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ファンドマネージャーとして活躍していた深尾真司は、2008年に起きた世界的な金融危機ですべてを失い、コンビニの雇われ店長として働いていた。ある日、そのコンビニで行き倒れていた少女・彩弓を助けた深尾は、彼女に亡くなった自分の娘の姿を投影し、面倒を見ることに。彩弓は将来を嘱望されたバイオリニストだったが、病を抱えて右手の神経を失おうとしていた。彼女を救うべく深尾は、かつて憎しみさえ抱いた金融市場に再び飛び込んでいくことに――。 リーマンショックから今年で10年。経済小説の旗手が挑んだ「生への物語」。 解説・倉都康行
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Posted by ブクログ
ナナフシ。自分の体を切り落として、再生する。
コンビニのトイレで、倒れていた娘。彩弓。
深尾は、コンビニ店長代理で、その娘を助ける。
言葉を発することもできない。
そして、右手が動かなかった。
そして、警察を怖がった。
深尾は、外資証券会社のファンドマネージャーで、
2008年に起こった金融危機で倒産して、娘をなくし、
妻と離婚し、コンビニでバイトし、生きているだけの状態であった。
彩弓と狭いアパートで、生活することで、
変化して、再び、投資会社に就職し、彩弓を治療する。
原因不明の病気が判明する。
レックリングハウゼン病によるカフェオレ班だった。
神経線維に悪性腫瘍が見つかった。そして、肺にも転移する。
そして、様々な治療を加えるが、
結果として、右手を切り落とすしかなかった。
彩弓は、バイオリニストを目指し、ザルツブルグにいきたかったのだ。
バイオリンを諦め、生きることを選ぶしかなかった。
二人の再生は、困難を抱えながら、復活する。
彩弓は、ナナフシのような生き方を選んだのだ。
幸田真音は、金融の世界から、スポイルしたんだね。
おじさんの再生か。
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