星野道夫の作品一覧

「星野道夫」の「旅をする木」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 旅をする木
    4.4
    1巻660円 (税込)
    広大な大地と海に囲まれ、正確に季節がめぐるアラスカで暮すエスキモーや白人たちの生活を独特の味わい深い文章で描くエッセイ集。 解説・池澤夏樹。 ※この電子書籍は1995年8月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 旅をする木

    Posted by ブクログ

    星野さんの旅に対する熱い情熱みたいなものが、ひしひしと伝わってきた。ここまで情熱を向けられるものがあるって、すごく強いと思う。いいなあと思ったし、私も旅に出て、感動に出会いたいと思った。

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    2025年03月01日
  • 旅をする木

    Posted by ブクログ

    良すぎて本購入。
    本っていいなと思った。というのも、星野さんの素晴らしい体験、星野さんの見た風景、星野さんの出会った人たち、そこで星野さんが感じたことをこんな素敵な言葉で綴ってくれて、それを何年も何十年も後で私たちが読むことができる。もちろん星野さんの見たまま感じたままではないかもしれない。それでもこれを時間や場所を超えて共有してもらえるってかなり贅沢なことなんじゃないか…と読後に考えた。
    短編集なので読みやすいし、何度でも読みたい。
    永遠に読み継がれるべき1冊という帯の意味がとてもわかる。

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    2025年02月24日
  • 旅をする木

    Posted by ブクログ

    文章がとても綺麗で、ささる言葉も多く、
    アラスカの大自然をじっくり味わった感じがしたので
    この本を持ち歩いていると
    「アラスカをカバンに入れている」という不思議な感覚に。

    アメリカに行きたいと思ったことはなかったのに
    初めてアラスカには行きたいと思った。

    星野さん自身は、1996年クマに襲われて亡くなったそうだが今なお息遣いが聞こえてきそうな、そんなエッセイだった。

    信念や情熱をもち、「今、ここ」と決めて生きる人の強さ。

    繰り返し読むべき本。

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    2025年02月01日
  • 旅をする木

    Posted by ブクログ

    眠る前に一話づつ読んでいった。
    亡くなる前年に出版された本で、亡くなる前数年にかけて書かれたエッセイばかり。 それを知っていて読めば、死と生の物語に自然と過敏になる。
    ただ、生きる。 自然の中で、沢山の景色、動物、人々と出会いながら。
    私もこんな人生を歩みたいな、と思いながら。
    特に好きなのは、「アーミッシュの人びと」、「海流」。
    ベイチーモは、まだ彷徨しているのか。 朽ちて北極海の中に溶け沈んだのか。

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    2025年01月31日
  • 旅をする木

    Posted by ブクログ

    アラスカの自然の美しさと厳しさと、関わる人たちとの人間らしいエピソードが全てまっすぐに美しく見せようとせず書かれていて、だけど尊く思えて心が凛とするような1冊。
    アラスカの厳しい冬も、短い夏も、崖に咲く花も、荒れる雪山も、生きる動物も、私たちは地球に生きてるんだなと思わせてくれる。見たことないのに文だけで情景が浮かんできて不思議な気持ちでした。

    結果が最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。
    そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまったかけがえのないその時間である。

    生き物全て旅する木のようなものだとしたら、星野さんが亡くなったことすらも輪廻と共存の

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    2025年01月25日

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