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英雄伝説の日本史
歴史を彩る「英雄」は、どのように語り継がれ、創作され、人々の記憶と歴史認識のなかに定着してきたのだろうか。特に、政争や戦乱の敗者が伝説を介し、復活し、再生する過程を、中世から近世、近代への長いスパンでたどっていく。その「蘇り方」は決して直線的ではなく、多くの屈折と虚像を伴うが、その道筋を追うことが、新しい歴史学の楽しみとなる。 たとえば、安倍晴明のライバル蘆屋道満や、酒呑童子退治の坂田金時ら、実在の疑わしい英雄は、歴史のなかでどのようにリアリティーを吹き込まれていったのだろうか。 そして、平将門や菅原道真らの怨念への畏怖が語らせる「敗者の復活」。坂上田村麻呂や藤原利仁、源頼光に託された、「武威の来歴」の物語。鎮西八郎為朝や源義経が、西国や東北、さらに大陸へと伝説を拡大させた「異域の射程」。本書はこれらを三つの柱とし、伝説のなかに中世史の再発見を試みる。江戸の浄瑠璃や歌舞伎、往来物から、近代の国定教科書まで、伝説の変貌の過程から「歴史の語られ方」を豊かに汲み上げる。〔原本:『蘇る中世の英雄たち――「武威の来歴」を問う』中公新書、1998年〕 -
クラシック名曲の条件
≪モーツァルトだからといって、ことごとくが「名曲」というわけではない≫日頃、何となくわかっているつもりでも、よく考えてみると曖昧な点が多い、クラシック界「名曲」の条件。傑作と呼び名の高いあの曲、シンフォニーは、果たして本当に「名曲」なのか。「一度聴いたら忘れられない」曲には、どんな仕掛けがあったのか。時も国も超えて、未来へと愛され続ける、楽曲の力はどこに秘められているのか。ベートーベン研究家として名高い、文豪ロマン・ロラン(1866~1944)、フランスの大批評家クロード・ロスタン(1912~70)、ブルックナー研究の大家ロベルト・ハース(1886~1960)や、作曲家クロード・ドビュッシー(1862~1918)、指揮者フルトヴェングラー(1886~1954)などの楽曲的考察を採取。「第九」「雨だれ」「ニーベルングの指環」など誰もが知る12曲を、創作エピソードや譜面から読み解きます。名著『クラシックの条件』(1982年 中公新書)の復刊。内容紹介ショパンは、情緒に流されて構築の計算を忘れるようなタイプのロマンチストではない。それどころか、計算がまったく表に出ないほどに巧妙な、洗練の極みをいく絶妙のバランス感覚の持ち主なのである。≪雨だれ≫の中間部に認められた「膨張」。この膨張の計算の的確さに気づく時、ショパンの情緒のふくらみが、驚くべき感性の制御のもとにあることが見えてくるのである。――――「≪雨だれ≫の構造」より -
ことばと文化
文化が違えばことばも異なり、その用法にも微妙な差がある。人称代名詞や親族名称の用例を外国語の場合と比較することにより、日本語と日本文化のユニークさを浮き彫りにし、ことばが文化と社会の構造によって規制されることを具体的に立証して、ことばのもつ諸性質を興味深くえぐり出す。ことばの問題に興味をもつ人のための入門書。 -
SNS変遷史 「いいね!」でつながる社会のゆくえ
mixi、facebook、Twitter、Instagram、LINE、Snapchat、TikTok……。 誕生から、わずか15年あまり。SNSは人間関係を、社会のあり様を、大きく変えた。 情報との出会いは「ググる」から「#タグる(タグ+手繰る)」へ。 コミュニケーションは「テキスト」から「ビジュアル」へ。 ツールの入れ替わりの要因を探るとともに、その裏側にあるユーザーの「承認欲求」と「シェアの心理」の変遷を追う! ◎「最近のSNSには、なんだかついていけない」と思わせる原因とは? ◎ブログや2ちゃんねるが生んだネットカルチャーは、今のSNSにも影響を及ぼしている? ◎「SNS投稿=承認欲求」という単純な図式では、もはやユーザーマインドは理解できない? ◎なぜ若者たちは、InstagramやTikTokにハマっていくのか? ◎仮想通貨、VR、AR……。進化し続けるSNSは、これからどこに向かうのか? 気鋭の若手メディア研究者が、生活に密接したソーシャル・メディアの変遷と展望を読み解く! 【目次】 はじめに 第一章 SNSの現在地―各ツ―ルの使われ方と特性 第二章 SNS黎明期―理想主義とリアルタイムウェブ 第三章 SNS拡大期―スマホシフトとビジュアルコミュニケ―ション 第四章 SNS定着期―シェアの多様化とシミュラ―クル拡散 第五章 SNSのゆくえ―コミュニケ―ション速度と分有のあり方 おわりに -
西洋占星術史 科学と魔術のあいだ
「○○座生まれのあなたは……」などと始まる「星占い」――雑誌やテレビはもちろん、ネット上でも頻繁に見かけるおなじみの存在ですが、「○○座生まれ」というのはどういうことか、ちゃんと説明できる人は実はそう多くないでしょう。ましてや、星占いはいつ誕生したのか、はじめから今見るようなものだったのか、といった問いに答えられる人となると、もっと少ないに違いありません。本書は、科学や科学技術の歴史に詳しい専門家が誰にでも分かるように、そして面白く読めるように占星術の歴史をコンパクトにまとめた1冊です。占星術を生み出したのは、現在のバクダット南方に位置するバビロニアで紀元前9世紀頃から勢力を伸ばしたカルデア人でした。天文学に長けていたカルデア人は、日蝕や月蝕、彗星の出現などを地上に起きることの前兆として捉え、将来訪れる災厄を予言する技法として、占星術を開発したのです。この技法が、のちの紀元前4世紀に登場したアレキサンダー大王がバビロニアを征服したことをきっかけにしてギリシア世界に流入し、さらに古代ローマに継承されていくのが「西洋占星術」の発展につながっていきます。当初はもっぱら天下国家の運命を対象にしていた占星術は、やがて個人の運命を占うようになりました。個人といっても、はじめは皇帝や王だけがその恩恵にこうむることができましたが、時代が進むにつれて、一般の人たちも自分の運命を知るために占星術にアクセスするようになったのです。当代随一の占星術師である鏡リュウジ氏が解説を書き下ろしたこの文庫版を手にすれば、何気なく触れてきた「星占い」も、ぐっと深みを帯びて、まったく違う魅力的なものに見えてくること間違いなし、です![本書の内容]1 カルデアの知恵2 ギリシャ人の科学3 ホロスコープの技術4 「占星社会」ローマ5 ルネサンスの大論争6 近代科学からの脱落7 現代を生きる占星術 あとがき 解説 鏡リュウジ -
25%の人が政治を私物化する国
政治家から、官僚、財界人、学者などまで、 社会の中枢にいながら、その地位と権力を利用して 自己利益のみを追求する人々が増殖している。 まさに平気で国を私物化する人々が跋扈する このような日本社会を現出させているのは、 選挙に対する国民の関心の低さである。 衆議院議員総選挙の投票率をみても、 戦後これまで60%から70%半ばまであった投票率は、 前回、前々回の総選挙では50%前半に急落、戦後ワースト1位、2位の低さを記録している。 この投票率の低迷こそが、昨今の「政治の利権化」を招いているのだ。 国会では自公が7割の議席を確保しているが、 そもそも有権者の半分しか選挙には行っておらず、 さらにその半分しか自公には投票していない。 実は、誰よりも熱心に選挙に参加しているこの25%の人々こそ、 国の巨大な財政資金にかかわる利権を持ち、 政治の利権化構造の基盤を担う人たちだ。 利権創出でしかない「民営化」の実態から、 「日本」を外資に売り払う貿易交渉の現状、 歪んだ所得分配、税制の矛盾、利権を生む予算編成の問題などを説き、 いかに現在の政治が、 一部の人たちのためだけに行われてきたかを明らかにする。 どうすれば、私たち大多数の有権者の手元に政治を取り戻すことができるのか。 消費税廃止、最低賃金全国一律1500円への引き上げなど、 日本政治を刷新する5つの改革を提示する。 -
将棋[観る将になれるかな]会議
「味がいい」ってどういう意味? 将棋番組のわからない言葉をスッキリ解消! 将棋は「指す」よりも「観る」ほうが好き――そんな「観る将」と呼ばれる将棋ファンに向けて作られた本書。 摩訶不思議な将棋界の全貌から、気になる棋士の人となりまで、読むだけで、将棋観戦がもっと楽しくなる! -
中国・韓国の正体 異民族がつくった歴史の真実
ウイグル、チベット、モンゴル民族の滅亡を企む習近平。「半島の赤化統一」をもくろむ文在寅。 自らの民族の歴史を持たず、史実を捻じ曲げる国に未来はない! シナ大陸では古代から数多の民族が興亡を繰り返し、半島では停滞の五百年が無為に過ぎた。異民族の抹殺と世界制覇を謀る「極悪国家」中国、「妖魔悪鬼の国」韓国はこうして生まれた! 最近の中国と韓国の歴史改竄は深刻なものになっている。国家の正統性に自信がない韓国は、歴史を塗り替えつづけたあげく北朝鮮によって国を滅ぼそうとしている。清朝時代には漢人が住んでいなかったモンゴルやチベットやウイグルを武力侵略して植民地支配している中国は、弾圧による民族浄化に熱心に励んでいる。しかし、歴史は動くものである。現状がそのまま続くということは決してない。<著者> -
万葉集のこころ 日本語のこころ
「令和」や出典の『万葉集』にイチャモンつける人たちにも読ませたい!! 渡部昇一さんの“正論” 万葉集から選ばれた新元号「令和」 日本人なら知っておきたい万葉集 万葉・大和言葉によって日本人は作られた 欧米人や近代人は個人生活においては「神の前で平等」「法の前の平等」を実現していたのだ。『万葉集』は、大伴家持が重要な役割を果たしているが、カースト的偏見はなく、農民、遊女の歌まで収録されている……。 -
安彦良和の戦争と平和 ガンダム、マンガ、日本
『機動戦士ガンダム』の生みの親の一人であり、マンガ家として歴史や神話を題材にした傑作を世に問うてきた安彦良和。『宮崎駿論』などで注目される気鋭の批評家が20時間にわたって聞き取った、『機動戦士ガンダム』の神髄とマンガに込められたメッセージとは? 2019年は『機動戦士ガンダム』テレビ放送開始から40周年。戦争・歴史マンガの多彩で豊饒な作品世界、日本の歴史、あの戦争、いまの社会――。40年を超える、過去から未来への白熱討論! -
「理系」で読み解くすごい日本史
歴史は「理系」の視点で読み解くと、思いもよらない発見がある! 人類史の奇跡といわれる日本の近代化の基盤をつくった江戸の都市設計力、最先端のハイテク高層建造物・東京スカイツリーが手本にした1300年前の法隆寺五重塔の耐震建築技術など、縄文・弥生時代から現代まで、歴史を変えてきた日本の理系力、世界をリードしてきた日本の底力が明らかになる一冊。 -
セイバーメトリクスの落とし穴~マネー・ボールを超える野球論~
統計を基に選手やチームを評価するセイバーメトリクスは、もはや野球界の常識となった。だが、マネーボールでそのさきがけとなったオークランド・アスレチックスは以後、一度もワールドシリーズへ進出できていない。データ分析が当たり前となった今、世界のトップたちはどのように周りと差をつけているのか? ダルビッシュ有選手を筆頭に多くのプロや専門家から支持を集める独学の素人が、球界の最先端トレンドを明らかにする。 -
ネット断ち
ネットサーフィンやSNSは便利だが依存性がある。「時間や集中力をそぐだけでなく、やりすぎると自己肯定感やメンタルの強さにまで悪影響を与える。毎日1時間、ネット・SNSを断って“本物”に触れよう。さらっと表面をなぞるのではなく、深く沈潜する読書は、疑似体験ではなく“体験”として血肉になる。そういう時間を過ごしている人からは、深い教養と品性が自然とにじみ出る。漱石やドストエフスキーの世界に浸り、科学や歴史の名著とじっくり対峙しよう」…著者が今もっとも伝えたい、知的な大人へのメッセージ。 -
日本を覆うドリーマーたちの「自己陶酔」
夢見る「平和ボケ」と「情報弱者」を煽るマスコミを一喝する 門田隆将 今の日本は、左右対立の時代ではなくて、夢見る「ドリーマー(D)」と、「リアリスト(R)」との「DR戦争」の時代。そんな時代に「ドリーマー」向けの雑誌を作ったら絶対にダメ。ところが、新潮社や文藝春秋まで、「ドリーマー」向けに編集するようになった── 高橋洋一 アマゾンでワンちゃんの「ペット用のトイレシート」を買うと、同じ日付の新品同様の朝日新聞が送られてきた。これはいわゆる「押し紙」のリサイクル活用なのか? もはや、日本の新聞やテレビなどは、「情報弱者」にしか相手にされない「ミニコミ」に成り下がった── -
ドイツ人はなぜ、年290万円でも生活が「豊か」なのか
ドイツ人の平均可処分所得(手取り)は年290万円と意外に低い。しかも、消費税(付加価値税)は19%と高い。にもかかわらず、多くのドイツ人が「生活に満足している」と答えているのはなぜか? いっぽう、サービスが行き届いた世界一便利な国・日本で、日本人の多くが生活に「ゆとり」を感じられないのはなぜか?ドイツ在住29年の日本人ジャーナリストが肌で感じた「ドイツ流・お金に振り回されない」生き方・働き方を明らかにした一冊。 -
勝負の分かれ目
若田部昌澄が日銀副総裁就任直前に再評価、日本の新聞・出版が崩壊の危機に瀕する今、再び注目される技術革新によるメディアと人間の変貌の物語。 「日本人にかくも壮大かつ重厚なノンフィクションが書けるのかと驚嘆した。(中略)。市場経済の変化がメディアとジャーナリズムを否応なく変えていく半世紀余りをトップ経営者から現場記者まで、国際的、複眼的、重層的に描き出す」 (若田部昌澄 早稲田大学政治経済学部教授・当時 週刊ダイヤモンド 2017年9月30日号) プロローグ 第1章 潰れかかった通信社 第2章 取引所とコンピュータ 第3章 黄金郷へ 第4章 国士 第5章 筆剣一如 第6章 同盟解体 第7章 強者連合 第8章 独裁と密告 第9章 退場する将軍 第10章 漂う通貨 第11章 ロイター・モニター 第12章 裏切られた革命 ※本書の続編『勝負の分かれ目(下)』には、電子書籍版特典として著者がこれからのメディアの在り方について記した「そして『2050年のメディア』へ」を収録しています。 -
将棋「初段になれるかな」会議
初段ってどうやったらなれるの? 級位者の悩みにプロ棋士が明朗回答 駒の動かし方はもちろん、穴熊や美濃囲いなど基本的な囲いもわかる。けど、決して強くはない、具体的には初段に届かない棋力の人に向けて作ったのが本書。指南役は「経堂こども将棋教室」を主宰し、指導力に定評のあるプロ棋士の高野秀行六段。将棋好きだけど決して強くない、ライターの岡部敬史と漫画家のさくらはな。の二人が、悩める級位者の声を代弁して、「わかったふりはしない」を信条になんでも質問。聞けば聞くほどに、級位者ならではの強くなる考え方や戦い方があることがわかった。 盤面は3×3マスを見る、戦型は一つだけ覚えればいい、わかりやすい詰将棋を作るetc. 将棋というゲームに強くなる要素の一つひとつに踏み込み、プロとアマの対話形式で進む本書。悪手だらけの級位者の対局をプロが解説するという、前代未聞の試みも盛り込みつつ、読むだけで、楽しく、上達するヒントが満載。これまで身の丈に合った本に出会えなかった皆さんにとって「これならわかる」を目指した一冊です。 -
信長もビックリ!? 科学でツッコむ日本の歴史 ~だから教科書にのらなかった~
「本能寺の変」6月2日に起こったのは月の満ち欠けと関係していた! 「中国大返し」そのスピードはゆっくり歩くくらいの速さ! 「3本の矢」60kgのものを持ちあげる力があれば折れちゃう! 「平将門の乱」勝敗は風向きが決めた! などなど、みんなが知ってる日本の歴史を、科学の視点でズバッと斬った35のお話。意外な「ビックリ」がギュギュッと詰まったこれまでにない歴史本! 【目次】第1章 イメージをくつがえすビックリ!?/第2章 スゴすぎる舞台裏にビックリ!?/第3章 ヤバすぎる異彩にビックリ!?/第4章 ざんねんな現実にビックリ!?/第5章 どんでん返しにビックリ!? -
偽りの報道 冤罪「モリ・カケ」事件と朝日新聞
「慰安婦虚報と同じ過ちを繰り返す朝日は、ニュースの軽重を判断できなくなり、もはやただの紙切れで新聞ではない! 」 ──『崩壊 朝日新聞』『こんな朝日新聞に誰がした?』の著者(元朝日記者)の長谷川煕が再び朝日を直撃! 「日本罪悪史観」を克服しようとする安倍首相を打倒すべき仇敵とみなし、そのために『印象操作』『流言飛語』による虚報を延々と続けた朝日新聞は、あまりにも「恥多き新聞」ではないのか! 朝日が火を付けたこの大騒動、多くのメディアや野党は安倍政権追及に血眼になりましたが、収賄の疑いはもちろん、 何らかの不当介入のようなことを安倍氏がした事実は浮上せず、逆に今治市に加計学園が獣医学部を新設する経緯に安倍氏は何の関係もないことが私の取材でも明確になってきています──(著者) 長谷川氏が本書で言及もしている小川栄太郎さんの『徹底検証「森友・加計事件」朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪』を、朝日新聞社は「本社には一切取材もないまま、根拠もなく、虚報、捏造、報道犯罪などと決めつけている。 事実に反した誹謗中傷による名誉毀損の程度はあまりにひどく、言論の自由の限度を超えている」と批判し訴訟まで起こしました。 しかし、長谷川さんは、元OBとして正式に取材申込みをしたものの拒絶されました。 本書に関して「本社には一切取材もないまま」とは、朝日には言わせません! そこで、長谷川さんは「玄関からある家(朝日)に(どのように疑惑が作られていくかの取材)に入ろうとしたのですが、作戦を変えて裏の勝手口から同家(朝日)にお邪魔(何が報道されていないかを追求)することにしました」。 「無断で裏の勝手口から入ったのです」「そうしたら、そこには汚い洗濯物が籠にいっぱい入っていたり、食べ残しの茶碗類が汚れたテーブルの上にあったり、棚には埃が溜まっていたり、まあ同家の日常の有様が裏からそこそこ観察できました」とのこと(本書22頁~)。 朝日の内部文書解読や徹底取材で明らかになったモリ・カケ事件をめぐる「虚偽報道」の実態、とくとご覧ください。──(編集部) 衝撃の書下しノンフィクション!! (商品内容) 第一部 「文科省内部文書」による「空中楼閣」に嵌まった朝日新聞 安倍疑惑事件は冤罪である! 「フェイクニュース」を見分ける 築地(朝日)の報道の初歩から遊離した空気 安倍首相は「報道被害者」だ 朝日は私の取材申込みを断った 「総理のご意向」“スクープ”に見る重大な疑い 朝日の隠蔽報道 小川本に関する朝日の申入書は破綻している 私がデスクなら紙面掲載は許さなかった 「夜郎自大」の「自画自賛」 陥穽に嵌まった朝日記者の盲点 「スクープ前夜」の総合判断の欠如に唖然 朝日記者の“徹底取材”は思考麻痺によるもの 「吉田調書」虚報と同じ構図 朝日キャンペーン報道の歪曲性 社内翼賛体制の自己賞賛・自己催眠 朝日の「報道しない自由」に異議あり 朝日はもはやただの紙切れで、新聞ではない 第二部 獣医師界と癒着した官庁行政の欠陥を黙殺した朝日新聞 悪玉と善玉をアベコベにした加計報道 腐敗だらけだった農政 斬り捨てゴメンの斬妖状を突きつけられた学者 永久不変の「国公私立十六校体制」 「印象操作による報道」への反論 知的能力が著しく低下した朝日記者 BSE事件が明るみにした獣医師のレベルの低さ BSEの隠蔽工作を謀った農水省・獣医師会 捏造に加担した獣医師たち 獣医学界の「村社会」の秩序維持のために手玉に取られた朝日 決定的だった加戸守行前愛媛県知事の国会証言 朝日は加戸証言をほぼ黙殺 安倍首相の失態 朝日・坪井コラムの欠落部分 疑惑の矛先は獣医師側に向かわず 日本獣医師連盟の「政界工作」の実態 策謀工作で汚れきっていた日本獣医師会 補遺 「流言飛語」と「報道しない自由」を謳歌する朝日新聞 朝日発の「流言飛語」に同調する野党政治家とメディア 恥多き居丈高・傲岸不遜な態度 続発する朝日虚報に見られる特徴とは 安倍首相「関与疑惑」ではなく朝日「不報道疑惑」が決定的に重要 「カケ報道」関連参考資料──(編集部編) -
学はあってもバカはバカ
朝日新聞記者、高級官僚、エリート議員── 学歴のあるバカが国を滅ぼす! 元『週刊朝日』編集長が「学バカ」を斬りまくる! 「学歴のあるバカ」ほど始末におえないものはない。取扱いのむずかしい「学バカ」はマスコミや国会、政財界にかぎらず、どこにでもいる。読者諸兄姉の上司がそうでないことを祈るばかりである。 私は朝日の社内だけでなく、他の会社や官庁、大学で、学はあってもバカはバカを沢山見てきた。テレビを見ていると、こういうバカは増える一方のようである。バカがはこびらないようにするには、偏差値の物差しをなくすことが第一歩である。──「あとがき」より -
人工知能革命の真実 シンギュラリティの世界
「近未来の衝撃──激変する社会」に どう対応するかを考えるための必読の書。 これは“予測”ではない。すでに見ている現実だ! AI、IT問題の専門家が縦横に語り合う──人類の進化速度がますます加速化されるシンギュラリティ(技術的特異点)がやってくる近未来(2025年~2045年)の日本、世界はこうなる!? 「これは予測ではない。すでに見ている現実だ!」 ・寿命は120歳まで延びて、還暦は人生の折り返し点になる? ・AI兵器によって、人が死なずに戦争ができるようになる? ・AI作家が芥川賞を受賞し、編集者の仕事はなくなる? ・政治家、裁判官、検事、弁護士、外科医、会計士、税理士のほとんどは失職する? ・人間そっくりで会話もアレも可能なセックスロボット誕生で性産業は衰退し売春婦、アダルト女優は消滅! そして人は結婚しなくなる?…… -
モンゴル力士はなぜ嫌われるのか ─日本人のためのモンゴル学
遊牧文化のモンゴルに先輩・後輩の序列はなく、“力”がすべての社会! トップは法をつくる人であって、守る人ではない! 白鵬が我がもの顔で振る舞う理由 まえがき 第1章 モンゴル力士は、なぜ強いのか? 遊牧騎馬民の、男子たるものの必要条件 モンゴル相撲に求められるのは、平衡感覚と敏捷性 モンゴル力士は君主のボディガードだった 『日本書紀』に見られる相撲の起源 宮中の「三度節」とナーダムの三種の競技は起源が同じ 厳密にいえば、相撲は国技ではない 日本のマスコミは、異文化に対する想像力に欠ける 「いじめ」が成立するのは日本文化の特徴 日本の「隣百姓」とはまったく正反対の生き方 「まわりに合わせる」という考え方のないモンゴル文化 モンゴルには「長幼の序」はない 世代を厳しく区別する「輩行」という考え方 モンゴルでは末子が親の面倒を見る 第2章 モンゴル女性秘話 朝青龍と白鵬の母親は、モンゴル国立大学卒のインテリ モンゴル人にとってのいい男、いい女 遊牧生活を維持するため、男と女の役割分担は明確だった 夫婦喧嘩をすると、「出て行け」ではなく「オレは出て行く」 モンゴル草原東端の遊牧民「烏丸と鮮卑」 「男は女の家の労役に服し、その後、女の家から財産の分与を受ける」 二千年前でも二十世紀の内モンゴルでも、女に財産権があった チンギス・ハーンの賢母、ホエルン ホエルンは自分の部下と軍隊を持っていた 征服戦争に従軍したチンギス・ハーンの娘 中華思想は、遊牧民に敗北したことから始まった「負け惜しみの思想」 孫娘を第三夫人にしたアルタン・ハーン 夫、義理の息子、その息子、その孫と四度結婚して権勢をふるった女 女をほめないイスラム教徒の知識人が絶賛したソルコクタニ妃 フビライ・ハーンの正皇后チャブイ・ハトン チャブイこそが、元朝皇帝と帝国の政治機構の接点だった 中央アジアとインド洋を旅して二十五歳で死去したコカチン姫 遊牧民の族外婚は、安全保障のため チンギス・ハーンの五百人の妃妾は本当か? チンギス・ハーンのすべての財産を管理していた四人の后妃 第3章 モンゴル帝国を知っていますか? 明朝は、モンゴル帝国の宗主国・元朝の唯一の継承者か 「韃靼」とは、漢人のモンゴル人への“侮辱語”だ 征服された側の人たちが書いた歴史 遊牧騎馬民が世界史を変えた時代の終焉 なぜ、遊牧帝国と呼ぶのか? モンゴル帝国時代のモンゴル人とは 姿や名前は変わったが、世界各地でふたたび支配者となって生き残った 元朝の「行中書省」が、現在の中国の省の起源 明朝も清朝も元朝の継承国家だった 四百年かけてモンゴル帝国の西半分と北方すべてを獲得したロシア 満洲国・興安省の境界が、そのまま中国内蒙古自治区の境界となった 清朝に課せられた莫大な賠償金が、モンゴル人に劇的な変化を与えた 戦前、日本人はなぜ「満蒙」といったのか 内モンゴルも外モンゴルも、同じことばを話す同じモンゴル人だった 中国に留まったのが「内モンゴル」、離れたのが「外モンゴル」 「玉子はぜったい食べないでね、中国人が作っているから」 北の遊牧民は南の農耕民をばかにしていた モンゴル人が中国人を嫌いな最大の理由 モンゴルとチベットは同盟関係にあった 「ダライ・ラマ」の誕生 チベット仏教徒になった遊牧民が、モンゴル民族と呼ばれている カザフ人もモンゴル人と同じモンゴル帝国の子孫たち モンゴルとカザフスタンはもはや違う文化の国 第4章 日本にとってモンゴルは大切な国 蒙古襲来と日本の幸運 「義経は死なずに北方に逃げた」 末松謙澄こそが“義経伝説”の生みの親 チンギス・ハーンが源義経であったことを証明しようとした男 日本人はなぜ“義経伝説”が好きなのか 伊藤博文に見込まれた末松謙澄 「チンギス・ハーンは源義経だった」の英語論文は愛国心から 「モンゴロイド」ということば 「蒙古斑」は日本の赤ん坊で初めて発見された 「民族」とは、十九世紀末から二十世紀初めに誕生した政治的な呼び方 「人種」の区分も「言語」の区分も、政治的動機から生まれた 民族も人種も言語もみなフィクションか これだけ違う日本人の美意識とモンゴル人の美意識 モンゴルを知れば、生きるのが楽になる 二大国の狭間で、今日まで独立を保ってきたモンゴル外交の巧みさ 中露との等距離・中立外交、アメリカとの積極的な協調外交 上海協力機構には加盟せず、オブザーバーを選択する 国連を舞台に、一銭も使わず大きな貸しを日本につくったモンゴル外交 日本の「文化」から、世界の「文明」になった相撲 横綱の品格を問うマスコミに品格はあるのか モンゴル国は、日本にとって大切な国になる -
恋愛制度、束縛の2500年史~古代ギリシャ・ローマから現代日本まで~
【悲報】日本人、恋愛もガラパゴス化していた?! ――西欧の恋愛制度が確立していく歴史を追うとともに、それが日本に輸入され、いかに変質したのかを、気鋭のプルースト研究者が軽妙な筆致で綴る。 古代ギリシャ、古代ローマの恋愛/キリスト教と恋愛/中世宮廷恋愛/ロマンティックラブとは?/明治期から大正期にかけて――日本における「恋愛」の輸入/西欧における恋愛肯定論と否定論、精神分析のヴィジョン/現代日本の恋愛 -
AI時代に「頭がいい」とはどういうことか
「頭がいい」常識が変わった! AIが碁や将棋で人間に勝利し、多くの仕事がAIに取って代わられようとしている時代。人間らしい「頭のよさ」とは何か? どんなにAIが進歩しても必要とされ続ける「頭のよさ」とはどういうものか? 現役の脳神経内科医が、自らの臨床経験や最新の脳科学研究等をもとに、これからの時代に求められる頭の鍛え方、能力の磨き方を指南する一冊。 -
親が知っておきたい大切なこと (2) 自分で解決できるようになる 友だち関係
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 親の悩みの一つに、子どもの友達同士のトラブルがあります。 “貸したものを返してもらえない” “無視された” “仲間はずれにされた” “からかわれた”、などなど。 毎日顔を合わせながら、我が子の元気のない姿を見るのは辛いものです。親としては何とか助けたいと思いながらも、口を閉ざしてしまう子どもにどうかかわればよいものか、と悩みます。でも見方を変えれば、悩みと向き合うことは、子どもにとっても親にとっても、お互いの関係性を深め心を育てるとても大切な機会とも言えるのです。 親子の何げない日々のかかわりは、間違いなく生涯に渡ってその子どもに影響していきます。だからこそ、親子の良い関係性を創るために今までとはほんの少し違うかかわり方を学ぶことは価値がありますね。 子どもたちの見えない心が見えてきたり、思いがけない解決法を生み出すかかわり方が、この本に事例と共に示されています。 -
キャッシュレスで得する!お金の新常識
電子マネー、アップルペイ・グーグルペイ・LINEペイ…ってどういう仕組みで、何がお得なの? 2020年東京オリンピック、2025年大阪・関西万博誘致に向けて、日本でも急速に進むキャッシュレス化。すでに世界では日常の買い物でもキャッシュレスが当たり前になっている。日本でも今後ますます広がる現金払いとキャッシュレス決済のサービス格差に乗り遅れず、キャッシュレス化時代を賢く生きるためのヒントを満載した一冊。 -
「超」独学法 AI時代の新しい働き方へ
AI時代の新しい働き方を実現するためにもっとも重要なスキルが、「超」独学法である。経済学、英語、ファイナンス理論、仮想通貨、人工知能など、どんなジャンルも独学できた最先端かつ最強の勉強メソッドを初公開。 独学は、無限の可能性を持っている。そのことをできるだけ多くの方に知っていただくために、本書は書かれた。 新しい勉強の時代が到来している。勉強の必要性が高まるとともに、独学で勉強することが容易になった。 ウェブや検索を利用することによって、20年前には想像もつかなかったほど効率的に独学を進めることができる。 このチャンスをうまく活かすことができるかどうかで、その人の将来は大きく違うものになるだろう。 「勉強が必要だとは感じているが、どのように進めたらよいか分からない」と考えている人が多い。 そうした方々は、本書によって、独学がいかに効率的な勉強法であり、しかも、楽しいものであるかを知っていただきたい。そして、独学の素晴らしさを実感していただきたい。 それらの方々に対して、本書が新しい可能性を拓くガイドになることを望みたい。日本の未来は、そうした人たちの努力によって拓かれていくだろう。 ―本文「はじめに」より抜粋 【本書の目次】 第1章 独学の第一歩を踏み出そう 第2章 独学者たちの物語 第3章 私も独学で勉強した 第4章 独学は新しい働き方を可能にする 第5章 なぜ学校でなく独学のほうがよいのか? 第6章 独学を継続させるには 第7章 学ぶべきことをどのように探し出すか? 第8章 英語は独学でしかマスターできない 第9章 検索は独学の重要な道具 第10章 人工知能の時代に独学の必要性は高まる -
止まった時計 麻原彰晃の三女・アーチャリーの手記
オウム真理教が起こした地下鉄サリン事件から20年。あの頃、教祖・麻原彰晃の後継者としてメディアを賑わせた、ひとりの女の子を覚えているだろうか。アーチャリー正大師、当時11歳。社会から隔絶された地に育った彼女は、父の逮捕後も、石もて追われ、苦難の道を歩んだ。本書は、アーチャリーとしてではなく松本麗華として歩むために、父の逮捕の日から止まっていた時計を、自らの手で動かそうとする苦闘の記録である。 -
地図から消される街 3.11後の「言ってはいけない真実」
3.11から丸7年。報道が少なくなる中、避難指示解除が進んだ福島第一原子力発電所近隣地域で進む恐るべき事態とは? メディアを通して見せかけの「復興」が叫ばれ、実際には、自治体の「町残し」ばかりが進み、人が消えていく実情──。震災直後から足を運び、取材を続ける唯一の大手紙記者にして、新聞協会賞三度受賞の若手女性ジャーナリストが迫る、大メディアの報じない「不都合な真実」! -
ファンベース ──支持され、愛され、長く売れ続けるために
人口急減やウルトラ高齢化、超成熟市場、情報過多などで、新規顧客獲得がどんどん困難になっているこの時代。生活者の消費行動を促すためには「ファンベース」が絶対に必要だ。それは、ファンを大切にし、ファンをベースにして中長期的に売上や価値を上げていく考え方であり、その重要性と効果的な運用の方法を、豊富なデータや事例を挙げて具体的に紹介する。『明日のプランニング』に続く、さとなおの最新マーケティングの必読書。 -
ひらめきを生む「算数」思考術 問題解決力を高める厳選43題
なぜ算数を学ぶのか――スキルアップである。鶴亀算、過不足算、仕事算、……いまではなんとなく解けてしまうかもしれない。その解法の背景には、論理的思考力が隠されている。問題を把握し、わかりやすい形に変換し、解決への道筋を計画し、実践する。これは、算数に限らずあらゆる問題解決に共通するプロセスである。あらためて算数の問題の解き方を学ぶことで、学生から社会人まですべての人に求められるスキルが養われる!※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
食の人類史 ユーラシアの狩猟・採集、農耕、遊牧
人は食べなければ生きていくことはできない。人類の歴史は、糖質とタンパク質のセットをどうやって確保するかという闘いだった。今では、西洋では「小麦とミルク」、東洋では「コメと魚」のセットとして摂取されることが多いが、山菜を多食し、採集文化が色濃く残る日本のように、食の営みは多様である。本書は、ユーラシア全土で繰り広げられてきた、さまざまな生業の変遷と集団間の駆け引きを巨細に解読する。 -
「宇宙戦艦ヤマト」をつくった男 西崎義展の狂気
日本アニメの金字塔「宇宙戦艦ヤマト」が誕生してから40年以上になる。生みの親であるプロデューサー西崎義展(1934ー2010)はすべてにおいて「特異な男」だった。交流をもった者は誰もが彼を「悪党」と評しながらも、そこには深い愛憎が見てとれる。いまや世界の文化である日本アニメを語るうえで無視することができない西崎義展の存在を、その大いなる成功と挫折から綿密に描く初の本格的ノンフィクション -
美しすぎる「数」の世界 「金子みすゞの詩」で語る数論
「みえぬけれども あるんだよ」――数の宇宙にひそんでいる、思いがけない現象におどろく。ごくありふれた日常の情景を感性豊かにとらえた金子みすゞの詩。ごくありふれた顔つきに見える数たちもまた、それぞれに個性的で、ふしぎな性質をもっている。完全数、フェルマー数から、素数定理、相互法則まで。まったく新しいアプローチで数論の魅力を語る入門書。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
御社の商品が売れない本当の理由~「実践マーケティング」による解決~
「19の呪縛」を解き、売れない時代に売れるしくみをつくる!――「目的は利益」ではない/「営業だけの仕事」ではない/「マーケティングは売ること」ではない/「はじめに商品ありき」ではない/「ターゲットは幅広くねらう」べきではない/「よければ売れる」ものではない/「広告宣伝さえすればよい」わけではない/「戦略で勝負がつく」とは限らない――石井淳蔵氏(日本マーケティング学会初代会長)推薦 -
「なんとかする」子どもの貧困
ある「こども食堂」での話。 今日は鍋にしようと、大人たちが鍋料理を作ったところ、高校生の女の子が「みんなで鍋をつつくって、本当にあるんだね」と言った。彼女には、その経験がなかった。みんなで鍋をつつくというのは、テレビの中でだけ起こるフィクションだと思っていた。スーパーマンが空を飛ぶように。 同様の話を、よく聞く。大学生のボランティアに会った中三生が「大学生って、本当にいるんだね」、簡単なクリスマスパーティをしたら「これって現実なのかなぁ」。中三生でも「偏差値」という言葉を知らない。高校生がテスト中に先生を呼び止めて「『氏名』ってなんて読むの?」と聞く。 「あたりまえ」の経験や知識が欠如している子どもたちが増えている。 この子たちが世の中を回すようになったとき、世の中はどうなるんだろうか? このような状況に腐らず、諦めず、1ミリでも対策を進める人たちが、まだこの国にはたくさんいる! 「あの子はラッキー」で終わらせない。 1ミリを動かすどんな試みが巷に溢れているか。その諸相を紹介していく。 そこには、状況の厳しさと同時に、それに立ち向かう希望が示されるだろう。 子どもの貧困は減らせる。私たちの社会は、私たちの手で変えていける。 それは、たった1ミリに敬意を払う、私たち自身の姿勢から始まるはずだ。 貧困問題の第一人者が取材した、「解決」の最前線! -
般若心経を読みとく 二六二文字の仏教入門
大乗仏教のエッセンスを262字に凝縮した『般若心経』。 日本人に最も親しまれてきた仏典であるものの、 ほとんどすべてが専門用語によってうめつくされ、 その最深部の理解には仏教学の基礎知識を欠くことができない。 空とは何か。自己とは何か。 そして、わだかまりを離れ、 ただ生きてただ死ぬ、本当に自由な境地とは――? 言葉のひとつひとつをていねいに味わい、 「一切皆苦」の現実を生き抜く智慧を浮かび上がらせる仏教入門。 【目次】 はじめに 原漢文 訓 読 現代語訳 第一章 般若心経とは何か 第二章 観音さまの見たもの 第三章 生死は仏のおん命なり 第四章 不生で調いまする 第五章 一切法を空と説く 第六章 輪廻の迷いを超えて 第七章 心の中を見つめれば 第八章 本来の自己に目覚める 第九章 究極の真実の世界 第十章 よく一切の苦を除く 終 章 「般若心経」の思想 おわりに ※本書は、二〇〇三年七月に大東出版社より刊行された『般若心経を読みとく 仏教入門の第一歩』に加筆修正し改題のうえ文庫化したものが底本です。 -
三つの石で地球がわかる 岩石がひもとくこの星のなりたち
石の名前はとかく、ややこしい。それは「水の惑星」地球が、最も石の種類が豊富な「石の惑星」でもあるからだ。せっかくの石の深さ、面白さを、ややこしいからと知らないでいるのはあまりにも、もったいない。実は複雑に見える石の世界は、たった三つの石の名前を覚えるだけで、驚くほどすっきりと頭に入ってくる。そしてこの地球の意外ななりたちまで理解できてしまうのだ。では、その三つの石とは? 日本一やさしい石の入門書。
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