文藝春秋作品一覧
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4.1等身大のイモトが綴る、大好きな人達のこと イモトアヤコの初エッセイ集! 妊娠・出産・育児の怒濤の日々についての「文庫版あとがき」も文庫で新しく収録! イモトさんは全力だ。まっすぐだ。人に対しても、経験に対しても。 彼女をどうしても愛してしまう理由が、このエッセイを読んで分かった。 ―-西 加奈子 鳥取から上京後、芸能界に入り活躍の場を広げる著者。 世界中を飛びまわる日々のなか、仕事にいつも一生懸命なイモトが、 「背中で見せる理想の上司」「拝啓 安室奈美恵さま」「おもしろ女優」など、 家族や芸能界の友人たちについて綴ったエッセイ集。 ※この電子書籍は2020年11月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
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3.0プロレス界の100年に一人の逸材、棚橋弘至。いまでは新日本プロレスのエースとして、団体を背負う人気レスラーとなった棚橋だが、デビュー時はプロレス冬の時代。いい試合をしても、ファンにはなかなか認めてもらえなかった。そんな彼が、どうやって団体のエースとなり、ファンの人気を獲得していったのか。エースになろうと決意した理由、永遠のライバル・中邑真輔への想いなど、ノンフィクションライター・柳澤健が、棚橋本人に鋭く迫った。2017年6月に行われたトークショーを、再構成したオリジナル電子書籍!
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4.075年の時を超えて発見された奇跡の日記文学――田辺聖子版「アンネの日記」 我が家の焼失、敗戦、早すぎる父の他界……。 すべてを失った彼女はそれでも、小説家への夢だけは諦めなかった。 2019年に惜しまれつつこの世を去った国民的作家・田辺聖子。 没後2年の今年、1945年から47年までの青春期を綴った日記が発見された。 記されていたのは、「大空襲」「敗戦」「父の死」「作家への夢」……。 戦時下、終戦後のままならない日々を、作家志望の18歳はいかに書き過ごしたのか。 月刊「文藝春秋」に掲載されるや、たちまち新聞・テレビ等で大反響となった、 田辺文学の源泉にして、一級の時代の証言。 雑誌未掲載原稿、中短篇4作を収録したほか、梯久美子氏の解説をはじめ、 注釈、年譜なども加えた完全版、ついに刊行。
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3.7「わたしの背中、こわいですか」気高く生きる女との邂逅を描いた大人の物語 アイヌ紋様デザイナー・赤城ミワ。 彼女といると、人は自分の「無意識」に気づいてしまう。 自分の気持ちに、傷ついてしまう――。 そして、彼女は去ってゆく。忘れられない言葉を残して。 桜木紫乃の真骨頂、 静かに刺してくる大人の物語。 (収録作) 「谷から来た女」…2021年。大学教授の滝沢は、テレビ局の番組審議会でミワと出会う。大人の恋愛を楽しむ二人だったが…。 「ひとり、そしてひとり」…2004年。アクセサリーショップとセクシーパブで働く千紗は、夜のすすきのでデザイン学校の同期・ミワと再会する。 「誘う花」…1999年。教育通信の記者・譲司は、取材で出会ったミワの弟・トクシがいじめられていることに気づく。 「無事に、行きなさい」…2015年。レストランシェフの倫彦は、ミワとの将来を信じながらも、どこか遠さを感じている。 「谷へゆく女」…1982年。母を亡くした中川時江は、高校卒業と同時に、文通相手の赤城礼良を頼って北海道へ向かう。 「谷で生まれた女」…2023年。北海道テレビプロデューサーの久志木は、ミワのドキュメンタリーを撮影するが…。
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5.0鮨職人たちが選ぶ最も尊敬する鮨職人のアンケート一位に選ばれ、多くの食通たちを心酔させてきた四ツ谷『すし匠』の中澤圭二氏。国内の評価を不動のものとしていたにもかかわらず、中澤氏は2016年、53歳でハワイのリッツ・カールトンに進出する。築地からネタを空輸するのではなく、地元ハワイやアメリカ大陸沿岸の魚をつかって、一流の鮨を握るという前途多難な試みに挑んだのだ。それを可能にしたのは、素材の魅力を極限まで引き出す、200年の歴史をもつ江戸前鮨の技法だった――。 中澤氏に出会って以来、その人柄と仕事に惚れ込んだノンフィクション作家の一志治夫氏が15年以上にわたる取材の蓄積から描き出す、熱き男の物語である。江戸時代に握り鮨を考案した華屋與兵衛の時代から、戦前戦後の鮨文化、ここ数十年の海外での展開まで、ダイナミックな変遷を浮き彫りにしつつ、江戸前鮨という食文化の奇跡を浮き彫りにした、鮨ファン垂涎の一冊。
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4.3第28回大宅壮一ノンフィクション賞受賞作。 民俗学者・宮本常一の人と業績を、財界人・渋沢敬三との交流から描いた傑作評伝。 日本中の村と島を歩き尽くした男がいた――。 瀬戸内海の貧しい島で生まれ、日本列島を隅から隅まで旅し、柳田国男以来最大の業績を上げた民俗学者・宮本常一。 「日本資本主義の父」渋沢栄一の孫として生まれ、財界人として活動する一方で、パトロンとして物心両面で宮本を支え続けた渋沢敬三。 対照的なふたりの30年に及ぶ交流を描き、宮本民俗学の輝かしい業績に改めて光を当てた傑作評伝。 第28回大宅壮一ノンフィクション賞受賞作。 解説・稲泉連 電子書籍化にあたり、新稿「素晴しき「助平」たち――渋沢栄一と宮本常一」を収録した。
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4.6子供の頃から引越しを繰り返してきたサトルは、相棒猫ナナを連れて、懐かしい人々を訪ねる旅に出る。家業を継いだものの妻が家出中の幼馴染、今や立派な農業家となった中学時代の親友、高校・大学の同級生同士で結婚してペンションを営む友人カップル……行く先々で思い出を語る時間は、サトルとナナを迎える人々の胸の内にもささやかだが大切な変化を芽吹かせてゆく。旅の果てに1人と1匹が見る風景とは。現代最強のストーリーテラーが贈る、光あふれる傑作長篇!※本作品は文藝春秋、講談社で同一タイトルの作品が販売されております。本編内容は同じとなりますので予めご了承下さい。既に同作品をご購入されているお客様におかれましてはご注意下さい。
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4.0【単行本限定!描きおろしおまけ4コマ2P収録!】 「一緒に旅してくれませんか?」 30歳の誕生日を目前に、付き合っていた(はずの)先輩にフラれてしまった派遣OL、月見里涼音。 ヤケクソで傷心旅行に発った涼音は、訪れた高千穂峡で、謎めいた青年・天埜悠臣に出会う。 実は悠臣はスランプ中の小説家で、なぜか目をつけられた涼音は、彼と一緒に旅をすることになって――!? 「オオカミ王子の言うとおり」「恋しちゃいけない花風くん」など大人気少女漫画の原作者・ももしろと講談社、スターツ出版等で活躍中の人気漫画家・三月トモコがタッグを組み贈る、旅ラブコメ第1巻。
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3.9激しい〆切中でもやっぱり美味しいものが食べたい! 漫画家・安野モヨコが自らのどうにも止まらない「喰い意地」を描いた、初の食べ物エッセイ集。 口癖は「お腹へった」。昼ごはんを食べながら夕食のメニューを考えるほどの食いしん坊な漫画家・安野モヨコさん。激しく〆切中なのに編集者の目を盗んでディナーの予約を入れ、数々の差し入れをモグモグ。友人が遊びに来れば、冷蔵庫が空っぽになるまで料理をし、ベジタリアンの夫の好物である豆を煮る。散歩のときに何か食べたくなって鎌倉のお店を食べ歩き、おいしいものを存分に食べるため、絶食ダイエットに挑戦……。こんな、どうにも止まらない自らの「くいいじ」を描いたエッセイ集。安野流簡単レシピやお気に入りの調味料、器もちょこっと紹介します。
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3.7食について語れば、人物の核心が見えてくる。樹木希林、ギャル曽根、宇能鴻一郎に堀江貴文らが語る、豊穣なる食べ物の話には、人生も文化も家族もある。小説のような対話集。 「おいしいものは無駄」(デーブ・スペクター)、「レシピは、人格が出る」(土井善晴)、「山に登るときは、わさびと海苔がマスト」(田部井淳子)。女優、作家、スポーツ選手、経営者ら各界で活躍する29人が、思い出の味や好きなメニュー、さらには食にまつわる幸福と孤独の原点について、誠実にありのままに語る。 【本書に登場する面々】 デーブ・スペクター/林家正蔵/ハルノ宵子/黒田征太郎/ヤン ヨンヒ/伊藤比呂美/ギャル曽根/美木良介/土井善晴/辻芳樹/松井今朝子/安藤優子/ジェーン・スー/渡部建/光浦靖子/堀江貴文/大宮エリー/高橋尚子/吉田秀彦/高橋大輔/田部井淳子/山崎直子/畑正憲/小泉武夫/服部文祥/宇能鴻一郎/篠田桃紅/金子兜太/樹木希林 解説・岩下尚史
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3.3玉三郎、勘三郎、海老蔵を通して描く歌舞伎現代史。 昭和の名優たちの「神々の黄昏」として始まった平成歌舞伎。歌右衛門が選んだ後継者は玉三郎だった。その玉三郎が、次の阿古屋を発見するまでの物語と並走する、勘三郎の歌舞伎の可能性への奮闘と、その断ち切られた未来。そして、悲劇を乗り越えて團十郎へと向かう海老蔵。 歌舞伎座では舞台に一緒に立つ機会がごくわずかしかなかった三人を、本の上で共演させた、ここにしかない、平成歌舞伎。 【目次】 第一話 神々の黄昏 第二話 二人阿古屋──歌右衛門から玉三郎 第三話 勘九郎の国盗り物語 第四話 若き獅子たち──海老蔵と勘三郎 第五話 歌舞伎座さよなら公演の向こう側 第六話 澤瀉屋の「恩讐の彼方」 第七話 三つの悲劇
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3.8坂東玉三郎とは、何者なのか? 稀代の女形、五代目坂東玉三郎。 歌舞伎の家の生まれではなく、芸養子として歌舞伎界に入り、どう修業を積んでいったのか―― その生い立ちは意外なほど知られていない。 玉三郎と30年の交遊を結ぶ、小説家・真山仁が長年の対話を元に小説形式で描いた第一部「秘すれば花」。 そして、玉三郎が傾倒する世阿弥の『風姿花伝』にちなみながら、玉三郎の哲学と美学の深淵に迫った第二部「その風を得て」。 現代人に大いなる知恵を示す玉三郎の言葉の数々と、貴重な写真を収録した完全保存版。
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4.0甲斐駒ケ岳の山岳地帯に作業場をかまえ、鉄のゲージツ家として活動を続けてきたオレ。後期高齢者となった今は、畑に野菜を作って猿や鹿との攻防を繰り広げ、奈良のお寺から蓮の根をわけてもらい、美しい花を咲かせるのに熱中する日々だ。 そんな作業場へ、サングラスを掛けたスキンヘッドの男たちがやってきた。 「ああ、そうか。マロの一味だな」 「はい、弟子の舞踏者です」 目をやると、テンガロンハットに黒い革のコートをまとった「中央線の魔王」が、桜の木に寄りかかっていた。オレの作品のガラスの柱を舞台に使わせてほしいと言うのだ。 「クマ、一緒に踊るか」 「オレが? マロと?」 子どもの頃から歌も踊りも苦手なオレだが、マロに「ダイジョーブ、俺が演出するんだ。素直な躰ひとつ、お持ちいただけるだけでよろしいので」とまで言われて怯むのは「私に生きる才能は残っておりません」と白旗を掲げるようなものだ。・・・ こうして白塗りのメイクで、麿赤児率いる大駱駝艦の初舞台を踏む「戯れの魔王」。 母の死を看取り、蓮の花が開いて散るまでの4日間を見届けて送り火を焚く「蓮葬り」。 日本アルプス屈指の名峰・甲斐駒ケ岳の初登山に、靴ずれしながら挑みきる「アマテラスの踵」。 鉢植えの蓮を野生の多年草に戻そうと、池を掘って腰をやられた。頑丈な肉体にも老いはしのびよる。そんな作業場に仔猫が迷い込む「ささらほーさら」。 話題作『骨風』のKUMAさん、生きる実感に満ちあふれた最新小説集。
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3.8『極夜行』で第1回 Yahoo!×本屋大賞 ノンフィクション本大賞&大佛次郎賞のW受賞! いまもっとも注目される熱い探検家の素顔は… 「じつは私、こんなにイケナイ人間なのです」 「先日、不惑をむかえた。四十歳。いわれてみれば、たしかに今回は惑わなかったなという気がする。惑えなかったということは、私の人生から惑いの原因となる何かが失われてしまったということでもある。この十年間で私の皮膚の内側から何が剥げてしまったのか――。」 探検とは日常を飛びだし、非日常の世界で未知をさぐる行為である。しかし、探検家といえども、四六時中、非日常の領域にいるわけではない。不惑をむかえた探検家が、セイウチに殺されかけたりしつつも、妻とケンカしたり、娘を叱ったりする日常についても綴った珠玉のエッセイ集。 宮坂学ヤフー会長との、冒険とビジネスと「脱システム」をめぐる対談も収録!
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3.0漫画編集者って、なんてかっこわるい仕事なんだ! 人気投票と評価、そして売れ行きの間で煩悶する漫画家と漫画編集者。 不人気の果て、開き直って描いた官能漫画がようやくヒット、しかし創作のエゴイズムから逃れられない漫画家。 その矛先は担当編集に当然のように向けられる。 「俺の漫画に関われるだけでありがたいと思え」。 漫画家と編集者との共闘、そして決裂までを描いた『担当の朝』。 担当編集はまるで修行のような態度で臨まなければならない、現在では不人気となってしまった鬼才の大巨匠。 それでも「破門」される日はやって来る。 その理不尽さ、恩と怨念を描いた『担当の夜』。 有望な新人のはずなのに、なかなか新作を描かない漫画家。 その驚くべき「描かない理由」としたたかすぎる生命力を描く『最後の担当』。 今日もまた訃報が届く――。 なぜか早死にする漫画編集者たちへの痛切なレクイエム『俺酒』。 元青年漫画誌の編集長だった著者が描く、知られざる青年漫画の熱かった季節。 表紙・巻末マンガ:すぎむらしんいち
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4.0コロナで逼塞する現代人に必読の書! 現代人が読んで心を打たれる、それが『歎異抄』。金言・箴言に満ちたこの書は、思想的には難しい。平易な解説で深みまで導きます。 <目次> 【はじめに】 『歎異抄』が与えた影響/数多の謎を持つ『歎異抄』 ほか 【第一章】『歎異抄』を読んでも仏教はわからない 【第二章】近代知性が痺れてしまう 親鸞のオリジナリティ・縦のつながりと横の広がり/「念仏して地獄におちたりとも」/勘当した息子・善鸞 ほか 【第三章】「悪人こそが救われる」が持つ破壊力 悪人こそが救われる?/「悪人成仏」のインパクト/罪と悪と救いの問題 ほか 【第四章】親鸞に弟子は一人もいない? 今までの仏教の枠を外した法然/明恵の法然批判/親鸞直筆の手紙・家族への思い ほか 【第五章】念仏して喜びがなくてもいい? 宗教の源泉は大洋性/阿弥陀仏信仰と一神教信仰の神の違い/他力のややこしさ ほか 【第六章】 信仰と無信仰について 親鸞の思想の最も深い味わい/信仰の「加害者性」/無信仰の「当事者性」 ほか 【第七章】 仏教の生命観と人間観 親鸞と善鸞/「宿業」の捉え方 ほか 【第八章】 悟りとは何だろう 「臨終正念」をひっくり返した法然親鸞/宗教の善悪・社会の善悪 ほか 【第九章】 倫理と宗教を深掘りする 仏教という光に触れて柔らかくなる心と体/現代倫理学の義務論・功利主義 ほか 【第十章】 「迷える私」が信心を生む 「仏法」と「迷える私」の共同作業 ほか
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4.539歳で若年性アルツハイマー病を宣告されたトップセールスマン。 家族、同僚、仲間たち…笑顔を取り戻すまでの感動ドキュメント! 〈目次〉 第1章 異変 体の異変を感じた/お客さんの顔がわからなくなった/上司に注意される日々 スタッフの名前も忘れてしまった/ストレスのせい?…… 第2章 告知 大学病院でアルツハイマーと告知/妻は静かに泣いていた 二年後には寝たきりになる?/主治医への相談/アリセプト服用…… 第3章 いまの生活 告知を受けて四年/見た目は普通でも認知症です/朝起きたらコーヒー 私のスケジュール管理/運転免許証を返納する時の辛さ/車の運転についての私の考え 娘は反抗期でも、私は普通のパパ/日常生活ではいつも失敗だらけ 間違えても自分で買い物する/徘徊する理由…… 第4章 仕事 ネッツトヨタ仙台に就職/入社して恋愛、結婚/車が売れなかった新人時代 トップセールスマン/販売実績一位になる工夫 社内の雰囲気/丹野式ノートの利用術/働き続ける条件…… 第5章 仲間たち 診断から百八十度変わった私の人生/「家族の会」が私の支え 最高のパートナーとの出会い/部活の仲間に助けられた…… 第6章 発信することの大切さ 私の中にも偏見がある/区役所の対応に違和感/市長への手紙 JR東海の事故と保険/病気をオープンにする 「おれんじドア」の立ち上げ/脳トレに効果はあるか…… 第7章 認知症とともに生きる旅 スコットランドへの旅/「自立」を助けるツールがある 認知症と診断されたあとの運転免許証 私たちからお願いしたいこと/認知症らしさとは……
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5.0日本を代表する漫画の中のサラリーマンといえば? 島耕作? 金太郎? いやいや、タンマ君こと丹間一郎その人です! ……なにしろ週刊文春で『タンマ君』の連載が始まったのが昭和43年。以来、島耕作のように出世街道を駆け上がっていくこともなく、45年間ずっとヒラ社員。上司からは小言をくらい、女性社員たちからは見下され、しかしタンマ君はそんなことどこ吹く風で、今日も昼食はざるそばか盛りそばかのチョイスに懊悩し、同僚と飲み代の支払いを巡ってセコく争い、自分に秋波を送ろうとしない女性たちの見る目のなさを嘆きます。そう、タンマ君こそ会社社会の大半を占めるどうということはないサラリーマン、つまり私たちの代表。だからこそ、東海林さだおさんが描くこの2ページの漫画は、45年にわたり読者の熱い支持を受け続けているのです。 本書は『タンマ君』の週刊文春2012年掲載分を丸々一冊にパッケージ。通勤のお伴に、休憩時間のリフレッシュに最適です。これを読めば、仕事上の小さな悩みなんて吹き飛びます。いや、それどころか、貴方のサラリーマン人生の新たな指針も隠されているかもしれませんよ(ちょっと言い過ぎ)。
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-1968年の連載開始以来、一貫して平社員。東海林さだおさんが愛情込めて描き続ける『タンマ君』を電子書籍で賞味しませんか? タンマ君に欠かせないサブキャラクターといえば、例のメガネ上司。ネチネチとタンマ君に嫌味を言い、でもその間、タンマ君の脳内は晩飯のメニューの検討に余念がない。この見事な馬耳東風っぷりこそ、タンマ君をストレスフリーな万年平社員たらしめている要因です。そう、時代は“聞く力”の一歩先を行く“聞き流す力”。週刊文春2013年掲載分を一冊にパッケージした本書を読めば、あなたも聞き流す力が身についてハッピーになる……かもしれませんよ。
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-週刊文春連載47年目! 日本を代表する漫画の中のサラリーマン、『タンマ君』を電子書籍でお届けします。 タンマ君は半沢直樹にも島耕作にもなれない(なる気もない)ミスター平社員。同僚とどうでもいい世間話に花を咲かせ、女性社員に色目を使い、思い出したようにちょっと仕事をし、夕方になればタダ酒にありつくチャンスを虎視眈々と窺う。少なくとも本人は楽しそう。貴方の周りにもいるでしょう、そんな人。出世や倍返しももちろん大事。でも、タンマ君のようにダラ~ンと会社社会を遊泳するのも、それはそれでアリなんじゃないか……。きっと誰しもそう思う一瞬があるはず。だからこそ東海林さだおさんが愛情込めて描き続けるこの2ページの漫画は、読者の熱い支持を受け続けているのです。本書は、『タンマ君』の週刊文春2011年掲載分を一冊にパッケージ。タンマ君の天性のお気楽さを、貴方にもおすそ分けします。
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3.6もしかして、東京を「大都会」だと思っていませんか……? 気鋭の社会学者が、地上2.3メートルの “ちょっとだけ上から目線”で綴る、東京=日本論。 バスの窓から見つけた、東京の秘密100。 小池百合子都知事との対談も収録 【東京には、こんな秘密が隠されていた!】 六本木はまるでスラム街/セーラームーンの舞台は、麻布十番/スカイツリーにはお墓が似合う/ポケモンGOが伝える悲惨な東京史/池袋は埼玉の植民地である/浅草も千住も「下町」ではなかった/高齢者だけが使える秘密の都バス年間パスポートがある/地方出身者が西東京に住む理由/新宿はかつて上野にバカにされていた/心霊を気にしていたら東京には住めない/東京の街の色は、ほとんどが看板の色だった/等 僕は数々の都バスに乗ることで、東京を「ちょっとだけ上から目線」で堪能してきた。その記録が、本書ということになる。(中略)結果、たどり着いたのが「東京のほとんどが田舎である」という仮説だ。「田舎」というのには二つの意味がある。一つは、見た目としての「田舎」。二つ目は気質や制度とし ての「田舎」だ。 (はじめにより) ◯著者プロフィール 1985年東京都生まれ。専攻は社会学。日本学術振興会「育志賞」受賞。慶應義塾大学SFC研究所上席所員。内閣官房「クールジャパン推進会議」メンバー、朝日新聞信頼回復と再生のための委員会外部委員などを歴任。著書に『希望難民ご一行様』(光文社新書)、『絶望の国の幸福な若者たち』『誰も戦争を教えられない』(講談社)、『だから日本はズレている』(新潮新書)、『保育園義務教育化』(小学館)など多数。
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4.0大学入試の歴史の良問は、本当は大人のためにある! 慶応義塾大学教授で、思想史の新たな視座を提示してきた著者が、有名大学の記述式入試問題に挑む。 【世界史】 ・十字軍が与えた影響(慶応義塾大学) ・オランダ400年史から近代が見える(東京大学) ・女性参政権が1920年前後に実現した理由(一橋大学) ・補講「キリスト教はなぜ世界を支配できたのか」 ……など 【中国史】 ・科挙が日本に入っていたら?(京都大学) ・清朝はなぜ近代化できなかったのか?(早稲田大学) ・共産党が中国を統一できたのはなぜか?(京都大学) ……など 【日本近代史】 ・統帥権の独立とは?(一橋大学) ・昭和恐慌の経済政策(東京大学) ・日本はなぜ中国大陸で失敗したのか(慶應義塾大学) ……など 【昭和の戦争】 ・大日本帝国憲法と日本国憲法(一橋大学) ・1920年代の米国がつくった国際秩序(京都大学) ・戦争責任と東京裁判(一橋大学) ……など 【戦国時代】 ・南北朝内乱が戦国時代の種を播いた(東京大学) ・「日本の村」の起源(一橋大学) ・一向宗とキリスト教(東京大学) ……など
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4.1ロシアによるウクライナ侵攻を受けての緊急出版。 戦争を仕掛けたのは、プーチンでなく、米国とNATOだ。 「プーチンは、かつてのソ連やロシア帝国の復活を目論んでいて、東欧全体を支配しようとしている」――西側メディアでは、日々こう語られているが、「ウクライナのNATO入りは絶対に許さない」とロシアは明確な警告を発してきたのにもかかわらず、西側がこれを無視したことが、今回の戦争の要因だ。 ウクライナは正式にはNATOに加盟していないが、ロシアの侵攻が始まる前の段階で、ウクライナは「NATOの“事実上”の加盟国」になっていた。米英が、高性能の兵器を大量に送り、軍事顧問団も派遣して、ウクライナを「武装化」していたからだ。ロシアが看過できなかったのは、この「武装化」がクリミアとドンバス地方(親露派が実効支配するウクライナ東部)の奪還を目指すものだったからだ。 「我々はスターリンの誤りを繰り返してはいけない。手遅れになる前に行動しなければならない」とプーチンは注目すべき発言をしていた。つまり、軍事上、今回のロシアの侵攻の目的は、何よりも日増しに強くなるウクライナ軍を手遅れになる前に破壊することにあった。 ウクライナ問題は、元来は、国境の修正という「ローカルな問題」だったが、米国の政策によって、ウクライナ問題は「グローバル化=世界戦争化」した。 いま人々は「世界は第三次世界大戦に向かっている」と話しているが、むしろ「すでに第三次世界大戦は始まった」。 米国はウクライナ人を“人間の盾”にしてロシアと戦っているのだ。
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3.7キープレーヤーはインドだ “ポストGゼロ”“ポスト米中対立”の「新グレートゲーム」のキープレーヤーとなるのはインド――。 2023年中に14億人を突破し人口世界第1位に躍り出るとされ、軍事費では現在世界第3位、きたる2047年に建国100年を迎えるインド。「米中に次ぐ第三の超大国」は、伝統的非同盟を堅持しつつ米中に対して自ら独立した“局”となる戦略的自立で存在感を増している。 ウクライナ侵攻をめぐる国連安保理でのロシア非難決議案採決を棄権し衝撃を与えたインド。そして各国による経済制裁のさなかにもロシアから石油を爆買いし、普通なら風当たりが強くなりそうなものだが、実際に起きたのは独自の立場を貫くインドへの主要国トップによる“モディ詣で”だった。 貿易協定、サプライチェーン、エネルギー、半導体、インフラ整備、感染症対策……。あらゆる分野で激しさを増す米中を軸とする覇権争いにおいて、中国主導のAIIB(アジア・インフラ投資銀行)にも非加盟で中国と距離を置きつつ、安全保障上はクアッド(日米豪印戦略対話)の枠組みにある日米とも是々非々の独自路線を採る。 インドと中国、インドとロシア、そしてインドと日米――。今まさに東半球を舞台に激突する「一帯一路」vs.「自由で開かれたインド太平洋」の2大経済圏構想。この“新たなグレート・ゲーム”の帰趨が21世紀後半のパラダイムを規定する。
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1.0「なんでオレこんなに会いたくなっちゃうんだろう」――。SMAP解散後のジャニーズを担う超人気グループ「嵐」。メンバーの松本の自宅に、毎週のように深夜に通っていたのは、世間公認の恋人・あの女性ではなかった。いまや芸能界の頂点に立つアイドルの“禁じられた恋”の相手とは? 衝撃のスクープと、その後の関係者たちの反応は……。週刊文春2017年1月5・12日号、1月19日号の記事を再構成した電子書籍オリジナルコンテンツ。※本文中に登場する人物の年齢・肩書き等は初出時のものです。※本文中に人物写真は収録されておりません
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-23歳、ヤクザの組長になる。24歳で覚醒剤を初体験。27歳、2度も指を落とすが、覚醒剤を止められない。33歳、ヤクザをクビになり、日本で有数の売人になる。妻子は去った。41歳、ついに覚醒剤所持で逮捕。それでも覚醒剤を止められなかった。──21年間、覚醒剤漬けだった男が薬物依存者のための社会復帰施設DARC(ダルク)に出会い、1700人以上の子を預かり、再生の道を歩むまでの血みどろの人生、そして薬物やシンナーについて、命がけのメッセージ。
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3.8『新・戦争論――僕らのインテリジェンスの磨き方』に続く、最強コンビによる第2弾! いま世界は激動の時代を迎え、これまでの秩序が揺れ動いています。こうした混迷の時代こそ歴史を学ばなければいけません。現在の世界の動きをとらえ、各地で起きている事態を読み解くためには、その背景を知ることが必要なのです。高校時代、世界史が苦手だったという著者の一人、池上彰さんは、「歴史」を知るとは、生きていくために「自分」を知ることだと、いま感じているといいます。 もう一人の筆者、佐藤優さんは、歴史を学ぶことは、主婦やビジネスパーソンにも意味がある、といいます。歴史を学ぶことで、自分では実際に経験できないことを代理経験することは、組織の理不尽さに直面したときにものをいうというのです。歴史を学ばない人は、どんな成功者やエリートであっても意外に脆いものだとか。 中東、トルコ、中国、沖縄、ロシア、アメリカ、ドイツ……大きな節目にある「世界の今」を、「大世界史」でとらえなおし、そこからビリギャルの世界史的意義や日本の教育問題までの議論を収録した一冊。現代を生き抜くためには必要な知識をもたらす最強の教科書です。「最強の世界史勉強法」も巻末についています。
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4.3人気イラストレーター、初の漫画単行本! 同じ、ひらが名。同じような同居生活経験者として申し上げます。このバディ漫画にはマジ、グッときました!(みうらじゅんさんの帯コメントより) 手と手を取り合ってそのままダンスしちゃう女性ふたりの、ゆるくて愉快で最高の日々! 理想の暮らしです♪(つづ井さんの帯コメントより) 小柄な小田さん(30歳)。高身長の大原さん(30歳)。 大学の同級生として出会って10年、東京で一人暮らしをしていた二人が同居を始めて、お互いの知らなかった部分をどんどん発見していく。 得意料理を披露したり、仕事の疲れを発散しようとカラオケで歌いまくったり、時には一人の時間が必要だったり……。 そして、通常は公にされることのない「同居する友人同士のオナラ事情」にも切り込んでいく! いつも通りの日常だけど、普通の日なんて一日もなかった二人の日々。 疲れたり、落ち込んだりもするけれど、食べて喋って時々歌って……これで明日も頑張れる! リアルでコミカルな「ささやかな日常」に共感の嵐! 初めて漫画の単行本を描き下ろすなら一番身近なところから……と思い、私の暮らしを土台にした漫画を描き始めました。 描き終わるまでずいぶん時間がかかってしまったのですが、時間をかけたからこそ、自然と浮かび上がってきたテーマがあります。 それは「変化」と「家族」でした。(「あとがき」より) たなかみさき 1992年生まれ。生活や人物を風通し良く描くイラストレーター。作品集に『ずっと一緒にいられない』『あ~ん スケベスケベスケベ??』(共に PARCO 出版)がある。現在ラジオパーソナリティとしても活動中。
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-50歳目前で双子を授かった元・鬼畜漫画家の、超大変&ドラマティックな出産・育児コミック。電子版はカラー&モノクロ構成。 元・鬼畜漫画家の“やすお”が50歳を目前にようやく授かった双子は、胎内でTTTS(双胎間輸血症候群)という一卵性双生児特有の病気にかかっていた。妻の“クチ子”は「特殊漫画家のお前がせっせと描いた鬼畜漫画のカルマ返りだ」と憤慨し、やすおは「二人の血液型は適合してるんでしょうか」とトンチンカンな疑問を呈する……。 病院をたらい回しされた末、ついに最先端医療設備と名医たちに出会う。クチ子は双子の命を救うべく、レーザー手術に臨む。胎児の心音を耳にしたやすおは、窓の外にみじんこが浮遊する光景を幻視する……。 手術は無事成功するが、クチ子は身体にチューブや介助器具が取り付けられた「スパゲティー状態」に。身動きも寝返りも許されず、一つ間違えば流産の危険が迫る「暗黒の4日間」が始まる。その枕元へ、死去したはずの伯父さんが神主姿で現われ、「なーんもすんぱいね。もーすぐ夜が明けっから」とのたまうのだった……。 いよいよ出産間近。再入院したクチ子は、予定日前に破水する。すぐにやすおに電話するが、泥酔していたやすおは起きる気配がない。翌朝、緊急の帝王切開手術が開始される。果たしてお腹の双子の運命やいかに……! 1998年に元妻のねこぢるが死去した後、再婚した山野一が、双子生誕までの超“こっぴどい”日々を克明に、かつ自虐と諧謔を交えて描く。 ※本書中の「大難産1~7」は、Kindle版『そせじ(2)~(4)』に所収されたものです。
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4.550歳目前で双子を授かった元・鬼畜漫画家の、超大変&ドラマティックな出産・育児コミック。電子版はカラー&モノクロ構成。 元・鬼畜漫画家の“やすお”が50歳を目前にようやく授かった双子は、胎内でTTTS(双胎間輸血症候群)という一卵性双生児特有の病気にかかっていた。妻の“クチ子”は「特殊漫画家のお前がせっせと描いた鬼畜漫画のカルマ返りだ」と憤慨し、やすおは「二人の血液型は適合してるんでしょうか」とトンチンカンな疑問を呈する……。 病院をたらい回しされた末、ついに最先端医療設備と名医たちに出会う。クチ子は双子の命を救うべく、レーザー手術に臨む。胎児の心音を耳にしたやすおは、窓の外にみじんこが浮遊する光景を幻視する……。 手術は無事成功するが、クチ子は身体にチューブや介助器具が取り付けられた「スパゲティー状態」に。身動きも寝返りも許されず、一つ間違えば流産の危険が迫る「暗黒の4日間」が始まる。その枕元へ、死去したはずの伯父さんが神主姿で現われ、「なーんもすんぱいね。もーすぐ夜が明けっから」とのたまうのだった……。 いよいよ出産間近。再入院したクチ子は、予定日前に破水する。すぐにやすおに電話するが、泥酔していたやすおは起きる気配がない。翌朝、緊急の帝王切開手術が開始される。果たしてお腹の双子の運命やいかに……! 1998年に元妻のねこぢるが死去した後、再婚した山野一が、双子生誕までの超“こっぴどい”日々を克明に、かつ自虐と諧謔を交えて描く。 ※こちらは「無料試し読み版」となります。続きは製品版をご購入のうえ、お楽しみください。
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5.0二人のスパイを軸に描くアメリカ現代史の闇 第二次世界大戦の勝者アメリカ。しかしソ連によるスパイ戦争には完敗していた! ケインズを手玉に取った経済学者、国際連合設立を仕切った実力官僚――。ソビエトのスパイがアメリカの政権の中枢を蝕んでいた! 大戦後の体制を形作った重要な局面で、彼らはどのような役割を果たしたのか? そしてチャーチル、トルーマンが認めざるを得なかった「敗北」とはなんだったのか? 戦後史がいま覆る!
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-第159回直木賞作家・島本理生さんの特集を電子化! 島本ファンも、『ファーストラヴ』を読んだ方・まだ読んでいない方も幅広く楽しめる内容です。 ・巻頭グラビア ・『ファーストラヴ』試し読み ・自伝エッセイ「鎌倉の一日と、306816時間」 ・豪華作家陣によるお祝いエッセイ(辻村深月、西加奈子、村田沙耶香、行定勲) ・島本作品の大ファン 元SKE松井玲奈との記念対談「読書の魅力を教えてくれた」 ・松井玲奈 特別寄稿「『ファーストラヴ』の生々しさ」 ・瀧井朝世「私の愛する島本理生作品ベスト10」 島本理生さんと松井玲奈さんのカラーグラビアは、電子書籍限定です。 ※本コンテンツは『オール讀物』9月号掲載の島本理生特集の一部を収録した電子書籍オリジナルコンテンツです。 掲載されている『ファーストラヴ』試し読み範囲は、『オール讀物』9月号に掲載されている抄録範囲と異なりますのでご注意ください。
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3.5会社というワンダーランドに迷い込んだアイドルに襲い掛かる不条理の数々! ……あなたにバカと戦う覚悟はありますか? 握手会で起こった事件のせいで、アイドル活動ができなくなっていた河野ささら。 そこに降って湧いたのが、ある大企業からの社外取締役のオファー。 たまたまテレビを見ていた社長が、ちょっと気の利いた発言をしたささらを気に入って、思いついた起用だった。 その企業、レトロフューチュリア株式会社は、アンプ用の真空管や、テープレコーダーやカセットテープやビデオテープ用の磁気ヘッド、計算尺や手回し計算機の交換部品といった古い規格の製品の隙間産業で儲けていたが、ある大学で、学生が面白半分にレトロフューチュリア社製の真空管を極低温に冷やしたところ、それが量子ゲートとして作用することが発見され、原理はわからないが、とにかくレトロフューチュリア社製の真空管を使えば、今までより桁違いに安く、量子コンピュータが実現できると、この一点において、いっきに世界規模の大企業となった会社。 「目指せ、世界一」や「売上1兆円」というあり得ない目標も、イエスマンだらけの役員会では、社長の一声で決まってしまい、研究所では、データ改ざんは当たり前、逆らった社員には陰湿ないじめが待っている……。 そんな会社で、お飾りにでなく、自分の頭で考えようとするささら。 敏腕美人秘書・菜々美とともに、ダメ会社の危機をささらは救えるのか!? 笑っている場合ではない、本当は怖い企業小説! 解説・澤島優子 ※この電子書籍は2020年6月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
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-お家存亡の危機 取り潰し、V字回復など大名たちの悲喜交々を、藩という「家」、そこにいた藩主と家臣の「人」を軸に点描。いつの時代も人事は怖い! 第一章 「出世藩」から「懲罰藩」へ――左遷の地「棚倉」 第二章 不吉 殿様の名は家康の「家」――高取藩植村家 第三章 仇討 赤穂浪士は作州浪士――津山藩森家 第四章 自害 「首なし」ブリ百匹――福知山藩稲葉家 第五章 復活 取り潰しから筆頭老中――松本藩水野家 第六章 引越 国替えは一代で五回――松平大和守家 第七章 詐欺 湖面で水増し一万石――堀江藩大沢家 第八章 最大 空前絶後の大左遷――静岡藩徳川家
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4.0〈大ショックの若殿vs.逃げ切りを目指す先代〉 天下泰平260年の間に、積もり積もった藩の借金はなんと25万両! この世のものとは思えぬ巨額の負債を知った嫡男はショックで急死してしまった。 丹生山松平家12代当主は、次男三男を飛び越えて 庶子の四男・小四郎に家督を継がせて隠居すると、 ひそかに「大名倒産」の準備を進め、逃げ切りを狙う。 何も知らずに大名家の家督を継いでしまった 21歳の小四郎は、クソがつくほどの真面目さ誠実さを武器に 最大の難関・参勤交代の費用をひねり出そうと必死に奮闘するが……。 万策尽きた時、人の世を眺めていた七福神たちが動き出す!? 笑いと涙がてんこ盛りの超豪華エンターテインメント。 2023年、映画化決定! ※この電子書籍は2019年12月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
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3.9“家族”という荒野を生きる――。そこにある、孤独と希望。 新聞連載時、大反響を呼んだ話題作。 こんなにいとも簡単に夫と息子を捨てられるとは。 会社員の夫と、大学生と高校生の息子たちとともに東京の郊外で暮らす主婦・朋美。 日々家庭を支えてきた苦労を理解しようともせず、夫はその場しのぎの言葉ばかり、息子たちは「キモいおばさん」扱い。 46歳の誕生日、朋美はついに反乱をおこす。自分を軽んじる、身勝手でわがままな家族たちとの決別。レストランの席を立って、夫の愛車で高速道路をひた走る――。家出した妻より、車とゴルフバックが気になる夫をよそに、朋美はかつてない解放感を味わうが……。 解説・速水健朗 ※この電子書籍は2013年10月に毎日新聞社より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
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3.8捕まれば、死の送還が待っている――。かつて中国・瀋陽の日本総領事館の門前で、中国武装警察が捕えようとする中、必死に敷地内に逃げ込もうとした「脱北者」の姿をご記憶の方も多いでしょう。北朝鮮の金体制から逃げ出した「脱北者」は中国当局にとっても好ましからざる人々でした。2013年、ようやくその脱北問題で国連の人権調査が入りましたが、北朝鮮は一切を否定するなど、彼らの苦難に終わりの見える様子はありません。本書の著者、野口さんは脱北支援、すなわち中国内に潜伏する脱北者たちを国外の安全な場所まで逃がす活動に身を投じました。その距離、直線にして3000キロ。密告者の目を逃れつつ成功して命を助けられたケース、失敗して大きな犠牲を払ったケース。そして入獄した中国南部の「看守所」での、個性の際立った同房者たちとの奇妙な体験。その全部を克明に描きます。
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3.0現在、日本人の海外移住者は118万人に上る。特に増えている移住先がミャンマー、マレーシア、シンガポールといった新興アジア。富裕層はもちろん、中小企業経営者、金融専門家、IT起業家、学生など多くの日本人が移住している。著者がかつて描いた「資産フライト」は、すでに第二ステージ「人材フライト」を迎えているのだ。 彼らはなぜ日本を脱出したのか? 年収1億円の人がシンガポールに移ると日本との税金の差額は2540万円になるという。あるいは日本人の不動産投資が盛んなマレーシアには住民税・相続税がない。こういった節税、投資、起業の有利さだけを求めてではない。グローバル教育のレベルが高い現地校へ母子留学や、富裕層の暮らしやすい住環境をはじめとする生活のクォリティ等、「新移民」たちの目的は様々。 本書では、これらのカネ・モノ・ヒトの流出の実態を描きながら、彼らの稼いだ在外マネーを日本に還流する方法を提起する。
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4.5テレビでもおなじみの経済評論家、加谷珪一さんの最新作。 タイトルは「脱日本入門」ですが、海外移住だけの本ではありません。日本にいても、海外の株を買えば、それは立派な脱日本。成長が止まった日本にこだわっていては、我々の資産の成長も止まったままです。投資やサイドビジネスなど、個人の経済活動の目を海外に向けただけで、状況は180度変わります。 今のお給料のうち決まった割合を投資に回すと決める。投資額が足りなければ、サイドビジネスを考える。まずはそこから始まります。次に投資先。加谷さんはここで「脱日本」を指南します。結局、株式はその国のGDPの成長分だけ上昇するという事実に目を付け、世界で成長が著しい地域を探します。 そして、肝心なのは、「その国でいちばん有名な会社の株を買う」こと。そして、5年間の営業利益が黒字ならば、ネット証券を通じて購入する。このように、手取り足取り、じつに詳しく、海外投資を指南してくれます。 心強いのは、ここに書いてある手法は実際に加谷さんが実行して、そして数億円の資産を築いたということです。資産家の子弟でもない普通のサラリーマンだった加谷さんが、今、億万長者になった、その手の内を披露してくれるのです。世間の投資本にありがちな、リスクを無視した一攫千金を薦めるところは微塵もありません。じつに手堅い手法ながら、必ず儲かるやり方なのです。 とにかく、明日からでも始められる投資のバイブルです。
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3.6いま世界最高のミステリ&サスペンス作家といえばジェフリー・ディーヴァーに間違いないでしょう。そのディーヴァーが、なんと007ことジェームズ・ボンドに挑んだ! それは2010年初夏に制作の発表が行われて以降、「Project X」というコードネームで呼ばれていた極秘プロジェクト。秘密厳守を誓約する文書に署名しないかぎり編集者も翻訳者も原稿を見ることが許されないという厳戒ぶりでした。殺しのライセンスを持つ史上最高のスパイの物語を、ディーヴァーは現代的なノンストップ・サスペンスに仕立て上げています。ヨーロッパから南アフリカ、そしてドバイへと世界を駆け巡る一大アクション巨篇! 2011年週刊文春ミステリーベスト10第4位。
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5.0〈第23回日本エッセイスト・クラブ賞〉〈第15回久留島武彦文化賞〉受賞。 生誕92周年に記念復刊した名エッセイの文庫化。 1926年に福井県の小さな町で生まれ7歳まで過ごした。自然豊かな地でのびのびと自由に遊んだ経験をもとに、ごく平凡な子供の遊びを綴った本。 とはいえ、ただ昔を懐かしむものではなく、子供自身が何を考え、どう感じ、様々な思考と準備を経て、生活や人間関係の悩みや葛藤も抱えながら「遊んでいた」のか――。大人の目ではなく、子供の心になって遊びを見つめてきたエッセイ集。 本人による「あとがき」「新あとがき」付き。 文庫版には、「月刊文藝春秋・巻頭随筆エッセイ」(2014.7月号)を追加。また巻頭に〈子供の季節の遊び〉を描いた貴重なカット絵を中心とした16pのカラーページを挿入。 文庫解説・辻惟雄(美術史家)
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5.040ヵ国、100種以上の動物と出会った名物TVマンの初の著書! ブラジル南部の町ラグーナでは、7月になるとボラ漁が盛んとなる。 それに協力するのがイルカである。イルカからの合図にあわせて網を投げることで、ボラを獲ることができるのだ。 このイルカたちは餌付けされたものではなく、正真正銘、野生のものである。 しかも、この協力関係は昨日今日、はじまったものではなく、イルカの間で何世代にもわたって受け継がれているという。 またコペラ・アーノルディという南米アマゾンに棲む熱帯魚は、マニアの間では超有名な存在だ。 なんと、水中ではなく、10センチほど飛び上がって、空中の葉っぱに産卵するからだ。 これだけなら、外敵から卵を守るための進化だと解釈できるが、この魚の最も特徴的なところは、葉っぱに産み付けた卵に、水を掛け続けることだ。 空中にあれば卵が乾いてしまうことを、この魚はいかにして理解したのだろうか? ほかに――。 10年ほど前から、毎年夏に世界中のジンベエザメがカリブ海のユカタン半島沖に大集結すようになったのはなぜか? オオアリクイは“哺乳類きっての変わりもの”と言われている。 体の大きさに比して頭がとても小さく、歯が1本もなく、舌が体長の半分もあり、体温が極めて低いなど、ほかの哺乳類との違いが際立っているからだ。 独特の進化を遂げた理由はなにか? イチジクが一年中花をつけることを可能にするオランウータンとコバチの働き。 子育てをするアマゾンの古代魚ピラルクー……。 本書では、「ダーウィンが来た!」「NHKスペシャル」などを手がけた、NHKの自然番組名物ディレクターが、世にも不思議な動物たちの生態を紹介する。
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5.0いきものがかりのリーダー、水野良樹による初のスポーツ・エッセイ。 代表曲「ありがとう」は、2011年春のセンバツ高校野球の開会式の行進曲となり、「風が吹いている」は、2012年ロンドンオリンピック・パラリンピックのNHK放送テーマソングに起用された。 スポーツと縁の深い、いきものがかり。 そして水野自身も、少年時代は野球に夢中になった。 スポーツシーンを見て思う、自分が野球をやめたときのこと、音楽の創作に関わること、息子の将来などについてを4年にわたり綴ってきた。全35本のエッセイと、2本のアスリートとの特別企画が収録されている。 ひとつは、プロボクサー村田諒太との対談。アマチュアからプロになった経緯があるふたりが、「プロになったと思った瞬間」についてを語る。 ふたつめは、いきものがかりのボーカル、吉岡聖恵と、高橋尚子との鼎談。「マラソンの取り組みと、音楽を作って人に届けること」の共通点を見つける。 合計70Pに及ぶこのふたつの企画からも、いきものがかりのストーリーと、楽曲製作の秘話が披露されている。
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4.01億3000万人必読の“歴史教科書” 食糧難、闇市、交通地獄、間借り生活など、敗戦直後の混乱した世相・風俗をユニークな視点からうがち、常識と定説をひっくり返す
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4.01950年から54年。現在の日本を決めた戦後の最重要期を日本人は忘れている 朝鮮戦争。進駐軍。暴力衝動。性の開放。歌舞伎、寄席、相撲の復活。ハードボイルド小説の上陸。凶悪犯罪。不可解な激動の時代
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3.0麻布、開成、武蔵の謎に迫る! 鬼才、秀才、変人……全国屈指の名門進学校は、教育内容も校風も生徒も個性的だった。「日本の頭脳」を量産する秘密を解き明かす。 最難関大学に毎年多くの合格者を送り込み、高度成長期以降、受験界で名を轟かせてきた「男子御三家」。三校とも非常に個性的な教育をおこなうことでも有名だ。中学受験塾の講師として25年以上にわたって指導してきた著者が、エリートたちの真の姿を解き明かす。 【目次】 序章 個性あふれる男子御三家 第1章 麻布 プライドを持って自由を謳歌する 第2章 開成 運動会で結束を強めるエリートたち 第3章 武蔵 勉強を教えない「真の学び舎」 終章 男子校の潮流
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4.1政府は2003年から、政治家や企業の経営層・管理職など 指導的立場における女性の比率を30%にする 「202030(にーまるにーまるさんまる)」という目標を掲げていたが、 2020年になってもその目標は一向に達成されず、あっさりと達成時期は 「2020年代のできるだけ早い時期に」と延期された。 ジェンダーギャップが解消するどころか、 日本企業に根強く残るのはなぜか? なぜ他国と比較して日本の女性登用はこれほどに進まないのか。 グローバル企業を目指す中で、業界の中での生き残りをかけて、 そしてコロナ禍でのリモートワーク普及の追い風を受けて―― 本気で変わり始めた日本型企業。 メルカリ、NTTコミュニケーションズ、富士通、丸紅、キリン、城崎温泉の豊岡市――。 「失われたジェンダー30年」を取り戻そうとする 奮闘と変化の過程を、自身の取材を交え、豊富な取材で描き出す。