殺し屋の営業術

殺し屋の営業術

2,035円 (税込)

10pt

第71回江戸川乱歩賞受賞作
異例の超ハイレベル最終候補作の中で、ぶっちりぎり第1位!

有栖川有栖
「乱歩賞作品の中でも異彩を放つ一作だろう」

貫井徳郎
「この物語に惚れ込みました」

東野圭吾
「読み手の心を掴む力に満ちていた」

湊かなえ
「主人公の内面の変化にワクワクしました」

横関大
「新人賞のレベルを超えた優れたエンターテインメント作品」


「営業ノルマ」は、2週間で2億円。
稼げなければ、全員まとめて地獄行き。

営業成績第1位、契約成立のためには手段を選ばない、凄腕営業マン・鳥井。
アポイント先で刺殺体を発見し、自身も背後から襲われ意識を失ってしまう。
鳥井を襲ったのは、「ビジネス」として家主の殺害を請け負っていた「殺し屋」だった。
目撃者となってしまった鳥井は、口封じとして消されそうになる。
絶体絶命の状況の中で、鳥井は殺し屋相手に「ここで私を殺したら、あなたは必ず後悔します」と語り出す。

「今月のノルマはいくらでしょう? 売上目標は?」
「契約率は25%……、残念ながら、かなり低いと言わざるを得ません」
「どうしてこんな状況になるまでプロの営業を雇わなかったんですか?」

そう……これは商談なのだ。
研ぎ澄まされた営業トークを矢継ぎ早に展開し、場の空気を掌握する鳥井。

「あなたは幸運です。私を雇いませんか? この命に代えて、あなたを救って差し上げます」

契約成立。
鳥井は、殺人請負会社に入社することに。
前代未聞の、「命がけの営業」が始まる――。

常識を覆す発想から走り出す、ジェットコースター・ミステリー!

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殺し屋の営業術 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    最初から最後まで惰性がなくて、読み進められました。営業技術が随所に盛り込まれていて、さり気なく勉強にもなりました。

    本書ですが、人気があり過ぎてうちの近所の本屋では入荷は一カ月後と言われました。

    0
    2025年11月30日

    Posted by ブクログ

    文句無しで面白かったです。
    数多の売れっ子作家を送り出した『江戸川乱歩賞』受賞の作品。
    次作を大きく期待してしまいます・・・・
    楽しみに待っています。

    0
    2025年11月30日

    Posted by ブクログ

    天才的な営業トークで何度も絶体絶命の危機を脱するストーリーにハラハラしつつ、血生臭い描写もあり次はどうするのか気になって一気読みした。ライバルとの掛け合いも面白い。

    0
    2025年11月25日

    Posted by ブクログ

    まず、エリート営業マンが殺し屋に転職するという発想が面白いなと思いました。エリート営業マン鳥井が今まで培ったトーク術、知識を活かして順応していく姿に感銘を受けるとともに、ゾッとしました。どれだけ賞を受賞しようが褒められようが、何も感じない鳥井が、今まで感じたことのない感情を表すたびに、人間性までもが

    0
    2025年11月24日

    Posted by ブクログ

    第71回江戸川乱歩賞受賞作にして、
    最終候補の中でもぶっちぎり1位と評価された話題作。

    最初の50ページで惹き込まれたくらい
    おもしろかった!!

    物語は凄腕のエリート営業マン・鳥井が
    アポイント先で刺殺体を発見し、
    口封じのため殺し屋に襲われてしまう。

    だが絶体絶命の状況で彼が放ったのは、

    0
    2025年11月24日

    Posted by ブクログ

    隠された才能が開花する瞬間を垣間見える小説。
    正直、かなり面白くこの物語に惚れてしまいました。

    平凡だった男が営業職で輝き始め、ひょんなことから闇の世界のトラブルに巻き込まれる。そして、殺し屋の営業をすることに・・・
    設定も今までない内容だったので惹かれました。なるほどそんな設定もありだなっと思い

    0
    2025年11月24日

    Posted by ブクログ

    ノルマ達成率100%のスーパー営業マンが、営業で訪れた場所で殺人事件に遭遇し、殺し屋に捕らえられてしまう。自身も殺されそうになったが、営業トークで殺し屋稼業の売り上げノルマを達成すると宣言し、命拾いする。ノルマ達成できなければ殺されてしまう主人公は、見事殺し屋の営業を務めることができるのか・・・

    0
    2025年11月23日

    Posted by ブクログ

    めちゃくちゃおもしろかった。
    スリルありまくりで最後まで読んでて飽きなかった。耳津が良いやつだし、鳥井と相性が良くて個人的に好きなキャラクターだった。続編が出ることを本当に祈ってる、、、

    0
    2025年11月23日

    Posted by ブクログ

    凄腕の営業マンである鳥井はある日、殺し屋の仕事現場に居合わせてしまう。そこで殺されないために鳥井が仕掛けたのは、得意の営業術。殺し屋自身にも課せられたノルマである、二週間以内に二億円を稼ぐという難題をクリアするため、ありとあらゆるテクニックを駆使して奮闘する鳥井の活躍が楽しいミステリです。
    天才的な

    0
    2025年11月22日

    Posted by ブクログ

    いやぁ面白かった。自分の死と隣り合わせの男が営業術を駆使して裏社会で活躍する。色々な言葉、セリフが後になって意味があることを知る。殺し屋という非エンタメな題材なのに痛快に思えるすごい作品でした。

    0
    2025年11月20日

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