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Posted by ブクログ 2022年04月13日
我思う故に我ありということばが有名で、様々な人が引用していたデカルトの著書を初めて読んだ。
原著は難解だとばかり思い込んでいたけれど、この本はとても読みやすく、すんたり頭に入ってきた。
1600年代にこんなにも視野広くいろんなことを考えている人がいたのかと驚いた。
人の解剖に関する考察もどれも鋭く...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年01月15日
非常に論理的で洗練されている。まさに数学的というか科学者的な思考法。
第一部
諸学問の検討
第二部
学問や思想改革のための4つの方法
・名証
・分析
・総合
・枚挙
第三部
道徳(モラル)、実生活の指針に関する、3つの規則
第四部
方法的懐疑→神・人間の存在の証明
cogito, ergo ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年01月08日
真理のための4つの教則
【人間に知られ得るものは、論拠から論拠への長い論理の鎖で、連続し合っているのであろう。そして、そこに至るための四つの教則は、(1)明証的に真、および明晰かつ判明な現前、(2)分析と分割、(3)総合と演繹、(4)枚挙による再検査である。(ルネ・デカルト(1596-1650))】...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月03日
第3部、第2の格率が実践的に有益だと感じた。
自らの言動が、他を害することのないようにする姿勢を強く感じた。
それは、ガリレオなど、当時自らの論を恐れずに発表した人々の断罪を目の当たりにしたからなのかもしれない。
疑い深く、ある意味で臆病なデカルトであったからこそ、この時代にこうして知恵を授かるこ...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年02月08日
有名な方法序説。「コギト・エルゴ・スム」実際はJe panse, donc je suisといのはまあいい。
ようやく読めました。
著名がゆえに構えていたものの、文体は易しい(翻訳のおかげかも)し、内容もだいたいは簡潔。読みやすくてびっくりした。
とっつきやすい一冊。中学生でも読むことは可能だと思...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年04月22日
「我思う、ゆえに我あり」
デカルトと言えばこのフレーズ。本書がその出典。
哲学哲学しているかと思ったが、ページ数も少なく意外と読みやすく感じた。
ただ1回だけでは理解が進まず、特に後半は神との対話のような辺りが苦しんだ。
相互理解のアプローチでは、同じものを見ても思考が異なるから意見が分かれるの...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年04月02日
デカルトのアプローチはとても勉強になるなと思った。
他人の築き上げたものに拠るばかりでは完成度の高いものは作れない、というのは納得感がある。自分自身も、当然だと思っていた資本主義とか、必然的に存在してしまうものと捉えていた格差とかについて再度捉え直そうとしているところなので、信念を捨て去るのが向いて...続きを読む
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