誰も「戦後」を覚えていない

誰も「戦後」を覚えていない

784円 (税込)

3pt

1億3000万人必読の“歴史教科書”
食糧難、闇市、交通地獄、間借り生活など、敗戦直後の混乱した世相・風俗をユニークな視点からうがち、常識と定説をひっくり返す

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

誰も「戦後」を覚えていない のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    1935年生まれ、鴨下信一さんの「誰も戦後を覚えていない」、2005.10発行です。ここでいう戦後は昭和20年から25年の5年間を指してるそうです。最大の関心事は、飢えないで過ごせるか、そして腹いっぱい食べてみたいの2つだった時代。銭湯に入るときは脱いだ服を風呂敷に入れて結び、浴室から時々覗いて確か

    0
    2017年01月30日

    Posted by ブクログ

    美空ひばりの下顎をよく動かす歌い方が英語国民の発声法に近いこと。
    パンパンの服装が米軍将校夫人たちのそれ、さかのぼれば映画「ならず者」のジェーン・ラッセルの男勝りの女の格好だったこと。

    0
    2013年03月27日

    Posted by ブクログ

    玉音放送の時立っていたか否か、買い出し列車がどれほど殺人的な混雑だったか、ラジオでどんな音楽が流れていたのか、等等…
    記録には残らない、筆者の記憶を記しているからこそ、当時の空気が伝わってくる気がする一冊でした。

    0
    2014年07月15日

    Posted by ブクログ

    恐らく陰惨なものであろう戦後体験を、陰惨過ぎない程度に、それでいてきっちりとネガティブな経験として書いてある点に好感が持てる。
    当時の食糧難は私には想像できるはずもないのだけれど、食料を巡っての諍いや憎しみといった、決して美談で語るべきでない過去が描かれていることはよく伝わった。盗難が日常化してい

    0
    2011年07月27日

    Posted by ブクログ

    その時の庶民の生活の記録は、歴史書には書かれないが重要なことだと思う。戦時下には天気予報が国家秘密だったとか、戦後の国語教育が混乱したとか。著者の実体験だけに実に鮮やか。

    0
    2011年03月19日

    Posted by ブクログ

    価値観が大きく変わった直近の時期を教えてくれる。想像がつく、証言のウラが取れるだけに、歴史観とかの視点の持ち方に大いに参考になる。著者はクリエイターの大先輩でいらっしゃるし・・・。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    戦後間もない時期の日本史について書かれた本。教科書や専門書に出てくるようなものではなく、もっと生活に直結した、そして同世代的な視点でかかれたさまざまなテーマについて書かれている。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    戦後のさらに直後についての話を読んだこともなければ、あまり調べることもなかったので、

    ラジオ、野球、電車、歌、など割と現代に馴染みのあるものたちの当時を知れて面白い。ちょっと当時を覗き見するきぶんで

    0
    2022年04月25日

    Posted by ブクログ

    例えば、太宰や織田作之助らが生きた敗戦直後の副読本として興味深い。時代下って、思えば闇市のことも、シベリヤ抑留のことも、いつしか年表的知識になってしまっている。

    0
    2014年03月02日

    Posted by ブクログ

    戦後の社会の状態をなましく語っている。食料を買出しに出かける都会の人たちの乗りつける列車の殺人的な込み合いかた、手入れする警察の杓子定規であることによる応用の利かない無様な姿。美空ひばりの歌が、アメリカ的なリズムで出来ていたとの指摘など、社会の関心事がどの辺にあったかが、具体的に解かる。戦後の混沌

    0
    2009年10月04日

誰も「戦後」を覚えていない の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

文春新書 の最新刊

無料で読める ノンフィクション

ノンフィクション ランキング

鴨下信一 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す