「公益」資本主義

「公益」資本主義

作者名 :
通常価格 896円 (815円+税)
紙の本 [参考] 902円 (税込)
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作品内容

四半期決算を廃止せよ! 長期保有株主を優遇せよ! 日本が新しい経済ルールをつくる!

日本が率先して「21世紀の新しい資本主義=公益資本主義」を世界に示すべきだ――確信をもってこう断言するのは、「理論や理想ばかりを説く経済学者」でも、「資本主義に反対する社会主義者」でも、「海外を知らない国粋主義者」でもありません。最も競争の激しいビジネスの本場、米国シリコンバレーで、数々の成功を収めてきた「最強のベンチャー事業投資家」です。

著者の原丈人さんは、考古学研究の資金稼ぎのため米国のビジネススクールに通い、さらに先端工学も学んで起業。大成を収めました。その資金をもとに新技術を創出する数々の企業の起業・経営に参画し、シリコンバレーを代表するベンチャーキャピタリストとして活躍しました。
そんな経験から、米国流ビジネスの限界と問題点を身をもって知っているのです。

株主優先、四半期決算、時価会計、社外取締役制度など、「会社は株主のもの」とみなす「米国流の株主資本主義」の導入が「改革」と称されていますが、むしろ弊害を生んでいます。「会社は株主のもの」という考えでは、投資や経営が、短期利益重視となり、新技術開発にまわすべき中長期資金や、真にリスクをとる投資が不足してしまいます。

税制や金融のルールを改めることで、マネーゲームに回っている資金を中長期投資へと導くことこそ、「公益資本主義」が目指す「成長戦略」です。中長期経営を重視する日本型経営こそ、「公益資本主義」の雛形。米国を反面教師にし、今こそ日本が新しい資本主義のルールを示すべきなのです。

ジャンル
出版社
文藝春秋
掲載誌・レーベル
文春新書
ページ数
256ページ
電子版発売日
2017年05月19日
紙の本の発売
2017年03月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
1MB

「公益」資本主義 のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2018年09月29日

    ここまで英米資本主義を痛烈に批判した一冊はないと感じた。
    それをまさに国家の中枢で、経済政策を議論している人物が語ってくれている様子は、同じ日本人として誇らしさを覚える程。

    こういった方が活躍してくれる日本、まだまだ捨てたもんじゃない。日本人が元々持っていた経営感覚、感性が公益資本主義として、これ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年04月19日

    株主資本主義から公益資本主義
    論語と算盤は実践が可能。
    会社は社中の利益を最大化する。会社の基盤である社会を利することで会社を利する。
    短期的な株価のつり上げによる儲けを企む株主のために資本主義は社会を崩壊させる。一部の富裕層と圧倒的多数の貧困層を作る。豊かな中間層(正規分布)を作ることが継続的な社...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年07月16日

    「株主資本主義」に代わり、「公益資本主義」という資本主義の新たなあり方を打ち立てるべきだ、というのがこの本の主張。
    「会社は社会の公器である」という考えが「今世紀の常識」となる。

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    Posted by ブクログ 2018年06月03日

    ◯「株式の上場によって資金を市場から調達できますよ」と言いますが、結果を見るとまったく逆です。むしろ企業の資金が外部に流出してしまうのです。(89p)

    ◯株主が怒って「社長、退陣だ!」と大声を上げれば、葛西さんも「会社の経営方針が納得できないのならば、株を売れ」と冷静に返答したそうです。(119p...続きを読む

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