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Posted by ブクログ
巨大フェリー「ステラ・ブルー」の船上パーティーに参加した乗客たちは異常な殺人事件に巻き込まれていく。顔が異様に膨れてパーツの失くなった死体、全身の皮膚を剥がされ床に埋まった死体……それはこの世ならざるものの仕業だった。
読み進めていくと2転3転する。どう3転するかというと、
序盤「SFホラーかぁ(あんま得意じゃないんだよな)」
↓
中盤「SCPぽさ出てきた。めちゃオカルトじゃん(結構好きかも)」
↓
終盤「え、今度はクトゥルフ?(さすがに詰め込み過ぎでは)」
って感じ。分かる人にはこれで分かると思います。詰め込みすぎてとっ散らかってる感は否めないけど、始終ハラハラドキドキして面白いし、キャラの個性も立っていて愛着が沸きました。
出てくる死体が尽く皮膚を剥がされ血まみれになっているので想像しながら読むと少し疲れますが、それも面白さ故。ゲームや映画などの映像作品の方が向いてる作品です。とくにゲームとは相性が良いと思う。
ここからガッツリネタバレ。
ずっと奈津美に異常に感情移入する祐介に不可解さを感じていましたが、まさか倍以上の悍しさで返ってくるとは……。それにしても美乃梨に迫られても抵抗もできないくらい優柔不断で気弱な祐介に、邪魔だからといってそんな判断力や行動力があるか疑問が残ります。ある意味、祐介と美乃梨はお似合いですね。
ちなみに一番好きなキャラは瀬戸。クルーとしての顔を捨てて素の状態になった瀬戸がめちゃ可愛くて! 生き残ってくれて本当に嬉しいです。
最後に気になった誤植を……。改訂されてたらスルーしてくれ。
P301「過去に関係する人物を目的したかもしれない」目撃の間違いでは?
P396で美乃梨が「マリちゃんのこと」と言っているのに対し、P449では「マナちゃんの時のようなヘマは」と言っている。2人いたの?
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