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Posted by ブクログ 2019年09月29日
再読。
何度読んでも、改めて心動かされる。
確か、南木佳士さんはこの本を読んで知って、当時刊行されていた本は、ほぼ全て読んだ。
この本以外はちょっと暗いというか、辛いというか、そこまで好きになれなかった記憶がある。
この本のあとがきには、「この本は大衆小説、本当に書きたいのは純文学」というような...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年09月11日
南木佳士作品の中では比較的読みやすい(親しみやすい)物語だったのではないか、と思っていたらあとがきで作者自身が「気を張りつめずに書いた」と語っていた。それぞれの事情を抱えて田舎の大学医学部にやってきた4人の登場人物。燦々と輝く太陽の下ではなく、一匹の蛍の光にぼんやり照らされて過ぎるような淡い青春の物...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年09月10日
マニュアルに若干の経験を加えて診断、治療をする。治る者は治り、治らない者は治らない。よほど鈍感な医者でない限り、自分が神でないことを知るのは早い。その後、神に近づこうとする医者と、神という言葉で表現される大いなる自然の摂理に自分を含めた人間の予後をゆだねてしまう医者とに分かれる。
……2020/...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年11月05日
医学生が地方の大学の医学部で解剖学や試験などに取り組む姿を描いている。作者の自伝的な小説というだけあって、内容は非常にリアルだし、一昔前が舞台のようだが今の医学部もあまり大きくは変わっていないのだと思う、そんなに違和感なく、内容にいちいち納得しながら読むことができた。そんなにドラマチックな展開があ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年06月29日
どう感じたんだろう…と振り返っても、どこか他人事に、面白かった〜としか言えないんだけど、でもなんだかすごく好きな小説だった。
好きの理由を少しだけ掘り下げてみると…
・色々な設定にリアリティがある※自伝的だから
・キラキラしてない普通の登場人物達に親近感
・世の中って、働くって、ほんとそうだよね、...続きを読む
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