綿原芹の作品一覧

「綿原芹」の「うたかたの娘」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • うたかたの娘
    3.7
    1巻1,980円 (税込)
    道に佇む不気味な人物をきっかけにしてナンパに成功した「僕」。相手の女性と雑談をするうちに故郷の話になる。そこは若狭のとある港町で、奇妙な人魚伝説があるのだ。そのまま「僕」は高校時代を思い出し、並外れた美しさで目立っていた水嶋という女子生徒のことを語る。彼女はある日、秘密を「僕」に明かした。「私、人魚かもしれん」幼い頃に〈何か〉の血を飲んだことで、大病が治り、さらには顔の造りが美しく変化したのだと――。

ユーザーレビュー

  • うたかたの娘

    Posted by ブクログ

    導入部こそガツンとした恐怖物語なのかと思わせてくれたが、その後にやって来たのは古来から続く呪いと宿命の物語だった。だからと言って本作が退屈かと問われれば答えは否、終章まで余すところなく楽しんだ。
    怖い話ではあるが、「女」を巡る話でもある。美醜も出てくればねっとりとした執念の話もある。果たしてこれは現実なのか、あるいは誰かの妄想か危険な異界か。悪夢のメリーゴーランドはゆっくり、ただしひたすらにグルグルと回り続けるのだ。

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    2025年11月09日
  • うたかたの娘

    Posted by ブクログ

    第45回横溝正史ミステリ&ホラー大賞を福井県出身の方が受賞したというのでさっそく読んでみました。人魚をテーマに4編の作品がつながっているオムニパス形式を取った1冊。これが面白い設定で一気に読みました。ミステリもホラーもそう感じることはなかったですが、設定そのものがなんとなくホラーかな。リトルマーメイドに比べたらホラーぽいかもしれません笑
    3章が面白く4章で人魚の過去が分かる構成もよかったので、次回作にも期待したいところです。

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    2025年10月26日
  • うたかたの娘

    Posted by ブクログ

    人魚を軸に4つの話から成る作品。なんかの受賞作とのことで後ろに選評も掲載。個人的には十分楽しんだので、やはりプロの小説家の視点は厳しいと感じる。ただ、出てくる男がみんな下衆という評は秀逸。自作も楽しみ。

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    2026年01月11日
  • うたかたの娘

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    若狭湾。人魚。薄紅。濃紅。水嶋藍子。家政婦のユミコ。吉村、神田先輩。ブス好き。ルッキズム。
    藤野。営業。茗荷谷夕海子。
    へしむれる。水族館。神田尚輝。夜明夕海子。鏡の女。人魚の顔は時代で変わる。ナユ。火丸。人魚の成れの果て。へしむれる。

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    2025年12月28日
  • うたかたの娘

    Posted by ブクログ

    ホラーで人魚だったので、期待しないで読み始めたら、とても面白かった。時代がつながったり、人がつながったり、人魚もつながったり、最後まで飽きずに読めた。ホラー感は、1話目が1番あったかな。

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    2025年12月15日

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