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Posted by ブクログ
めちゃくちゃ面白かった。
できるだけ前知識を入れずに読んだ方がいい。あらすじや感想を詳しく調べず、何が起こるのか分からない状態で読んだ方が、この作品の驚きを一番楽しめると思う。
序盤から何度も予想を裏切られ、一気に物語へ引き込まれた。短い中に驚きが詰まっているのに、無理やりどんでん返しを入れている感じがなく、どれも自然なのがすごい。
設定がとても面白かった。
最初はかなり非現実的な設定に感じたけど、作品内でその仕組みが説明されることで、「この世界ではそういうものなのだ」とある程度納得しながら読み進めることができた。
もちろん細かく考えれば、「本当にそうなるのか?」と思う部分もある。
ただ、SFミステリーはそもそも現実には起こらないサイエンスフィクションを前提とした物語なので、提示されたルールを受け入れ、そのルールの中でどんな物語が作られるのかを楽しむのがいいのかもしれない。
特にすごかったのが、何度も「これが真相なのか」と思わされるところ。
一度納得したはずの推理や前提が次々とひっくり返され、そのたびに物語の見え方まで変わっていく。
ここまでどんでん返しが詰め込まれた小説は初めて読んだ。
エログロな描写がかなり多くて、人によっては苦手かもしれないけど、ただ刺激が強いだけではなくて、作品全体の不穏さや異常さをより強く感じさせる要素になっていた。自分はこういう要素のあるミステリーが好きなので、そこもかなり楽しめた。
『殺戮にいたる病』のような、一つの巨大などんでん返しによる衝撃とはまた違い、『エレファントヘッド』は何度も何度も読者の足場を崩してくるような面白さがある。
これだけ複雑な物語を破綻させず、一冊の小説としてまとめ上げているのが本当にすごい。
どうやったらこんなストーリーを思いつくのだろうか。
読み切った勢いのまま感想を書いてたら、思ったより長文になっちゃった
Posted by ブクログ
さすが、ぶっ飛んだ作品を綴る白井さん、面白かった!
どの推理にも納得してしまい「そうだったのか~」からのどんでん返しが何度も。
一体どれがホント?誰が犯人?というもはやよく分からない状況に。
さらに計算が苦手なのもあり、増えていく時間に混乱!!!
それでも(時間のウンヌンカンヌンがよく分からなくても)「なるほど!!?!?ほほぉ?!?!」と驚嘆!
(ほんとに驚嘆なんだけど、ここ使い方合ってるのか?!)
白井さんの本は他にも何冊か読んだことがあるけれど
どれもぶっ飛んだ設定&特殊な状況&驚きのエログロ。
(白井さん作品を何冊か読み、すでに耐性がつきつつある描写……)
張られまくる伏線、恐ろしい決断、サイコパスな象山…
多すぎる情報についていけないのに楽しめる文章。
スピーディーに転がる展開がさすがでした!
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