渡辺惣樹の一覧
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作品一覧
2020/08/21更新
ユーザーレビュー
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筆者が一貫して主張している、ルーズベルトの考察が下地になっている。ただし本書の主役はスチムソンで、彼が対日政策に果たした役割に焦点を当てて駆け足で原爆投下までを追った内容。
正直筆者の本にしてはかなりあっさりしている、という印象。
言ってしまえば、過去の著作からのダイジェスト版的な感じ。
だからこの...続きを読むPosted by ブクログ -
いや、これは良書(と思う)。1章1テーマで簡潔に要を得た事実解説がなされており、それがほぼ時系列に沿って進んでいくので、この20年間のアメリカの政局に影響を与えた出来事を確認しながら、大きな流れも終える。日本のメディア(アメリカのメディアもだが)を追っていたのではアメリカの政局の断片断片のみが、しか...続きを読むPosted by ブクログ
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こんな視点があるなんて知らず、
ページを繰るたびに驚くことばかりだった。
基軸通貨をポンドからドルにするために、
当時の米国大統領がどう振る舞ったのか、
戦後の体制を見るにつれ、その真意に戦慄せざるをえない。Posted by ブクログ -
目から鱗の記述ばかり。
歴史から主観を完全に排除することはできない。
ドイツや日本を擁護するというわけではなく、
あくまでも勝者に都合の悪い出来事も丹念に洗うということ。Posted by ブクログ -
第二次大戦は極悪国である日本やドイツ、イタリアなど軍国主義、全体主義の国が引き起こし、自由と民主主義の国であるアメリカやイギリスなど正義の連合国が、悪である枢軸国を倒した戦いである・・・
これに異議を唱えたり、疑問を持ったりする人々は歴史修正主義者とされる・・・
歴史修正主義で歴史を語る学者は、歴史...続きを読むPosted by ブクログ