三好徹のレビュー一覧

  • チェ・ゲバラ伝 増補版

    これが一番

    まだ読んでる途中だけど、面白い!! いろいろ試したゲバラ本のなかで一番オススメ
  • 青雲を行く(上)
    幕末、人斬り半次郎の異名を馳せた薩摩藩士・中村半次郎―後の桐野利秋を描いた作品です。
    鹿児島出身の俳優・榎木孝明さん企画の映画『半次郎』がこの秋公開されるということで、大好きなこの作品を再読してみました。

    巻末解説に書かれているように、中村半次郎というと池波正太郎さんの『人斬り半次郎』の
    「性粗暴...続きを読む
  • 興亡三国志 一
    演義をベースにしていながら正史も織り交ぜた、いいとこ取りの三国志。曹操を主役としているため魏がお好きな方にお勧め。読みやすい文章であるため最初に読む三国志としてお勧め。作者独自の解釈が盛り込まれているため他の三国志に飽きた方にお勧め。つまりどんな三国志ファンの方にもお勧めの小説です。
  • チェ・ゲバラ伝 増補版
    何かを為すためには、並外れた狂人的な努力とロマンティシズムが必要なのだとも思った。正直、ゲバラの理想の世界は自己満足によるものか、貧しい人を救うために行なっているのか、わからない。その両方かもしれない。

    ただ、ゲバラの自分の理想を求めるために、困難で難しい道を選ぶ思想は20代のうちは必要である。
    ...続きを読む
  • チェ・ゲバラ伝 増補版
    キューバ危機。リアルタイムには知らないが、キューバを巡って米ソが緊張状態となり、あわや第三次世界大戦に発展かと思われたことと、カストロ、チェ・ゲバラの名前だけは知っていた。本書を読むと、超大国に抑圧された民衆のために身を挺したチェの生き様に感動する。それは日本人のメンタリティに近いからかも知れない。...続きを読む
  • チェ・ゲバラ伝 増補版
    チェは、エリートとして生きる道を二度も捨て、最も虐げられている人々に連帯し、命と魂を燃やした。
    日本で安穏とし、世界中で今なお虐げられている人々がたくさんいるのに、それを知りながら、自分の皮相な社会的成功を志している自分がひどく情けないものであることを思い知った。彼と連帯し、今なすべきことを考えねば...続きを読む
  • チェ・ゲバラ伝 増補版
    本日、三好徹さんが亡くなったと報道があった。享年90歳。
    これを読んだらのは大学4年を間もなく終えようという時だった。卒業旅行で訪れたフランスのハイパーブランド本店内は日本の女子大生で溢れかえり、日本の未来はこれでいいのかと苦悶したものだった。
    エルネストの行動力、知識は私に勇気を与えてくれた。三好...続きを読む
  • チェ・ゲバラ伝 増補版
    ジャーナリズムの力の大きさ.
    虚像自身は虚像だけど,その影響は計り知れない.
    自分も表現に過ぎない物をバカにする節があるが,現実はそれで大きく動くことを認識しなければいけない.

    革命の地道な成果は1を2にして,2を3にすることではない.
    1が10に,10が100に.100が1000になるもの(その...続きを読む
  • チェ・ゲバラ伝 増補版
    チェ・ゲバラの生き方に感銘。今でも愛されている理由がよく分かる。キューバに旅行に行く前に読みたかった。
  • 特捜検事 新編集版
    ずいぶん古い言い回しだな〜と思ったら80年代のだった。
    携帯、スマホ、DNA検査もなく、タバコを自由に吸える。ちょっと雑だけどなんかいいなあって思える世界。
  • チェ・ゲバラ伝 増補版
    キューバ革命の英雄チェ・ゲバラ。名前のみ耳にして詳しいことはほとんど知らなかったので、その生涯についての本を読んでみたいとは思っていた。本書は元々は1971年刊行のものが底本となったもの。

    ゲバラが特筆される人物であるのは、キューバ革命で大成功し、その中で権力を握るものの、再びコンゴ
    ボリビアのゲ...続きを読む
  • チェ・ゲバラ伝 増補版
    チェ・ゲバラという人物がどういう人だったのかがよくわかる一冊。資本主義者とか共産主義者とかにこだわらない生き方で、結果的に”共産主義的”な生き方だったチェ・ゲバラの人生は日本の教育では前面に出て来ないが、非常に勉強になった。
  • 興亡三国志 一
    「三国志演義」よりの作品。
    しかし、完全に演義というわけでもないあたりが面白いです。
    とても読みやすく、すらすら読めました。
  • チェ・ゲバラ伝 増補版
    ゲバラという人のことを少しは知れたのかなと思う。 思想、信念をもとにきちっと行動に移す革命家というのはわかるが、実際は戦闘おたくだったのかもしれん。。。
  • チェ・ゲバラ伝 増補版
    モーターサイクルダイアリーズを読んでゲバラの生涯を知りたいと思い購入しました。
    経済的に恵まれた家庭に生まれ、大学で医学を学んだ彼は望めばいくらでも安定した生活を送れたはずなのに、革命という非常に困難な道を選んだ。
    帝国主義に収奪されている貧しい人々を放っておけないという強い意志が、彼を動かしていた...続きを読む
  • チェ・ゲバラ伝 増補版
    恥ずかしながらチェ・ゲバラ、カストロ、キューバ革命についてほとんど知らなかったのだが、大枠はこの本で理解できた。極端にゲバラを英雄視していない点が良い。今後、モーターサイクル・ダイアリーズを読むのが楽しみ。
  • チェ・ゲバラ伝 増補版
    かなり淡々とした書きぶりで、どんどん読みたくなる感じではないが、彼の一生が、アルゼンチン〜ボリビアまで細かく書かれており、チェゲバラがどんな人物か知るのには良書だと思う。

    私がホームステイしているパレスチナ難民家庭のパパは、チェゲバラが大好き。
    よくチェゲバラは海外で目にするため、なぜ彼がそんなに...続きを読む
  • チェ・ゲバラ伝 増補版
     映画『エルネスト』を観て、改めてチェ・ゲバラについて復習。

     他の映画(『モーターサイクル・ダイアリー』『チェ 28歳の革命/チェ 39歳 別れの手紙』)で見聞きしてるけど、文章でチェの半生を辿るのは初めかな? 「チェのさすらい (ラモンブックプロジェクト No. 1)」(Ram'on Chao...続きを読む
  • チェ・ゲバラ伝 増補版
    「革命」という言葉からよく連想されるチェ・ゲバラ。
    葉巻とベレー帽の出で立ちから、カッコいい人である印象は強い。
    チェに対する僕の知識は「アルゼンチン人でキューバ革命をした人」くらいのもので、もう少し知りたいよな〜という動機で読み始めた。

    本文庫は元々1971年に刊行された「チェ・ゲバラ伝」の増補...続きを読む
  • チェ・ゲバラ伝 増補版
    著者曰く「わたしはなぜチェの生涯を追ってきたのであろう。革命の思想を人々にわかってもらいたいからなのか。銃をとる代わりにペンで帝国主義に攻撃を加えるためなのか。選挙のたびに美言をつらねても、いっこうに実行しようとしない日本の保守政治家、革命を実行しようとしない革命家たち、これら言行不一致の連中を皮肉...続きを読む