作品一覧

  • 方法序説
    3.4
    哲学史上もっとも有名な命題「我思う、ゆえに我あり」を導いた近代哲学の父デカルトの名著を新装・復刊。人間に役立つ知識を得たいと願ったデカルトが、懐疑主義に到達する経緯を綴る、読み応え充分の思想的自叙伝。
  • 方法序説
    4.0
    すべての人が真理を見いだすための方法を求めて、思索を重ねたデカルト(1596-1650)。「われ思う、ゆえにわれあり」は、その彼がいっさいの外的権威を否定して達した、思想の独立宣言である。本書で示される新しい哲学の根本原理と方法、自然の探求の展望などは、近代の礎を築くものとしてわたしたちの学問の基本的な枠組みをなしている。[新訳]

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  • 精神指導の規則
    5.0
    有名なデカルトの方法の詳しい規定はこの本にもとめなければならない。同時にここには彼の数学、自然学、形而上学の萌芽が生き生きと示されている。未完結の遺稿ではあるが、早くから写本でひろく読まれていたこの論文は、われわれに明確に考えるとはどういうことであるかを教えてくれる。

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  • 我思う、ゆえに我あり デカルトの「方法序説」より
    完結
    3.8
    全1巻770円 (税込)
    「ボンジュール。お邪魔しています」家に帰ったら、デカルトがいた。デカルトは家の中のものを勝手に食べながら、僕に哲学の方法を語ってくれた。そしてそれが、僕の人生の変革の始まりだった―――。そんなはずないって? そう、あなたは正しい。哲学はすべてを疑うところから始まるのだから。。。。“我思う、ゆえに我あり”であまりにも有名なデカルトの「方法序説」をまんが化。真面目に楽しく、哲学の根幹が学べます。
  • 方法序説ほか
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    「西欧近代」批判が常識と化したいま、デカルトの哲学はもう不要になったのか? 答えは否である。 現代はデカルトの時代と酷似しているからだ。その思索の跡が有益でないわけはない。
  • 省察 情念論
    3.0
    1巻2,090円 (税込)
    デカルト道徳論のかなめは欲望の統御にあり、「高邁」の精神こそはあらゆる徳の鍵である。 形而上学的次元における心身二元論と、日常的次元における心身合一とをつなぐ哲学的探究。
  • ワイド版世界の大思想 第1期〈1〉プラトン
    -
    1~42巻3,300円 (税込)
    ヨーロッパ哲学が誕生してすでに二十数世紀、その間生まれた幾多の作品のなかでも、面白さの点で「対話篇」(国家)は抜群である。そこには知識学や存在学や人間学に関する現代的思索の帰りゆく故郷がある。「国家」の完訳の他、ソクラテスの精神を如実に伝える代表二作を収録。 〈収録タイトル〉 国家/ソクラテスの弁明/クリトン ※この電子書籍は、オンデマンド本「ワイド版世界の大思想」を底本としております。

ユーザーレビュー

  • 方法序説

    Posted by ブクログ

    400年前に書かれた普遍的な原理が今もなお基礎になっていて、それが100Pにまとまっていることに感動。

    0
    2025年10月24日
  • 方法序説

    Sal

    購入済み

    デカルトが行ったこと

    デカルトを知る第一歩として読んだ本。解説が丁寧で, 哲学の知識が乏しい初学者にもお勧めの1冊。通勤の間に1章ずつ読んでいたらあっという間に読み終わっていました。何度も読んで, デカルトがこの方法序説にて伝えたかったことを咀嚼していこうと思います。

    0
    2025年01月31日
  • 方法序説

    Posted by ブクログ

    間違いなく名著であろう。知とは何か、真理を追究するとは何かについて考えさせられた。自身がなぜ知を追究しているのか、人生の目的ごとよく考え直したいと思う。言葉は平易で読みやすいが、かなり重厚な内容であるため、何度か読みたい。

    0
    2024年07月28日
  • 方法序説

    Posted by ブクログ

    方法序説
    著:デカルト,R.
    訳:谷川 多佳子
    岩波文庫 青613-1

    1637年ラテン語で発表された本書は、教会からの迫害を恐れて、無名のまま発表された。
    当時は、宗教界の圧力は強く、生前には本人の名を出すことはできなかったようだ

    我思う故に我有り:コギト・エルゴ・スム
    逆説のようですが、完全なる神の理念が中心と理解しました。
    つまり、論理の世界から神、神学が除外されるのは、ニーチェの「神の死、神々の死」を待たなければならないです。

    用いる言葉をすべて、定義することはできず、哲学的な考察については、厳密性に欠け、行間を含めて、論理に飛躍があるが、哲学とは、完全性を証明するものではなく、

    0
    2025年01月24日
  • 方法序説

    Posted by ブクログ

    読みやすいと聞いたので読んでみた。「我思う故に我あり」のところまでは確かに読みやすかった。道徳についての第三部の、第二と第三の格率が特に興味深かった。とにかく前に進み続けること、そして、自分にコントロールできる部分を重視するということが。

    0
    2023年08月14日

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