作品一覧 2022/09/22更新 オレだけが名探偵を知っている 試し読み フォロー 魔物が書いた理屈っぽいラヴレター 試し読み フォロー 分かったで済むなら、名探偵はいらない 試し読み フォロー 1~3件目 / 3件<<<1・・・・・・・・・>>> 林泰広の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 魔物が書いた理屈っぽいラヴレター 林泰広 個人的に最初は「これはミステリーなのか?」「どういう世界観なのか?」という疑問が浮かんで、中盤からは一気にファンタジー色も強くなるので、ますますジャンルがわからなくなっていったが、ある一定の時点から途端にミステリーへと変わった。事前情報をあまり入れずに読んだので、このような展開になるのかと驚きがあり...続きを読む、その時点でも面白かったが、終盤にかけて加速するようにその面白さが増していった。 タイトルからも読み取れる通り、恋愛小説の側面も兼ね備えており、様々なジャンルが入り交じってはいるが、主軸はミステリーであり、こういったパターンのミステリー小説は新鮮で、とても面白かった。 Posted by ブクログ 分かったで済むなら、名探偵はいらない 林泰広 「一段階目の謎解き-ロミオとジュリエットを援用した再解釈-最終判断」という構造は、全編にわたって継続する。論理クイズを思わせるところもあるが、そこはきちんとエンタテイメントになっている。“滅私奉公”の蘊蓄なども。 (最終編の着地は、そこまでのキレは無いかもしれないが) この約束事を楽しめるかどうか...続きを読むで、作品の評価は変わろう。 さて、ところで、名探偵の恋路は? Posted by ブクログ 魔物が書いた理屈っぽいラヴレター 林泰広 瀕死の相棒をかかえて廃墟となった中世の城壁に身を隠すことになった”俺”。そこはかつて魔物が召喚されて棲んでいたという伝承があり、実際に魔物が現れる。いっしょに逃げ込んだ人々が殺されていく中で、相棒を助けようとした”俺”の決断とは… いきなりファンタジーで驚いたが、話の骨格はミステリー。伝承と実際目に...続きを読むした魔物の能力から、かつて何があったのか、いま何が起きたのかを推理する。瞬間異動の謎にそれほど驚きはなかったが、ラストで事態をポジティブに受け止める主人公たちが一番の驚きだったかも。 Posted by ブクログ 魔物が書いた理屈っぽいラヴレター 林泰広 急に本編始まった感じで世界観がよくわからないまま魔物登場。ミステリーというよりは状況を理解するための推理か。するする読めて面白かった。 Posted by ブクログ 魔物が書いた理屈っぽいラヴレター 林泰広 かつて「魔物」が召喚された中世の古城に隠された「空中牢獄」。そこに逃げ込んだ数名の男女。そこに現れる魔物。かつてそこではなにがあったのか? なかなか楽しめました。 ボリューム的に中編くらいの文章量でしょうか。さらっと読んでしまいました。一種の特殊設定ミステリなんでしょうけども。。。キモは「魔物の瞬...続きを読む間移動」の謎なんじゃないかと思ったけど・・・あまり謎でもなかったかな。あからさまに「いやこれうつりかわってる」って初見で思えてしまったし。。。そこを除けばかなりベタなオーソドックスな謎しか残らない。 でもまあそこはそれ、そういうものだと割り切ってこの特殊な世界観を楽しみましょう。さらっとすっきり読めてこれはこれでよかったです。 Posted by ブクログ 林泰広のレビューをもっと見る