星野道夫のレビュー一覧

  • 旅をする木
    大自然を身近に感じられる貴重な一冊だった。
    星野さんはアラスカに身を置き自分の位置を見つめることで世界を知った。そんな彼はとても偉大な人だと思う。
    現代社会では世界を知ることは難しいけど、この本で少し理解することができた。
  • 旅をする木
    バイブル。
    いつ読んでも、心をニュートラルへ戻してくれる小説です。
    いつかアラスカへ行ってみたいです。
  • 旅をする木
    6点を付けたいと思える本だった。

    星野道夫氏によるアラスカ生活を綴ったエッセイ。日本とは比較にならないスケールの大自然を、繊細に描かれた文章から追体験できた。また、本職は文筆家なのでは、と思わせるような文学的な表現に何度もドキッとした。

    星野氏は、二十代のはじめに親友を無くし、それがきっかけで人...続きを読む
  • 旅をする木
    星野道夫さんのエッセイです。
    アラスカに魅せられ、行くと決めまっしぐらに突き進む。そして、アラスカの地に根を張り暮らし、写真家として活動する。
    ゆっくりゆっくり読み進めました。
    寝入りの前に読むと日々のことを忘れ、想像の世界が広がり、アラスカの広大な自然や動物たち、そこに住む人々の営みを感じるのが楽...続きを読む
  • 旅をする木
    知識としてのアラスカは少しばかり身につけた。
    いつかは旅してみたい極北の地、アラスカ。
    星野さんと歩調を合わせ、ゆっくりと読み進めた。知らない言葉や地名を調べながら読んだ経験はまるで旅そのもの。仕方がない理由でGWの海外旅行をキャンセルせざるを得なかった自分にとって、焦らず前向きに次の機会に供える気...続きを読む
  • 旅をする木
    いつかアラスカに渡って星野さんが見てきた景色を見たい。
    たった¥700で遠い北アメリカの地アラスカを旅できる最高のエッセイ。
  • 旅をする木
    なんと人間は自然の厳しさのなかで、ちっぽけな存在なんだと思い知らされる。展覧会も行ったことが有るし、心が洗われる写真も何度となく観ている。写真に添えられている短文も心に響くものだったのに、これほどまでも美しくあたたかくて優しい文章を綴られるとは知らなかった。自分が残念すぎた。
    迷ったり、意味なく落ち...続きを読む
  • 旅をする木
    サン・テグジュペリの本を思い出してもうた…。
    人として生きる上で大事なものばかり取り出せる。
    どっかにしまって忘れてたお気に入りのおもちゃを見つけた気分だ。

    本当に大事なことを大事にし続けてきたんだな。

    表題にもある「旅をする木」のトウヒのお話は私も好き。自分の命が終わっても、物語は終わらない。...続きを読む
  • 旅をする木
    お気に入りで度々訪れている喫茶店の店主が愛読書として紹介していたことをきっかけに、読んでみました。結論として、出会えて本当に良かった本でした。自分のことを自然を愛する人とまでは言えなくても、自然に囲まれた場所に行くと気持ちが落ち着くタイプの人なら、きっと刺さる本です。
  • 旅をする木
    今までで一番多くフレーズをメモした本。
    自分が小さい頃からぼんやり考えていたことが、言語化されていた。こんなことを考えていたのは自分だけではなかったのかと気づいたし、自分では言語化できなかった感覚を言葉にしてくれていた。
  • 旅をする木
    先に映画を観て本を知り、いずれも惹き込まれました。映像を知りながら読み進むと美しくも厳しい自然の光景を脳裏に浮かべられて時には良かったです。自然をこよなく愛して強い熱意でアラスカに渡った著者の心のこもった文章は同時期に撮影なさった数々の素晴らしい写真と共に、今を一生懸命生きなさい…と言って背中を押し...続きを読む
  • 旅をする木
    私は、アラスカの世界に一瞬のうちにして惹き込まれた。アラスカはこんなにも魅力的な場所であったのかと。
    そして、星野さんの人生に魅了された。この人のような人生を歩みたいと強く感じた。
    この本は人を惹きつけるような何かがあり、特に若い人に読んで欲しいと思った。
  • 旅をする木
    アラスカの風景を通して、著者の自然への情熱、人間愛を感じることができる。荒んだ心の処方箋になる。好きな文章は、"きれいな風景を誰かに伝えたいと思った時どうするか、写真や言葉ではなく、自分が変わること"。
  • 旅をする木
    アラスカの大地に魅せられて移住を決め、その美しくも厳しい自然と動物たちを写真に撮り続けた、星野道夫さん。
    この作品は、そんな星野さんがアラスカをはじめとしたさまざまな土地で体験した、自然との対峙や人々との触れ合いを綴ったエッセイ集。

    星野さんの、自然や生きとし生けるものに対する探究心、冒険心、温か...続きを読む
  • 旅をする木
    星野道夫さんの写真絵本を持っていてこの本はいつか読みたいとずっと思ってた。

    アラスカの大自然、生命、土地の人々との関わり、彼を突き動かしたものと心を打ったもの。情景が目に浮かび、アラスカへの想いがヒシヒシと伝わってくる。

    心に深く染み入る文章でまた読み返したくなるであろう一冊。
  • 旅をする木

    『ぼくが暮らしているここだけが世界ではない。さまざまな人々が、それぞれの価値観をもち、遠い異国で自分と同じ一生を生きている。つまりその旅は、自分が育ち、今生きている世界を相対化して視る目を初めて与えてくれたのだ。それは大きなことだった』

    若い頃に居てもたってもいられずアラスカへ行き、その後根を下...続きを読む
  • 旅をする木
    大好きな本。
    遠いアラスカの自然、人、環境などが、星野道夫さんの文章からその空気を感じられる気がする。
    いま、日本の片隅で自分は仕事にあくせくしているけれど、アラスカではクジラが水面から跳ねていたり、熊が歩いていたり、そんなことを考えると、少し気持ちにゆとりができる。
  • 旅をする木
    今まで色々な本を読んだが、この本は特別な不思議な本だと感じる。読んでるだけだが、自然、季節の移り変わりを感じたり、壮大さを感じたり、リラックスできたり。最初は読む箇所によって没入感を得られたり、逆にひどく退屈さを感じたが、やがて自分の心を映していることに気付く、読んでいてリラックスできないときは、私...続きを読む
  • 旅をする木
    私の知らない世界を感じられて、視野が広がる素晴らしい本。日々の生活に追われて忘れてしまう事に気づかせてくれる。広い世界を見て感じたいと思う1冊 。人生のバイブル。
    『結果が思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがえ...続きを読む
  • 旅をする木

    何かにゆとりが出る

    星野道夫 この人の作品は何冊か読んだ どれもいい作品だと思う 読んだあと なぜだろう 物の見方がゆっくりになる