作品一覧 2018/02/16更新 科学者は戦争で何をしたか 試し読み フォロー 15歳の寺子屋 「フラフラ」のすすめ 試し読み フォロー 素粒子はおもしろい 試し読み フォロー 「大発見」の思考法 iPS細胞 vs. 素粒子 試し読み フォロー ノーベル物理学者が教える「自分力」の磨き方 試し読み フォロー 僕はこうして科学者になった 益川敏英自伝 試し読み フォロー 益川流「のりしろ」思考 試し読み フォロー 1~7件目 / 7件<<<1・・・・・・・・・>>> 益川敏英の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 科学者は戦争で何をしたか 益川敏英 科学者「益川敏英」さんのことを深く知ることができる1冊。 師匠である坂田昌一さんの影響が大きいことがほんとよく伝わってきた。 「科学者である前に人間たれ」 「科学者には現象の背後に潜む本質を見抜く英知がなければならない」 科学者の部分は教員と置き換えることもできる。 問題の本質を理解していない、...続きを読むあるいは関心がないという姿勢が透けて見えること、さらには、仲間と熱く議論することもなく、非常に個人主義的なことも、教員の世界でも当たり前のようになっているので… Posted by ブクログ 素粒子はおもしろい 益川敏英 素粒子については高校の物理で習うことしか知らなかったので、所々に見られる専門的な解説はあまり理解できなかったが、それを抜きにしても豊富な素粒子や科学者に関するエピソードはとても面白かった。 また、最後の章にはこれからの時代を生きる科学者が持つべき姿勢について書かれていて、とても納得させられるものが多...続きを読むかった。これからも時々思い出して、襟を正すきっかけとしたい。 Posted by ブクログ 科学者は戦争で何をしたか 益川敏英 GW課題図書その3。 科学の戦争への寄与に関する話。 言っていることには概ね同意で、戦争は悲惨なものであり、科学は戦争に転用されるのは良くないことであり。 更に言えば、科学者はそのリスクについてある程度敏感でないといけないのかもしれないけど。 引き続き考えていかなければいけないテーマではある。 ...続きを読む 敢えて難癖をつけるとすれば、 だからといって、「研究テーマが軍事転用されたことに対し科学者に責任の一部を追及する」のは100%間違っていて、それは、戦争を始めた政治と行政(軍政)と、そして実際にそれを使った軍隊(軍令)に100%の責任を押し付けるべきことかなー。そういうことに責任を取らせるためにそれらがあるんでしょうって話。それを科学者に押し付けるっていうのはそれこそ学問の自由を奪ったり、科学者が勝手に縮こまって野心的な研究をしなくなることに繋がる。 あとできれば「戦争」と「軍事」は区別してほしい。 Posted by ブクログ 「大発見」の思考法 iPS細胞 vs. 素粒子 山中伸弥 / 益川敏英 タイトルがハウツー本的というか、「何か学んでやろう」という姿勢ありありで嫌だったけど、内容はやはり面白かった。 Posted by ブクログ 科学者は戦争で何をしたか 益川敏英 「自分の研究が社会でどんな役割を持つのか、悪用されるとすればどんな可能性が考えられるか、科学者ならばまずそのことを深く考えなければならない。」 この一文に益川氏の考えが凝縮されているように思う。 そして私たちはこの言葉を「科学者」というどこか特権的な人々へのメッセージだと受け止めてはならないのだ...続きを読むろう。 例えば上に引用した一文は次のように言い換えることが充分に可能ではないだろうか。 「自分の『言動』が社会でどんな役割を持つのか、悪用されるとすればどんな可能性が考えられるか、『市民』ならばまずそのことを深く考えなければならない。」 おもしろい本というのは、必ずそれを「自分のこと」として読むことができると思う。 その意味で本書がとてもおもしろい本であることは間違いない。 Posted by ブクログ 益川敏英のレビューをもっと見る