作品一覧 2023/09/26更新 セゾン・サンカンシオン 試し読み フォロー フェミニスト紫式部の生活と意見 ~現代用語で読み解く「源氏物語」~ 試し読み フォロー ぼくはうそをついた 試し読み フォロー 1~3件目 / 3件<<<1・・・・・・・・・>>> 中島花野の作品をすべて見る
ユーザーレビュー フェミニスト紫式部の生活と意見 ~現代用語で読み解く「源氏物語」~ 奥山景布子 / 中島花野 研究書って、読みにくいのだけれど。 これは面白い! と思ったら、研究者でもあり作家さんでもあるんですね。 ならば、他の本も読んでみたい。 Posted by ブクログ セゾン・サンカンシオン 前川ほまれ / 中島花野 依存症も様々。なった理由も様々。スリップする背景、生き方依存症に関わるものとしてとても参考になった。 Posted by ブクログ ぼくはうそをついた 西村すぐり / 中島花野 戦争で息子を亡くしたタヅさん。その息子の友達のミノルはリョウタの祖父のお兄さん。二人とも広島の原爆で亡くなったのだが、リョウタは祖父から当時の話を聞き、ミノルの足跡をたどってみることにした。記憶が曖昧になり息子を探し歩き行方不明になったタヅさんにリョウタはうそをついた。すごくやさしいうそをついた。ち...続きを読むなみに作中にでてくるミドリ先生は作者のお母さんがモデルだそうですが実体験も含めて戦争の恐ろしさと悲しさ、現代と過去、そして淡い恋心がうまくまとまった良書だと思いました。 Posted by ブクログ セゾン・サンカンシオン 前川ほまれ / 中島花野 すごいものを読んでしまった… 依存症の現実を垣間見た気がします。 家族が受け入れることは簡単じゃない、そう分かっていてもつらすぎる。 何年経っても完全に解放されることはなく、「回復を続ける」という表現も重い。 自分が当事者になったら、あるいはその家族になったら、どうしたらいいんだろう。怖い。 でも...続きを読む忘れたくないのは、依存症になってしまった人たちの心に傷つきがあったこと。最初のきっかけは、傷つきや問題を自分で何とかするために嗜癖に手を出している。 その社会的解決なくして、依存症を減らすことはできないと感じる。 Posted by ブクログ セゾン・サンカンシオン 前川ほまれ / 中島花野 「人を依存症にするのは、快楽じゃないよ。 心身の痛みや、それぞれが感じている生きづらさが原因で依存症になっていくの」 アルコール依存症の母親をもつ柳岡千明は、退院後の母親が入所する施設「セゾン・サンカンシオン」へ見学に行く。そこは、様々な依存症に苦しむ女性たちが共同生活を行いながら、回復に向けて歩ん...続きを読むでいくための場所だった。迷惑を掛けられてきた母親に嫌悪感を抱く千明だが、施設で同じくアルコール依存症を患っているパピコとの出会いから、母親との関係を見つめなおしていく――。 ☆最高!最高!最高!☆読み終えた後、興奮してなかなか寝つけなかった。目を瞑るとシーンが瞼の裏に浮かんできて、自分のココロがグラグラ揺さぶられて、心をチクチク刺してくる。"全心"がストーリーで満たされて、酔ったような感覚が気持ち良い。以前に『シークレットペイン』を読んだ印象では、積極的にこの作家さんは追いかけないでおこう……と思っていたのだけど、その考えを改めることにした。これからこの作者をずっと追いかけていきたい、そう思った一冊。アルコールやニコチンを欲したことのある方なら共感できると思います。おすすめ! Posted by ブクログ 中島花野のレビューをもっと見る