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道に佇む不気味な人物をきっかけにしてナンパに成功した「僕」。相手の女性と雑談をするうちに故郷の話になる。そこは若狭のとある港町で、奇妙な人魚伝説があるのだ。そのまま「僕」は高校時代を思い出し、並外れた美しさで目立っていた水嶋という女子生徒のことを語る。彼女はある日、秘密を「僕」に明かした。「私、人魚かもしれん」幼い頃に〈何か〉の血を飲んだことで、大病が治り、さらには顔の造りが美しく変化したのだと――。
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Posted by ブクログ
かなり好きなやつだった。 どの話も一捻りあって、特に2話以降は前話でチラリと出た人物が出てくるので、ああこの人がこんな形で出てくるのか!とテンションが上がった。 全部読み終えた後は切ない気持ちになった。切なさや愛おしさや哀しみで心が満たされるホラーは良いホラーである。 本作は横溝正史ミステリー&a...続きを読むmp;ホラー大賞作品であり、巻末に選評も入っていてそれも私は好き。米澤穂信選評の中の「みんなちがって、みんな下衆」には笑ってしまった。言い得て妙。
ホラーよりだと思っていたけれど、人魚のはなし。 人魚の肉を食べれば不老不死になるってどんなところからはじまった伝説なんやろうと思う。 みんな美人になる美人の国を作ると決めた夕海子と本物のナユの言っていた見てくれを気にしない国が根底ではルッキズム批判になっているのだと思えた。 ルッキズムルッキズム言う...続きを読むわりに世界は見てくれがいちばん幅をきかせてるし、結局なにも変わらないたとえ1000年たっても変わらないから薄紅は年老いて死んでへしむれるになって完全に海に帰って、濃紅がへしむれるになっても娘のいた海に戻ってきたみたいに薄紅も夕海子=ナユのいる場所に戻ってこようとするのかもしれない。
山陽新聞日曜版の書評を見て購入。横溝正史ミステリ&ホラー大賞受賞作。連作形式の長編で読み応えあり。面白かったです。
導入部こそガツンとした恐怖物語なのかと思わせてくれたが、その後にやって来たのは古来から続く呪いと宿命の物語だった。だからと言って本作が退屈かと問われれば答えは否、終章まで余すところなく楽しんだ。 怖い話ではあるが、「女」を巡る話でもある。美醜も出てくればねっとりとした執念の話もある。果たしてこれは現...続きを読む実なのか、あるいは誰かの妄想か危険な異界か。悪夢のメリーゴーランドはゆっくり、ただしひたすらにグルグルと回り続けるのだ。
第45回横溝正史ミステリ&ホラー大賞を福井県出身の方が受賞したというのでさっそく読んでみました。人魚をテーマに4編の作品がつながっているオムニパス形式を取った1冊。これが面白い設定で一気に読みました。ミステリもホラーもそう感じることはなかったですが、設定そのものがなんとなくホラーかな。リトル...続きを読むマーメイドに比べたらホラーぽいかもしれません笑 3章が面白く4章で人魚の過去が分かる構成もよかったので、次回作にも期待したいところです。
舞台的に読まなければと思い… ホラー苦手民だけど全然平気だった 現代民お悩みのひとつであるルッキズムと「美しい」が特徴である人魚が絡ませた怪奇ながらも哀愁を感じさせるオムニバス小説。 3章目が若干おどろおどろしかったけど、全章を通して業の深さが凄まじい
病気が治り、美人になれるという血肉… 煩悩だらけの弱い人間を描いたホラーミステリー #うたかたの娘 ■きっと読みたくなるレビュー 人魚を扱った連作ホラーミステリー。装画イラストの美人を見て下さい、不気味さを感じながらも魅了されてしまいますよね~ そう、本作はルッキズムがテーマのひとつ。みんな美人...続きを読むやイケメンに弱いよねー、だって人間だもん。きれいな花が咲いていると、ついつい近寄ってしまうという人間の性を描いています。 そしてもうひとつのテーマ「生命」。人魚と言えば八百比丘尼伝説、人魚を食べると不老不死になるってやつ。 これまでも多くの作品で扱われてきた題材だと思うけど、本作ならではの文脈で書かれていて読み応えがありました。手塚治虫の「火の鳥」や高橋留美子の「人魚シリーズ」なんかを思い出しましたね。 ■各短編の簡単レビュー ●あぶくの娘 学生の僕は美人の友達がいた。彼女は幼い頃は病弱だったが、祖父からもらった飲み物で回復したという。彼女のことが気になってる僕は… 透明感のある青春ラブロマンスホラーですねーと思いきや、全然違うところに着地します。思った以上に色んな要素が詰め込まれた作品で、最後まで目が離せませんでした。 ●にんぎょにんぎょう いつも上司に叱られてばかりの会社勤めしている女性。理不尽な思いばかりで、上司に殺意を抱いていた。ある日、街で出会った老婆から呪いの人形をもらう。それを使えば人を殺せるというのだが… 特にこのお話に出てくる奴らはクズばっかり。そしてクズのまわりにはクズが集まってくるっていう良い見本ですね。 ぜんぜん関係ないけど「茗荷谷」って興味深い名前ですよね。初見では絶対読めない。東京に存在する地名でもあり、都内に住んでるときに茗荷谷周辺をよく散歩してたことを思い出しました。 ●へしむれる 恋人の自宅を訪れると、そこには死体があった。殺されていたのは最近職場の水族館に来ていた美人の女性。狼狽する彼女と共に死体を隠す算段をするのだが… まず思ったこと「彼女、めんどくさっ」 しかし物語の登場人物としては魅力的で「人間の弱さ」を凝縮したような女の子。現実に居たら絶対に近づきたくない。終盤に明かされる真相が強烈で、これまでの物語全体の枠組みが見えてくるキーとなる一話でした。 ●鏡の穴 ラストのお話は人魚の目線で描かれる、内容は読んでのお楽しみです。伏線、関係性も一気に回収されて、まとまりとしては悪くないと思いました。 そして最終話もひたすら愚かな人間を堪能することになる、何のために生きてんだよと腹が立って仕方がない。いつの時代も誰であっても、強く生きるってのは難しいよね。 ■ぜっさん推しポイント 煩悩の根本は執着だと言われます、本作に出てくる人間どもは執着だらけのダメっぷりなんです。自分の欲望が大きくなると、どんな手段をつかっても実現したくなっちゃうよね。 できるだけ心穏やかな生活を送ることができれば、こういった煩悩も収まってくるのではないかと思いました。
人魚を軸に4つの話から成る作品。なんかの受賞作とのことで後ろに選評も掲載。個人的には十分楽しんだので、やはりプロの小説家の視点は厳しいと感じる。ただ、出てくる男がみんな下衆という評は秀逸。自作も楽しみ。
ホラーで人魚だったので、期待しないで読み始めたら、とても面白かった。時代がつながったり、人がつながったり、人魚もつながったり、最後まで飽きずに読めた。ホラー感は、1話目が1番あったかな。
人魚が登場するホラー要素の連作短編集 3章『へしむれる』は、水族館が舞台のぶっ飛んだストーリーで、前の章の伏線回収もあり非常に面白かった 最終章では、全体に流れるルッキズムというテーマを、しっかりとした結論で締めくくり、後味もスッキリ 巻末に次回作が来年夏に刊行予定とあり、今から楽しみだ
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うたかたの娘
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綿原芹
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