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Posted by ブクログ 2021年10月13日
医師でもある筆者の目を通して描かれる医療の現場の状況はとても迫力があると感じました。
いろんな立場の人のいろんな視点での見方があり、正解がどれかを自分自身考えさせられるようなところもありました。
また、難民医療について、現場は機器も揃わないような過酷な環境であり、そうした生々しさというか綺麗事ではな...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年01月30日
芥川賞受賞作映画で、私のベスト10に入る「阿弥陀堂だより」を書いた人。
映画の中の美しい風景と、暖かい物語が何時までも忘れられない。br />
それなのに、随分前に話題になったこの本を読んでなかった。
100回記念の時の芥川賞受賞作。。
メモが長くなってしまった。
1989年の著者の近影があ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年01月16日
芥川賞作品ということで読んだが、面白いという感じの小説ではない。
でもつい最後まで読んでしまった。面白いという感じではないが、面白くないというわけでもない。芥川賞作品ということで、そうなのかよくわからないが、最後まで読んでしまった。どこか実体験に基づいた小説なのだろうと思う。芥川賞全集14に収録され...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年03月15日
タイ・カンボジアで難民キャンプでの医療ボランティアに3ヶ月従事し、病院へ戻った"ぼく"は、信州の病院に戻っても、調子の出ない日々が続いた。そんな中、終末期の患者として、千絵子が転院してくる。がんが転移し、弱った千絵子とは、高校のときに出会っていたのだった…。『冬への順応』
小説...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年07月10日
母が骨折で入院中に南木佳士さんは心の拠り所、と言っていた事からこの作家を知り、芥川賞受賞作である題名の話を含む短編集というこの作品に触れる。カンボジア難民キャンプでの医療団であったと言う作者の経験がものを言う医療現場の実情を知る事が出来た事は、今まで漠然としていた難民や医療の問題に少しでも触れる事が...続きを読む
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