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運気が整いラクになる! あなたにかけられた「呪い」のとき方
知らずにかけられた「呪い」の解き方 現実に合わなくなった社会常識、世間体、家族の束縛、SNSの声……などなど、 現代の「呪い」はとても身近で、だからこそ危険! 神社研究家でベストセラー実績ある著者が、 現代の呪いを自力で解除する方法を教えます。 -
殲滅特区の静寂 警察庁怪獣捜査官
怪獣パニック×本格ミステリ!! 怪獣の襲来が「日常」になった世界で起こる、三つの謎めいた殺人事件。 『名探偵コナン』、『ウルトラマン』シリーズの脚本も手がける大倉崇裕の最新作! 正体不明の巨大生物「怪獣」の度重なる出現に対抗すべく、専門省庁「怪獣省」が置かれ、発見・予報・殲滅の撃退プロセスを確立させた日本。怪獣の進行方向や攻撃方法を分析する予報官の岩戸正美は任務中、奇妙な事件に遭遇する。風力発電所の停止命令が届かなかった町で、瓦礫の下から見つかった死体。音響統制が敷かれた静寂の中で鳴り響いた一発の銃声。怪獣が生息していると噂される湖で失踪した調査官――そして、怪獣にまつわる事件には必ず、年季の入ったコートをなびかせた一人の中年男が現れる。警察庁特別捜査室の船村と名乗った男のことを、正美は噂で知っていた。怪獣に関連した特殊な事件を扱う「特別捜査官」。正美は、怪獣を巡る奇妙な事件の捜査に巻き込まれていく……。 -
ふがいないきょうだいに困ってる~「距離を置きたい」「縁を切りたい」家族の悩み~
親の老後の相談ができないきょうだい、経済的な危機感がないきょうだい、生活が自立していないきょうだい、トラブルを持ち込むきょうだいetc.自身の将来ですら不安なのに、「ふがいないきょうだい」の問題がのしかかってきたら――著者含む13の事例と専門家への取材をもとに、「家族だからなんとかなるはず」「家族だからサポートしなくては」「家族だから家庭内で解決しないと」という思い込みを手放すヒントをひねり出す。 -
円周率の日に先生は死んだ
町はずれの丘で数学教師の焼死体が見つかった。第一発見者は11歳の教え子。生前教師と親しかった彼は何かを隠しているようで…… -
落日の工藤会
「あんた、生涯、このこと後悔するよ」――。これは2021年8月24日、九州最大で最恐のヤクザ、工藤会総裁・野村悟に死刑判決が下った際に野村が裁判官に向かって放った言葉である。推認を重ねて出された異例の判決に至ったとされる、工藤会が起こした事件の内容とは。福岡県警が長年もくろんできた「工藤会壊滅作戦」の全貌とは。福岡県が「修羅の国」と呼ばれる所以となった極道を、長年追ってきた地元紙新聞記者たちによる、迫力のノンフィクション。 【目次】 序章:衝撃の死刑判決 1章:武闘派ヤクザの生い立ち 2章:ヤクザと海 3章:続発する市民襲撃 4章:壊滅作戦前夜 5章:異例の捜査と舞台裏 6章:法廷の全面対決 7章:凋落する工藤会 判決文 -
最強のクスリ絵 高次元カタカムナとカタカムナ天使文字
■超古代の叡智「カタカムナ」には、あらゆる宇宙の法則が書かれています。 カタカムナ文献に記されているカタカムナウタヒは、 文章が縦や横ではなく、渦状に書かれており、世界に類を見ないものです。 カタカムナウタヒとは、カタカムナ文字で書かれた五七調の80首の歌のことです。 カタカムナウタヒを詠うと、身体の中に三次元よりも次元が高い空間が現れ、人を癒します。 高次元空間は、遠い場所や見知らぬ世界にあるのではなく、 この三次元世界の中にあります。あまりに小さく折りたたまれ圧縮されているため、 普段は誰も、その存在に気づきません。これまでは、その折りたたまれた高次元世界を、 この三次元世界に拡張・展開させる方法が誰もわかりませんでした。ところが、カタカムナウタヒを詠むと、 隠れていた高次元空間が、わたしたちの住むこの三次元世界に現れ、人の身体を揺らすほどの影響力をもつようになります。 この超古代の文字、カタカムナをベースにした治療法、健康法を「カタカムナ医学」と呼びます。 ■本書では、高次元カタカムナ文字を使って高次元ゲートを開く方法を紹介します。 健康になりたい人は、現代医療と並行することで、治癒力はさらに大きくなります。 幸せになりたい人は、願望が最善の形で叶うでしょう。 カタカムナの次なるステージとして、あなたの手元に置いていただきたい1冊です。 -
君の教室が永遠の眠りにつくまで
大嫌い、大好き。――だからお願い、地獄に落ちて。 二人の少女をめぐる、運命と戦慄の「百合」×「ホラー」 30年以上、正体不明の灰色の雲に頭上を覆われている北海道F町。この町に暮らす小学六年生の遠野葵は、同級生の落合紫子が無二の親友であり、また友情を超えた感情をも抱きながら幼い日々を幸福に暮らしていた。しかし、葵が犯した過ちがきっかけで、研究者をしている紫子の父のスキャンダルが暴かれる。紫子は町中からバッシングされ、学校でも激しいいじめに遭ってしまう。葵は謝罪すらできないまま、紫子は転校して町を去る。同じ頃、町では住人が相次ぎ失踪する事件が起き、新しい担任の狭間百合が学校にやってくる。百合は葵に「私はあなたの秘密も過ちも知っている。そして私だけがあなたを助けることができる」と告げる。その言葉に従い、葵は恐ろしい儀式に手を染める。やがてついに、葵たちは運命の日を迎えることになるのだが……。スクール・ホラー、クローズド・タウン、そして儚い百合ロマン。ミステリとホラー、それぞれの読者を驚愕させる、規格外の横溝正史ミステリ&ホラー大賞「優秀賞」受賞作 -
高倉健 沈黙の演技
【内容紹介】 「背中を撮って絵になるのは健さんだけ」 無言で魅せた“演じすぎない”美学 松田優作をして「日本映画の宝」と言わしめた名優・高倉健――。 日本映画を代表する名優も、デビュー当初はなかなかヒット作に恵まれず、「背が高くて美男子だけど、役者としては難しいんじゃないか」(降旗康男監督)と見られていた。 しかし、『日本侠客伝』がヒットすると一躍、任侠映画の看板スターに。東映を辞めた後も映画にこだわり続け、生涯で205本の作品に出演し、名実ともに日本を代表する映画スターとなった。 スクリーンで唯一無二の存在感を放った名優は、撮影現場で何を思い、いかに自分の演技と向き合っていたのか――。 メディアにはほとんど出演しなかった高倉健を18年にわたって追い続けたノンフィクション作家・野地秩嘉が、高倉健の演技の神髄に迫る。 ・アクションシーンで動ける体を作るために、70歳を超えてからもジョギングを欠かさなかった ・撮影現場では冗談も飛ばすしリラックスしていたが、カメラが回った瞬間、現場の空気が変わる ・市川崑監督との無言の闘争 ・時代劇のカツラが嫌いだった ・高倉健が撮影現場で怒ったこと ・言いたくないセリフは飛ばす ・ストンと落ちたものを自分の体に染み込ませてから演じる 生前の本人のインタビューはじめ、國村隼、加藤登紀子、降旗康男、市川崑、チャン・イーモウなど、共演者やスタッフの貴重な証言をもとに、撮影前の準備から撮影現場の秘話まで、高倉健が貫いた演技の美学をひも解く。 高倉健ファン垂涎の一冊。 【著者紹介】 [著]野地 秩嘉(のじ・つねよし) 1957年東京都生まれ。早稲田大学商学部卒業後、出版社勤務を経てノンフィクション作家に。人物ルポルタージュをはじめ、ビジネス、食や美術、海外文化などの分野で活躍中。『TOKYO オリンピック物語』でミズノスポーツライター賞優秀賞受賞。『キャンティ物語』『サービスの達人たち』『高倉健インタヴューズ』『トヨタ物語』『スバル ヒコーキ野郎が作ったクルマ』『日本人とインド人』『京味物語』『警察庁長官 知られざる警察トップの仕事と素顔』、近刊に『伊藤忠 財閥系を超えた最強商人』(ダイヤモンド社)ほか著書多数。 【目次抜粋】 はじめに 第一章 高倉健を生んだ「覚悟」 第二章 任侠映画のスターとして 第三章 スターから名優になった1977年 第四章 頂点のままで 第五章 四十七人の刺客 第六章 チャン・イーモウが見た高倉健 第七章 降旗康男監督が見た高倉健の演技 第八章 高倉健の演技の流儀 終章 共演者が見た撮影現場の高倉健 ・國村隼 「日本映画界の宝」高倉健と松田優作から教わったこと ・加藤登紀子 現場の空気を変える沈黙の演技 おわりに -
在日二世から見た日本と韓国
終戦っ子の在日二世が自身の育った時代を語り、 日本と韓国への熱い思いを伝える“語り部の書” 本書は、植民地時代という苦難と激動の時代に日本に渡ってきた在日一世代の子として、著者の波乱の人生やビジネスでの実体験を通じての独特な視点で、在日二世が育った時代とその生き様や、日本や韓国そして在日の世界を語り、辛口も交えながらも、未来に向かって日本と韓国、そして若い在日世代へ思いを記した異色の書である。〔写真多数収録〕 【主な目次内容】 はじめに 第一編 日韓の狭間で歩んだ人生 第一章 文、そして岩本 *岩本の由来 *色々ある私の名前 *私の中学・高校時代 *思い出深い大学生活 *就職の壁そして米国へ *米国での貴重な経験 第二章 自分史の中で在日を考える *不法入国者になってしまった従兄さん達 *朝鮮人という言葉 *当時の在日の世界から思うこと 第三章 私にとっての日本と韓国 *在日にとっての国籍とは何なのか *日本国籍を通して民族、国家とは何かを考える *私が感じる日韓の潜在意識の違い 第四章 在日と民族学校 *在日と民族学校 *戦後の在日を巡る世相 *在日の構造変化と新たな民族学校の動き *在日にとっての変曲点 *新しい視点での在日 *正統性にこだわり過ぎる韓国 *歴史事実の確認 第二編 現代韓国と日本、ビジネス体験から 第五章 韓国での体験 *見知らぬ土地から学ぶこと *韓国生活1年間の様々な体験 *4年間に2度の貴重な引っ越し体験 *韓国の地方を旅する *韓国に対する少し辛口の話 *対日フリーになれない韓国 第六章 韓国企業の発展 *韓国パワーの原点 *韓国企業の強さを理解する *若年層の雇用不安と少子化問題 *企業活動に悪影響を与える今の日韓関係 第七章 日本のものづくりとアジア *日本のものづくり *アジアから取り残されかねない日本 *日本の若い優等生はアジアのエリートに太刀打ち出来るか 第三編 日韓の歴史と東アジア 第八章 日本と韓国の古代からの深い絆 *日韓の古くからの縁 *日本語の中にある韓国語 *日本のヤマト言葉は古代の韓国語? *新撰姓氏録と渡来人 *白村江の戦い以降、近代までの日本 *新羅以降、近代までの韓国 *日本、中国、韓国の文化源流比較 第九章 近世日中韓の体制構造の違いから学ぶ *それぞれの国が持つ元型(DNA)について *日本の東アジア侵略と文明衝突 *近世西洋・中国と江戸社会 *近世朝鮮と江戸社会 *これからの東アジアの姿 -
小説作法の殺人
「わたしは、さらわれた子ども」―― 小説家志望の美女の不審死。遺作『失踪』に隠された忌まわしき記憶。 偽りの素性に即製探偵コンビが挑む! 元「小説新潮」編集長が満を持して放つ、完璧なミステリー! 突然死した藤堂理沙の死因の調査をしてほしい――。 依頼を受けた高円寺の私立探偵・常念勝は、理沙の親友である麻川マリから、小説教室で理沙が提出した課題作品『失踪』を渡される。 誘拐された子どもが生みの親を訪ねるという内容は、かつて自分を「さらわれた子ども」と語っていた理沙そのもの。常念とマリは、理沙の執筆の足跡をたどり、神戸、京都、大阪へと飛ぶ。 いないはずの弟、消えたパソコン、二人を襲う暴力……。複雑に絡まり合う謎と、輪郭をなくしていく理沙の正体。 常念は理沙の遺したフィクションの迷宮にはまっていく……。 -
致死量の友だち
一緒にあいつらに復讐しましょう。 凄惨な虐め、離散同様の家族――「死」を覚悟したとき、傍らでささやく美しいクラスメイト。 彼女は毒を隠し持つ麗しい女王蜂だった。 「別に、生きていて欲しい人なんていない……」 学校で苛烈な虐めをうける宇打ひじり。死をも考え始めてしまうような状態の中、美しいクラスメイトの夕実から一緒に復讐しようと誘われる。夕実も校内で悍ましい仕打ちをうけていたのだ。夕実に誘われるまま、毒を使って仕返しを考えるようになったひじりは、彼女から毒の知識を得ていくが、美しい彼女へ憧れや恋に似た依存を強めていく。そんな中、ひじりが絶望に打ちひしがれる事態が起こり、思わぬ事件に発展してしまう。その悲劇の裏にひそむ悪意にひじりは動揺しながらも、クライメイトとともに事件を探るようになるが、ついには学園中を巻き込んだ大きな惨劇が発生してしまう。 ――その裏には驚きの事実が待ち受けていた。 「そう、なら皆殺しでいいのね」 -
科学実験でスラスラわかる! 本当はおもしろい中学入試の理科
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【本書の特徴①】 受験理科の入り口にぴったり! 「虹はどうしてできるの?」「お風呂で温かいお湯が上、冷たいお湯が下にくるのはなぜ?」など、 日常生活の中の「不思議なこと」を実験で解き明かしていきます。 「へぇ~、おもしろい」と思いながら読み進めることで、知識のみならず、 自分で考える力、問題を解く力がつきます。 [本書の特徴②] 大人が先にハマります! 「空の色はなぜ青い?」「シャボン玉が落ちずに浮かび続けるのはなぜ?」などの疑問に対する答えを、 美しい実験写真で解説。理科が苦手でも、知識ゼロからでも大丈夫。 「知らなかった、もっと知りたい!」という気持ちを大人自身が感じながら楽しめます。 [本書の特徴③] 実際に出題された問題の解き方を解説 開成、麻布、女子学院などの過去問を見ながら、考え方、解き方をわかりやすく説明します。 「実験と入試問題って、こんなふうにつながっているんだ」と思いながら、問題を解くおもしろさに気づきます。 -
ベラ・コチェフスカの大予言
「日本は精神界の王者として立ち上がれ!」 核の洗礼を人類で最初に受けた日本は、混乱の世紀末から次の世紀にかけて、人類が平安を取り戻していく過程で、とても重要な役割を果たすことでしょう。 日本は地球のヘソのようなもの。 宇宙からのエネルギーを一番ストレートに受ける特別な聖地なのです。 実はイエスも仏陀も、モーゼもマホメットも、日本に来たことがあるのです。 深い瞑想により日本に霊魂として訪れて、この地に住む神霊と交わり、多くのことを学び悟ったのです。 ベラ・コチェフスカ(1945年~2011年)ブルガリア出身 世界一の超能力者と呼ばれた「ベラ・コチェフスカ」さんの軌跡を追ったこの本は、今こそ日本人に読まれるべき内容となっています。 三上照夫、川面凡児、小泉太志命、松下松蔵、笹目秀和、本山博と、ある特殊な能力を持った「神人」をテーマに繰り広げる、宮崎貞行氏の作品の根底に流れるのは、その能力の数々は、決して己の力を誇示するためのものではなく、「他者を守る、救う」ために使われていたことです。 それは、まさにベラ・コチェフスカが語った、これからの日本が精神界の王者として立ち上がるために、「神が布石を打った人々」だと、言えるのだと思います。 【内容(抜粋)】 「地球人ではない」/前世は日本人/マダラの騎士像/コロボックルの文明/消された富士王朝/天武天皇の謎/日本は地球のヘソ/人は神なり、光なり/人口は三分の一に/ベラさんを守るUFO/人類を襲う危機/ババ・ヴァンガの予言/ストイナとタルビッチの超能力/ヤマト国のヒミコ/金の十字架/来世は山形に/他. -
灰色の評決
被告人は無罪か、有罪か? 裁判員として公正であろうとした婚約者は何故姿を消したのか。 裁判員だった主人公がたどりつく、意外な真相とは―― 読みながら、彼女の無事を願わずにはいられなかった。/織守きょうや ごく普通の一般人である二宮智樹はある殺人事件の裁判員として裁判に参加することになる。その裁判では、美容師の男が若い姉妹を殺害した事件が裁かれることになっていた。智樹ら裁判員の多くが美容師の有罪へと意見が傾くなか、八木麻衣子と名乗る若い女性は美容の無罪の可能性を訴える。だが評決になって、麻衣子は一転して有罪へと意見を変え、美容師には死刑判決が下る。裁判から数か月後、智樹は麻衣子とつきあうようになり結婚を申しこむが、なぜか麻衣子はそれを拒む。折しも美容師の事件の控訴審が開かれ、麻衣子は再び美容師の冤罪の可能性に言及していた。その矢先、麻衣子は忽然と姿を消してしまう――。 横溝正史ミステリ大賞・優秀賞作家、渾身のリーガルミステリ! 金子幸代・装画 -
幸せとお金の経済学
■消費行動を変え幸福度を上げる【お金の新概念】 「お金では買えない価値がある」という言葉には納得するものの、 やはりお金が欲しい、できれば贅沢な暮らしがしたい、というのが人情です これは決して恥ずべき感情ではなく、動物としてのヒトのDNAに刻み込まれた ホットシステムというべきごく自然な欲求です しかし格差が開いた社会、中でも中間所得層においては、 本書ではこうした欲求が不幸をもたらす可能性があると警鐘を鳴らし、 次のようなお金の新概念を提唱します ・地位財=他人との比較優位によってはじめて価値の生まれるもの。幸福の持続性[低] (例:所得、社会的地位、教育費、車や家などの物的財) ・非地位財=他人が何を持っているかどうかとは関係なく、 それ自体に価値があり喜びを得ることができるもの。幸福の持続性[高] (例:休暇、愛情、健康、自由、自主性、社会への帰属意識、良質な環境など) シンプルながら、今まで経済学ではほとんどテーマとされなかった この「地位財」「非地位財」という概念は、 あなたを不要な競争的消費から解放し、幸福度を上げる力があります ■目次 監訳者まえがき/金森重樹 Ⅰ 収入が増えない時代の幸せとお金の研究序説 Ⅱ 「普通の生活」でもどんどんお金が減っていく理由 Ⅲ 地位財・非地位財でわかる幸せのコスパ Ⅳ 「平均以下」が私たちを幸せにする? Ⅴ 今、問われている納税者としての金銭感覚 最後に、日本語版読者へ寄せて/ロバート・H・フランク -
「死刑になりたくて、他人を殺しました」 無差別殺傷犯の論理
死刑という「安息」── なぜ人を殺すことでしか、彼らの思いは遂げられなかったのか。 「死刑になるため」、「無期懲役になるため」と、 通り魔を行い、放火をし、見ず知らずの人を傷つける凶悪犯が後を絶えない。 彼らはなぜ、計画を実行し犯罪をおかすことができたのか。 我々と、あるいは彼らと同じ境遇にいる人々と、何か違うのか。 本各界の研究者、彼らを救済する人びとに上記の問いを投げかけ、 そのインタビューの中から「彼ら」の真の姿、そして求めているものを探る、ルポルタージュ。 【取材者】 秋葉原無差別殺傷事件犯人 加藤智大の友人 大友秀逸氏 宅間守・宮崎勤らの精神鑑定士 長谷川博一氏 東京拘置所・死刑囚の教誨師 ハビエル・ガラルダ氏 永山則夫の元身柄引受人候補 市原みちえ氏 10代少女毒物殺人事件 支援者 阿部恭子氏 元刑務官 坂本敏夫氏 など 【目次】 第一章 加害者家族を救う人 阿部恭子 NPO法人World Open Heart理事長 第二章 自殺と他殺を受け止める人 大友秀逸 「秋葉原無差別殺傷事件」犯人 加藤智大の友人 第三章 死刑囚に寄り添う人 ハビエル・ガラルダ 教誨師 第四章 「傷つけたい」思いと対話する人 長谷川博一 こころぎふ臨床心理センター センター長 第五章 「生きづらさ」に向き合う人 大石怜奈・石神貴之 学生団体YouthLINKメンバー・OB 第六章 「死刑になりたい」殺人犯を支え続けた人 市原みちえ 「いのちのギャラリー」管理人 第七章 家族と嗜癖から人間を見る人 斎藤学 家族機能研究所・精神科医 第八章 社会と犯罪の関係を研究する人 岡邊健 京都大学大学院教育学研究科 教授 第九章 死刑を執行する人 坂本敏夫 元刑務官 あとがき -
風琴密室
忍棚村に暮らす高校生の凌汰は、夏休みのバイトとして幼馴染みたちと廃校の小学校を片付けていた。そこへ東京から2人の女子高校生が訪ねてくる。ひとりは、6年前の一時期この小学校に通い、すぐに引っ越していった「雨ちゃん」だった。凌汰の脳裏に、兄・コーちゃんと雨ちゃんと3人で遊んだひと夏が甦る。コーちゃんの「事故」で、思い出は悲しい記憶に変わったのだが――。再会に盛り上がる凌汰たちはそのまま廃校に宿泊することになり、修学旅行の夜のような時間を過ごす。しかし翌朝、幼馴染みの四條がプールに沈んでいるのが見つかり――。犯人の名が明かされるとき、世界は一変する。二度読み必至の青春本格ミステリ。 -
夜の都
異国から来た少女は、眠りの世界で魔女修行をする。「夜の都」を望む異界を訪れて。 魔女の「クダン」から教わるのは、妖精の鱗粉を触媒とした、月の姫から授かりし魔術。 亡者どもを追い払う任務を、世界を守る役目を、図らずも背負わされた少女の運命は。 圧倒的な想像力が世界を創造する、あまりにも美しく苛烈な、ヒストリカル・ネオファンタジー×魔法少女物語。 === 1920年代前半(大正時代)、父と義母とともに、『ガリヴァー旅行記』に登場する東洋の島国を訪れた14歳の少女・ライラ。 7日間を保養地のホテルで過ごすことになったライラだが、古い祠として祀られていた岩井戸で、底から湧き出た星のような小さな光の粉が眼に入ってしまう。 部屋に帰り猛烈な睡魔に襲われた彼女がベッドに倒れ込むと、なぜかそのまま真っ暗闇の空間を落下し、気が付くと見知らぬ場所にいた。 月のように巨大なシャンデリア、大理石の環状列柱が支える絢爛の大広間。 夢だと思ったライラが不思議な空間をさまようと、何処かで電話機のベルが鳴っている。 応答したライラに語り掛けてきた相手は、「月の姫より直々に眠りの魔術を授かりし禍の魔女」で「クダン」と自らを呼ぶようにと言った。 クダンはここが「星の界の異界」であり、空の彼方に屹立する摩天楼群を「夜の都」だと語るのだが……。 日本ホラー小説大賞出身作家、待望の第2作。 === 装画=朱華 「眠る島」 2021 -
フェンスとバリケード 福島と沖縄 抵抗するジャーナリズムの現場から
台本ありきの首相会見の内幕、合同取材でつかんだ辺野古新基地“自衛隊常駐”計画、「復興五輪」の名の下で行われた聖火リレーの異変など、原発と基地を押しつけられる「苦渋の地」を持ち場とする二人の記者が、取材現場の裏側をつづる。 -
真っ白い殺人鬼
「ねえ、秘密のアプリって知ってる?」 いつものように教室の片隅にいると、楽しそうな女子たちの噂話が聞こえてきた。 【過去を自由に変えられる】という夢のようなアプリ。 みんな噂話だとわかっているけど「あったらどうする?」と話題が絶えない。 もし僕だったらどんな過去を変えるだろう? きっと「僕を『普通』の人間にして下さい」こう願うかな……。 次の日、いつものように登校すると――友人の三宮春乃が消えてしまっていた。 何故だかみんな春乃のことを憶えてないようだ。まるで元からいなかったみたいに。 「誰かが“アプリ”を使って、この世から春乃が存在した過去を消した?」 ――秘密のアプリは夢なんか与えない。その日から噂は現実となり、僕たちの『普通』は壊れていった。 -
共犯者
お前は、誰を守ろうとしてるんだ? 迷走する警察。暴走する世論。壊れゆく家族。 ひとつの殺人事件が、隠された過去の真相を炙り出していく。 その罪は赦されるか。愛と憎しみの衝撃サスペンスミステリー。 岐阜県の山中で顔面を激しく損壊された男性の遺体が発見された。取材に赴いた週刊誌記者の宮治は、警察が何かを隠していると疑う。隣県にはひとつ歳下の弟・夏樹が住んでいた。久々に弟の部屋に立ち寄った宮治は、その言動に不信感を抱く。弟が事件になんらか関わっているのかもしれない。報道の使命を貫くか、家族を守るか、宮治は揺れ動くが……。 カバーイラスト/三部けい -
世界の歴史をカネで動かす男たち
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本の出版界、学術界から黙殺された米国の重要な書籍の邦訳。ハゲタカ外資の始祖ともいうべき国際金融エスタブリッシュメントの行状は、プラザ合意、金融ビッグバン、バブル経済の崩壊、そして昨今の郵政民営化という虚名で覆い隠された郵便貯金の市場への開放と、今日までの日本経済の惨状を鮮やかに説明してくれる。そう、世界の歴史をカネで自在に操る人々が確かに存在するのである。 -
永遠の最強王者 ジャンボ鶴田<電子特別版>
<電子特別版> 紙書籍に未収録の【電子書籍化に寄せて】を追加した電子特別版です。 「普通の人でいたかった怪物」 今でも根強い“日本人レスラー最強説”と、権力に背を向けたその人間像に迫る! 天龍源一郎、長州力、川田利明、田上明、小橋建太、渕正信、秋山準、佐藤昭雄、和田京平、鶴田恒良(実兄)、池田実(日川高校バスケ部同級生)、鎌田誠(元中大レスリング部主将)、磯貝頼秀(ミュンヘン五輪代表)他、当時のコメントと多くの新証言をもとに、誰もが踏み込めなかったジャンボ鶴田の実像に、元『週刊ゴング編集長』小佐野景浩が初めて踏み込んだ大作。 「鶴田の何が凄かったのか、その強さはどこにあったのか、最強説にもかかわらず真のエースになれなかったのはなぜなのか、総合的に見てプロレスラーとしてどう評価すべきなのか――などが解き明かされたことはない。 もう鶴田本人に話を聞くことはできないが、かつての取材の蓄積、さまざまな資料、関係者への取材、そして試合を改めて検証し、今こそ“ジャンボ鶴田は何者だったのか?”を解き明かしていこう――」(著者より) 【著者プロフィール】 小佐野景浩 (おさの かげひろ) 幼少期からプロレスに興味を持ち、高校1年生の時に新日本プロレス・ファンクラブ『炎のファイター』を結成。 『全国ファンクラブ連盟』の初代会長も務めた。 『週刊ゴング』創刊からは全日本プロレス、ジャパン・プロレス、FMW、SWS、WARの担当記者を歴任し、94年8月に編集長に就任。 以後、同社編集企画室長、同社編集担当執行役員を務め、2004年に個人事務所『Office Maikai』を設立。 フリーランスの立場で雑誌、新聞、携帯サイトで執筆。 コメンテーターとしてテレビでも活動している。 2006年からは、プロレス大賞選考委員も務めている。 -
バイデンの光と影
全米20万部突破! 世界13カ国で刊行! ピューリッツァー賞受賞者が、 バイデン氏本人、オバマ前大統領をはじめ100人以上におよぶ綿密な取材に基づいて、 その「人となり」を描いた究極の評伝! もっとも不幸で、もっとも幸運な男 すべてが限界を超えたアメリカ、そして日米関係の行方は? 【解説 上智大学教授 前嶋和弘氏】 日本にとってもバイデン政権誕生の意味は大きい。 強い日米関係を軸とするところはバイデン政権でも変わらない。中国の台頭、北朝鮮の核・ミサイル開発に代表されるように、日本をめぐる安全保障上の環境は安倍政権前よりもかなり悪化している。この中で、日米同盟をどう深化・進化させるかは日本側にとっても大きな課題である。(中略) また、米中の「新冷戦」がさらに進展し、バイデン政権時の米中関係はさらに対立が激しくなる事態も予想される。米中関係を意識し、アメリカとの関係を考えないといけないという連立方程式の時代になっている。(中略) 中国の台頭という大きな変化の中でバイデン氏がどんなリーダーシップをとれるのか。 アメリカ大統領として、何を重視し、どういう選択をしていくのか、その価値判断の軸を知るために、本書は日本人にとっても重要な一冊になる。――本書より 【目次】 第1章 災厄の年 第2章 人柄 第3章「大人になりなさい」 第4章 副大統領 第5章 外交問題 第6章 幸運と不運 第7章 魂をかけた戦い 第8章 バイデン政権を待つものは? -
世界の未来は日本にかかっている──中国の侵略を阻止せよ!
想像してごらん 中国が支配する世界を 香港、台湾、尖閣諸島……。中国の「力による現状変更」の脅威が迫る。いま世界の「自由」を「独裁」から守る砦こそ日本である! “Silent Invasion”を受けたオーストラリアの実情を知る親日家からの熱いメッセージ。 どうか私のメッセージを聞いてください! 近い将来は、皆さんが思っているよりも悲惨なものになりそうです。 タイ、ベトナム、マレーシア、インドネシア、フィリピンなどのアジア諸国でハイパーインフレが起こるでしょう。 コロナウイルスのパンデミックの間、無責任な政府支出のために、これらの国の通貨は崩壊するでしょう。 中国はパンデミックを引き起こしておきながら、この危機を利用しようとするでしょう。もしかしたら、彼らはそれを計画したのかもしれません。中国はまた別の危険なウイルスを世界に解き放つかもしれません。 クアッド(日・米・豪・印)のメンバーはこの地域を守る準備をしなければなりませんが、アメリカの深刻な内部問題のために、オーストラリアと日本はクアッドでもっと大きな役割を果たさなければならないという厳しい現実があります。 日本は憲法を改正し、尖閣諸島だけでなく台湾を守るために海上で戦う準備をしなければなりません。台湾が降伏すれば、世界は大惨事に陥り、日本は主権を失うことになるでしょう。 日本だけが世界を救うことができるのです。 中国が世界を掌中に収めたら…… もし中国がアメリカ、日本、オーストラリアとの海戦に勝利したら、どうなるでしょうか。 こんな質問をしたら、多くの人が笑って「そんなことはまずありえない」というでしょうが、米国国防総省の戦争ゲームの演習では、しばしば中国が優勢になったという現実があります。 アメリカと日本の勝利は確実とはいえず、中国が台湾、南シナ海、東シナ海を支配するという最悪のシナリオは、遠い未来の空想の話ではありません。人民解放軍の勝利が、日本とオーストラリアにとって何を意味するか考えてみましょう。 -
「死」の文学入門
日本の社会は高齢化・多死化のフロントランナーであるとともに、世界的なウィズ・コロナの状況を受け容れざるを得ない。 何事も正しい答えを見出し難いこの世界で、究極の問い「死」との向き合い方を考えることは、よく生きようとすることだ。 漱石の『こころ』、コロナ禍でベストセラーとなったカミュの『ペスト』、文豪ドストエフスキーのドッペルゲンガー物語、現代の古典カフカの『変身』から、村上春樹の短篇、SF、ミステリまで、小説家はいかに死に迫り、いかに死を描いてきたか? 登場人物はいかに危機と戦ったのか? 『「死」の哲学入門』に続き、死生観を問いなおす文学篇。 宗教学者による類例なき驚きの小説入門。 -
まずはこの一冊から 意味がわかるベイズ統計学
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 200年以上前の数学者トーマス・ベイズが考え出したのが「ベイズ統計学」。簡単にいえば、何かを予測する際、これまでの経験や情報、すでに起きた過去の事実などを材料とし、それらを数量化し、次々に加味していくことで予測(確率)の精度を上げようとするもの。明日の天気、株価、企業や人間の意思決定などを判断していく際に有効活用されています。具体的な例題も豊富な本書は、専門書はとっつきにくいけれども数式のない入門書では物足りない、これから本格的に学んでいこうとしている読者にとって最適な「入門書」です。 -
地方選 無風王国の「変人」を追う
『無敗の男』で政治家と永田町を描き尽くしたライターが全国7町村の首長選の現場、土地の風土、そこに映る「にんげん」の本質までを描き出す―― マグロと原発の町、「飛び地」の村、60年も無投票が続く島…… “選挙を旅する”異色ノンフィクション。 コンビニ店員、国際派テレビマン、サーファー漁師、発明家は、 【再選率84.2%】の壁になぜ挑んだのか? 「改革幻想に囚われ、国政政党の合従連衡に明け暮れた平成政治とは異なる令和の政治がこれから始まるとするならば、その主人公は地べたの暮らしに疎くなった永田町の住民ではなく、土の香りがする地方の首長の中から生まれるであろう」(「プロローグ」より) 愛なき“勝ち組の政治”を打ち破るのは、田舎の荒野でもがく「変わり者」だ! 【目次】*小見出しは一部 プロローグ コロナ以後の「ニュースの主人公」 2020年は地方政治再評価の出発点 「安倍一強」が逆なでした地方のプライド 第1章 えふりこぎ(青森県大間町長選) 原発マネーが漁師町を変えた 「選挙は親戚の数で決まる」 第2章 コンビニ店員の逆襲(北海道中札内村長選) 毎日の接客が選挙運動になった 最後は鈴木宗男が持っていった 第3章 風にとまどう神代の小島(大分県姫島村長選) 竹下登が駆け寄ってくる 61年ぶりの選挙は島を変えた 第4章 ドンの5日間戦争(愛媛県松野町長選) 「老人ホームに入れなくなるよ」 第5章 国道ファースト主義(和歌山県北山村長選) 村民の9割が二階俊博を支持 第6章 仏頂面と波乗り男(北海道えりも町長選) 「私が東京と話をつけようか」 第7章 嘘つきと呼ばれて(佐賀県上峰町長選) 「原口一博」という後ろ盾 エピローグ 英雄探しよりも「機能する変人」の発掘を -
ドラッカー・スクールのセルフマネジメント教室――Transform Your Results
【内容紹介】 ドラッカー・スクールの「人生が変わる授業」が待望の書籍化!新しい選択肢から「望む結果」が生まれる わたしたちはいま、たえず誰かとつながり、大量な情報にさらされ、いつ何が起こるかわからない予測不可能な世界に生きています。そこから来る疲労やストレスは、わたしたちから選択肢を奪っています。あなたがいま、「望まない結果」を手にしていて、それを変えたいと思ったら、ぜひこの本を読んでみてください。「セルフマネジメント」は誰にでも実践できる「望む結果」を出すための方法です。まずは、「望まない結果」を生み続けるパターンに気付きましょう。そこからあなたは「望む結果」に至るための新たな選択肢を手にすることができるのです。 ※付録やプラクティスの書き込み欄は電子書籍では使用できませんのでご了承ください。 【著者紹介】 [著]ジェレミー・ハンター(Jeremy Hunter) クレアモント大学院大学ピーター・F・ドラッカー・スクール准教授。 同大学院のエグゼクティブ・マインド・リーダーシップ・インスティテュートの創始者。 東京を拠点とするTransform LLC.の共同創設者・パートナー。 「自分をマネジメントできなければ人をマネジメントすることなどできない」というドラッカーの思想をベースに、リーダーたちが人間性を保ちながら自分自身を発展させるプログラム「エグゼクティブ・マインド」「プラクティス・オブ・セルフマネジメント」開発し、自ら指導にあたっている。「人生が変わる授業」ともいわれるこのプログラムは、多くの日本の企業幹部も受講しているバージニア大学大学院でも講座を持つ。教育機関以外においても、政府機関、企業、NPOなどでリーダーシップ教育を行っている。シカゴ大学博士課程修了。ハーバード大学ケネディースクール修士。日本人の相撲取りの曽祖父を持つ。 [著]稲墻 聡一郎(Soichiro Inagaki) Transform LLC.共同創設者、パートナー。 大手IT企業、ベンチャー企業役員を経て、2011年に起業。その後すぐに人生のリセットと留学を思い立ち準備を進め、2015〜2017年、クレアモント大学院大学ピーター・F・ドラッカー・スクールで学ぶ。2018年、同大学院の准教授、ジェレミー・ハンター、同大学院卒業生の藤田勝利とともにセルフマネジメントを核としたマネジメント研修プログラムなどを提供する会社Transform LLC.を設立。 [序文]井上 英之(Hideyuki Inoue) 慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特別招聘准教授/一般社団法人 INNO-Lab International 共同代表。 2002年からNPO法人ETIC.で日本初のソーシャルベンチャー向けビジネスコンテスト「STYLE」を開催するなど、社会起業家の育成・輩出に取り組む。2005年より慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)にてソーシャル・イノベーション系授業群を開発。2012~14年、日本財団国際フェローとして、スタンフォード大学、クレアモント大学院大学ピーター・F・ドラッカー・スクール客員研究員。近年はマインドフルネスとソーシャル・イノベーションを組み合わせたリーダーシップ開発に取り組む。軽井沢在住。 【目次抜粋】 第1章 なぜいまセルフマネジメントなのか 第2章 セルフマネジメントとは何か 第3章 土台をつくる――ストレスと休息 第4章 神経系のマネジメント 第5章 マインドレスネス 第6章 望んでいない結果を変える 第7章 IRマップで望む結果を手に入れる 第8章 変化を前提に生きる -
頭脳から身体脳へ 条件反射を超えた動き逆反射神経
身体的、技術的ピークを20歳代に迎える 現在のスポーツ界の課題と矛盾に対し、大いなる希望をもたらす一冊! 現在、あらゆる分野において知識や言葉による分析、部分の追求が主流となっており、 様々な弊害が見られるようになっています。 それは、教育界、政界、ビジネス界はもちろん、武道、スポーツといった身体を使った分野においても顕著であり、 このまま放置すれば、いずれ国家の破綻を招きかねません。 本書で宇城氏は、身体を通して感じ、身体を通して考える、すなわち頭脳から身体脳に切り替え、歴史ある文化に学ぶことで、 昔の日本人にあったエネルギーを、心と身体に呼び戻すことを提唱、その具体的な道筋を提供しています。 本書が、あらゆる分野で行き詰まりを感じている人に一筋の解決の糸口を提供することは間違いありません。 〈目次〉 第一章 人の根源は「心」 第二章 頭脳から身体脳へ 第三章 理想の身体動作 第四章 反射神経から逆反射神経へ 第五章 知は型にあり 第六章 人の最大の潜在能力・気 -
鵺
「鵺王」。陸軍少将でありながら「ホトトギス」の俳人であった亡父の俳号だ。 自らも年老い、父に思いを馳せる演出家・充彦のもとに、四十歳年下の女から一本の電話が入る。いい加減、子どもを認知してほしい――。作家としても一線で活躍を続ける充彦だが、私生活は修羅の連続だった。最初の結婚が破談になった折、女優・弥勒黒美とのありもしない醜聞で放送局を退職に追い込まれた。愛人を同い年の演出家に奪われ、その娘しぐれを奪い返し、彼女との間に子を為した。心休まる時のない人生だったが、因縁の女優・黒美と句会で再会したことで、充彦の晩年に思わぬ変化が訪れる。女や父、芝居に小説を語り合い、和解したかに思ったのも束の間、黒美から充彦に宛て軍用トランクが送られてくる。中にあったのは父の字で〈尼港事件〉と書かれた封筒だった――。戦時下の外地で、父は高浜虚子の師事を仰いでいたのだろうか。時空を超え、忌まわしき過去の扉が開いてゆく。久世光彦を髣髴とさせる官能と怪奇、幻想。醜聞の果てに男が見た真実とは。 -
ワシントン緊急報告 アメリカ大乱
ケント・カルダー米ジョンズ・ホプキンス大学ライシャワー東アジア研究所長 「トランプの米国の今日と明日を知る必読書」 以下、本書「はじめに」から、一部抜粋する。 「不動産王から大統領に駆け上ったドナルド・トランプを取材していて忘れられない場面が2つある。 1つは共和党候補の指名を確実にした2016年5月3日のインディアナ州予備選で勝った後の演説、もう一つは大統領に当選した11月9日未明の勝利演説の際の表情だ。 勝ったにもかかわらず、いずれも笑顔がなく、顔面蒼白だった。5月は大統領になる確率が数字上は5割になり、11月は大統領になるのが決まった。 職責の重さを実感した緊張に映ったが、同時にトランプは大統領を本当にやりたいのだろうか、という疑問が浮かんだ。「大統領になる」のと「大統領をやる」のは違う。 (中略) トランプの2つの表情から「大統領にはなりたい」が「大統領はやりたくない」という相克が一瞬透けたようにみえた。白黒をつけずに灰色にとどめるのも必要な大統領のような仕事が得意でないことはトランプ自身がもっとも知っているからだ。 (中略) 戦後の世界の秩序づくりを主導してきた米国そのものがトランプの登場により、混乱の元凶になりかねない。世界の未体験ゾーンでもある。 大統領選、政権発足から2カ月余りみて「米国大乱」の思いを強くし、それが本を書く出発点になった。 日本経済新聞政治部で20年近く、そして米州総局ワシントン支局で5年間全米を取材した蓄積を「ワシントン緊急報告」として発表する。」 -
青光の街(ブルーライト・タウン)
青い電飾が遺体のそばに撒かれる連続殺人事件が東京を震撼させていた。そんな折、作家兼ブルーライト探偵社の所長の草壁ユナに旧友・秋子から助けを求めるメールが届く。秋子の家を訪ねると、彼女を拉致した犯人からメッセージが。一方、探偵社で依頼を受けた有名人の婚約者の身辺調査が連続殺人と奇妙な繋がりを見せ……いくつもの事件が描く複雑な陰影から驚愕の真相が浮かぶノンストップ・サスペンス。 -
貸本漫画集 地底の足音他 水木しげる漫画大全集
水木しげるが貸本作家時代に情熱を注いだジャンルの一つである怪奇物。短編四作品に加えて、お気に入りの作家と公言するラヴクラフトの一作「ダンウィッチの怪」を翻案した「地底の足音」を、カラーページも掲載当時のままに完全再現!「水木しげる漫画大全集」―半世紀以上にも及ぶ漫画家生活初の集大成。「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」「河童の三平」などの代表作から、貸本時代、風刺、戦記など様々なジャンルに及ぶ水木しげるの漫画作品を、京極夏彦責任監修の元、完全網羅。最新デジタル技術を駆使し最高画質を達成。第1期33巻。 -
タスマニアの精霊から届いた超パワーヒーリング
精霊の指導によるオイルマッサージ、フェイシャルエステ、ハーブ、海藻活用法のノウハウ満載。 -
生きるための選択 ―少女は13歳のとき、脱北することを決意して川を渡った
“脱北”―― 金正日政権の恐怖の暮らしから逃げた少女パク・ヨンミ。 いかなる危険を覚悟しても、自由を手にしようとした少女と、その家族の選択の物語。 13歳まで過ごした北朝鮮での地獄のような日々、そして北朝鮮から母親とともに鴨緑江を渡って中国に入った夜から、韓国に着いて新しい人生を歩みだすまでの2年間に自らが体験した、それまで彼女の母親しか知ることのなかった―過酷で悲惨な―想像を絶する出来事を、本書ではじめて語る。 世界15カ国で翻訳化。今、世界が最も注目する衝撃のノンフィクション、待望の邦訳がついに刊行。 -
いちばんやさしいPHPの教本
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 PHPとデータベースの基本を順番に学んで、実践的なプログラムを完成させていく「いちばんやさしい」PHPの入門書です。 大事なポイントや勘違いしやすいポイントは講師がフォロー。セミナーを受けている感覚で読み進められます。 もちろん、オールカラーでコードも丁寧に解説。本書で解説しているサンプルコードはサポートページからダウンロードできるので、はじめてプログラミングを学ぶ人でも安心です。 -
マジックにだまされるのはなぜか : 「注意」の認知心理学
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 誰もが楽しめるエンターテインメント、マジック。マジシャンは、人間の認知機能の盲点をついた巧妙なテクニックによって観客を魅了する。観客がそうとは気づかぬうちに注意を誘導し、ときには行動さえコントロールするのだ。その背後にある人間の認知機能の特性とはいかなるものか。本書では、認知機能のうちでもとくに「注意」の働きに焦点を当てマジックと関連づけながら、人の認知システムの不思議が満載されたステージを披露する。 -
図書館がくれた宝物
1940年、ロンドン。 ドイツとの戦争が 始まったばかりの英国。 12歳のウィリアム、11歳のエドマンド、 9歳のアンナの三人きょうだいの 保護者がわりだった祖母がなくなった。 三人の両親は幼いころ亡くなっている。 遺産がのこされたが、未成年の三人は、後見人がいないと 遺産にも手をつけられない。 そこで、弁護士のエンガーソルさんが、 集団学童疎開に三人も参加することを 提案した。 空襲の恐れのある ロンドンにいるよりは安全だし、 ひょっとしたら疎開先で、 後見人になってくれる人が 見つかるかもしれない…。 疎開先では辛いことも多い。 厳しい疎開生活のなか、 3人の救いとなったのは、 村の図書館だった。 ロンドンから疎開した 本の好きな3人きょうだいの 心あたたまる物語。 巻末に、物語中に登場する本のリストを収録。 -
ピンポン
“僕”は毎日、中学校でいじめられている。 あだ名は「釘」。いじめっ子の「チス」が僕の頭を殴る様子が、まるで釘を打つように見えるからだ。スプーン曲げができる「モアイ」もいっしょにいじめられている。モアイと僕は原っぱの卓球台で卓球をするようになり、僕らの気持ちは軽くなる。ある日突然、空から巨大なピンポン球が下降してきて……。 いじめられている中学二年の男子が、人類の運命を決めるときが来た。釘とモアイは、人間と世界について思考することをやめない。『カステラ』(第一回翻訳大賞受賞)で熱い支持を獲得した韓国の鬼才が猛打する長篇、待望のUブックス化! 作家自筆の挿絵も収録。 「なんかぶっ飛んだ面白いもんないかなぁ、という方にオススメします。ぎゃっ!! です。」――光浦靖子さん -
暴走正義
正義を見破れ! 全編どんでん返しミステリ集 一億総”正義の暴走族”時代を生きる 今日もスマホを握りしめ怒っている 「正義系」の私たちのための 常識大逆転ミステリ。 『同姓同名』『全員犯人、だけど被害者、しかも探偵』の著者最新作も話題作! 今日もどこかで誰かが絶賛炎上中。 「暴露系」ーー俺があいつの悪事を晒してやる。 「報道加害」ーー夫を殺した毒婦のネタを掴んだ。 「エスカレート」ーー私が殺されたらどうするんですか! 「誤認逮捕」ーー現場にはいつもヤツがいる。 「再犯」ーー犯人は「厚生」できるのか。 「死刑反対」ーー法の下、人を殺すなんて何事だ -
魔術書ものがたり
女性の服従を目指す正義同盟は次々と王国を征服していく…ベストセラー「ザ・ランド・オブ・ストーリーズ」続編シリーズ第5弾。 -
薬を食う女たち
覚醒剤や大麻、睡眠薬……ドラッグと女性たちとの多様な関係を取材。トラウマと逸脱、カネとセックス、生きざまと死生観がハードボイルドに描かれる。ルポ文学の金字塔! -
運がよくなる!部屋のつかい方、整え方(きずな出版)
毎日片づけても、すぐにまた散らかる家。家族にイライラし、言葉を飲み込む日々。がんばっているのに報われない――そんな閉塞感を抱えていた53歳の真紀さんに、著者はこう伝えます。「全部を片づけなくていい。まず“通り道”だけ整えてみましょう」。玄関マットを整え、廊下の荷物をひとつどかし、朝の光を入れる。それだけで、家の空気は少しずつ変わり始めます。一級建築士として30年以上、130件の住宅設計と3000件近い人生相談に向き合ってきた著者がたどり着いたのは、部屋は“いまの自分”と“これからの未来”を映す舞台装置だという事実。本書では〈動線・光・風・緑・居場所・色〉の6つの視点から、引っ越しやリフォームをせず、お金も特別な道具もかけずにできる整え方を解説します。悩みがたまりやすい場所から整えることで、心が静まり、行動が変わり、人生の流れが動き出す。部屋から人生を立て直すための実践書です。 -
嘘つきたちへ
過疎化が進んだ町で小学校時代を過ごした大地は、二十年以上前の卒業以来初めて東京で同級生二人と再会する。虫取りやスイカ割りなどのノスタルジックな思い出話は、自然と五年生の時に起こった事故の話に移っていく。リーダー格の少年・翔貴が沼に落ちて昏睡状態となり、目覚めぬまま最近亡くなった水難事故の真相とは? 第一回創元ミステリ短編賞受賞作「嘘つきたちへ」など、全五編の“嘘つきたちの競演”。注目新人のデビュー短編集。※本電子書籍は、『嘘つきたちへ』(ミステリ・フロンティア 2025年5月初版発行)を電子書籍化したものです。/【目次】このラジオは終わらせない/ミステリ好きな男/赤い糸を暴く/保健室のホームズ/嘘つきたちへ -
東京大学物語 超合本
鬼才・江川達也の代表作「東京大学物語」の合本版。 一気に4巻分が収録されているうえに、大変お買い得。 合本版1には1~4巻(第1話~第43話)を収録! 東大を目指す男子高校生・村上と同級生・水野 遥との不器用な恋愛ストーリー。 1994年テレビ朝日系にてドラマ化(主演:稲垣吾郎、瀬戸朝香)。 ※作中の口絵を一部カラーで収録。 函館向陽高校3年の村上直樹は、学年一の秀才。 東大入学を目指しているが、ある時、テニスをしている同級生・水野 遥を見た瞬間、恋に落ちた。 だが、村上の親友・佐野も遥を狙っていたのだ。 果たして、付き合うのはどっちだ! -
ディープフェイク
過去、生徒間の事件を解決したことからメディアに取り上げられ、「鉄腕先生」と呼ばれて、コメンテーターとしても活躍する教師・湯川。彼はある日、自分が女生徒とホテルで密会したという週刊誌報道が流れていることを知る。さらに、「ディープフェイク(AIによる画像合成技術)」で精巧につくられた、湯川が生徒に暴力を振るっている動画もネット上に拡散。出勤停止、テレビ番組の降板、さらに妻子が家を出ていく中、ネット上では湯川に対する大炎上が巻き起こる。果たして、湯川を陥れようとしているのは誰なのか。そんななか、湯川の働く学校ではさらなる事件が起き――。誰にでも、あなたにも起こるかもしれない。一人の「普通」の人間が追い詰められ、仕事、家庭、社会的信用……全てを失っていくさまをリアルに描きつつ、昨今のSNSでの炎上や匿名による誹謗中傷、メディアの報道のあり方などの問題に切り込んだ傑作サスペンス小説! -
アジアをめぐる大国興亡史 1902~1972 中西輝政古稀記念論集
英米の覇権交代、共産主義のアジア進出、日本の敗北と復興。そして米中接近の時代へ――。イギリス、アメリカ、フランス、ロシア、ドイツ、そして日本。列強各国はいかなる思惑と戦略によって動き、歴史を動かしたのか。本書が対象期間とする1902年から1972年における大きな背景の一つは、イギリスの「アジアからの撤退」である。つまり「光栄ある孤立」を脱して日英同盟(1902年)を結び、日中米を操作しつつアジアでの帝国の維持に踏み切ったときから、それを最終的に諦めて撤退を決意し、ニクソン訪中(1972年)という次の数十年、アジアの国際秩序を規定することになる劇的な出来事とちょうど時を同じくした「アジアにおける大英帝国の消滅」までを一つの時代として見る試みである。かつてないほどアジアが変化した70年間の歴史潮流を学び、今後を予測して平和構築に生かすために。中西輝政氏と門下生による近代史・外交論の英知が編まれた一冊。 -
「満洲国建国」は正当である
日露戦争時、実はロシアと清国は「露清密約」を結んでおり、“連合軍”として日本と戦ったのであるが、このことは日本人には教えられていない。終戦の調停役であったアメリカも、当然オトボケで条約を結ばせたため、グルだった。これが知られていれば日本は清国に賠償を要求できたのだ。この一事でも分かるとおり、満洲国建国をめぐって、日本が国際連盟脱退に至る歴史は、一般的解釈とされている「日本の侵略」ではなく、清国利権を狙う、アメリカを始めとする欧米列強の謀略であり、国際的な「日本イジメ」だったのである。本書では、アメリカのジャーナリストであり、満洲国の顧問を務めていた著者が、列強の言動のあまりの理不尽さに憤慨し書き残した、「満洲国をめぐる真実」である。特に、著者は、「アメリカの意図はどこにあるのか」を厳しく追及している。アメリカ政府が日本人に最も読まれたくないであろう歴史の証言を、詳密に新訳した一冊である。 -
ダークシティ
犯罪史上最高額6億円強奪事件発生!! しかし報道もされず、警察も動かず、襲撃された警備会社は翌日も通常営業――。東京の郊外で、警備会社からの現金6億円強奪に成功した翔太だったが、逃走中に何者かによって襲撃を受け、仲間が射殺され、現金も奪われてしまう。一夜明け、からくも逃げ切った翔太が目にしたニュースは、仲間の射殺事件だけで、現金強奪事件の報道はされないまま。ジャーナリストの級友の力を借り、真相を究明しようとする翔太たちの前に、FBI帰りの謎の男が現れる。そんな中、また新たな刺殺体が発見され……。翔太が手を出した「6億円」に隠された真実とは。闇社会と癒着した刑事、暗躍する新興犯罪集団、すべてを見届けると覚悟を決めた男と女。欲望と狂気が交錯する街で繰り広げられる超弩級のサスペンス長篇。――明日の太陽を拝めるのは誰だ!?―― -
あなたが正しくいられたとき
その正義、正しい? 驚愕の反転ミステリー どんでん返し×驚愕の心理トリック そのときあなたの“正義“が揺さぶられる 『嘘と隣人』が直木賞候補、『夜の道標』で日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)を受賞した芦沢央さんの最新短編集です。 日常に潜む人間の心の歪みや、「正しさ」が孕む危うさを鋭く描き出した6編を収録しています。どの物語も、登場人物が信じる「正しさ」が、思わぬ悲劇や皮肉な結末を呼び起こし、人間の心理を深くえぐる筆致に価値観が激しく揺さぶられます。 鮮烈な印象を残すのが、表題作の「あなたが正しくいられたとき」。 同窓会で再会した元カノ・黒川の娘が川に落ちるという、衝撃的な場面から物語は始まります。主人公の窪田はとっさに川へ飛び込み、少女を救助します。自らの行動を「正しい」と信じて疑わない窪田ですが、物語が進むにつれて意外な真相が明らかになり――。 「窪田くんは、正しい人だよね」「物語に出てくるヒーローみたい」と黒川に言われる窪田の「正しさ」とは何なのでしょうか。 現代社会の不安を巧みに掬い取った「立体パズル」もまた、忘れがたい一編です。 主人公の幼稚園児の息子と同い年の子どもが、「子どもは静かにするもんだろうが」と主張する犯人に殺されるという事件が起こります。 犯人はかつて神童と呼ばれたエリートでした。その犯人が、主人公が住む街をうろついているらしいという噂が流れます。子どもの安全を守りたいという親としての「正しさ」が行きついた先とは……。 本書に収められた6つの物語は読者の心に鋭い棘を残します。登場人物たちの行動は、決して他人事ではありません。損をしたくない、誰かを守りたい、過去の過ちを正したい――。誰もが抱く切実な思いが、「正しさ」という名のナイフに変わる瞬間を、芦沢さんは描きます。 あなたが信じる正義は、本当に正しいのか。読み終えた後、その問いが深く胸に突き刺さる、傑作短編集です。 -
たとえば孤独という名の噓
一話ごとに反転する真相に驚愕必至! 「……俺はいつからハメられてたんだ?」 〈姫川玲子シリーズ〉〈ジウシリーズ〉を手掛ける警察小説の名手の新境地は、1話ごとに真相が反転する、慟哭の【警察×スパイ】ミステリー。 ◇◇◇ 警視庁公安部の佐島はある日、被疑者取調べに駆り出された。大学時代の友人・稲澤が、勤務先の女性部下・矢代を殺害した容疑をかけられていたのだ。被害者はなぜか、二人が学生時代に共に恋焦がれた女性・綾と瓜二つだった。 容疑を否認しつつ稲澤は言う。 「矢代は中国のスパイだったんじゃないか」 取調べを終え部屋を出ると、そこには特捜幹部が顔を揃えていた。彼らは1枚の紙を佐島に突きつけた――いったい、何がどうなっているんだ? ◇◇◇ 1話ごとに視点人物が移り変わり、それによって明らかになってゆく事実。 事実が事実を揺るがし、真相は煙雨のなかに彷徨う。 ラストに辿り着いたとき、あなたの頬に流れるのは、涙か、雨粒か――。 ◇◇◇ ――私に残ったのは、あの人だけだった。 だからこそ、赦せなかった。 -
犯人と二人きり
7つのミステリを横断する、著者初の短編集 面白い小説をお探しのあなた、この本はいかがですか? 謎が謎を呼ぶ、7つの怪事件…… ミステリー界のグランドスラム(江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞、このミス1位、週刊文春ミステリー1位)を達成した著者が放つ、驚天動地の短編集! 当代随一のストーリーテラーが贈る、最高のスリルとサスペンス! 驚愕の展開と見事な謎解き、そしてドンデン返し! ミステリーをベースに、ホラー、サスペンス、SF、ファンタジーなど、エンタテインメント小説のあらゆる要素を盛り込んだ、傑作短編の豪華詰め合わせ! 短編って、こんなに面白いんだ。 -
家族
「家族って、なんだと思います?」 「現実の世界では、すんなり完全犯罪を 達成できてしまうこともあるんだって学んだんです」 2011年11月3日、裸の女性が交番に駆け込み、「事件」が発覚した。奥平美乃(おくだいら・みの)と名乗るその女性は、半年と少し前、「妹夫婦がおかしな女にお金をとられている」と交番に相談に来ていたが、「民事不介入」を理由に事件化を断られていた。 奥平美乃の保護を契機として、表に出た「死」「死」「死」…… 彼女を監禁していた「おかしな女」こと夜戸瑠璃子(やべ・るりこ)は、自らのまわりに疑似家族を作り出し、その中で「躾け」と称して監禁、暴行を主導。何十年も警察に尻尾をつかまれることなく、結果的に十三人もの変死に関わっていた。 出会ってはならない女と出会い、運命の糸に絡めとられて命を落としていく人々。 瑠璃子にとって「家族」とはなんだったのか。そして、「愛」とは。 「民事不介入」に潜む欠陥を日本中に突きつけた「尼崎連続変死事件」をモチーフとした、戦慄のクライムエンターテイメント! -
まぼろしの女 蛇目の佐吉捕り物帖
本格ミステリ×捕物帖! 大胆トリックの意欲作 本所一帯を縄張りに、十手を預かる若い岡っ引きの佐吉。 「相生町の親分」と呼ばれた亡き父の人徳で、周囲の人々に顔を立ててもらってはいるが、いまだ自分の生業に自信が持てずにいる。 ある朝、大川で若い女の死体があがった。裸に剥かれ、真新しいあざと傷だらけ。顔は腫れあがり髪まで剃られているという惨たらしい有様だった。 佐吉はさっそく女の身元を調べ始めるが、いくら聞きまわっても杳として知れない。 下手人は誰か。それ以前に、殺された女はいったい誰なのか? 町医者の秋高とタッグを組み、突き止めた事件の真相とは―― 新婚早々に殺された妻と消えた夫。 死体のそばに二十四文銭を残す辻斬り。 寿命が尽きる寸前に殺された男…… 男たちの意地。女たちの覚悟。執念と因縁が渦を巻く。 江戸を舞台に仕掛ける大胆不敵なトリック。 著者渾身の時代物本格ミステリ連作集。 -
貨物列車で行こう!
貨物鉄道ファンの皆さん、お待たせしました! 全国に200万人いるとされる鉄道ファン――「鉄」。 「鉄」は乗って楽しむ「乗り鉄」、撮って楽しむ「撮り鉄」、など、 細かく分類されますが、その中で少数派ではあるものの、 岩盤とも呼べる強固なファン層を築いているのが「貨物」ファンでしょう。 しかし、お金を払えば月にでも行けるご時世に、 貨物列車だけは、鉄道会社の社員にならなくては、乗りたくても乗れない。 ぐやじー……わかります、その気持ち。 この世界には、貨物列車に乗らなくては見えない風景があり、 それはきっとこの世でもっとも素晴らしいものであるだろうに……。 そんな貨物ファンの皆さんの夢を、本書はかなえました! しかも、4度も! 少年時代から貨物鉄道に魅せられた筆者は、 50歳を超えてから、ついに貨物列車に添乗することが出来ました。 また、普通なら訪ねることが出来ない貨物駅を すみずみまで探訪することも出来ました。 乗った路線は、 1、常磐線~常磐貨物線(土浦駅~隅田川駅) 2、南武線~東海道貨物線(新鶴見信号場~東京貨物ターミナル駅) 3、山陽線(広島貨物ターミナル駅~瀬野八~西条駅) 4、津軽線~海峡線~道南いさりび鉄道線~函館線(青森信号場~函館貨物駅)の4つ。 訪ねた施設は、 1、土浦駅 2、隅田川駅 3、新鶴見信号場 4、東京貨物ターミナル駅 5、広島車両所 6、広島貨物ターミナル駅 7、青森信号場 8、函館貨物駅 9、札幌貨物ターミナル駅の9つ。 路線図や構内図に加え、貨物列車に乗らなくては見えない場面の 激レア写真を105点も掲載。さあ、夢の国へどうぞ! -
でぃすぺる
『屍人荘の殺人』の著者が仕掛ける ジュブナイル×オカルト×本格ミステリ 小学校最後の夏休みが終わった。小学校卒業まであと半年。 ユースケは、自分のオカルト趣味を壁新聞作りに注ぎ込むため、“掲示係”に立候補する。この地味で面倒だと思われている掲示係の人気は低い。これで思う存分怖い話を壁新聞に書ける!……はずだったが、なぜか学級委員長をやると思われたサツキも立候補する。 優等生のサツキが掲示係を選んだ理由は、去年亡くなった従姉のマリ姉にあった。 マリ姉は一年前の奥神祭りの前日、グラウンドの真ん中で死んでいた。現場に凶器はなく、うっすらと積もった雪には第一発見者以外の足跡は残されていなかった。犯人はまだ捕まっていない。 捜査が進展しない中、サツキはマリ姉の遺品のパソコンの中に『奥郷町の七不思議』のファイルを見つける。それは一見地元に伝わる怪談話を集めたもののようだったが、どれも微妙に変更が加えられている。しかも、『七不思議』のはずなのに六つしかない。 マリ姉がわざわざ『七不思議』を残したからには、そこに意味があるはず。 そう思ったサツキは掲示係になり『七不思議』の謎を解こうとする。ユースケはオカルト好きの観点から謎を推理するが、サツキはあくまで現実的にマリ姉の意図を察しようとする。その二人の推理を聞いて、三人目の掲示係であるミナが冷静にジャッジを下す……。 死の謎は『奥郷町の七不思議』に隠されているのか? 三人の“掲示係”が挑む小学校生活最後の謎。 こんな小学6年生でありたかった、という思いを掻き立てる傑作推理長編の誕生です。 -
チルド
時間が過ぎるのを待つように日々をやり過ごす都築は、ある日バイト先の店でおかしな姿の客がいることに気付く。 彼女には客の全身が本のシュリンクのようにパックされて見える。 それ以降、都築はそんな姿の人間を時折見かけるようになった。 様々な人間との交流や街で見かける光景で、都築は「あのパッケージされた姿はなにかの予兆だ」と確信していく。 虚無の日々の中、パッケージ人間を見かけることに少し楽しみを覚える都築。徐々に自身もそっち側になりつつあることに気づかないまま……。 ベルリン国際映画祭国際批評家連盟(FIPRESCI)賞受賞ホラーのもう一つの物語。 -
奇妙な家についての注意喚起
この本は、作家である私、夢見里龍が収集した「奇妙な構造をした家の体験談」を小説の形に書きおこしたものです。発端は小説投稿サイト上のエッセイでした。「生活をするのに不便はない。欠陥住宅というわけでもない。でも、明らかに奇妙な家なんです」それは〈排水口がすべての部屋にある家〉に住む主婦の投稿でした。以来、私はネットで見つけた奇妙な家群を「ひらく家」と名づけ、親交の深かった読者のヤモリさんと考察を語らうようになりました。ネット上の記述なので、全てはフィクション。そう考えていたんです。でも、ある体験をして気づきました。これらの家は本当に存在すると。私は本書を通じてみなさんに警戒を促します。あなたは今、「ひらく家」に住んでいませんか? -
新 心霊探偵八雲
【待望の「八雲」新シリーズ、ついに開幕!】 八雲が、晴香が、帰ってきた! 「君にも、視えるのか」 新たな相棒は、かつての自分だった。 ーーーーー 両眼の赤い男との戦いから4年。 明政大学の助教となった斉藤八雲は、「記憶」を失い「幻覚」に苛まれる男子学生・深水蘇芳に出会う。 彼はなぜ「記憶」を失っているのか。見ているものは「幻覚」なのか、それとも――。 八雲は迷える蘇芳と共に、幽霊によって引き起こされた連続不審死事件の調査に挑む。 現場に残された「次の被害者」の名前、事故物件の謎、近づいてくる少年の幽霊。 全てがつながったとき、切なくもおぞましい呪いが、明らかになる! 果たして、八雲は初めての弟子を光のもとに導くことができるのか? 心霊探偵の新たな物語が今、始まる。 ★★★★★ 読んで育った“八雲チルドレン”の若手作家たちから、応援コメント続々! 「中学時代に同級生たちとこぞって読んでいたシリーズに新たな歴史が刻まれる。こんなに嬉しいことはありません!」 阿津川辰海 「子供の頃から、一番身近だった非日常。あるかもしれない世界への扉がほしくて、鏡を覗いて瞳が赤くなっていないかと確かめていました。」 斜線堂有紀 「役者は揃った。おかえり、八雲先生! 絶望も希望もまだまだ続いていく。八雲たちの成長が嬉しく、頼もしい新章開幕。」 芦花公園 ★★★★★ そして、オリジナル八雲シリーズも 完全改稿版にて講談社文庫から堂々刊行スタート!
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