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いじめを苦に自殺したあいつの遺書には、僕の名前が書かれていた。あいつは僕のことを「親友」と呼んでくれた。でも僕は、クラスのいじめをただ黙って見ていただけだったのだ。あいつはどんな思いで命を絶ったのだろう。そして、のこされた家族は、僕のことをゆるしてくれるだろうか。のこされた人々の魂の彷徨を描く長編小説。吉川英治文学賞受賞作。
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Posted by ブクログ
泣きながら一気に読んだ。かけがえのない代わりのない息子であり兄である家族視点でのフジシュンと、僕視点でのフジシュン。フジシュンの死に対する反応の双方の対比がリアルで、いじめによる自殺で息子を失った家族の悲しみの深さに心が締め付けられる。実際にはいじめを傍観していただけなのに遺書に親友と名指しされた”...続きを読む僕”と家族がお互いに十字架を背負いながら、交流を続けてきた約15年のお話。
最高だった、最高すぎる。 いじめによる自殺、その遺書で色んな人が巻き込まれていく。 告白をするたび、死にたくなるし、見てて辛かった、 遺書に勝手に親友と書かれた主人公も、主犯格ではないとしてもえげつないいじめをしていたにも関わらず書かれなかったヤツ、誕生日を祝われたヤツ、全員巻き込まれたんだ。 なに...続きを読むもしていなかった、見殺ししたこと以外、悪いことは。 あのとき止めていたら、勇気を出して何か行動していたら。 後悔が重くのしかかった、けど、手が止まらなかった。 ほんとに傑作
時間や立場が変わらなければ気づけないことがある。 荷物は下ろせない。様々なものを背負って踏ん張って生きているすべての人に読んでもらいたい。
涙は出ないけど、心がギュッとなって考えさせられる話だった。 いじめ、自殺について書かれている話だけど、主人公の気持ちも無くなったフジシュンの親御さんの気持ちもすごい理解できて、本当に苦しかった。
かなりしんどい話 気づくと泣いていた 自分の子供のころを思い出して、 自分のこどもの未来が不安になった なにがあっても幸せになってほしい
吉川英治文学賞受賞作。いじめを苦にして自殺した少年。主人公の少年ユウはさほどその少年とは仲良くなかったのに遺書に親友と書かれてしまって…。息子をいじめで失った両親のやり場のない想いが胸に刺さる。傍観者であることも罪。後半は涙なしには読めない心に残る話。
・テーマ/世界観 ★★★★★ ・背景描写 ★★★★★ ・キャラクター ★★★★★ ・インパクト ★★★★★ ・オリジナリティ ★★★★★ ・テンポ/構成 ★★★★★ ・文章/語彙 ★★★★★ ・芸術性 ★★★★ ・感動/共感 ★★★★★ ・余韻 ★★★★★
3回は読んだ 中学生の時に読んで感動した。十字架を背負う人たちの物語。いじめを受けた側、傍観した側、いじめをした側、自殺した生徒の親。全ての人たちが背負う重たいものがとても心に刺さった。 重松清は描写がじんと心に残るものが多い。
中二という多感な時期。いじめというテーマを、残された人達のその後の人生という切り口で、語りかけている本。父親の葛藤に痛ましいほど共感。時間をかけても、大切な子供を失った痛みは癒えることはない。それでも懸命に生き、家族で弱さを支え合い、生きていく。子供は親の鏡。思春期は子育ての山場のひとつだと思う。親...続きを読むとしてだけではなく、ひとりの人間として、自身の生き方に否応なく向き合わざるを得ない時期。 人間の感情のややこしさを感動する程、見事に描かれた本。精神的に苦しい時、重松さんの本が読みたくなる。今回も一気読み。心の痛みに寄り添える自分でありたい。 #重松清さん #思春期の子育て #共に生きる
いじめの被害で命を断った生徒の家族と同級生のその後を描く作品。いじめは、関係するみんなに十字架を背負わせ、不幸になり、その十字架を一生降ろさず生きていかなければならないことかと。とても考えさせられる作品でした。
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