セゾン・サンカンシオン

セゾン・サンカンシオン

2,090円 (税込)

10pt

アルコール依存症の母親をもつ柳岡千明は、退院後の母親が入所する施設「セゾン・サンカンシオン」へ見学に行く。そこは、さまざまな依存症に苦しむ女性たちが共同生活を行いながら、回復に向けて歩んでいくための場所だった。迷惑を掛けられてきた母親に嫌悪感を抱く千明だが、施設で同じくアルコール依存症を患っているパピコとの出会いから、母親との関係を見つめなおしていく――。人間の孤独と再生にやさしく寄り添う感動作!

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    ポプラ社
  • ページ数
    367ページ
  • 電子版発売日
    2021年04月14日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    2MB

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セゾン・サンカンシオン のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    依存症患者とその身辺の人々の物語。精神疾患の抱える問題と本人の辛さが描写されている。正直読むのが辛かったけど、読んで良かったと思う。

    0
    2025年05月06日

    Posted by ブクログ

    依存症も様々。なった理由も様々。スリップする背景、生き方依存症に関わるものとしてとても参考になった。

    0
    2024年03月30日

    Posted by ブクログ

    すごいものを読んでしまった…
    依存症の現実を垣間見た気がします。
    家族が受け入れることは簡単じゃない、そう分かっていてもつらすぎる。
    何年経っても完全に解放されることはなく、「回復を続ける」という表現も重い。
    自分が当事者になったら、あるいはその家族になったら、どうしたらいいんだろう。怖い。

    でも

    0
    2022年05月12日

    Posted by ブクログ

    「人を依存症にするのは、快楽じゃないよ。
    心身の痛みや、それぞれが感じている生きづらさが原因で依存症になっていくの」
    アルコール依存症の母親をもつ柳岡千明は、退院後の母親が入所する施設「セゾン・サンカンシオン」へ見学に行く。そこは、様々な依存症に苦しむ女性たちが共同生活を行いながら、回復に向けて歩ん

    0
    2021年09月20日

    Posted by ブクログ

    精神科で働いている時に読みたかったな

    依存症について、細かい専門書を読むよりリアリティだし入り込みやすいと思う
    依存症の人を見たことがある分、家族が間違いなく崩壊していくのも見たことがあって
    どちらも疲弊していた

    受け止めることが大事

    よく聞くけれど、当事者家族としては物凄く難しいことだと思う

    0
    2024年07月14日

    Posted by ブクログ

    アルコールやギャンブル、窃盗などの依存症に苦しむ女性達とその民間療養施設、セゾン サンカンシオンの物語。

    初めて知る依存症の現実ばかりだった。「再飲酒は風邪の時の鼻水のようなもの」「完治はしない」「回復を続ける」という表現に、この「病気」の難しさと当人の苦しみを感じだ。

    そうなるには、皆大きすぎ

    0
    2023年08月07日

    Posted by ブクログ

    前川ほまれさんの新刊 児童書を読みたいと思い、初作家さんはどんな本を書いているのか知りたくて手に取った本。
    アルコールや薬物、ギャンブルなど依存症の人達とその家族、療養所のセゾン・サンカンシオンと指導員の塩塚さんの話。
    依存症は周りの理解が難しいこと、本人の辛さ、詳しく書かれて、暗く深い内容に何度も

    0
    2023年07月23日

    Posted by ブクログ

    様々な依存症の女性達が暮らす民間施設セゾン・サンカンシオン
    依存症になってしまった女性達と家族の物語。
    第5章のタイトル 三寒四温を目にしてようやくセゾン・サンカンシオンと結びついた。

    0
    2023年01月04日

    Posted by ブクログ

    岡本歌織さんの装丁から。なんらかの依存性を抱えた人たちが暮らすセゾンサンカンシオン。三寒四温の言葉どおり、依存性との戦いは一歩ずつ。ぐっとくる小説だった。

    0
    2022年03月08日

    Posted by ブクログ

    根気が必要と分かっていても

    あまりにもその道のりが長く

    本人も家族も疲弊していくのは

    仕方がない・・・と思えるほど



    作中の皆も

    道半ば

    終わりなき道のりの長さに

    本人が一番絶望するな



    でも三寒四温というのは

    とても ぴったりなタイトルですね

    寒さに震えていても

    少しづつ

    0
    2021年12月06日

セゾン・サンカンシオン の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    ポプラ社
  • ページ数
    367ページ
  • 電子版発売日
    2021年04月14日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    2MB

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