薬石としての本たち

薬石としての本たち

1,324円 (税込)

6pt

3.8

短篇小説を思わせる、本をめぐる深いエッセイ。
書き下ろしエッセイ集。本についてのエッセイだが、著者の人生のさまざまな場所や時間をめぐって紡がれ、短篇小説集を読む味わい。

...続きを読む

薬石としての本たち のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2016年02月07日

     同僚に「面白い」と言われ、『ダイヤモンドダスト』を読んだ事だけが記憶にあり、書評にあったのを見つけてにとった。
     医師である著者が、一部専門書について述べる部分で、慣れない部分はあるものの、総じて「面白い」。
     冬物語『うさぎ』や『ダイヤモンドダスト』、本書で紹介された書籍についても、一度読んでみ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2016年01月31日

    「八冊の本を介して『わたし』の来歴を記述し」た本 (p28).
    本自身の紹介の部分はそれほど多くなく,その本を取り巻く著者の来歴の部分が主.自伝風な記述もあり,著者のエッセイの愛読者であれば,すでに知っているエピソードも多いが,必然的に医師として部分にも多くのページが割かれているのが他の本にないとこ...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2023年04月19日

     南木佳士さん、42歳でタバコを吸う元気がなくなったそうです。手元にないと落ち着かない本は、坂口安吾「堕落論」、深沢七郎「楢山節考」、丘沢静也「マンネリズムのすすめ」など。「薬石としての本たち」、2015.9発行。哲学的な本がお好きなようです。エピクロス「教説と手紙」、大森荘蔵「流れとよどみ 哲学断...続きを読む

    0

薬石としての本たち の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

文春e-book の最新刊

無料で読める エッセイ・紀行

エッセイ・紀行 ランキング

南木佳士 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す