ダイヤモンドダスト

ダイヤモンドダスト

作者名 :
通常価格 509円 (463円+税)
紙の本 [参考] 660円 (税込)
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作品内容

火の山を望む高原の病院。そこで看護士の和夫は、様々な過去を背負う人々の死に立ち会ってゆく。病癒えず逝く者と見送る者、双方がほほえみの陰に最期の思いの丈を交わすとき、時間は結晶し、キラキラと輝き出す……。絶賛された第100回芥川賞受賞作「ダイヤモンドダスト」の他、理想の医療に挫折し、タイ・カンボジア難民キャンプ地での特異な体験に活路をもとめる医師と末期癌の患者として彼の前に現れたかつての恋人との日々を描いた「冬への順応」など短篇四本を収録する。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内小説
出版社
文藝春秋
掲載誌・レーベル
文春文庫
ページ数
238ページ
電子版発売日
2011年11月25日
紙の本の発売
1992年02月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
1MB

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ダイヤモンドダスト のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2020年01月30日

    芥川賞受賞作映画で、私のベスト10に入る「阿弥陀堂だより」を書いた人。
    映画の中の美しい風景と、暖かい物語が何時までも忘れられない。br />
    それなのに、随分前に話題になったこの本を読んでなかった。
    100回記念の時の芥川賞受賞作。。
    メモが長くなってしまった。

    1989年の著者の近影があ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    大学受験の模試で出題された。涙が止まらなかった。

    アメリカ人宣教師が病床で主人公に語る、自身のベトナム戦争での体験の話が素晴らしい。
    生と死を、感情的ではない、それでいて心揺さぶる文章で語っている。

    こういった素晴らしい作品が、もっともっと読まれるようになればいいと思う。

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    Posted by ブクログ 2009年10月07日

    寄贈

    人の死をこれほど正面から受け止めて、逝く者と残される者の現実を淡々と描けるのは、作者が医者だからという理由だけではないと思う。

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    Posted by ブクログ 2019年09月23日

    東南アジアに難民医療のため一時派遣されたときの経験・出会った人についての短編が三つ。最後の一編はベトナム戦争で空軍パイロットだった牧師が死の床について語る言葉、「乗り物は早くなるほど罪深くなる」が印象的。

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    Posted by ブクログ 2017年08月11日

    「地に踵のついた」(巻末 加賀乙彦との対談参照)短編集。このような静謐な話は、病気の経験がないと書けないかもしれない。

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    Posted by ブクログ 2017年05月09日

    むかし現文の模試で読んだことがあったはず。

    死にゆく人と決意と、小説による美化と、医療従事者の目による冷静で現実的な視点。
    タイの難民キャンプでの医師派遣の話は、著者の体験によるものだろう。死を扱っているが平和な日本の病院と、カンボジア人たちとの割り切った態度の治療。実際に行った人にしかわからない...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年01月08日

    海外の危機に対して無関心であることの罪悪感を
    「対岸の火事なのか」などと言って煽り立てることは
    間違ってるとまでは言わないにしても
    しょせん富める者の傲慢にほかならない
    それらがけして、真善美に値するものでないということは
    忘れられるべきではないだろう
    施しは時に偽善であり
    忘却は時に必要悪である
    ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年05月15日

    10年ぶりの再読。
    この作品にはパニック障害だとか鬱病の話は出てこないと思ったら、まだ発症する前の初期作品なのですね。
    それでも全体の重く沈んだような静謐感はあります。タイ・カンボジア国境での難民医療チームへの参加などを題材にしていても、どこか暑さや弾けるようなエネルギーは無く、メランコリックな挫折...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年10月03日

    【本の内容】
    火の山を望む高原の病院。

    そこで看護士の和夫は、様々な過去を背負う人々の死に立ち会ってゆく。

    病癒えず逝く者と見送る者、双方がほほえみの陰に最期の思いの丈を交わすとき、時間は結晶し、キラキラと輝き出す…。

    絶賛された芥川賞受賞作「ダイヤモンドダスト」の他、短篇三本、また巻末に加賀...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年08月23日

    短編が4編、どれも味わいがあるが、やはり「ダイヤモンドダスト」が一番いい。医療系の作品で死を見つめるものは多いが、死に向かって坦々として、自然と一体になったような情景に心を打つものがある。

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