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Posted by ブクログ 2016年12月24日
ノーベル賞の益川先生とiPS細胞で有名な山中先生の対談をまとめた一冊。
iPS細胞についての簡単な説明やクォークや反物質の話などの基本的な話から入るので読みやすいし興味を持って読み始めることができた。そこからは二人の仕事への取り組み方と考え方について。
益川先生は変わり者の印象を受けたけど極めて...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年03月28日
ノーベル賞を受賞した2人の科学者の対談。2人の学問に取り組む姿勢や思考法はどんな分野で仕事をする人にも役立つはず。日本の科学立国への道に潜む課題についてもお二人の意見は基本的に合致していて印象的だった。
益川さんの師匠、名古屋大学の坂田先生の言葉、「最良の組織と最高の哲学があれば、凡人でもいい仕事...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年08月22日
科学者にとって、「神」の英語訳は「ゴッド」じゃなくて、「ネイチャー」なんですね。
今私たちはことあるごとに「独創的な研究をしろ」ということを言われます。(中略)でもはっきり言ってですね、私はそんな独創的なことなんか、ぜんぜん思いつかないんです。(中略)
実際に実験をやってみて思うのは、自然の方がはる...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年01月07日
ノーベル賞をとったお二人による、ノーベル賞にたどり着いた日々のすごし方、生い立ちなどから紐解く考え方の原点など、対談をベースにお二人の思考法を紹介している。
学問・研究に従事される方だけでなく、広く、一般企業で働く方々にも役に立つ考え方が多く、子育てのための参考書にもなる。
非常に面白かった。
仕事...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年01月26日
個性的な二人の大科学者の対話で非常に良かった。ノーベル賞を受賞したご二方ともにいわゆるがり勉の優等生型でないところが興味深い。
益川先生が問題に集中するとき、大学まで3時間くらい歩いて問題を考えるというのが興味深かった。細かい計算をするときは机に向かうが構想を立てたりは歩く時のが集中できるとのこと...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年11月14日
ノーベル物理学者の益川教授とiPS細胞発見者の山中教授の対談をまとめたもの。日本を代表する学者の考え方が分かる面白い本であった。両者ともユニークな性格の変わり者で、変わった経歴を持っていることがわかった。印象的なフレーズを記す。
「染色体の端っこには「テロメア」と呼ばれるしっぽのような部分があって...続きを読む
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