我思う故に我ありということばが有名で、様々な人が引用していたデカルトの著書を初めて読んだ。
原著は難解だとばかり思い込んでいたけれど、この本はとても読みやすく、すんたり頭に入ってきた。
1600年代にこんなにも視野広くいろんなことを考えている人がいたのかと驚いた。
人の解剖に関する考察もどれも鋭く
...続きを読む、学ぶべき考え方がたくさんあったし、人に対する見方で、多くの人が真理を求めるのではなく自分の正しさを証明するための会話をしているという指摘や、過去の偉人たちの批判を聞いて、偉人たちはその時代にあった素晴らしい人たちで尊敬するに値するほど深い思考力を持っている。
だから、批判している人は、その人のことを本当に理解できないのではないか?だから、自分は原著を自分で読むことにこだわった。と。
こういったことは今現代にも通じており、改めて意識しておきたいと思った。