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Posted by ブクログ
本日、三好徹さんが亡くなったと報道があった。享年90歳。
これを読んだらのは大学4年を間もなく終えようという時だった。卒業旅行で訪れたフランスのハイパーブランド本店内は日本の女子大生で溢れかえり、日本の未来はこれでいいのかと苦悶したものだった。
エルネストの行動力、知識は私に勇気を与えてくれた。三好さんを通じて、エルネストが目指した「誰かのために」精神を教えてくれた。
あれから10年が経ち、自分はあの時理想としていた姿にはなれていないけど、今からでも遅くはないと改めて発奮させる意味でも読んでみようと思う。
是非若い方に読んでもらいたい一冊。
Posted by ブクログ
ジャーナリズムの力の大きさ.
虚像自身は虚像だけど,その影響は計り知れない.
自分も表現に過ぎない物をバカにする節があるが,現実はそれで大きく動くことを認識しなければいけない.
革命の地道な成果は1を2にして,2を3にすることではない.
1が10に,10が100に.100が1000になるもの(その代償として0になるリスクを負いながら)
地道に積み重ねるとが何をもたらすか起こるかを教えている.
チェにとって革命とは人としての不正を絶対に見過ごさないこと、それを命を賭してまで行動に示すことと読み取った。その敵がたまたま南米の人々に極貧を強いるアメリカの帝国主義であっただけのことだろう。
もはやロマンチックともいえる思想や発言と行動の一貫性,なのに現実世界を大きく買えたインパクトこのバランスが素晴らしい.
"entero "
チェが戦死間際、39歳の誕生日のとき、己の日記にゲリラ戦士としての自分に"文句なし"と評した時の言葉。かっこいいな。
Posted by ブクログ
キューバ革命の英雄チェ・ゲバラ。名前のみ耳にして詳しいことはほとんど知らなかったので、その生涯についての本を読んでみたいとは思っていた。本書は元々は1971年刊行のものが底本となったもの。
ゲバラが特筆される人物であるのは、キューバ革命で大成功し、その中で権力を握るものの、再びコンゴ
ボリビアのゲリラ戦に身を投じた点だ。
また、カストロ政権下におけるキューバの貧困をみると、かの革命が果たして成功であったと呼べるものなのか考えさせる。しかしながら、革命後のキューバ経済についての言及は少ない。工業相であったチェ・ゲバラ。勉強家で私利私欲のない様子は強調されているが、果たしてその職責を全うできたといえるのだろうか。民衆にとって、そのままアメリカの傘に入っていた方が幸福になっていた可能性もないだろうか。その点において、彼が革命家へと再度向かうこととなったことは、自らの得意であり、実績も挙げた過去に戻ろうとするモティベーションがあったことは否定できないのではないだろうか。
記録に忠実たらんとするところが大きいのか、せっかくの波乱万丈な彼の人生もやや平板に感じるのは残念。もう少しドラマチックなものに仕上げることも可能であったはずだ。
近年、アメリカとの国交を回復したキューバ。どこかでまた別の本に当たってもいいかな。
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