キョウカンカク 美しき夜に

キョウカンカク 美しき夜に

796円 (税込)

3pt

死体を燃やす殺人鬼・フレイムに妹を殺された天弥山紫郎(あまやさんしろう)は、音が見える探偵・音宮美夜(おとみやみや)と捜査に乗り出す。美夜は殺意の声を見てフレイムを特定するも、動機がわからない。一方、山紫郎は別の人物を疑い……。ホワイダニット(動機のミステリ)の新たな金字塔が登場! 第43回メフィスト賞受賞作を全面改稿。

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キョウカンカク 美しき夜に のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    共感覚がこんなにミステリに映えるとは。ある意味特殊能力のような力を持つ探偵を、万能にさせ過ぎないように気を使っているのが窺える。ホワイダニットは衝撃的だけど、伏線はしっかり張られているし、それだけの作品ではなく、序盤から引き込まれて終始面白く読めました。

    0
    2017年09月20日

    Posted by ブクログ

    個人的な感覚だが「メフィスト賞にハズレなし」は、本作でも健在だった。
    十万人に一人とも言われる「共感覚」の持ち主の探偵が、連続焼殺事件の謎に挑む。
    続編も匂わせるラストであり、今後も楽しみ。

    0
    2013年09月26日

    Posted by ブクログ

    共感覚者の探偵音宮美夜が連続殺人鬼フレイムを追っていくという話。語り手は被害者の兄、山紫郎。
    なんか設定や文体がライトノベルっぽいし異能バトルに発展しそうだけどそんなことはなかった。

    ミステリ全般的に、犯人はお前だ!みたいな流れになるのは後半、最終章とかが普通なのに、この作品では中盤で犯人はお前だ

    0
    2014年03月08日

    Posted by ブクログ

    主人公の風貌といい、諸々のギミックといい、外連味たっぷりな話ではありますが、ミステリーとしては良くできた作品です。伏線の張り方はお見事です。

    0
    2013年07月25日

    Posted by ブクログ

    共感覚:ある刺激に対して、通常の感覚だけでなく、異なる感覚も自動的に得てしまう知覚現象。
    例えば、文字に色を感じたり、音に色が見えたりとさまざま。生まれ付き持った感覚らしいから、それと気がついていない人もいるかもしれない。
    もしかしたら、オーラを見えると言う方は、体臭とか汗とかに色彩を見ているのかも

    0
    2023年11月12日

    Posted by ブクログ

    いかにもメフィスト賞な、新しい切り口と本格ミステリ文法の融合。京極シリーズを思い出す衝撃的なホワイダニット。「新しい新本格(きっと的を射た名前が付けられるのだろうが)」の波の旗手の一人と言えるだろう。他の作品も読む。7.75

    0
    2015年12月15日

    Posted by ブクログ

    単純にミステリ部分だけで評価するならば、ふつう…?
    典型的な展開。

    フーダニットは半分程度で明らかになるし、最後の事件のハウダニットはそれ以外ありえないので、明確。
    そうなると必然的にメインにくるのはホワイダニットなわけだけど、これは、細部はよくわからないものの、大雑把な予想は本編を読まずとも、あ

    0
    2015年02月22日

    購入済み

    少女小説

    題材は面白かったです。ミステリー用語が頻出するのが、興ざめでした。

    0
    2020年01月05日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    超自然的な能力によって、推理以前に犯人が判ってしまうという仕掛けのミステリは、最近良く見かけるようになったけれど、その走り的作品だろうか。そんなわけで中盤あたりで犯人は判ってしまうから、あとは動機当てとアリバイ崩しになる。真相が明らかになっても、そこまでの感動はないけれど、細かく張り巡らされた伏線と

    0
    2020年12月31日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    連続殺人事件の犯人・通称「フレイム」を追うのは、特殊な「共感覚」の持ち主、音宮美夜。
    被害者の兄を助手に、共感覚を駆使して捜査します。

    主人公の音宮美夜が容姿端麗、銀髪、特殊能力保持と強烈なキャラクターで、エンターテイメント色が強い内容です。

    共感覚によって早々に犯人の目星がつくわけですが、そこ

    0
    2014年03月07日

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