星野道夫のレビュー一覧
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ポストしようとして、驚いてしまった。レビュー数がなんと823! 『イニュニック』や『ノーザンライツ』と比べても、それらの10倍以上!
1995年8月刊。急逝するちょうど1年前に出たエッセイ集。全33篇、うち22篇が月刊「母の友」連載。
とくに「母の友」のエッセイ群がいい。なかでも星野の出発点を書いた「十六歳のとき」――中学の時にアメリカ大陸に憧れた。旅して回りたい。そして高校生になった、どうしても夢を叶えたい。もちろん周囲は猛反対、しかし父親が許可を出した。移民船で太平洋をわたり、バスとヒッチハイクでアメリカ、メキシコ、カナダをめぐった。40日ほどのひとり旅、1969年、高校2年の夏休み。
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Posted by ブクログ
久しぶりの?初めての?深く心に染み渡ってくる本だった。
取り憑かれたように興味のあることを追い求め、圧倒的な自然に畏怖を感じつつ、その畏怖をも受け入れようとする姿勢に心打たれた。
自分は都会で暮らしているし、時代を遡ったような生活をすることになるアラスカでは到底生きていくことは出来ないと思う。でも、自分が海で過ごしている時の海への畏怖や、とにかく今この瞬間を生きている生き物を見て感じる何かは、星野道夫氏がアラスカの自然に身を置いているときの感情と似ているのかもしれないと思った。
「旅をする木」…ずっと「旅をする本」だと勘違いしながら読んでいた。笑
トウヒは種から始まり、木になり、子孫を残し、侵 -
Posted by ブクログ
人生とは、幸福とは何かを考えさせられた本。
人は皆生きる上でそれぞれ旅をしているのかなと星野さんのアラスカの生活を感じながら自分の人生を重ねることができ、とてもためになる本。
もっと人生は自由で自然は大きくて世界は繋がっている。
気がつけば自分の人生の旅路の中でできた考えや経験に囚われている気がして、もっと世界は大きくて自分の知らないところで鯨やオオカミやカリブーや色んな動物が生き、死に、それでも時間が進んでいる。
日常すれ違う人々もそれぞれ同じ時間を過ごしているにもかかわらず、その中で繋がりを持つことはほとんどなく、
自分と出会い関わりを持つことはとても奇跡的なことなんだと思った。
自分のた -
Posted by ブクログ
アラスカの雄大な自然に魅せられた写真家、星野道夫さんによるエッセイ。
高校の国語の先生におすすめされて読んだ。
アラスカに行きたくなる!
自然の描写が細かくて、行ったことのないアラスカの情景が頭の中に浮かぶ。
星野道夫さんが見た風景が文章を通してリアルに伝わってくる!
私は、「もうひとつの時間」と「旅をする木」が好き!
特に「もうひとつの時間」の「ぼくたちが毎日を生きている同じ瞬間、もうひとつの時間が、確実に、ゆったりと流れている」という言葉は、この先もふとした瞬間に思い出したいと思った。
巻末の池澤夏樹さんの解説にある「大事なことは長く生きることではなく、よく生きることだ」が心