    :
    その血は瞳に映らない
  • タイトルID
    :
    1964037
  • 電子版発売日
    :
    2025年08月20日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

閲覧環境

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その血は瞳に映らない のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    色々と書きたいことはありますが、注意しないとネタバレになってしまいそうですね。
    人は信じたいものを信じる特性があるのは間違いなく、それに流されていては本質を見誤ってしまう。
    正しい判断ができるよう、ネットとは適度な距離感を保って接していかなければいけないなと、改めて考えさせられる作品でした。

    0
    2025年10月26日

    Posted by ブクログ

    誰もが簡単に自分のつぶやきや日常を投稿できるSNS。その発信が、第三者によって捏造され自分の知らないところで燃え上がり自分への攻撃に至る恐怖。
    ネットの海で自分が勝手に作られて叩かれる。嘘やフェイクに気がつかず、正義を振りかざして容赦なく糾弾する社会。
    今後も続いていく。「信じない」と言われた人達の涙は見ないフリ。まさに瞳に映らない。
    それでいいのかと考えさせられる。

    0
    2026年06月06日

    Posted by ブクログ

    「人類にSNSは600年早い」
    という昔誰かが言っていた言葉を思い出した。
    タイトルからはホラーなのかミステリなのか全く何も想像できなかったけれど、ラストでタイトルを回収してくれた。


    「正義の鉄槌を下す」という胡散臭い名目で、薄汚い承認欲求を満たす野蛮なSNSユーザーたちに辟易していたため、自分の違和感や不快感は間違っていなかったんだな、と感じた。
    この本が誤った道に落ちないようにする抑止力になることを願う。

    0
    2026年03月01日

    Posted by ブクログ

    隣に住む隣人に母親が殺された

    記者に密着取材を頼み居候させてもらうことにした被害者の娘

    娘は事件当日母親と一緒にアパートに向かい一緒に歩いていた

    母親は足が悪かった

    SNSやネットを信じ攻撃的になり他者を攻撃する

    親の期待や教えを守り生きてきたのにその教えを守れなかったり期待に添えなかった子供に対しての親の反応

    親が障害を持っていると子供はいい子でないといけないのか

    0
    2026年01月21日

    Posted by ブクログ

    だんだん誰を信じたらいいか分からなくなった
    自分も内容の評判に流された感じがする

    友人や同じアパートに住んでいた住人が、最初は保身の為に黙っていたのに、世論の風向きが変わったら証言し出すあたりもリアル

    0
    2025年12月14日

    Posted by ブクログ

    プラットホームを立ち上げた女性記者が殺傷事件の被害者女子高生と犯人の周囲を嗅ぎ回るうちに……というミステリ。天袮涼の真骨頂じゃない? 本名登録しないとコメできないweb記事プラットホーム、会社のモラルがな〜。

    0
    2025年11月15日

    Posted by ブクログ

    結局は勝手な正義感
    SNSそのものというよりかは、その発達によって、言わなくても(やらなくても)いいことを実現してしまうようになった人間がとても嫌いです

    0
    2025年10月13日

    Posted by ブクログ

    今の時代に起こりそうな出来事ではある。読みながら、私も簡単にだまされてしまった。友だちと思っていても、まわりの評価とかから、対応を変えてしまうことは、ありがち。なにを信じればいいのか?自分の目で身体で直接感じるしかない。

    0
    2025年10月04日

    Posted by ブクログ

    ネット記事やSNSの書き込みが関係者に与える影響を描いた社会派ミステリー #その血は瞳に映らない

    ■あらすじ
    アパートに住む母娘、鈴原咲玖良と優璃。彼女たちはある日、同じアパートに住む男に襲われ、母が殺害されてしまった。犯人の動機は死刑になりたかっただけという…

    Webニュース記者の千弦は、犯人の供述にを疑問に思い、被害者の優璃に取材を申し入れる。母の殺害された経緯や理由が知りたかった優璃は、千弦の自宅に住み込み、一緒に調査や取材をすることになる。果たして事件の背後には何があったのか…

    ■きっと読みたくなるレビュー
    いつもの天祢涼先生らしい、人間性の闇を深く掘り下げる作品ですね。本作は死刑になりたいだけの無差別犯罪、そしてネット記事やSNSの書き込みが、事件関係者にどのような影響を及ぼしてしまうか。先生らしい厳しい視点で粘り強く描かれていくのです。

    まずプロットがしっかりしてますね、力作だと思います。Web記者と被害者が事件の真相を追っていくバディものであり、また捜査を進めながら自身の価値観を昇華、成長させていく私立探偵小説でもあるのです。

    様々な登場人物から情報を得ることで、次々展開していくプロットはお見事。どうしても取材小説なので画変わりや場面展開が少な目ですが、読者をぐっと惹きつける物語の組み立てはお見事でした。

    また本作はキャラクターも魅力的に描かれています。主人公の千弦はこれまでの経験、辛い過去を背負って社会で戦っている。食うためにコタツ記事を書くのではなく、ジャーナリストとして社会に立ち向かっているパワフルな女性なんです。その中でも社会で若い女性に向けられる目、女性蔑視の現実を厳しく描かれています。

    一方、被害者の娘である優璃は天真爛漫な女子高生。若いからこその前向きな部分が可愛いのですが、幼稚でもあるんすよね。

    二人の会話を見てるとが少しずつ距離感が縮まってくるのがわかるし、後半になってくると今にも壊れそうな優璃を守ろうとする千弦が健気で泣けてくるんすよね…

    そして本作の謎解き、誰がどんな悪意をもって、どんな行動したのか? これがなかなか混沌としていて真相が見えないんです。個人的に怪しいのは、この人かなーと思ってたのですが、最終的には違いましたね。たぶん同じ人を怪しんだ人もいっぱいいると思う、うまくミスリードされました。

    しかし情報化社会ってのは便利ではあるんですが、もはや現代においては、情報が氾濫してます。嘘、大げさ、紛らわしい、なーんてあたりまで、面白ければ真実なんてどうだっていいんです。

    情報化社会は、知恵も経験もあり、良識を持ち合わせた大人が使う分にはいい。しかしデマや嘘を妄信して、自分の意見や価値観を他人に押し付けたりするとタチが悪くなってくる。さらにひどくなると、他人を攻撃したり、力でねじ伏せたりといった行動に出る奴らもいるんすよね。

    そうならないためにはどうればよいのか… やっぱり大切な人の近くにいるってことが重要だと思うんすよね。

    ■ぜっさん推しポイント
    天祢涼先生はイヤな奴を書かせるとお上手なんですよね。本作でもいい意味でムカムカ、イライラさせてもらいましたよっ

    イチ推しは加害者緑川の両親ですね~、自分本位なセリフが最高に腹立たしい! ぜひ刮目して読んでね。

    0
    2025年09月05日

    Posted by ブクログ

    タイトルや帯から、とても期待していただけに、内容はそこまで…うーん。動機もうーん…なんだか微妙だった。

    0
    2026年05月31日

その血は瞳に映らない の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    光文社
  • タイトル
    :
    その血は瞳に映らない
  • タイトルID
    :
    1964037
  • 電子版発売日
    :
    2025年08月20日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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