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こだわりが強く、対人関係が不器用なアスペルガー症候群。他人の気持ちや常識を理解しにくいため、突然失礼なことを言って、相手を面食らわせることも多い。子どもだけでなく、働き盛りの大人にも見られるが、自覚がないまま、生きづらさを抱えているケースがほとんど。日本でも激増し、深刻な問題となっているが、シリコンバレーでは一割の人が該当するとも。家庭や学校、職場で、どう接したらいいのか? 改善し、特性を活かすには? すべてを網羅した一冊。
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Posted by ブクログ
アスペルガー症候群とは知的障害、発達の遅れを伴わないASDのこと (ASDは「自閉症」「高機能自閉症」「アスペルガー症候群」の総称) アスペルガー症候群の傾向を持った人でも、診断基準をきちんと満たすのは一般人口の0.5%程度 それよりもはるかに多いのが、診断基準の一部を満たす特定不能の広汎性発達障...続きを読む害である どちらの場合にせよ、大人になるにつれ診断名が変わるか、なくなる場合さえあるらしい ASDは自閉症スペクトラム障害とも言われるように、軽度/重度といった線引がなく、スペクトラムの中には「健常」も含まれる つまり、自閉症スペクトラム障害にみられるような特徴は、実は程度の差こそあれすべての人が持っているのだ それを元に考えれば、誰にとっても、この障害の特性を知ることでその人らしい人生を歩むためのヒントがもらえるのではないかと思う ✏人とモノの違いは、顔をもつか、もたないかだとも言い換えられる ✏現代にアスペルガー的な人が増えているとすると、それは、アスペルガー的な遺伝子をもった人が子孫を残しやすくなっているということである。 ✏唯一の欠点といえば、それは遺伝的な問題だろうか。似た者夫婦仮説について述べたが、遺伝学的には、自分と傾向が似すぎている人と結ばれることは、遺伝的な偏りを強め、とても優れた組み合わせになることもあれば、負の側面を強める場合もある
アスペルガー症候群と一言で言っても、症状は様々であり、程度の差も大きく、また環境的影響もやはり大きいようである。 実体験としてアスペルガー症候群と思われる方とも仲良くしていましたが、他の人から拒絶されているなと感じる場面は何度も目にしました。 その知人は問題行動と捉えられるような行動をすることも多々...続きを読むあり、その行動自体は問題だと私も思いましたが、必ずしも悪気があってしている訳ではないですし、何を言っても変わらないという訳でもないので、こういった本を読んで一人でも理解がある人が増えればなと思いました。 アスペルガー症候群っぽいから、なるべく関わらないでおこうではなくて、アスペルガー症候群のこういった傾向が見られるから、こういった接し方をすればいいんじゃないかというところまで考えられる人が増えれば、より多くの人が生きやすくなるのではないかと思います。 また、アスペルガー症候群の子供と接する際に気をつけることも書かれていましたが、これは症状の有無に関係なく大事なことだと思ったので、子育てに悩む方や多くの子供と接する機会がある方にも是非読んでいただきたいなと思いました。
とてもわかりやすく、知りたいことにまっすぐ答えて(応えて)くれた。新書の鑑みたいな本。 アスペルガー症候群とはなにか?特徴的な症状、診断基準、医学的(脳や神経の生理学的)な観点からみた事象や考えられる原因が前半で、後半はアスペルガー症候群の人とどう付き合えばいいのか?親、教師、同僚(上司)の観点から...続きを読むアドバイスしている。 印象的なのは、アスペルガー症候群に特徴的な行動や発想が現代社会ではイノベーションとして強く必要とされていること、そのためにアスペルガー症候群ならではの長所を活かしつつ周りとうまくやっていくためにどうすればよいかを具体的に挙げていること。歴史上の偉人を多くとりあげて「この方もアスペルガー症候群だった、こういう特徴的な行動があった、それをこう活かして偉業を成し遂げた」という記載も多い。 しかしそれより何より一番の驚きそして収穫は、私自身が本書を読みながら癒しあるいは救いを感じたこと。 アスペルガー症候群の診断テストをネットでみつけて何度かやってみても該当しないし、本書に載っている診断テストでも「違う」という診断結果になるものの、本書に登場する有名無名の該当者の言動やその背景にあるものの見方や感じ方が驚くほどしっくりくる。読みながら何度も「ああ、分かってもらえている。受けいれられている。」という静かな感動と安心に包まれた。 おまけ。ビジュアルな工夫や補助はほぼゼロで、文章と構成だけでここまで広く深く易しく分かりやすく的確な解説が可能ということを賞賛したい。岡田尊司さんは過去に5-6冊ほど読んで概ね好意的な印象を持っているのでバイアスがあるのかもしれないが。
アスペルガー症候群について知りたくて読書。 カウンセラーやセルフケアの勉強をし始めてから特に耳にするようになったアスペルガー症候群。いったいどのような症状で、回りにいる人たちはどう対応すればいいのかを理解したい。 ビル・ゲイツなど現在の著名人、歴史的な有名人も含めた事例を多く紹介している。日本人...続きを読むが少ないとレビューで書いている人もいるが、現役で活躍する日本人は誤解を与える恐れがあるので紹介しづらいのではないかと思った。 分かったことは、 (詳細に読み取ることはできなかったが)男性の方が多いこと。 障害の程度は家庭教育など思春期の接し方が大きく影響を与えること。 先進国と途上国では先進国の方が多いこと。 発症事例は年々増加傾向にあること。 注意欠落・多動性障害(ADHD)と類似、または連動すること。 無知から偏見と差別が生まれそうな感じもするので、正しく理解することが何よりも重要かと。 アスペルガー症候群の事例を見ると、自分にも十分に当てはまる要素があることが分かる。同時に得意な才能、技能もないので、厳密には該当しないと知る。もし私がアスペルガー症候群なら今頃は…なはずだし。 マイルール好き、妙なこだわりを持つ、一人での行動を好む、依存傾向が強い、集団競技が苦手、字が汚い、語学のセンスがないなど誰しも該当する要素は持ち合わせているようだ。その意味では私はアスペルガー症候群に近いとも思える。 エジソンやアインシュタイン、ビル・ゲイツ、スティーブ・ジョブズなどのように才能を開花させて成功する人たちは一部で、多くが空気が読めないKYな人と扱われている人なのではないかと思う。 アスペルガー症候群はIQは正常であり、前頭葉に何らかの障害があると推測されているそうだ。 本書でも触れられているが、発達障害であるパーソナリティ障害に近い部分を多く感じる。その辺も含めて今後、学びたいと思う。 私にとって重要な情報は、アスペルガー症候群やパーソナリティ障害を持つ人と接する周りの人たちの対処方法やメンタルヘルスマネジメント。人は往々にして目に見えない障害には優しくできないので難しい点だ。 読書時間:約1時間20分
著者である「岡田尊司」さんの書籍はとても読みやすいので、個人的に著書の多くを買っています。その中でもアスペルガー症候群に特化して書かれたこの書籍は、アスペルガー症候群の全てを把握できると言っても過言ではない一冊だと思います。 保育の現場で難しくなっている発達障害の一つであるアスペルガー症候群の理...続きを読む解を深める一冊として読んで頂くのはいかがでしょうか?
高機能自閉症スペクトラム(ASD)とは、なんぞやと思っており読んでみた。周りに特性を持っていそうだなという人がいるため、手に取った。 自分のこだわりがあり、それをなかなか変えることができず、周りにもこだわりに同意を求めるため、トラブルになる。人間だれしも、こだわりがあり、それを理解してもらいたいとい...続きを読むうところはあるのも分かる。しかしこだわりが強すぎるが故に周りとの関係が築きにくく、なかなか理解されにくく、孤立したり対立するとなると障害となってくる。 そういう人たちと、どうコミュニケーションをとっていくかというのは難しいところ。こだわりに合わせるか、意見がぶつかりながらも徐々に意見をすり合わせていくか。周りの人たちの理解が必要なのもわかる。でも、周りも同じ人間だから、なかなか厳しい。 周りとうまくいかず、仕事では65歳で定年になり、仕事がなくなり、どうやって生きていくのか。 ただ、そのこだわりも仕事に行かせたら、ものすごく高いパフォーマンスを発揮する。 身近にASDかなと感じる方がいらっしゃる方にオススメです。ぜひこの本を手に取って、そういう人なんだとどこか割り切って、いいところを活かせるよう過ごせたらと思う。
もともとアスペルガーっぽいねとは言われていたけれど、先日、妻の働く保育園での自閉症の子の花椅子を聞き、あまりに自分の小さい頃と同じで驚き、この本を手に取りました。 生きづらさは常に感じているので、薄々わかってはいましたが、かなり自分に当てはまるところが多い。特に人間関係の部分や、同じことをずっとやっ...続きを読むてられるところは全くそのもの。 人には、「この前言ってたことと違いますよ」とか、「ルール決めたのはそっちなのになぜ守らないんですか」とかすぐ言ってしまうのだけど、すぐ偉そうだとかうるさいとか言われてしまう。純粋に疑問に感じたから聞いているだけなのに、どっちがおかしいんでしょう?いつもミッシェルの「世界の終わり」の冒頭が頭をよぎる。 奥さんにもこの本の話をしたら、「私がすごく我慢してるのわかるでしょ」と、こっちが何も感じず迷惑をかけているだけのように返されたので、現在絶賛凹み中です。
アスペルガーを扱ったものではかなりの良書。自閉症との区別がハッキリされており一見普通に見えるのが辛い現状を上手く把握されていた。 言語力は高いが当たり前の状況処理ができないのは辛いの一言である。 やはり1番はカミングアウトと周囲の理解が大切である。 怒りに対するアプローチをもう少し詳しく知りたかった...続きを読む。
軽症アスペルガーの大人に関する情報という点ではどの本も似たり寄ったりだが、事例が載っているので、参考になる部分は多かった。読みやすいのも良い。
アスペルガーについての概要がわかるが、アスペルガー症候群の人とそうでない人のどちらが正常なのか、わからなくなってきた。もしも世の中がアスペルガーの割合が増えてきたら、そっちのほうが普通になるだろう。 また、科学者、哲学者、政治家、芸術家、経営者など多くの偉人がその兆候がみられたというのは、逆に考える...続きを読むとアスペルガーであるほうが偉くなれるということ?
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アスペルガー症候群
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岡田尊司
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