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作品一覧
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-平成時代の基礎となった昭和の時代。戦争から経済大国へ、激動の昭和をもたらしたものは何だったのか。「二・二六事件」によって幕あけた狂気の時代を、壮大なスケールで捉えた感動の昭和史。『この作品は、日本人の運命と日本の針路を決定づけた「二・二六事件」から十数年間の歴史をつづったもので、執筆に五年の歳月を費やした。日本の動きだけでなく、世界史のなかの日本という視点に立って書いた。いいかえれば、ヒットラーやルーズベルトが何を考えたかによって、わたしたち日本人の運命も変わってきた。戦争を知らぬ世代にも経験してきた世代にも読んでいただきたいと思う。(三好徹)』
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3.6
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-1~2巻900~942円 (税込)尾去沢(おさりざわ)銅山払い下げ問題、西南戦争と、台湾征討をめぐる汚職、シーメンス事件――。高き志で維新を成し遂げた、伊藤博文、井上馨、大隈重信らの元勲は、なぜ汚職政治家へと堕落したのか。三菱・三井を筆頭とした政商との癒着、熾烈な藩閥闘争の真相を暴き、明治国家を築いた元勲たちの“裏の顔”に迫る歴史ノンフィクション。(講談社文庫)
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ユーザーレビュー
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Posted by ブクログ
幕末、人斬り半次郎の異名を馳せた薩摩藩士・中村半次郎―後の桐野利秋を描いた作品です。
鹿児島出身の俳優・榎木孝明さん企画の映画『半次郎』がこの秋公開されるということで、大好きなこの作品を再読してみました。
巻末解説に書かれているように、中村半次郎というと池波正太郎さんの『人斬り半次郎』の
「性粗暴、豪剣を頼りに出世栄達を望み、賊将となって以後はその傲慢さゆえに西郷に嫌われた男」
というイメージが定着していましたが、この作品では正反対。
島津久光の側近で反西郷・反桐野であった市来四郎の日記を引用すると
「廉潔豪胆・・・最も仁慈心あり。・・・実務上すこぶる思慮深遠、有識者に勝れり。
困難に甘ん