衝撃的な事実が明らかになった――最新の画像解析により、インターネット依存者の脳内で、覚醒剤など麻薬依存者と同様の神経ネットワークの乱れが見られたのだ。
スマホの普及で、年齢制限無し、二十四時間営業のカジノ、ゲームセンター、ストリップ劇場さえ掌の上に出現する時代になった。
デジタル・ヘロインがその本性を表すのは、学業や社会適応に躓いたときだ。足をすべらせたら最後、依存の泥沼にはまる。オンラインゲーム(ネトゲ)だけでなく、軽いスマホアプリでさえ、脳には十分な麻薬効果がある。
国内推定患者五百万人の脳を蝕む「現代の阿片」。あなたとあなたの大切な存在を守るための、有効な対策と、チェックリスト付き。
Posted by ブクログ 2018年05月11日
「簡単に幸せになるには?」その答えは、非常に簡単です。インターネット・ゲームをやればいい。ネットゲームの利点は数えたらキリがない。
まずその利便性。スマホ一つで、すぐに遊ぶことができる。
無料で遊べるものも多数あるし、操作性も簡単。少なくとも学校の勉強より難しくない。
ネットゲームを通して、世界中...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年08月24日
母がスマホ、アニメ依存で家庭が崩壊しつつあるのでこの本を読んだ。
しかし分かったことは、家族全員が依存症だったことだ。
まずは自分の依存を治さなければいけない。
YouTubeがないと寝られない体質になってしまった私。無音が怖かったのだ。
さらにYouTube依存を加速させる思考として、月々のモ...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年11月24日
とてもためになる本。子供にゲームを与えてしまうことで依存症を引き起こし、社会生活を営めなくなることへの警鐘を鳴らしている。社会全体でゲームの危険性を認識し、排除していく取り組みが大切だと感じた。依存症になってしまった子への対処法も書かれてはいるが、専門知識に乏しくトレーニングを受けたわけではない普通...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年11月23日
今、電車のなかを見渡すと、
一心不乱にスマートフォンを操作する
人々が沢山います。
私の友人でも、スマートフォンの
アプリに夢中な人が沢山います。
そして、私はその光景に何か
違和感を感じていました。
この本を読んで、その違和感の正体が
少しわかった気がします。それは
底無し沼のようにはまってい...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年08月08日
興奮や快感としてのドーパミン量はネトゲでは覚醒剤と同等の量が出る
そして「ダウンレギュレーション」という同じ量とっても抑制される力働いて結果同じものでは満足しなくなる
覚醒剤とかは量増やすしそれを同じでネトゲでもどんどん刺激を求めてしまう
それでネトゲ廃人のできあがり
「デジタル・ヘロイン」といわれ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年04月03日
精神科医で実際にさまざまな患者の治療にもあたっている著者による、インターネット・ゲーム依存の危険性を説いた書。
日本人によってこのトピックについて書かれた本は少ない。この本では日本に関連する色々な情報を得られて参考になった。諸外国に比べ、政府によるスクリーンタイムの規制が少ないのはどうにかした方が...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年07月19日
賛否両論あるテーマだと思うが、少なくともスマホ、インターネット、ゲームにはギャンブル、買い物と同様に行動の依存性があることは事実だと思う。依存して人生の時間をゲームに費やすのも、依存性を認識して適度に付き合うかも本人の決断次第かと思う。耽溺状態となり病的なレベルで依存してしまった人には専門の治療も必...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年04月14日
ネットゲームやスマホへの依存症について書かれた本です。著者は精神科医でゲーム依存の子どもの治療を行っている方。2歳の子どもがiPadを使いこなしているのを見て、このままでよいのか迷ってこの本を読みました。
ゲームでは現実世界よりも少ない努力で楽しさや達成感を得ることができる。さらに家族の不仲など現実...続きを読む