【感想・ネタバレ】ナナフシのレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

勤めていた投資銀行の破綻で、職も家族も失う男の再生物語。

お金がなくなる状況、病に侵される状況、愛する人が死んでしまう状況。

このどれか一つは少なくとも経験する私たち。
その試練の山を越えられるのは、越えたところにだれかが待っているという気持ちがあればこそ。
心温まる話だった。

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2020年09月23日

Posted by ブクログ

2019.09.01~09.06
どんな出会いが、人生の道を決めるのか。
失くしてからわかる大切なもの。先のことがわからないから大変だし、面白いのか。

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2019年11月24日

Posted by ブクログ

ナナフシ。自分の体を切り落として、再生する。
コンビニのトイレで、倒れていた娘。彩弓。
深尾は、コンビニ店長代理で、その娘を助ける。
言葉を発することもできない。
そして、右手が動かなかった。
そして、警察を怖がった。
深尾は、外資証券会社のファンドマネージャーで、
2008年に起こった金融危機で倒産して、娘をなくし、
妻と離婚し、コンビニでバイトし、生きているだけの状態であった。
彩弓と狭いアパートで、生活することで、
変化して、再び、投資会社に就職し、彩弓を治療する。
原因不明の病気が判明する。
レックリングハウゼン病によるカフェオレ班だった。
神経線維に悪性腫瘍が見つかった。そして、肺にも転移する。
そして、様々な治療を加えるが、
結果として、右手を切り落とすしかなかった。
彩弓は、バイオリニストを目指し、ザルツブルグにいきたかったのだ。
バイオリンを諦め、生きることを選ぶしかなかった。
二人の再生は、困難を抱えながら、復活する。
彩弓は、ナナフシのような生き方を選んだのだ。

幸田真音は、金融の世界から、スポイルしたんだね。
おじさんの再生か。

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2019年01月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

経済小説かと思ってたらヒューマンドラマ色の方が強くて、ちょっと想定外。後半に金融関係のお話が出てきますが、メインは主人公・深尾の蘇生と彩弓のクオリティ・オブ・ライフのお話という印象。

深尾が少しお節介焼きすぎな感はありますが、人間ドラマ的なところは概ね満足。ただ、購入時に期待していた経済小説要素がもっと欲しかったというのが正直なところ。

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2018年10月09日

Posted by ブクログ

全てを失った男と夢に挫折した少女の物語。誰かを救うには強くなければならないと思っていたが,強くなろうとする決意が誰かを救う力なのかもしれない。
あらすじ(背表紙より)
2008年の世界的な金融危機でファンドマネージャーだった深尾真司は全てを失った。7年後のある日、コンビニの雇われ店長になった彼は行き倒れの少女を助ける。昆虫のナナフシのような細い肢体を持つ彼女、彩弓は将来有望なバイオリニストだったが病を抱えていた。彼女を救うべく、深尾は再び金融市場へと―。

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2018年10月02日

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