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なぜ、人は失敗から学ことができないのか?
「失敗」に共通する原因と本質に切り込む名著
各メディアで続々紹介
★TBS CROSS DIG with Bloomberg「【“良い失敗”は計画性から生まれる】(2025年11月14日配信)★
★日経新聞「リーダーの本棚」(2024年6月15日付)★
★東洋経済オンライン「羽田事故のあと話題『失敗の科学』が伝えること」 (2024年1月13日付公開)★
★ほぼ日代表・糸井重里氏絶賛!!
「どんな聡明な人でも、失敗はする。背筋が寒くなるけれど、読みだしたら止まらない」
歴史をひもとき、あらゆる「失敗」に通じる「原因」と
一流組織が備える「学習システム」のすべてを解き明かす!
■なぜ、航空業界は多くの事故を未然に防げているのか?
■なぜ、医療業界は10人に1人の患者が死亡または健康被害という医療ミスが起きるのか?
■なぜ、治療法が発見されていながらも、「人類が200年放置し続けた病」があるのか
■なぜ、検察はDNA鑑定で無実でも有罪と言い張るのか?
■爆撃機の帰還率を大幅に向上させた天才数学者のデータ分析とは?
★世界的イノベーター・著名人が続々推奨!
・ダニエル・ピンク(『モチベーション3.0』著者)
・リチャード・ブランソン(ヴァージン・グループ創業者)
・ジェームズ・ダイソン(ダイソン創業者/発明家)
オックスフォード大を首席で卒業した異才のジャーナリストが、医療業界、航空業界、グローバル企業、プロスポーツチーム…あらゆる業界を横断し、失敗の構造を解明する !
<目次>
第1章 失敗のマネジメント
「ありえない」失敗が起きたとき、人はどう反応するか
「完璧な集中」こそが事故を招く
すべては「仮説」にすぎない
第2章 人はウソを隠すのではなく信じ込む
その「努力」が判断を鈍らせる
過去は「事後的」に編集される
第3章「単純化の罠」から脱出せよ
考えるな、間違えろ
「物語」が人を欺く
第4章 難問はまず切り刻め
「一発逆転」より「百発逆転」
第5章「犯人探し」バイアス
脳に組み込まれた「非難」のプログラム
「魔女狩り」症候群 そして、誰もいなくなった
第6章 究極の成果をもたらす マインドセット
誰でも、いつからでも能力は伸ばすことができる
終章 失敗と人類の進化
失敗は「厄災」ではない
※本書は、小社より2016年に刊行された『失敗の科学』を新版化したものです。判型以外のコンテンツは同じですので、あらかじめご了承ください。
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Posted by ブクログ
失敗は大事。失敗しないと個人も組織も成長しないから。だから失敗は叱ったり、責任追及を個人に執拗にやるのではなくて、システムとして、組織としてその失敗を無くす環境を整えることが次に繋がる。
それがとても良い形で世界的になされてきたのが航空業界であり、今に至るまで上手く機能していないのが医療業界として、その対比が冒頭に出てくる。
医療業界に関して言えば、「ヒヤリハットレポート」ってのがある病院が多い。自分も救急医療センターに居たときにはせっせと書いたもの。上司が言うには「ドイツでは多く書けば書くほど表彰されるんだぞ」と。真偽のほどはわからないけど研修医だった自分はとにかく書きましたよ。ただ後年、なんと沢山書くと罰せられる組織があるのだと知ったり、マスコミがこの病院では1年でこんなに出していたと否定的に捉える報道をしているのを見たりして大変驚いた。それじゃあ改善しないのよ。いじめもそうだよね、こんなに発覚しましたとまるで悪いことのように報道されるが、実際には見えてなかったものが可視化されたということで喜ばしいはずなのにね。航空業界ってのはそこがちゃんとしていて、報告されたものに対して、個人糾弾ではなく何をすればその失敗が繰り返されないのかをしっかり検証し改善案が提案され実行されている。まあ人の生死がダイレクトに反映されるのが目に見えやすいからかもしれない。医療業界はミスしてもそれが本当にその人の死に繋がったのか、明確なラインが引きづらいからね。
とはいえ、本書を読むと自分の失敗を思い出す。ある時私は男性看護師Fくんと2人の方に立て続けに麻酔処置をすべく注射を準備していた。Aさんに終わって、さてBさんというとき、トレイにあった注射器には20ccの液体があるはずが、19ccしかなかった。普段ミスが多く、用量も必ずしもきっちりとは言えないFくんの準備。やれやれ今回もか、と思ってそのトレイの注射器を取って注射をした私。ところが、実は前のAさんにし終わった注射器がそのままトレイに残っていたのですよ。あぁなんということか、ちゃんと準備したFくんが私がBさんに注射をし終えた後に到着する始末。
これは明らかにFくんの準備が悪いことを決めつけた私の責任。幸い注射針は新しく変えたし(液を吸うのと患者さんに刺すのは別なので)、Aさんから血液を吸引したわけではないので、理論上Bさんに何かが起きる可能性は極めて低いのだが、だからといってしれっと隠すわけにはいかない。BさんとBさんのご家族に深く頭を下げてお詫びし、感染症の検査も行った(無事に陰性)。幸いにも、ご家族には暖かい言葉をかけていただいが、必要な確認を怠った失敗を繰り返さないよう固く心に留めたのは言うまでもない。それにFくんにもごめん。これは心のなかでしか今まで言ってなかったけど。今は立派な看護師に成長しているはず。
そんなわけで失敗というのは目に見える形にして始めて後々に役に立つ。苦い感情を抱くこともあるけど、隠さず表に出し、失敗しない環境を整えること。大抵の場合個人への糾弾はその場しのぎの溜飲を下げるだけに終わってしまうのよ。
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ビジネス・実用
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