旅をする木

旅をする木

小説・文芸
660円 (税込)

3pt

広大な大地と海に囲まれ、正確に季節がめぐるアラスカで暮すエスキモーや白人たちの生活を独特の味わい深い文章で描くエッセイ集。
解説・池澤夏樹。

※この電子書籍は1995年8月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

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旅をする木 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    旅をした気になる本
    アラスカの広大な自然の中で暮らす写真家の著者
    幼少期の旅やアラスカでの経験がエッセイ的に語られる。

    読んでいて大自然の風を感じれる。
    私は元来、旅行を心から楽しめない性質だけど、行ってみたいと少しは思えた。
    読んですぐyoutubeでアラスカの映像を見てしまった

    0
    2026年09月27日

    Posted by ブクログ

    めっちゃ良い本、アラスカ行きたい。
    旅したい、いろんな人と出会いたい、冬眠中のクマに触れる経験もすごく面白そう。
    パーソナルディフィニッションオブサクセスという言葉。最後に意味を持つのは結果ではなく、過ごしてしまった、かけがえのない時間。長く生きるではなく、よく生きる。など生きる上での大切なことを教えてくれた気がする。

    0
    2026年09月06日

    Posted by ブクログ

    小学生の頃に、国語の教科書に掲載されていた星野道夫さんの文章と写真に出会ってから10年近く経ったが、それ以来、海外や広大な自然に憧れを持つようになった。本屋でこの本と出会い、小学生の時にワクワクした気持ちが蘇り、すぐに買って読んだ。この本の中で特に印象に残ったのは、「もうひとつの時間」の中の「ぼくたちが毎日を生きている同じ瞬間、もうひとつの時間が、確実にゆったりと流れている。」という部分である。部活や勉強で忙しく生きてきた自分にとって、今までになかった意識であり、生き疲れた時にこの意識を大切にしたい。また、いつかアラスカに足を運びたい。

    0
    2026年08月30日

    Posted by ブクログ

    私にとってこの本は、旅の友。
    旅立つ時にふと読みたくなる本だ。

    私の旅といえば、スマホ片手に時間に追われた旅なのだけれど、このアラスカの雄大な自然を想像しながら待ち時間を過ごすことで旅に不思議と安らぎを与えてくれる。

    星野道夫という人の素晴らしさ
    自然の素晴らしさがたくさん詰まっている。

    旅の友として、何度でも手にしたい。

    0
    2026年08月18日

    Posted by ブクログ

    アラスカに行ったことがないけど、目の前にアラスカの大自然が広がっているような、そこに住んでいる人々の息遣いがして、肌の温もりが伝わるような、そんな気持ちになれる本。自分が人間として失ったものが何かを感じられるような本。

    0
    2026年08月15日

    Posted by ブクログ

    すごく表現力があり、言葉に説得力があるというか、文章が沁み込んでくる。
    何度でも読み返したくなるようなエッセイ。

    私はこの本を古本屋で購入した。
    ワスレナグサの話にある星野さんが記した一説に線が引かれていた。
    「私たちが生きることができるのは、過去でも未来でもなく、ただ今しかないのだ」
    「結果が、最初の思惑通りにならなくても、そとで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味をもつのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがえのないその時間である。」

    まさにこれらの言葉が旅をして今手元にあるのだと、少し感慨深くなった。

    今私が過ごしている時間と並行して同じように過ぎていく別の視点の時間。
    当たり前だけど、そんなことに少し思い耽る。

    0
    2026年08月15日

    Posted by ブクログ

    以前読んだ『悠久の時を旅する』が心に残り手に取った本。著者の星野さんはカメラマンだが、文章も素敵だ。雑音が全く無いイメージで静かな文章だが、核心を突いてくる時が多々あり印象的。

    旅をする木。たとえば、自らの“生“が終わった後でも、大きな括りの世界においてはまだ役割があったりする。子供の頃、理科で習った、全ては循環している、という「物質循環のしくみ」の図を思い出した。文明の世界に入り浸っていると忘れてしまいそうになるけれど、人間もこの世界の、大自然の一部なのだなと考えさせられる。

    1970年代、時代に逆行してアラスカという大自然を選択した著者。彼の人生の一部を知れば知るほど、生きていればどんな風に年を重ねていったのだろうかと想像せずにはいられない。


    “多くのことは大したことではない“

    “ぼくが暮らしているここだけが世界ではない。さまざまな人々が、それぞれの価値観をもち、遠い異国で自分と同じ一生を生きている。“

    “町にいれば、自分自身の中にある孤独を避け続けることができる。〜〜その孤独を苦しみ抜いてしか得られない不思議な心の安らぎがある“


    0
    2026年08月09日

    Posted by ブクログ

    自然写真家である著者のエッセイ集のような本、短いエピソードを集めたものであり、スポットでも読めるので、日常に疲れた時など読み返したい。
    自然とともに生きる人々や、その中で近代化との狭間に葛藤する人などとの関わりが、人間本来の大事なものを思い出すきっかけになる。変化の激しい時代だけど、ただ生きるために生きるみたいな価値観も重要と感じる。

    0
    2026年08月05日

    Posted by ブクログ

    アラスカを舞台にするカメラマンのエッセイ。
    遠くにいる友人からの手紙のような、暖かみを感じる。
    普段はエッセイを読まないが、こういう本なら読みたいと思った。

    欲を言えば、アラスカの地図を付けてほしかった。

    0
    2026年08月03日

    Posted by ブクログ

    神保町の古本屋で買った本から、アラスカのことを知り、アラスカに家を建てた星野さん。写真家としてだけでなく、文章でアラスカの自然やいのちを伝える。

    連載を経て、単行本としてさ95年に出版されている。
    優しくてきれいな文章で、時間と空間を超えて、星野さんが見ている・体験している風景を感じることができる。

    心に残る表現がたくさんあった。他の作品も読んでみたい。

    P123 ぼくたちが毎日を生きている同じ瞬間、もうひとつの時間が、確実に、ゆったりと流れている。日々の暮らしの中で、心の片隅にそのことを意識できるかどうか、それは天と地ほど大きい。

    0
    2026年07月24日

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