「篠原勝之」おすすめ作品一覧

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作品一覧

2015/07/10更新

ユーザーレビュー

  • 骨風
    全編通しては勿論だが、一篇一篇、実に充実した読後感を味わえる。
    生きるということ、死ということが、この作品に通底するテーマなんだと思う。それらは、クマさんの目に映る自然の中にあるように感じられ、木々の間から差す木漏れ日のような(と言うとあまりにもありきたりで綺麗すぎるが)、やさしい雰囲気が作品全体を...続きを読む
  • 骨風
    クマさんの半生が淡々としかし骨太に描かれる。
    時々現れる心の描写、情景描写が、驚くほど細やかで鮮やか。
    山間での暮らし、老いた母親とのやりとり、幼い頃の記憶、ヤクザものの親類とのいざこざ…読み終えても情景が蘇ってくるよう。
    スイスイ読ませるが、しっかり”残る”傑作だ。
  • 骨風
    熊さんこと篠原勝之の、回想を交えた日々の暮らしについて。私小説なのかドキュメントなのか。ところどころわからない。

    父の死から、猫のこと、母親や山梨の仲間などを短篇形式で綴る。ところどころ、海外での活動についても語られるが、そちらはあまり地に着いていない風で、自分の本拠地に戻ってくる。

    ジフテリア...続きを読む
  • 骨風
    逃げ続ける人生だったとしても、その足取りは自分のものなのだとしっかり自覚して前を向いているならば、ひとに伝わるような「生」の質感というものは失われず、書きだす文章にも根付くものなのかもしれない。等身大の姿勢で書かれた、そんな私小説だと思いました。素晴らしかったです。
  • 骨風
    「骨風」、「矩形と玉」、「花喰い」、「鹿が転ぶ」、「蠅ダマシ」、「風の玉子」、「今日ははればれ」、「影踏み」
    鉄のゲージツ家クマさんによる、八つの短編私小説。エピソードのひとつひとつが壮絶過ぎる。よく、生きてここまで。
    本人は達観しているのか、何かに守られているのか。
    もしかしたらそれは楽天家のお母...続きを読む